『リクエスト』とある侍女と許嫁の決闘
Added 2024-01-31 15:00:00 +0000 UTC――――とある、こことは違う世界の東洋にて。 一つの名家があった。 その家の当主は、幼い頃より当主となるべく育てられ、歳の近い侍女と共に当主を継ぐ年になるまで一緒に育てられてきた。 しかし、いわゆる幼馴染という関係である二人が、同じ屋根の下で過ごし、互いに対して何も感じない訳もない。 だから十五歳となり、人としてそれなりの性知識を得た頃、二人は互いの肉体を貪り合った。 いわゆる肉体関係というものであり、そこには確かに愛があった。 男である当主の性欲を受け止める度量が、その侍女にはあった。 だから二人の愛は燃え上がり、このままいけば、結婚出来るのではないかと思われたその時、 先代当主から、お見合い話が出てきたのである。 家の今後の繁栄のために、その話を断る事は出来ず、当主の男は仕方なしにそのお見合い相手の女と許嫁として迎える事となった。 それは侍女も理解しており、大人しく身を引かざるを得なかった。 そうして、二人の生活に、新たな女が入り込んできた。 許嫁は、侍女に似てとても器量が良く、瞬く間に当主の人間と仲良くなった。 そして、当主の事を深く理解し、気前よく支える事の出来る女であった。 その要領の良さは、侍女に負けず劣らずであり、侍女もそのあたりは認めていた。 しかし、問題なのはそこからであった。 許嫁となる以上、後継ぎを生むために肉体関係を持たなければならない。 侍女と散々愛し合っていた当主は、その事が後ろめたく思っており、中々それに踏み切れなかったが、許嫁の性格に次第に惹かれていき、そしてついには、その肉棒を許嫁の膣へと突き入れた。 その愛は、壮絶なまでに燃え上がり、二人の性行為の激しさは回を増すごとに激しくなっていった。 そして、それを侍女が悔しそうな表情で見ていた事を知りながら。 それから、数か月後――― 「ねえ、いいかしら?」 その日は、許嫁の世話を侍女がするようになり、いつも通り身の回りの世話をしていた時だった。 「なんでしょうか?」 「いい加減、あの人とセックスするのをやめてくださる?」 許嫁は、侍女に向かってそう言い放った。 実は、許嫁が出来た後も当主と侍女の関係は続いていた。 「・・・・何の話でしょう?」 「あの人は、私の婚約者です。その婚約者に、一侍女に過ぎない貴方が肉体関係を持つなど、非常識と思いませんか?」 その言い分に、侍女はため息を一つ。 「何を言うかと思えば・・・もうすでにあの人の嫁のつもりですか?」 「何か違くて?」 「貴方はあくまでお情けで許嫁にされただけのただのお飾りです。あの人が貴方と体を重ねるのは、あくまで貴方が可哀そうだからですよ」 そして、顔を近付けていやらしい笑みを浮かべ囁く。 「あの人の子は私が生みます。手を引くべきは貴方の方ですよ」 侍女は諦めていなかった。 例え当主の立場が悪くなろうとも、後継ぎを産むのが自分となれば、否応なしに許嫁よりも立場が上になれる。 今や、この家の権力を握っているのは当主だ。その当主が白と言えば白となるこの家の中であれば、侍女は正妻となれる可能性は十分にある。 「侍女風情が偉そうに・・・」 「嫉妬ですか?一侍女に」 侍女は勝ち誇ったかのような笑みを浮かべ、許嫁を煽る。 しかし――― 「ぽっと出の女にあっさり男を奪われた、憐れな捨てられ女の癖に」 「・・・どういう意味で?」 「そのままの意味です。あの人が本当に貴方を愛していたのなら、家の事情如きで簡単に諦められる筈がありません・・・それなのにあの人は私を受け入れた・・・つまり、貴方は一度捨てられたという事です。そんな女が、醜く男に縋りつく・・・恥ずかしい事この上ありませんね」 「言わせておけば・・・!」 侍女は怒りで顔を真っ赤にしていた。 許嫁も笑みは浮かべていたが目が笑っていなかった。 至近距離で睨み合う、二人の女。 ―――そして、二人の頬に相手の掌が叩きつけられるのに、それほど時間はかからなかった。 それから数日後――― いつものように、許嫁の世話をするために侍女が部屋に入る。 「貴方に決闘を申し込みます」 侍女と対峙した許嫁は、侍女に向かってそう言い放った。 「いきなりなんですか?」 「あの人と話しをしたの。貴方と関係を持つのをやめてって。でも全然聞いてくれないの。だから一度決着をつけるべきだと思ったのです」 「それは当然でしょう?お情けの許嫁なんかの言葉を、あの人が聞く筈がありません。しかし・・・」 侍女はふっと笑みを浮かべた。 「決着をつける、というのには賛成です」 「貴方なら、そういうと思っていました」 怖いくらいの笑みを浮かべ合う二人の女たち。 許嫁の女は、すっと一枚の紙を取り出した。 そこには『果たし状』と書かれていた。 「場所はこの屋敷の地下にある稽古用の土俵です。この屋敷では度々、女同士の問題を相撲にて解決するという言い伝えがあるそうですね」 「ええ、その通りです。なるほど、それで決着をつけるというのですね」 「はい。しかし、決着の方法は従来の相撲とは違います」 「といいますと」 「決着の方法・・・それは、相手が失神するまで」 体裁は相撲の形をとる。しかし、その決闘に際し、廻し以外の全ての衣服は禁止し、使われる廻しは股間に食い込むような細いものを使い、更に、失神しやすい様に、媚薬を使う。 そうする事で、早期決着を望み、そして相手を完膚なきまでに仕置きできる時間を作れる。 そう言った思惑が許嫁にはあり、それを断る理由が侍女には無かった。 「いいでしょう。受けて立ちます」 「ふふ、楽しみですね。貴方が私の足元で這い蹲る姿が見れるのが」 「それはこちらのセリフです。無様な姿をあの人の前で晒してください」 「「・・・・」」 「「・・・ぶっ潰してやる」」 その言葉を最後に、二人はいつも通りに過ごした。 そして、決闘当日――― 地下にある、土俵にて。 用意された椅子に当主が座り、土俵には廻し以外の全ての衣服を脱いだ侍女と許嫁の二人が立つ。 その手には、小瓶が一つ。 「「・・・」」 二人の眼差しは、目の前の恋敵に向けられていた。 「分かっていますね?」 「ええ、もちろん」 互いにそう呟き、そして視線を、愛する男へと向けた。 「「私の雄姿、見ていてくださいね」」 そう微笑み、そして二人はその手の小瓶を一気に飲み干した。 そして数秒後――― 「「んぉっ♡」」 びくん、と体が跳ねた。 「おっ・・・ぉぉ・・・♡」 「ほぉ・・・ほぉー・・・♡」 まさしく盛っているのか、体中から汗を垂れ流している。 その眼は血走っており、その瞳は目の前の相手にしか向けられていた。 「ふぅー・・・ふぅー・・・ちゃんと、様式は守りましょうか」 「ふぅー・・・ふぅー・・・ええ、そうしましょうかぁ」 そう言って、二人は腰を落として、両手の拳を地面について。 「見合って、見合ってぇ・・・」 「はっけよぉーい・・・」 一瞬の静寂――― 「「のこったぁああ!!!」」 掛け声とともに、正面から激突した。 「「んほぉぉおおぉおお♡♡♡」」 それだけで、二人の股間から大量の液体が溢れ出た。 (い、いたみがぁ・・・!?) (か、かいかんにぃ・・・!?) まさかここで絶頂するとは思っていなかったのか、二人は抱き締め合ったまま動けなくなる。 だが、このままではいられない。 二人は相手の廻しをどうにか掴んで、そのまま一気に相手を押し込もうとする。 だが、力が拮抗しているのか、一向にその場から動かない。 「ぐっふぅん・・・!!」 「こっのぉ・・・・!!」 このままでは埒が明かないと悟ったのか、二人は相手の体を思いっきり右に振った。 「「きゃあ!?」」 同じ方向に力を加えたからか、予想外の力がかかり、二人は体を振り回される。 「「このっ・・・!」」 二人の動きはまるで双子のようであった。 右に振れば右に思いっきり振り回され、左に振れば左に振り回される。 まさしく堂々巡りだ。 しかも、それだけでなく、 「「おおっ♡♡♡」」 肌が擦れ合う度に、快感が二人を襲う。 「一体どんな媚薬買ってきたのよ!?」 「うるさいわねここまでとは思ってなかったのよ!」 想像以上の媚薬の効果にも二人は振り回されていた。 しかし、それでも二人は別々の人間。 当然、思考にも差が出る。 「このぉっ!」 「え!?」 先に動いたのは侍女だった。 廻しを思いっきり引き上げて、そのまま陰唇に廻しを喰い込ませたのである。 「おほぉぉおおぉおぉおお♡♡♡」 許嫁の悲鳴のような嬌声が響いた。 絶頂し、愛液で廻しを濡らしながらその体から力が抜ける。 その隙を狙って、侍女が許嫁を投げ飛ばし、土俵に投げ飛ばした。 「ひぐぅ!?」 「はあ・・・はあ・・・」 最初の一戦の勝者である侍女は、倒れる許嫁を見下ろして、笑みを浮かべる。 「ふ、ふふ・・・無様ですねぇ。やっぱりこの人に相応しいのは私なんですよ。諦めるなら今ですよ」 「おほぉ!?」 そう言って、侍女は許嫁の股間を踏んだ。 それだけで、許嫁は潮を噴いて廻しを濡らしていく。 「ほらほら早く立ってください。また蹴られたいんですかぁ?」 「おっ・・・ごろっすぅ・・・!」 気合で立ち上がった許嫁は、そのまま開始位置へと戻る。 そして、仕切り直しをされて――― 「見合って見合ってぇ・・・」 「はっけよーい・・・」 「「・・・・」」 「「のこったぁぁ!!!」」 二人が相手に向かって飛びかかる。 しかし、今度は違った。 「え?」 なんと、許嫁のぶちかましは、侍女のそれよりも低く、あっという間に下を取られて廻しを掴まれてしまう。 そして、そのまま一気に持ち上げられる。 「んひぃぃぃぃいいぃぃいい♡♡♡」 侍女の膣から、愛液が溢れ、廻しを一気に濡らしていく。 「んひいぃいっ♡♡ひぃぃい♡♡♡」 「アハハ♡そーれそーれ♡ そのまま、許嫁は膝を揺らす事で、廻しを陰唇に食い込ませていく。 「お、おろしてぇえぇ♡♡♡」 「ええ、いいわよ♡」 侍女が懇願すると、許嫁はあっさりと了承した。 しかし、その笑顔に侍女は猛烈な悪寒を感じ取った。 「や、やっぱやめっ―――」 ズドンッ! 「いぎぃっ♡♡♡」 なんと、そのまま振り下ろし、自身の膝に、侍女の股間を叩きつけたのである。 「んぎぃぃいぃぃいぃいい♡♡♡」 あまりの痛みに侍女は目の前が真っ白になり、そのまま土俵の上に倒れる。 「んひぃぃいいぃいい♡♡♡んひぃい♡♡んひぃぃぃい♡♡♡」 ぶしっぶしぃぃいっぶしゃぁぁぁあっ!!! 侍女は、まるで吊り上げられた魚のように股間を抑えて体を跳ねさせていた。 しかし、彼女が感じているのは痛みではない。 媚薬によって無理矢理変換された快感であった。 「あはは♡まるで魚ねぇ♡調子に乗っていつまでもあの人に付き纏うからこうなるのよ」 「んひぃぃい♡♡♡」 「どう?もう降参する?」 「ひぎっ♡絶対っ、しないぃい♡♡♡」 そんな気合の一声と共に、侍女も立ち上がる。 「ぜったい・・・ぶっころすっ・・・!」 「何言ってるの?ぶっ殺すのはこっちよ!」 そうして、泥沼の戦いが幕を開けた。 それはもう凄惨な戦いであった。 媚薬によって、痛みが全て快感に変えられ、その快感のお陰で何度も絶頂し、力が抜けて上手く動けなくなる。 しかし、それらを相手への憎しみで抑え込み、幾度となく相手へとぶつかり、その度に倒して倒されてを繰り返す。 「やぁぁああ!!」 「ぶへぇぇええ!!?」 侍女の張り手が許嫁の顔面に突き刺さる。 「なによぉぉお!!」 「おぼぉぉおお!!?」 許嫁の張り手も侍女の顔面に叩きつけられる。 その痛みすら、快感に変わって二人の陰唇から愛液となって溢れ出す。 時には腕を掴んで投げ飛ばし、時には足を蹴って倒れさせる。 倒しては倒されてを繰り返し、その度に絶頂して愛液を撒き散らす。 「「ごのぉぉぉおぉおお♡♡♡」」 周りを掴み、思いっきり引き合えば、廻しが食い込んで快感が二人の脳髄を蕩けさせる。 しかし――― ずるりっ 「おっほぉぉおおぉおおぉおお♡♡♡」 「んっひぃぃいいぃいいぃいい♡♡♡」 廻しがほどけて、その表面が陰唇を擦り上げて二人を再び絶頂させる。 びくびくと体を震わせながら、二人は膝を付く。 「ほぉ・・・ぉぉお♡♡」 「ひぃ・・・いぃん♡♡」 互いに寄り掛かり合い、決して肉付きの良くない体を押し付け合う。 「ごの・・・侍女の、ぐぜにぃぃぃい・・・!」 「ぽっと出の・・・泥棒猫、がぁぁあ・・・!」 二人は、よろよろと立ち上がり、再び二人は再び、線の前に立つ。 廻しは投げ捨て、全裸で睨み合う侍女と許嫁。 「「どすこい!どすこい!どすこい!」」 二人は、意味もなく四股を踏んだ。 その度に股間から愛液が噴き出すが、もはや気にもしていなかった。 「「見合って見合ってぇ・・・」」 そして地面に拳をついて、 「「はっけよぉ~い・・・」」 二人は、激突する。 「「のこったぁぁぁあああ!!」」 再び、正面から激突する。 「んほぉぉぉぉっぉぉおお♡♡♡」 「んひぃぃいぃぃぃいいい♡♡♡」 二人の陰唇から愛液が溢れ出る。 しかし、そんな快感に負けず、二人は相手の尻肉を掴むと、そのまま腰を引いて、相手の陰唇に自分の陰唇を正面から叩きつけた。 凄まじい嬌声がその空間に響いた。 そのまま、びくんびくんと体を震わせて、しばらく止まっていた二人。 だが、すぐに再び腰を引くと、そのままもう一度正面から陰唇同士を激突させる。 そのまま、何度も何度も腰を打ち付け合い、その度に絶頂し、愛液を撒き散らす。 「んおぉぉおぉおぉお♡♡♡くたばれくたばれくたばれぇぇええ♡♡♡」 「んぃいいぃぃぃいい♡♡♡まけろまけろまけろまけろぉぉおお♡♡♡」 「「私たちの前から消えろぉぉぉぉぉぉおおぉお♡♡♡」」 ぶっしゃああぁあぁあああ!!ぶしゃああぁぁあ!!!ぶしゃああぁあぁあああ!!! その打ち付け合いはいつまでも続いた。 何分か、それとも何時間か。 長い時間が過ぎ、幾度となく膣を打ち付け合い、愛液を振り撒いてきた二人だが―――その打ち付け合いに差が出てくる。 最初は気付かなかった。 しかし、次第に一方の腰が引けていき、一方の腰が強く相手の腰に打ちつけてくるようになってきたのだ。 そして、次第に、一方の腰が逃げるように引けて良き、相手は逃がさない様にその尻を掴み、そして、自分の陰唇と正面から激突させた。 「あぁぁぁああ♡♡♡」 断末魔のような嬌声が響いた。 同時に、凄まじい量の愛液が土俵にまき散らされた。 それは、もうどちらの愛液が分からない。それでも、ぐらりと重なり合った女体が傾き、敗者は下に、勝者は上となって、土俵の上に倒れた。 「ぉ・・・ぉぉ・・・♡」 「ひ・・・ぃぃ・・・♡」 二人は白目を剥いて気絶していた。 しかし、そこには確実な勝敗があった。 この結末を前に、観戦を決め込んでいた当主は――― 数日後、再び、地下の土俵にて。 そこには、再び侍女と許嫁が、当主立ち合いの元に対峙していた。 「負けた癖に、あの人の慈悲に感謝する事ですね」 「まぐれ勝ちの癖にいい気にならないでください」 「今日も私が勝たせてもらいます」 「いいえ、今日は貴方の敗北で終わります」 「「・・・・」」 「「・・・生意気!!!」」 当主はほくそ笑む。 二人といつまでも一緒にいるために。 二人の争いを、特等席で見続けるために。 それを知りながら、二人の雌は一人の雄を奪い合う。 侍女と許嫁の争いは続く―――