高級M性感 不知火 後編 《5,000字》
Added 2019-11-25 06:03:28 +0000 UTC「今日のお貢ぎ額は…ひぃ、ふぅ、みぃ…七万円。お前が汗水垂らして稼いだお金、あっという間に不知火に搾り取られてしまいましたね。どうですか、自分よりずっと年下の小娘から社会の摂理を学ぶ気分は」 不知火がぴん、ぴんと指でお札を弾き、素寒貧になった財布をベッドに放った。言うまでもなく彼女のものではない。当然だ、彼女はまだ義務教育真っ最中の学生。金銭を得る手段など限られている。候補として最初に思い浮かぶのはやはり労働だが、彼女はドミナの資質を備えていた。つまりはそう、不知火のためのは働きバチがいるのである。 ここで働きバチを引き合いに出したのは、彼らにとっては女王バチのためにはたらくことが全てだから。見返りを必要とせず、その一生をたったひとりのメスに貢ぐために捧げる。生の悦と言い換えてもいい。対して人間はなまじ知恵をつけてしまったせいで、遺伝子レベルの従順さが組み込まれているわけではない。有体に言えば、そのままでは『使い物にならない』のだ。心理学者のフロイトは人間の精神構造を「快楽を求めるか、苦痛から逃れるか」の二元論で捉えられると分析した。つまりは、はたらきバチの素養があるオスマゾを目利きし、二度と忘れられない強烈な悦を叩きこんでやる。その末路がこれ。 「抱えられても大人しくなりましたね。『無駄と分かっていても抵抗することで不知火に力で勝てない事実を再確認。自らのプライドをぽきぽきとへし折って、敗北感や劣等感をさらに掻き立てるための燃料にする』、いつもの負けマゾあそびしないのね。それとも、完敗の余韻に浸っているとか。…無様に事欠かないオス。ご愁傷様」 片手で軽々と不知火の小脇に抱えられている一匹のオスマゾ。年端もいかぬ少女とはいえ艦娘。成人男性の体重程度、羽毛に等しい。ぐったりと脱力し、絶頂の余韻でぴくぴくと痙攣している姿はさながら死にかけの虫。ペニスの先から漏れ出た精液の残滓が内股を伝っている。涙を流しているみたいな弱弱しさだった。 無理もない。不知火の料金体系は精液従量制だ。睾丸の中身に比例して財布の中身も空っぽにさせられる。だから一度搾精が始まればどちらもなくなるまで止まることはない。開発済みの尻穴に、ゴム手袋の人差し指が挿入されて、男の理性と精液の発射ボタンがリンクした前立腺をひたすら蹂躙される。いい大人が小娘に本気で泣かされ、惨めに連続吐精を強いられたのだ。一時間、一時も休むことを許されず、すり潰され、押し込まれ、時折尻たぶを引っぱたかれ。たわむれに乳首をこねくりまわされ。中学生女子の手によって、淡々と尊厳を削ぎ落された。 「お貢ぎマゾとしては100点ですが、人間としては0点ですね。本来の射精機能を破壊されてしまったみすぼらしい雑魚ペニスに、開発の痕跡が見て取れる重度の縦割れアナル。そんな生き恥を晒しあげられているいうのに…せいぜいが内股を擦り合わせて尻をゆすり、負け癖マゾの惨め鳴き」 あぁ、うぅ…♡などと、喘ぎ鳴くマゾを一瞥して酷評する不知火の瞳は心底大人を見下しきっていた。人間というのは適応力の高い生き物だ。身体は自然と不要な機能を廃してその環境に適した体を作り上げる。はてさて、それではこの男。数か月前、不知火の手でペニス射精の比にならないほどの快楽を誘因する、ドライを知った。知ってしまった。もともと備えていた被虐心につけこまれ、ぐちゃぐちゃに踏み荒らされながら、である。それまでの二十余年間を凌ぐ快楽を一回りも年下の少女に教え込まれてしまった衝撃たるや。快楽の閾値はもはや、オナニーなどでは到達できるべくもなくなった。ローター、ディルド、エネマグラ。アナルで達する虜になったがやはり何かが足りない。自らの自尊心を徹底的に踏みにじられるあの倒錯的なスパイスが。艦娘JC様に見下され、手も足も出ずに負かされるあの背徳感が。通う、通う、負かされる。貢ぐ、貢ぐ、搾り取られる。すると身体は悟っていく。『あぁ、このオスは交尾をしない』と。『下半身のお荷物となったこれはただの蛇口で、男性機能は不要なのだ』と。女の子宮を小突く必要も、勢いよく種を飛ばす必要もない。だから効率的に、きわめて合理的に、身体は勃起を諦め、手放した。 「こんな勃起不全の“おわってる”芋虫ペニスに魅力を感じる女性がいるとでも?万が一、性交渉の機会にこぎつけられたとしても、晒した瞬間、失笑。嘲笑。不興を買うこと請負です。ちみっこくてろくに勃起もできない役立たず。虐められる時だけ反応する壊れた不良品。人差し指と親指で摘ままれて汚物扱いか、はたまた容赦のないデコピン。金蹴り…」 男のひそかな見栄の象徴、あるいはプライドたる男性器。見る影もないみすぼらしいそれに、冷たい視線が突き刺さる。連続吐精後のまっさらな深層心理へ、白紙解答を埋めるように不知火の言葉がしみ込んでいく。お粗末なお飾りペニスを貶され、去勢を仄めかすワードが聞こえるたび、びくんびくんと睾丸が縮こまった。生存の危機に瀕すると繁殖欲が掻き立てられるという人間の反射だけが意味もなく機能していて実に滑稽である。 余った包皮をつまんだ指が、四方八方にびよんびよんと連れまわす。きっと不知火に意図はない。やぁぁ…のびちゃうぅっ…と使い道のない男性器を心配する男の悲鳴がなんともちぐはぐだった。 「一生セックスとは無縁の童貞。ドライイキ狂いのアナルマゾは女の子の養分になるのがお似合いです。なんの使い道もないお前でもATMとしてなら役に立つ。…あぁ、勘違いするなよ。不知火は別にお前の行く末など欠片も興味がないわ。突然不知火に会いに来なくなっても。何も感じない。…ただ、こんな末期マゾの相手をしてくれる良いご主人様に巡り合えるといいですね」 ドミナに取り、一般人とオスマゾの見分けなぞ技能のうちにすら入らない。何台か調子が悪くなってきたら、通学時の満員電車で数匹調達すればいい。オスマゾも掃いて捨てるほどいるのだから。奴隷1匹1匹に頓着することなどありはしない。 脅しでも皮肉でもなく無関心に不知火がそう続ける一方で、言葉を重ねられるほどに男の心は雁字搦めにされていく。圧倒的な格差を見せつけられ、逆らう気持ちなど塵一片存在しない。足がつかず宙に浮き、指の先までピンと伸ばしたまま、とっぷとぷ…♡と尿道の奥から残り汁が漏れ出た。 「…仕上げの準備ができました」 ピピピ、と小気味のいいタイマーの音が鳴り、プレイルームの一角に足を向ける不知火。言うまでもないが、ポーチを携えるような気軽さで成人男性を脇に持ちながら。目当ては湯煎機の中にあった。本来はプレイ器具を消毒するための専用機材だが、此度はなにやらこぽこぽ音がする。見えない男にはその正体がまるで不明だ。粘度の高い気泡がはじけている様子しか伝わらないのだから。まさか、もしかしたら、焼鏝かもしれないと男の背筋が総毛立つ。二度と消えない、人肌に素肌を晒せない奴隷の焼き印を入れられてしまうのでは、と。それまで大人しかったオスマゾが「不知火さま、お許しください、焼鏝は、焼鏝だけはっ」と切羽詰まった声で懇願する。融解した鉄か、マグマの類でも想像してしまったのだろうか。 「焼鏝、とは言いえて妙ですね」 不知火が粘液のプールから抜き出したのは長大なディルドだった。二十センチは優に超えているだろう規格の男性器が大量の粘液と湯気を纏って照り光っていた。男の股間についている惨めなお飾りと大違い。本物の男の証だ。消毒液の役割を担いながら潤滑剤としても機能するローション湯煎機。深部まで熱せられているせいでディルドはまるで人肌を帯びているかのように生の質感を体現している。長時間、温度を失うこともない。 「前立腺を超えてさらに奥、S字結腸に烙印を押してやる。尻穴の奥に意識を集中させていろ。とどめを刺してあげるわ」 不知火の処刑宣言にいっそうの恐怖を煽られた男は今更ながらに抵抗しようとするがもはや何もかもが遅すぎた。不知火の指なら数本まとめてすんなり咥えこめるようになった快楽孔。排泄時にさえ反応してしまう、弱点にあてがわれるなにか熱く硬いもの。さながらレイプに遭うメスマゾといったところか。 ほとんど抵抗なく、人肌より数度高い潤滑剤も手伝って沈み込んでくるディルドの亀頭部分。とはいえ、子どもの拳骨サイズもある暴力的な亀頭が入り口を尻穴をみちみちと広げていく感覚は衝撃的だ。息苦しさに脂汗が噴出し、激しい圧迫感に襲われる。やがて亀頭をすべて飲み込んだ頃には圧倒的な存在のせいで前立腺がぎゅちぎゅちと押しつぶされていた。黒目が瞼の裏へと半分裏返り、獣のごとき低い唸り声が鳴る。嗚咽にも似た、嬌声だった。1時間をかけて徹底的に蹂躙されたオスの弱点、子宮の名残へ追い打ちがかけられたのだ、無理もない。 「女性でもこのくらいのものはほとんど使いません。良かったですね、男根を咥えこむ才能があって」 言いながら不知火は無遠慮に押し込む。ケツの穴からぶぷ、と逆流しようとするローションの気泡が間抜けな音を立てているというのに、当の本人はまるで死に瀕しているくらいの必死さでもがく。太く張ったエラが今まで届いたことのない部分の腸壁までこそぐたび、思考が漂白されながら勝手に涙が流れ出る。伝達経路のシナプスが許容を超える情報量に耐えかねて、火花みたいにはじけているみたいだった。 「竿としての使い道がない、ただの穴。取るに足らない存在であることを自覚しながら懺悔イキしろ。お前のことをずっとオスマゾだと思っていましたが、今日からはメスマゾです。こんなもので空撃ちアクメ痙攣をキメる無様な生き物が男なわけないわ。お前はただの穴、末期のアナル狂いメスマゾ」 長大なディルドを抜き差しなどするまでもない。柄をもって、軽く上下に揺する。反り返った鈴口が、エラがしっかり捉えている結腸の周りの肉を丹念にほぐして、お前はオス失格のマゾメスだと体の芯に教え込む。まるで熱せられた鉄杭のようなディルドは肉の壁に吸い付くようにしてたぶらかし、ぐにぐにとやわらかくする。身体の内側から作り変えられていく感覚に、嬌声の断末魔。 「これからも不知火に媚びて身体も心もお財布も、何もかも捧げる限り、こうして死ぬほど泣かせてあげるわ」 あくまで淡々と、無感情に。この行為もオス…否、メスマゾへのご褒美などではなく、忠誠心の種を蒔いているだけだ。人間は残念ながら生まれ持ってのはたらきバチではない。うまく御するためには悦も苦も与えてやることが必要なのだ。だから不知火はより効率的に飼育する。オスマゾは心底嫌う彼女だが、抜かりはない。加減もしないし、落ち度などあるはずがない。 「プレイルームの利用可能時間は翌朝の10時です。まぁ、聞こえていないようですが。くれぐれも清掃の子に迷惑はかけないように。もしそんなことがあれば…お前、わかっていますね」 数分か、十数分か、本日二度目の深い深い放心状態に陥ったマゾに事務的に通知を済ませ、退室の支度をする不知火。尻だけを持ち上げるような仰向け膝立ちで伸びている男のことなど、もう扉を閉めた瞬間には忘れてしまうだろう。 「…そういえば。まだ今月のブログを更新していませんでしたね。 マジックと…これは…まぁ、差しっぱなしのほうが間抜けでいいか」 高級M性感ではドミナに課している数少ないルールの一つに、活動記録としての月に1度以上のHP更新がある。いかに簡素な内容でも、あるいは写真や動画程度でも可。だから不知火は極めて速やかにこれを済ます。倒れ伏した状態で痙攣する男の尻たぶにいくつか、油性マジックで書きこんだ。その滑稽極まりない姿をスマホで撮影し、投稿する。もちろん端末にデータは残さない。 『JC様のATM』『今日のお貢ぎ額 7万円』『一生童貞』『アナルジャンキー』『メスマゾ』 お子様ランチに立つ白旗のように、尻の花瓶に無造作に突き立てられたままのディルドが時折上下する。周りには本日のプレイでつかった清掃用のピンクゴム手袋や色とりどりの使用済みカラフルコンドームが打ち捨てられている。加えて、空っぽになった中身を見せつけるように配置した財布がまた哀愁を引き立てる。これを見た他のはたらきバチどもも、尻の奥を疼かせて今か今かと自分の番を待っているのだ。たくさんの蜜を集めて。 《終》
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不知火様の、オスマゾに対する容赦と興味の無さが強く表現されていて、彼女の冷徹な性格が貢ぎプレイを通して伝わってきました。どれだけ貢いでも決して自分のような雄失格のマゾなど見ることはなく、寧ろ貢ぐことが生きがいになる程盲目なまでの従順さが不知火様のオスマゾに相応しいと思わせる文章の力強さが素晴らしかったです。 貢いだ金額によってプレイ内容が変わるわけでなく精液従量制であるところや、大の大人がアナルや乳首を壊れ物になるまで責められ、ドライの余韻に痙攣しながら抱えられるところが、彼女の責めが徹底してオスを敗北させることに特化していると理解できました。
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2019-11-25 13:53:45 +0000 UTCんほぉ♥(拝啓) 木枯らし吹きすさぶ中、玉稿を賜りましたこと、深く御礼申し上げます。 嗚呼、徹底的に冷たい不知火様に縋り付いて貢ぎたい… 他の子はプレイを楽しんだり、やるからには真面目に取り組むなどの姿勢が見られますが、この女の子様は本当に我々を芥子粒程にも意識されない。 マゾにとっての不知火様⇔不知火様にとってのマゾ。 存在の重量比の非対称性にたいへん興奮いたしました。 また愚息がお世話になりました… お゛お゛っ♥敬具
ぷっちんぷでんぐ
2019-11-25 09:12:15 +0000 UTC