とある二人の村娘の決闘
Added 2024-03-31 15:00:00 +0000 UTC―――とある山奥にある小さな村。 そこに美しい二人の娘がいた。 産まれは何の変哲もない農家の娘だ。毎年村が冬を越す為の米を作るのが仕事の家だが、そんな泥臭い家にはもったいないくらいに美しかった。 東の家に生まれた娘の名は『涼《すず》』。 緑かかった黒髪と母性を感じさせる美貌。そして両親に沢山の愛情と食料を食べさせてもらった事によって村で最上級と言って良い程の乳房と尻を持つ女へと成長しているのである。 その一方で、そんな彼女に匹敵する二人目の女がいる。 西の家に生まれた娘の名は『凛《りん》』。 紫がかった黒髪と涼とはまた違った母性を感じさせる美貌。そして涼同様に両親の愛情と食料を与えられて育ったために、村で最大級の乳房と尻を持つ女へと成長していた。 この村における二大巨頭とも言うべき、二人の娘。 普通なら互いに対抗意識が芽生えるところだろうがここは人がそうはこない山奥の村。 村人全員で助け合っていかなければ生きてはいけないこの村でそんな容姿の頃で争い合うことなど無く、むしろ優しい両親に育てられた事でどんな相手でも分け隔てなく接する事の出来る心優しい女性へと成長していた。 そんな二人が親友になるのも無理は無かった。 互いに同い年の同じ日に生まれた二人。そう言った意味でも通じるものがあったのか、瞬く間に二人は大の仲良しとなった。 「涼~、あそこに川がありましたよ」 「本当ですか凛、今行きますね」 そんなある日、涼と凛は夏の日に森へと繰り出し、そこで汗を流す為に川で水浴びをしていた。 しかし、そこへ偶然、一人の若者が木陰から二人の様子をのぞいていた。 その若者は、村長の息子であった。 以前から二人の事は聞き及んでおり、是非ともお目にかかりたい程度には思っていたのだが、想像以上の美しさを前に欲が沸いてしまった。 そして、権力を傘に二人を襲ったのである。 その一方で涼と凛は特に抵抗はしなかった。 むしろ、その年ごろで男に興味をもっていた二人は若者の襲撃を大歓迎と言わんばかりに迎え撃った。 そうして、夏の空の下、三人姦しくまぐわった結果――― 涼と凛、齢十七にして子供を妊娠してしまった。 当然、若者は責任を取って二人を妾として娶った。 ちなみに、正妻には然るべき家からとるとも言っていた。 若くして母となった二人は、それでも二人仲良く村長の屋敷で暮らし、幸せな日常を過ごしていた。 しかし、その幸せは長くは続かなかった。 夏に子を産み、母になって初めての冬ごろ。 村は大寒波によって歴史的に類を見ない凶作によって滅亡の危機に晒された。 冬備えの為の食料は集まらず、どこの家でも食料が不足する事態。 更に、その量ではとてもではないが生まれたばかりの子供を養うのは不可能であった。 そこで若者の父である村長は苦渋の決断を下す事となった。 「子供を間引く!?」 「本気なのですか!?」 今年生まれた子供を、全て間引くというのである。 強いては村人に示しをつけるために、涼か凛、どちらかの子供を死なせなければならなくなってしまったのである。 生まれたばかりの子を殺す事を反対する者は当然ながら多くいる。その為、村長の血筋の子を間引く事でけじめをつけようとしているのである。 当然ながら、涼と凛は猛反対。せっかく生まれた可愛い子供たちをみすみす死なせることなど二人には到底許容出来なかった。 しかし、村がこの冬を乗り越えるにはどうしても子供を間引く必要があった。 若者は、父親の決定にはとても逆らえず、だからと言って子供を殺す事も恐ろしくて出来なかった。 だが、だからと言って、子供を餓死というあまりにも苦しい死に方をさせる事も出来なかった。 だから、親の手で殺す事が、せめてもの情けであった。 そうして、二人は暗雲立ち込める空の下、二人の美女が子供を背に子守歌を唄いながら歩いていた。 二人が向かうは山奥にある無人の神社。 一体何の神を祭っていたのかは誰も知らず、しかし縁起の問題と毎年手入れされている場所である。 そこに、二人の母はやってきた。 既にぐっすりと眠っている二人の子。 そんな子を愛おしそうに眺め、その頭を撫で、そっと離れの小屋に子供たちを置いて、中央の社へと入っていく。 正方形の空間だった。 少し埃っぽいが、正面の壁に小さな神棚があるだけで他は綺麗な空間であった。 しかし、神聖である場所のそこは、これから二人の悲惨な決闘の場になるとは、なんと皮肉な事か。 「本当に、諦めてくれないんですね、凛・・・」 「当然です。あの子は私が守ります。それが、友達の涼の子を殺す事になっても」 凛は鋭い目つきで涼を睨みつける。 それを涼は同じような視線でぶつけ返す。 「涼こそ諦めてくれませんか?私の子の未来のために」 「それに応じないというのは、凛が一番分かっているでしょう?絶対にさせません」 凛の言葉を、間髪入れずに拒絶する涼。 二人の間に、親友だった頃の空気は無く、ただ我が子の運命を左右する者への敵意しかなかった。 「凛・・・貴方の事は絶対に忘れません」 「涼・・・貴方過ごした日々は楽しかったです」 その言葉を告げると、二人は美しい着物を脱ぎ始める。 その下にはサラシで隠された胸があり、股間を隠す褌が巻かれていた。 そして二人は、自らの胸を潰すサラシを外す。 それによって、二人の秘められた爆乳が曝け出される。 いや、それはもはや超乳の域に達していた。 頭より遥かに巨大なその乳房は、子を孕んだことによって更に巨大化した母性の象徴。 二人が褌だけ外さないのは、それが理由。 二人は、互いの母の証である乳房を潰す事で決着をつけようとしているのである。 だから二人は相手の乳房を睨みつける。 初めて会った時から知っていたその巨大さ。 だから特別驚く事は無かった。しかし、だからといって自分の胸が劣っているとは思っていなかった。 大きく張りのある乳房を向け合い、二人はふと、互いに歩み寄り始めた。 「凛・・・」 「涼・・・」 そして、少し身を屈めて、顔を近付け合い―――― ちゅっ そっと、接吻をした。 それはもう、触れる程度のものだ。 「「さよなら」」 直後に、二人の右拳が、相手の左乳に突き刺さった。 「「んぎぃ!?」」 腐っても農家の娘、力はある。 「凛ぅぅぅぅうう!!!」 「涼ぅぅぅぅうう!!!」 どむっどむっ、と二人の拳が相手の乳房に叩きつけられる。 質量をもち、なおかつかなりの弾力を持つそれに幾度となく拳を叩きつける涼と凛。 しかし、それでは埒が明かないと悟ったのか、一旦、殴り合うのをやめた。 そうして示し合わせるでもなく両手を頭の後ろに回して、 「「んあぁぁああ!!!」」 その状態のまま正面から乳房をぶつけ合わせた。 バッチィン!!! 凄まじい衝撃が乳房に伝わった。 しかし、それに耐えて二人は全力で乳房を押し合った。 「「んぅう!」」 唸り声を上げながら必死に乳房を押し合う。 「ぐぅぅうう!!」 「んぁぁああ!!」 ぐにぃぃぃい・・・と乳房が形を変えて圧力をかけられる。 このままでは埒が明かないと判断した二人は、身をよじって圧力の加え方を変える。 しかしそれでも一向に優劣が着く事はなく、 「「んあぁぁあああ!!」」 悲鳴なのか雄叫びなのか分からない叫び声をあげ、二人は力の限り乳を押し込んだ。 しかし、やはり優劣が着く事はなかった。 押し合い、潰し合うでは優劣が付かない。 それは互いに気付いていた。 しかし先に動いたのは涼だった。 涼は一度身を引いた。 その僅か遅れて凛が身を引くも、その一瞬の遅れが、涼の一撃を受け止める事となってしまった。 「えいっ!」 「んぎぃいい!?」 腰を捻った涼の左乳が、凛の左乳に思いっきり叩きつけられた。 凄まじい衝撃が左乳から伝わり、僅かに態勢を崩してしまう凛。 だが、やられたらやり返すべく、凛はその態勢のまま、すぐに乳を振り抜き、 「んぎぃああ!?」 涼の左乳に反撃した。 お返しと言わんばかりの一撃は、意趣返しとしては十分だった。 「涼ぅぅぅうう!!」 すぐさま、涼の右乳が凛の右乳に叩きつけられる。 「凛ぅぅぅうう!!」 そしてまた、やり返すように凛もまた右乳を叩きつける。 そこからは、乳房での殴り合いに発展し、互いの乳房をノーガードで殴り合う。 幾度となく乳房をぶつけ合い、その度に伝わる痛みに目尻に涙を浮かべながらも、二人は幾度となく乳房をぶつけ合った。 「倒れてぇぇええ!!」 涼が乳を振り上げて、凛の乳房に叩きつけて見せる。 「んぐぅぅぅぅうう!?」 頭より二回りも大きい質量の塊が叩きつけられては一たまりもないだろう。しかし、凛は耐えきると、 「そっちが倒れてぇぇええ!!」 すぐさま撃ち上げる様に反撃する。 「ぐひぃぃぃぃいい!?」 涼の口から悲鳴が上がる。 そうして幾度となく乳をぶつけ合わせる二人。 腰を捻り、時には助走をつけて、幾度となく乳房をぶつけ合わせる。 しかし、どれだけ殴り当っても、相手は根を上げる事はなく、むしろ初めての痛みに自分の方が先に負けてしまいそうになる。 「「んひぃっ」」 ふと、乳首から何かがせり上がってくる感覚を覚えた。 ぶつけ合うのに疲れ、しかしやめる事も出来ずに乳房を押し付け合う二人だが、その押し付け合った乳房で乳首同士が擦れ合い、脳が痺れるような快感を覚える。 しかしそれ以上に押し付け合った乳房同士の圧迫に、その袋の中身が漏れ出し始める。 「んぉっ・・・こ、この感覚はっ・・・」 「だめっ・・・でるっでちゃうっ・・・」 ぶしっ その快感に恐怖を覚えた二人は、ばっと離れる。 しかし、それでも相手を潰さなければならない。 だから二人は恐怖を押し殺して一歩踏み込んだ。 そして、乳房を正面から激突させた。 だが、先に音を上げたのは乳房の方だった。 「「おっぱいでちゃうのぉぉおぉお♡♡♡」」 ぶぴゅぅぅぅぅう!! 母乳が、二人の乳首から吹き出す。 度重なる刺激を何を勘違いしたのか弁を開けてしまったらしい。 その放出によって、二人の体から力が抜ける。 同時に床にぽたぽたと母乳が零れ落ちる。 二人は慌てて自分の両手で母乳の溢れる乳首を抑える。 「「ひぃ・・・ひぃ・・・」」 母乳が溢れる乳房を抑え、互いを見つめ合う涼と凛。 どうして、こんなことに。と二人はこの戦いが始まってからずっと考えていた。 もし大寒波が来ず、食料も十分にあったのなら、親友である彼女とこんな事をしなくて済んだのではないだろうか。 そう考えずにはいられず、しかし、二人はもう選んでしまった。 自分が命懸けで産んだ子を守るために、二人は、目の前の女を潰す事を。 だから、二人は再び床を蹴った。 「凛ぅぅぅぅぅうう!!」 「涼ぅぅぅぅぅうう!!」 そして乳房をぶつけ合い、凄まじい痛みを乳房から受ける。 そしてその衝撃で母乳が乳首から吹き出す。しかし、二人は構わず乳房をぶつけ合わせる。 何度もぶつけ合い、その度に母乳が床に飛び散る。 ぶぴゅぶぴゅと母乳が噴き出し、止まることなく噴き零れていく。 「諦めて涼ぅぅううう!!」 「んほぉぉぉおおぉお!?」 凛の乳房が涼の乳房を圧し潰し、母乳を噴水のように噴き出させる。 「倒れて凛ぅぅううう!!」 「んひぃいぃいいぃい!?」 涼の乳房が凛の乳房を叩き潰し、母乳を辺り一面に噴きまいていく。 気付けば二人の足元にはかなりの量の母乳が落ちていた。 それでも二人は戦う事をやめない。 全ては、我が子の生存のために。我が子の未来のために。 それが、親友の子を殺す事になっても。 「「あの子のために死んでぇぇええええ!!!」」 乳房が再び激突する。 そこで、ようやく二人は止まった。 「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」 「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」 床に膝立ちになり、寄り掛かるように乳房を押し付け合い、相手の背に手を回す涼と凛。 その最中で激しく息をしながら互いを睨み合う。 「・・・貴方と、出会わなければよかった」 「・・・そうですね。出会わなければ、こんな事にはならなかった」 二人は、相手の背で手を繋ぐ。 「貴方がいなければ、貴方が私の子を殺そうとはしなかった」 「貴方がいなければ、こんなに傷つけ合う事もなかった」 「貴方を、もう親友だなんて思わない」 「貴方を、もう好きになることなんてない」 「凛・・・」 「涼・・・」 一度、深く息を吐いて。 「「死んで」」 そして、思いっきり息を吸い込んだ。 同時に、両腕に力を込めて、互いの胸を思いっきり潰し合った。 「「んぐおえぇぇえぇえええ!!!??」」 息を吸って肺を膨らませる事で胸を膨らませようとしたが、抱き締め合った瞬間に全てを息を吐いてしまった。 しかし、だからと言って腕を緩める事はせず、二人は全力で胸を締め合う。 柔らかく、しかしそれなりの弾力を持つ同等の乳房が二人の間で潰れ合い、潰し合う。 更に、隙間からは母乳が零れ続け、それはもはや水道の蛇口から出る湯水のように激しかった。 「んぎぃぃいぅいいいい!!!んぎぃぃいいっいぃぃぃいいい!!!」 「んごぉぉおおぉおおお!!!おぉおおっほおぉおおぉあああ!!!」 二人の口から泡が零れる。しかしそれでも二人は締め上げるのをやめない。 それが二人にとって、崖に落ちるのと同義であるがために。 だから涼と凛はその腕を離さない。 しかし、それでも一向に優劣がつかない。 その状況に焦りを感じる涼と凛。 「んぐぅぅぅううう!!」 「ぎひぃぃいぃいい!?」 だから動いた。しかし、一瞬早く涼が動いた事で、状況は変わる。 どしんっと涼が凛を押し倒したのである。 「凛ぅぅ!!!死になさいぃぃいい!!!」 「んぶふぅぅううぅうう!!?」 凛が怯み、背中が緩んだ隙を狙い、涼が自身の乳房を凛の顔に押し付ける。 更に両腕で頭をがっちりと拘束し、逃げられないようにしてしまう。 上から抑え込み、逃げられないようにする涼。 「んぐぅぅううぅうう!!!!」 「動かないでっ、抵抗しないでぇ!!」 暴れて逃れようとする凛。しかし、涼ががっちりとホールドしているためか、どうしても逃れる事が出来ない。 なんとかして逃れようと暴れ続ける凛と、逃がさない様に必死に抑え込む涼。 このまま、時間が経てば涼が凛を窒息させることだろう。 だが――― 「んぎゃあぁぁああ!?」 凛が涼の乳房を噛み、痛みに涼の拘束が緩む。 その隙を突いて、凛は涼を押しのけてひっくり返した。 そして――― 「涼ぅぅぅううううぅぅうううう!!!!」 「んぶふぅぅうううぅぅううう!!!?」 お返しとばかりに凛が涼の顔に自分の乳房を押し付け、空気を奪った。 先ほどとは真逆に、今度は凛が涼を追い詰める。 「死んでくださいしんでください死んでください死んでください!」 「んぐぅうううぅううう!!!んぶぉんぅぅぅうううぅう!!!」 頭に腕を回し、逃がさない様に涼を抑え込む凛。 そして先ほどの凛のように、凛の拘束から逃れようと暴れる涼。 先ほどとは真逆の状況が、目の前で繰り広げられていた。 「んぐいぃぃいい!!?」 涼はすぐさま凛の乳房を噛んだ。しかし、凛は予見していたのかその噛みつきの痛みに耐え、怯む事なく乳房を涼に押し付ける。 「んぶぉぉおおぉおお!!!」 「おっごぉっ!?」 だから涼はがむしゃらになった。噛みつきではどうにもならないと悟った瞬間、涼は凛の腹を出鱈目に殴り始めたのである。 しかも、年若い娘であっても、農家の娘故に力もそれなりにあり、なんの備えもしていない状態でその一発を受ければ、とても耐えきれる代物ではなかった。 だから凛もつい腕を緩めてしまったのである。 「ごぇえええ!?」 凛はたまらず転げ落ち、腹を抑えて蹲る。 そんな凛に涼はすぐさま飛びかかる。 「ごぼぉぉおお!?」 しかしその涼の腹に凛の足が突き刺さり、涼は無様に床に転がる。 「すぅずぅぅぅううう!!!」 そんな涼に、凛はよろめきながらも襲い掛かろうとする。 「りぃんぅぅぅううう!!!」 その凛に、涼もまた立ち上がって迎え撃った。 そこからは、凄惨な殴り合いが繰り広げられた。 顔面を殴れば顔面を殴り返され、噛みつかれれば嚙み返される。 髪を引っ張り、床に倒しては、上と取られて一方的に殴られる。しかしそうなれば髪を引っ張って引きずり下ろし、上を取り返して一方的に殴る。 「おぎょぉぉおおおぉお!?」 そんな最中で涼の蹴りが凛の股間に突き刺さり、その褌で隠された秘所から液体が漏れ出る。 「んぎょぉぉおおおぉお!?」 しかし膝をついたと思いきや凛の拳が涼の股間を打ち抜き、涼を地面に転がらせる。 そしてその涼に対して、凛は飛び上がって、真上から圧し掛かった。 「んぐぅぅうぅう・・・!!!」 「おごぇえぇぇええぇええええ!!!?」 そして、凛の乳房が涼の乳房を叩き潰した。 母乳が双方から噴出するも、凛のそれより涼の方が遥かに多かった。 数秒だけ、静寂が過った。 だが、涼の拳が凛の顔面を捉え、凛を自身の上から叩き落とすと、今度は立ち上がった涼が凛の真上から乳房を叩き落とした。 「んぐぅぅううおお・・・!!!」 「んぎゃあぁぁぁああぁぁああぁ!!!?」 再び、母乳がまき散らされる。 そうして、涼と凛は、血と涙と汗、そして母乳と愛液を振り撒きながら、終わりの見えない死闘を続けた。 外は気付けば吹雪いており、まるで二人の激情を表すかのようにどんどん強くなっていた。 「んがあぁぁあぁあああ!!!」 「んごぉおおぉおおおお!!?」 その最中で、涼が凛に体当たりをかまして、社の扉に激突する。 そのまま扉は外れ、二人は極寒の地へと投げ出された。 肌を刺す冷たさが、二人の燃えるように熱い肌に突き刺さる。 しかし、その寒さも顔に叩きつけられる雪すらも、二人の死闘を止める要因にはなりえず、二人は積もった雪の上でなおも潰し合う。 二人は、ごろごろと雪の上を転がり続け、その間も互いの乳房を潰し合うべくぶつかり合った。 雪の上、沈む足、それでも踏み込んで自分の乳房を相手にぶつけた。 その度に母乳が零れ、愛液が漏れ出す。 寒さを必死に誤魔化すように、二人は体を動かし、温め続ける。 しかし、この極寒の中、全裸で飛び出したのは最悪中の最悪であり、もはや二人の命は風前の灯にも等しい状況に陥っている。 しかし、それでも二人は争うのをやめなかった。 もうその頭の中には、自分の子供を守るという理由は消し飛び、ただ目の前の女を―――雌を潰すという事しか入っていなかった。 「りぃんぅぅぅううう!!!」 「すぅずぅぅぅううう!!!」 二人の乳房が激突する。 ぶつかり、弾け、痛みに涙が零れても、それでもぶつけた。 「「ああああああああ!!?」」 そして、正面から乳房をぶつけ合い、弾かれ合った雪上に倒れた所で、二人は止まった。 気付けば、二人は村一番と称された美貌も、村一番と言われた胸も、もはや見る影もないほどにボロボロだった。 髪は乱れに乱れ、体中に噛み痕や青痣、打撲痕がいくつもあった。 乳房は赤く腫れ、その張りを失って重力に従って垂れている。 「「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」」 やっと止まった所で、二人はほんの少し冷静になった。 ((・・・さむい)) 僅かに残った、生存本能。 それが二人の体を動かし、自身を温めてくれる熱源の下へと動かした。 それは、今まで死闘を繰り広げた、もう一匹の雌の体。 まだ、仄かな温もりを持つその体に、二人の雌は素肌を擦れさせ合って暖を取った。 しかし、いつまでもそうしているワケにもいかない。 決着は、つけなければならない。 二人は、抱き締め合ったまま社へと戻り、二つある戸をそれぞれで戻し、互いの体液塗れの社へと戻った。 そして、ふたたび抱き合い、先ほどの死闘が嘘かのように優しい抱擁を交わした。 「「ふぅ・・・・」」 乳首を擦れさせ、太腿で股間を擦り、互いの生命を実感し合う。 しかし、それは決して和解のための行為ではない。 吹雪で冷たく、体力を奪われてしまった体を、回復させる為の行為だ。 肌を合わせる事で体温を戻し、最後の一撃の為の体力を取り戻すための。 「「・・・・」」 もう二人は、あの頃に戻ることはない。 重なり合っていた肌が離れた。 そのまま愛液と尿で濡れた褌を、移動しながら脱いだ。 そして、ある程度距離を取った二人は、その手に持った褌を、互いに投げつけた。 ぐっしょり濡れたそれを顔面にぶつけらた二人は、それが地面に落ちるのを見計らって――― 「りぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいん!!!」 「すずぅぅううぅぅうううぅうううぅう!!!」 全力で駆け出し、そして――――― ―――んぎゃああぁぁああぁぁあぁああぁあああああ ―――結果として、間引きは行われる事はなかった。 中央の都市から飢饉に苦しむ村のために救助米が届けられ、間引く対象とされた子供たちは誰一人として死ぬことはなかった。 その為、涼と凛の死闘は無駄に終わり、社の中で倒れていた二人は助け出され、別の場所にいた子供たちも無事に保護された。 それからしばらくして、村長の息子である若者は正妻を娶り、その正妻は元気な男の子を生んだ。 その一方で、涼と凛も順調に回復していき、その体にいつかの美しさが戻った。 それから、正妻の女ともども、仲良く暮らしていったとされる。 ―――しかし、実際の所は違った。 「―――ようやく、あの日の決着がつけれるわね、凛」 「―――ええ、今度こそ、貴方を潰してあげるわ、涼」 互いに産んだ娘を伴い、二人は再び、あの社にやってきていた。 「貴方のお母さんと一緒に、潰してあげるよ」 「それはこっちのセリフだよ。調子乗らないで」 母親と同じように巨大な乳房を掲げ、二人の娘も社で向かい合う。 二人の熟母は、今でもあの日の死闘を夢に見る。 それはまさに悪夢で、決して忘れる事の出来ない傷であった。 だから、二人は機会を狙っていた。 もう一度、死闘出来る理由を得る機会を。 「娘のために、頑張らせてもらうから」 「娘と一緒に、潰してあげるから」 そうして再び、死闘は始まる。
Comments
最高😆
けんけん
2024-04-12 12:04:56 +0000 UTC