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カドラス
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とある二人のハイエルフの決闘

――――この世界のエルフ族は複数の種族に分かれる。 森と共に生きる『フォレストエルフ』や山に住む『マウンテンエルフ』。海辺で生活する『シーエルフ』などなど。 自然と共に生きる事を生業とするエルフ故に、自然深き場所に必ず住み着く彼らではあるが、その中でも高位となる種族がある。 それが『ハイエルフ』。 エルフたちの間では『神の子』と呼ばれるほど尊い存在であり、信奉し奉仕するべき存在である。 その『ハイエルフ』に属されるエルフ族はたった二つ。 真白の肌と輝き色の髪を持つ光と聖を司る『ライトエルフ』。 漆黒の肌と暗き色の髪を持つ闇と魔を司る『ダークエルフ』。 この二種族のみだ。 しかしこの二種族。その仲は凄まじく悪い。 互いに正反対の性質を持つ為に互いに弱点であり特攻である上に、それぞれの信仰する神の違いによって両者間では絶えず争いが起き続けていた。 更に、全てのエルフはこの二種族どちらかから派生しているため、派生元の険悪さが影響しており、元が違うエルフ同士で争い合う事が多い。 逆に同じ起源をもつエルフとは仲が良い。 長命にして聡明たるエルフたちではあるが、一括りに『エルフ』と呼ばれることを嫌い、常に相手を毛嫌いしている。 深い深い森の中で、激しく剣をぶつけ合う二人の女性がいた。 片方は光色の肌と艶やかな白髪を持った美しい女性。もう片方は闇色の肌と艶やかな黒髪を持った美しい女性だ。 しかし、その耳は人のものより遥かに長く、ぴくぴくと動いている。 二人とも、とても格式の高そうな装いを身に纏い、精一杯に剣を振ってぶつけ合っていた。 「死ね!卑しいダークエルフが!」 「死ぬのは貴様の方だ!汚らしいライトエルフ!」 何度も剣を振るう度に正面衝突する剣。 同じだけの力で同じだけの角度でぶつかり合い続けるというある意味奇跡みたいな剣戟を繰り返している。 しかし、そこまで何度も何度もかなりの勢いでぶつけ合っていれば、当然剣にかかる負荷は相当なものとなり、それ故に、 ガキィンッ!! 「「あ!?」」 剣が折れ、その切っ先がどこかへ飛んでいく。 「「おのれっ・・・!」」 睨み合う両者。 日色と月色の双眸がぶつかり、その顔は怒りに歪んでいる。 二人はそれぞれの種族の長である『女王』の娘。つまりは『姫』である。 一応名前はあるのだが、便宜上『白姫』と『黒姫』と呼ばせてもらう。 そんな姫である彼女たちが、何故自分たちの国から出て、こんな所で剣を打ち合っているのか。 「ここは私の秘密の場所・・・それを勝手に使うなど、恥を知れ!」 「何を言っているこの痴れ者が!ここは私の秘密の場所だ!ここから出て行け!」 ここは彼女たちが幼少の頃から一人になりたい時に来ていた、姉妹や母親ですら知らない秘密の隠れ場所。 今までは違う場所で休んでいたために今まで会う事はなかったが、この日は剣の鍛錬の為に開けた場所へ向かおうとして、少し開けた場所に移動した途端に鉢合わせたのである。 「ここは私が子供の頃から足を運び続けた大切な場所だ!」 「それは私だって同じだ!それを土足で踏み荒らすなど・・・やはりライトエルフは卑しい存在だな!」 「なんだと!?貴様こそ、私の居場所を踏み躙りって・・・貴様らダークエルフこそが卑しい存在じゃないか!」 「ふざけるな!」 白熱していく言い争い。 見た目は凛々しい騎士然とした女性なのに、その実、姉妹の中で若い方の娘だ。 更に、高慢で通るエルフ故に、その険悪さは随一だ。 頭に血が上って冷静な判断が出来なくなってきた黒姫と白姫。 それ故に、二人の口から飛び出たのは互いの地雷を踏み抜く言葉。 「「この劣悪種が!」」 その言葉が互いの心に突き刺さり、そして理性を吹き飛ばす。 「「きっさまぁぁああぁぁああああああああああ!!!!」」 そうして、拳を振り上げた時、 二人の体に電流が走った。 「「んがぁああ!!?」」 突然の事に、二人は目の前が真っ白になる。 だが、次の瞬間には、互いに抱いていた殺意が消えていた。 代わりに、二人の内から沸き上がってきたのは――― (な、なんだ、これは・・・!?) (か、体が、凄まじく、熱い・・・!?) 突然、熱を持った体。 その熱は、剣を打ち合って温まった体を更に火照らせ、無性に服を脱ぎたくなる。 ((が、我慢できない・・・!)) 二人は、乱暴に身に着けていた鎧を外していく。 その鎧の下には、メロンのようにたゆんとした乳房を包んだアンダーウェアが現れる。 露出したには鎧の中で蒸された肌が艶めかしく日に照らされて輝いている。 それだけに収まらず、 「「んぁあっ・・・あついぃぃ・・・!!」」 残っていた衣服すら脱ぎ捨て、あっという間に全裸になってしまう。 「き、きさまぁ・・・!こ、こんな所で裸になるなんて、ち、痴女なのか!?」 「ち、痴女なのはきさまの方だろう!て、敵の目の前で、全裸になるなどぉ!」 「人の事が言えたことか!?」 「それはお前もだろうが!?」 全裸で睨み合う二人。 しかし、それだけに留まらず、体の火照りはどんどん高まっていく。 鼻息が荒くなり、そんな状態に、二人はどこか既視感を覚えた。 ((これは、なんだ・・・なんで、こうも、こんな奴と触れ合いたいと思ってしまうのだ・・・!?)) 何故か、目の前の敵に肌を触れ合いたいと思ってしまってる自分がいた。 なんでそんな感情を抱いてしまうのか、その理由が分からないまま、二人は体をもじもじと擦れさせ合う。 「「んひぃい!!?」」 しかし、二人の足はいつの間にか互いに歩み寄っていた。 その為、感度が跳ねあがっていた肌が触れ合っただけで体が跳ねあがった。 「「き、きさまっ、いつの間に!?」」 驚いて体が動く。それだけで体が擦れ合い、更に体に電流が走ったかのような感覚を覚え、膝が折れる。 態勢が崩れた事で互いのもたれ掛かる形となり、密着する。 「「あ・・・・ああ・・・」」 肌が触れ合う事によって相手の存在を確かめ合ってしまう。 (き、気持ち悪いはずなのに・・・) (お、押しのけられない・・・どうして・・・?) むしろ、抱き締め合い、互いに肌を更に密着させ合う。 それだけで、心に安らぎが産まれ―――ることはなかった。 「「はあ・・・はあ・・・はあ・・・!」」 むしろ息があがり、体温が際限なく高まっていく。 それだけでなく、体の感度も高まっていく気がした。 その様子に、二人は合点がいった。 「「どうした?まるで発情した犬みたいだぞ?」」 そう、何故か二人は発情していた。 そして先ほどの言葉でキレた二人は、殺意ではない感情をもって相手に襲い掛かった。 「「んぢゅぅぅぅぅぅぅううう!!!」」 唇を重ね合い、思いっきり吸い合う。 「んじゅぅれろっじゅぱっあんじゅっんぉっんぽっんじゅるるぅうっんぱあっんほっんじゅるるぅぅうう♡♡♡」 「んじゃっじゅぷっじゅぷっじゅぷっんぽっじゅるぅっじゅぱっるるるぅぅうっんあっんじゅるるぅぅうう♡♡♡」 激しく舌を絡ませ合っては唾液を零しながら、互いの口内を蹂躙し合う。 こんな経験は、姉たちの言伝でしか知らない。 しかし、その言伝だけを頼りに、二人は互いを攻め立て合う。 やがて――― 「「んぷぁっ♡」」 唇が離れ、最後まで重なり合っていた舌は唾液によってつながっていた。 「はあ・・・はあ・・・」 「はあ・・・はあ・・・」 「なんだ・・・?もう、限界か・・・?」 「まさか・・・前戯はもう十分だろう・・・」 白姫が、自分の股に手を這わせ、その白い毛に包まれた陰唇を開く。 その陰唇は、もう既にぐっしょりと濡れていた。 「面白い・・・♡」 黒姫はほくそ笑んだ。彼女の陰唇もまた、見るだけで濡れていると分かる。 妖しく笑い合う二人は、そっと利き腕を相手の陰唇に触れさせる。 「犬みたいに泣き喚させてやろう」 「わんわんと泣き喚くのは貴様の方だ」 そう言い合って、二人は陰唇に指を差し入れた。 ぬっぷぷ・・・ 「「んぁぁ♡♡♡」」 甘い吐息が漏れる。 しかし、それだけに留まらず、指を差し入れ、ぬぷぬぷと出し入れし合う。 「んぉっ♡へ、ヘタクソめっ♡ぜんぜんっ気持ちよくないぞっ♡」 「んぃっ♡へ、ヘタクソなのはそっちだ♡何もかんじないぞっ♡」 「変態な黒豚めっ♡」 「淫乱な白豚めっ♡」 指の動きが加速する。 指が出し入れされる度に痺れるような快感が迸り、その度に愛液が溢れ出し、びくびくと腰が跳ねる。 「に、逃げるな黒豚っ♡」 「逃げているのはそっちだろう白豚っ♡」 「腰が引けている癖になにを言うっ♡」 「逃げ腰の癖によくいうなっ♡」 指が出し入れされる度に、腰が引けていく。それを互いに罵倒し合う。 しかし、そうしていても指の動きは止まらない。 「「んぉっ♡だめっ♡なにか、くるっ♡」」 その快感に耐えきれず、二人は人生初めての絶頂を味わう。 「「イクゥゥゥウっ♡♡♡」」 ぶしゃあぁぁあああ 愛液が、二人の陰唇から溢れ出る。 「あ・・・ぁ・・・」 「ほ・・・ぉ・・・」 体の震えが止まらない。全身を包み込む解放感と幸福感に浸りたくなる。 しかし、止まるわけにはいかなかった。 「さ、先にイったな?」 「先にイったのはそっちだろう?」 「なんだと?」 「なにを?」 睨み合う二人。 「どうせ貴様は乳首いじられただけでもイくんだろう!この変態黒豚!」 「貴様こそ乳首つねられただけでもイくんだろう!?この淫乱白豚!」 そう言い合って、ほどよいサイズの乳房の先にある乳首を同時に抓り合う。 「「んほぉぉおおっ♡♡♡」」 乳首をつねった瞬間、電撃のような快感が迸る。 「んぉぉお♡や、やっぱり、イったじゃないかっ♡変態黒豚めっ♡」 「んほぉお♡さ、先にイっておいて、よくいうっ♡淫乱白豚めっ♡」 「なにをっんほぉぉお♡♡♡」 「なんだっんひぃぃい♡♡♡」 びくんびくんっ 乳首を引っ張り、抓り、捻り、あらゆる方法で乳首を攻め合う。 「いぐいぐいぐぅぅう♡♡♡さ、さきにお前がイけっ♡我慢する必要はないんだぞっ♡♡♡」 「でるでるでるぅぅう♡♡♡さ、さきにイくのは貴様だ♡我慢しなくておいいんだぞっ♡♡♡」 「「んぎほぉぉっおぉぉおっんほぉおっ♡♡♡」」 延々と乳首を虐め合い続ける白姫と黒姫。 こりこりこり、と乳首を弄り合い続けるが、その電撃のような刺激に耐えきれるはずもなく、 「「んぉっ♡んぉっ♡んぉぉぉお♡♡♡」」 ぶしゃあぁぁあぁああっ びくびくと痙攣するとともに愛液を陰唇から吹き出し、絶頂する。 舌をだらしなく垂れだし、白目を剥きかける。 「「んひぉぉおお・・・♡♡♡」」 絶頂し、その余韻に酔いしれる二人。 「んほっ・・・や、やはり変態ではないかっ、このっ黒豚めっ」 「んひっ・・・い、淫乱のくせに口答えかっ、このっ白豚めっ」 互いに寄り掛かり合い、支え合う姿に、二人は滑稽と感じてしまう。 ((なんなのだ、これは・・・)) (一族の怨敵であるダークエルフと、こんな事をして、互いに抱き合うなど・・・) (一族の宿敵であるライトエルフと、こんな事をして、互いに支え合うなど・・・) ((屈辱の筈なのに、どうして、嫌悪感を感じないのだっ・・・?)) 二人は、沸き上がる感情に戸惑いを覚える。 それを頭の片隅に追いやって、二人は睨み合う。 「もう貴様と抱き合うのはたくさんだっ。決着をつけてくれるっ」 「それは私とて同じこと。この一戦にて決着をつけてくれるっ」 そう言って、二人は芝生の上に腰を下ろす。 そして、互いの股を開き合う。 「「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」」 そこで二人は、体の熱さの法則に気付いた。 どういう訳か、相手と離れていると、際限なく熱が溢れかえっていくが、相手に触れ、そして絶頂するとその熱は冷めていく。 そうなると、二人が触れ合わないという選択肢は、自然と小さくなっていく。 それ以前に、 ((触りたい・・・こいつに触れたいっまぐわいたい交じりたい混ざり合いたい!)) 既に理性は相手のことでいっぱいだった。 ぴたっ 「「んひぃっ♡」」 それだけで甘い刺激が迸る。 そしてすぐに腰を動かし、体が求める衝動のままに、快感を貪り合う。 「んあっ♡はやくっイけっ♡はやくっ♡はやくぅっ♡」 「んおっ♡イクっのはっ♡きさまだっ♡はやくぅっ♡」 じゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷ 愛液によって濡れた陰唇同士が擦れ合い、ごぽごぽと愛液が泡立つ。 それでも二人は腰を振るのをやめない。 「んほっ♡んほっ♡んほっ♡」 「んおっ♡んおっ♡んおっ♡」 「イ、イけっ♡イけっ♡はやくイけっ♡変態黒豚ぁ♡」 「イ、イけっ♡イけっ♡はやくイけっ♡淫乱白豚ぁ♡」 「へ、変態でっ淫乱なのはっ、貴様だろうっ♡」 「い、淫乱でっ変態なのはっ、貴様の方だっ♡」 必至に絶頂するのを我慢する白姫と黒姫。 互いにライトエルフの姫、ダークエルフの姫である矜持と、相手に負けたくないという意地で必死にイかせあう。 だが。それでも限界が近い。 それでも負けたくないという感情のままに耐える。 (やだっイきたくないっイきたくないっ) (こいつよりっ先にイきたくないっけど) 耐えるべく、二人は思わず抱き締め合う。 互いの背中に腕を回し合い、顔を相手の肩の置くような形になってしまう。 そんな状態でも腰を動かし続けるが、そんな中でふと、相手の耳がすぐ目の前にあることに気付く。 ((耳っ・・・これを、責めれば・・・)) びくびくと体が震える。我慢の限界が近い事を悟っている二人は、少しでも自分が優位に立つ為に、相手の耳元に口を近付ける。 そして――― ((私は―――)) ふと、脳裏に過った、この短い時間で起きた事。 「「―――好き」」 その言葉が、至近距離で炸裂した。 「「え―――んぁっああっぁああぁぁああぁあああぁああ♡♡♡」」 あまりにも予想外過ぎる言葉を認識した途端、せき止めていた弁が壊れたが如く―――盛大に絶頂する。 「「ああぁぁあああっあぁぁああああああぁあっ♡♡♡」」 びくびくと体をのけぞらせて、あまりにも過剰なほどに絶頂を繰り返す。 イくのが止まらない。それどころか、胸のうちから溢れ出る想いが止まらない。 ((だめだっだめだっこんなのだめだっ♡堕ちるっ♡堕ちてしまうっ♡)) (ダークエルフにっ堕とされるっ♡淫乱でっ変態なライトエルフに堕ちてしまうぅっ♡♡♡) (ライトエルフにっ堕とされるっ♡変態でっ淫乱なダークエルフに堕ちてしまうぅぅ♡♡♡) 「「いぐいぐいぐぅぅう♡♡♡おほっほおぉぉお♡♡♡」」 その絶頂は、二人が気絶するまで続いた。 その隠れ家は、二人しか知らない場所。 それ故に、二人が目覚めるまで、誰も気づくことはない。 しかしそれでも、二人は互いに一生消える事のないものを刻み付け合った。 その関係は、永久の命を持つハイエルフ故に、永遠に続くこととなる―――。


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