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カドラス
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『リクエスト』唯一無二

私は、私だ。 そう思うようになったのは、鏡に映る自分の見方を変えた時からだった。 世界に二人としていない、『篠崎ユミコ』という存在。 それが私だ。 私は世界に私だけしかいない事を知っている。 鏡を見て映る私も、同じ顔であっても全てが逆であり、故に私そのものじゃないっていう事を私は知っている。 私は私だけ。唯一無二。もう一人なんてありえない。 全く同じ顔の双子に産んでくれなかった母には感謝している。 だって同じ顔が別の思考をもって動くだなんて耐えられない。 私は、私だけ。同じ顔の人間なんていない方がいい。 それが全て。それが私にとって最も重要なことなのよ。 私は美しい。 比喩ではなく事実だ。 長い茶髪をなびかせ、私服で街に出れば多くの男たちにナンパされるほどには綺麗だ。 コンプレックスなのはサラシでどうにか小さく見せている巨大な乳房ぐらいだろうか。 それでスタイルを保っているとはいえ、この胸が重いとは思う。 だけど、それを差し引いても私という唯一無二の存在を認めてくれる周囲には感謝している。 だからこそ、私と同一の存在など認められない。 未だに処女ではあるけれど、順風満帆であることには変わりない。 そう、思っていた。 商談が成功し、私は酒に酔っていた。 「うえへ~、良い気分~」 ほろ酔い気分でふらふらと自宅へと向かっていた。 だけど、そんな私に声をかける人がいた。 「もし、そこの人」 振り返れば、そこにいたのはサングラスをかけた女性だった。 「はいぃ・・・なんですかぁ」 「少し話をさせてくれませんか?すぐに終わりますので」 「ええ~・・・う~ん・・・・いいですよぉ」 この時の私の軽率さを呪いたい。 でなければ、あんな屈辱を味わうことなんてなかったのだから。 「それでぇ、話ってなんですかぁ」 泥酔していて判断が鈍ったのは認める。 だが、 「少し、私たちを一緒に来てもらいますね」 「え?」 ぷしゅう 何かを吹きかけられたと同時に、私は意識を手放した。 次に目覚めた時、私は自分の部屋で寝ていた。 「あれ・・・?」 昨日のことは気のせいだったのだろうか。 なんて思い、体を起こすと、私は異変に気付いた。 「「え」」 まず、私は全裸だったということ。 私は寝間着を着て寝る。 裸だなんて恥ずかしいし冬は寒くなるから当然だ。 でも、私は寝間着どころか下着の一枚すら着ていなかった。 「「だ、誰よあんた!?」」 次に、私の他にもう一人、この部屋にいたことだ。 私は一人暮らしで、親も田舎に住んでいる。 それに私は誰かを泊めるなんてこともしたこともない。 だからあり得ない。 だって、この家にいるのは、『私』しかいないのだから。 そう、私だ。 私は世界のどこを探しても、この私だけしかいないのだ。 だから、認められない。 「私は篠崎・・・篠崎ユミコよ!」 「何言ってんの偽物!私が篠崎ユミコよ!」 「なんですって!?」 信じられない。どうして私を騙るのだろうか。 許せない許せない。 その無駄にでかいおっぱいも、それに反して細い体も、長い髪を下ろしたその髪型も。 何もかもが私と被る。 言動も、仕草も、シミやほくろの数も、何もかもが同じ。 私は、自分と同じ存在を許せない。 その時はそれに気を取られて、もう一つの異常に気付くことはなかった。 「偽物なのはあんたでしょ!私の名前とか姿とか真似しちゃって、どっからどうみてもあんたが偽物よ!」 「その言葉そっくりそのまま返すわ!私と同じ姿はしていても、あんたが偽物だってことは明白よ!」 「証拠なんてないでしょ!?」 「それはそっちもでしょ!?」 言い争いは平行線だった。 どこまで言っても私たちは互いを互いに偽物と罵り合い、そして憎んだ。 そして私は、今までの人生と女として最大の異常を抱えていることに、ついぞ違和感を抱くことはなかった。 「「こうなったら、これでどっちが本物か分からせてやるわ!」」 それは、見るも大きくて長いチンポだった。 マンコのすぐ上に付いてるそれは、まるで初めからそこにあったかのようにギンギンに固くしてそびえたっていた。 「なんでそんなところまで真似してんのよ!」 「そっちこそ!なんでそこまで私の真似すんのよ気持ち悪い!」 「気持ち悪いのはそっちよ!そんなチンポギンギンにしちゃって!」 「ひゃあ!」 私は、私のチンポを掴んだ。 その刺激に私は思わず悲鳴を上げた。 その様子にほくそ笑む。 「何よ。この程度で悲鳴上げるなんて、やっぱりあんたが偽物ひゃあ!?」 今度は私が私のチンポを掴んだ。 「あんたこそ、何も変わらないじゃない!」 「うるさい!さっさとザーメン噴き出して偽物だってことを認めなさいよ!」 「無様にセーエキ垂れ流して土下座するのはあんたの方よ!」 私たちはお互いのチンポを扱き始めた。 経験なんてない。だからその仕草は知識に基づいた乱暴なものだった。 だけど、それでも素人の私たちには良い刺激だった。 「「い、いぐっ、やだっ、イクゥゥゥゥゥゥゥゥウウっ!!!」」 どぴゅるるるるる!!! 私たちは呆気なく絶頂して、精液をまき散らした。 お互いの白い精液で、お互いの体をコーティングしていく。 普通じゃ考えられないほどの量だった。 「あっつ・・・汚いものかけるんじゃないわよこの偽物!」 「うるさい偽物!あんたこそよくもきったない精液かけてくれたわね!」 私たちは精液まみれで言い争う。足場にしているベッドはもっと酷い有様だ。 だけど、私たちはもう止まりたくなかった。 目の前の存在を、一刻も早く『私』から『偽物』にして消し去りたかったから。 「偽物なんかこうしてやるぅ!」 バチィィンッ!! 「いぎぃぃぃぃいい!?」 「おっほぉ・・・!!」 私は私のチンポを、私のチンポにぶつけた。 凄まじい衝撃がチンポから伝わって、私は射精した。 ぶつけた私は、どうにか踏みとどまることが出来た。 「やったなぁ!!」 バチィィンッ!! 「おぎぁぁぁぁああ!?」 「うっはぁ・・・!!」 私は私にやられたことをすぐにやり返した。 そこからは、凄惨なチンポチャンバラの時間だった。 バチィンッ!バチィンッ!バチィンッ!バチィッ! 「おぎっ!?あぎっ!?うぎっ!?うぎょっ!?こ、このっさっさと降参しなさいよぉぉぉぉぉおお!!!!」 「あがっ!?おうっ!?あぎゃっ!?ひぎっ!?こ、このっとっとと降参しなさいよぉぉぉぉぉおお!!!!」 「「負けを認めるのはあんたの方でしょうがぁぁあああ!!」」 埒が明かないと踏んだ私たちは腰を引いて、そして思いっきり腰を突き出した。 すると、チンポの亀頭同士が激突し、凄まじい痛みと快感が私たちを支配した。 「「あぎゃぁぁああぁぁぁあああああ!?」」 私たちは悲鳴を上げて無様に絶頂して射精した。 しかし、最悪なことに私たちは亀頭を付き合い、密着させた状態で抱き合ってしまった。 「「で、でなひぃぃぃい!?」」 そのせいで、溢れ出そうとする精液が密着した尿道の出口で押し合ってしまい、隙間からも一切精液が出なくなってしまった。 「だ、だひてっ、ださせて、苦しい、精液苦しい・・・!!」 「あ、あんたが、あきらめ、てよ、くるしいのに・・・!!」 私たちは抱き合って、耳元でお互いのことを罵り合う。 吐息が、耳にかかって、私たちの体がぶるりと震える。 私たちは何度も力を入れて、精液を吐き出そうとした。 だけど、出来なかった。 あまりにも、尿道が繋がり過ぎていたから。 だけど、今の私たちには、出したい欲求と出せない現状というものに酷く安堵していた。 今も射精の為に、精液はどんどん私たちの体内で生成されていく。 そんな状態でどんどんため込まれていく精液が解放されたら、私たちはその解放感に堕ちてしまう。 それが、私たちは怖かった。 だけど、それ以上に私は、目の前の『私』を名乗る存在が許せなかった。 私は視界の端に映る私の耳を見た。 そこにふうっ、と息を吹き替えれば、私の体は見てわかるほどに震えた。 「「あんた、耳が弱点なのね・・・ちょっとマネするんじゃないわよ!?真似してんのはそっちでしょ!?ふざけんなっ!このっ―――」」 お互いの言葉が頭に来た私たちは、耳を食んだ。 あまがみだ。 「「くっぅぅぅぅううう~~~~~~~!!!!」」 それだけでも私たちには良い刺激だった。 だけど、それでも私たちは射精できない。 それならば、私は私の耳を舐め始めた。 「れろっ、れろれろれろ」 「れろろ、れろっれろろ」 ちゅぱくちゅくちゅくちゅっ 淫猥な音と、耳を舐める感触が、脳に甘美な刺激を与えて、とろけさせる。 (やぁんっ、だめぇっ、それ以上されたら、私、わたしぃ・・・!) (いやいやぁ、偽物の舌使いでイクなんてそんなの、わたし・・・) 体が、大きく震えた。 「「ひぃんっ」」 その震えが、私たちを繋いでいた尿道を断ち切った。 「「あひぃぃぃぃぃぃぃぃっぃいいぃぃいぃいいぃぃいいい!!!??」」 どっぴゅぅぅぅぅぅうううるるるるるるぅぅぅううぅうう!!! 大量の精鋭が、雨のようにお互いに降りかかった。 がくがくと体が震え、私たちはのけぞったままお互いに精液を浴びせ続けた。 「「あびゃああ!!?あびゃああ!?あびゃぁああぁぁあああ!!!?」」 どぴゅうっ!どぴゅうっ!どっぴゅぅぅぅぅぅうう!!!! 断続的になっても精液は止まらず、私たちはしばらく、精液を吐き出し続けるサーバーとなってしまった。 そうしてしばらくして、復活した私たちは互いに睨み合いながら対峙していた。 「なんてことしてくれるのよ・・・!こんなに精液垂れ流して・・・やっぱりあんたが偽物なんじゃない!」 「私以上に精液垂れ流してるのはあんたの方でしょ・・・!この偽物!偽物は偽物らしく、本物に負けなさいよ!」 私はびくびくと精液を溢れ出させるチンポをそのままに、私と言い争っていた。 でも、やはり私たちの口論は全く埒が明かなかった。 「「いい加減にしなさいよ!」」 だから私たちは相手に飛び掛かる。 相手の体を掴み合い、ベッドの上で振り回し合う。 だけど、ベッドに染み込まなかった精液に足を取られた私が、私に押し倒される。 「「きゃあ!?」」 そのまま、私が私の上に覆いかぶさった。 私は、考える前に動いた。 「んっはぁ・・・!!」 「あひぃ!?」 私は私のナカに自分のチンポを突き入れた。 「ははは!どうよ!犯してやったわ!」 「ぬ、抜きなさいよ!この偽物!」 「だったらあんたが自分が偽物ですごめんなさいって言いなさいよ!」 「そんなの嫌に決まってんでしょ!」 「じゃあ仕方ないわね!」 私は腰を往復された。 乱暴に腰を動かして、私は私を強姦する。 だけど、 「おぉぉぉぉおお!!?だめぇ、童貞チンポじゃもうイっちゃぅぅぅう!!」 「ひあぁぁぁああ!!?むりぃ、処女マンコじゃもうヤラレちゃうぅう!!」 どぷっ 私はあっさりイってしまった。 どぷっ、どぷっ、どぷっ 私の精液が私のナカに注がれる。 私の精液が私の体を更に汚していく。 私たちは体をびくびくと震わせていた。 私は余韻に浸っていたけど、私は、ぐったりとしていた私を押し退けて、今度は私が私の中に入れてやった。 「んっはぁ・・・!!」 「おひぃ!?」 生暖かい感触と、熱い棒を入れられているかのような感触が、私と私を襲った。 「うふふ、さっきのお返しよ!」 「ぬ、抜いてよ!この偽物!」 「いやよ!さっきは散々やられたのよ!だったらやり返してやらなきゃ気が済まないのよ!」 「ま、待って、まだイったばかりで」 「待つわけないでしょ!」 私は腰を往復した。 必死にピストン運動を繰り返し、私は私を強姦する。 だけど、 「おぉぉぉぉおお!!?だめぇ、童貞チンポじゃもうイっちゃぅぅぅう!!」 「ひあぁぁぁああ!!?むりぃ、処女マンコじゃもうヤラレちゃうぅう!!」 どぷっ 私もあっさりイってしまった。 どぷっ、どぷっ、どぷっ 私の精液が私のナカに注がれる。 私の精液が私の体を更に汚していく。 私も私も、イってしまった感覚に酔いしれて、体をびくびくと震えさせていた。 そして、私がまた余韻に浸っていた頃、私が私を押し返した。 「あ・・・!?」 「まだ、よぉ!」 そして私は、また私のチンポを私のマンコに突き入れられた。 「こうさんしてぇええ!もうこうさんっていってぉぉぉぉおお!!」 「いやいやいやあぁああ!!ぜったいにこうさんなんてしないぃぃぃいい!!!」 どぷんどぷんどぷん 「あんたがこうさんしてよぉ!!もうきもちいいのいらないからぁあああ!!」 「やだやだやだぁ!!ぜったいこうさんなんてするもんかぁぁぁあああ!!」 どぷどぷどぷどぷ 「「まげろ、まげろまげろまげっまけちゃうっ、やだやだまげだぐないぃぃぃぃいい!!!」」 私たちは、それからしばらく交互に私を犯し合った。 「にせものめぇ・・・さっさと、わたしがほんものだってみとめなしゃい~!」 「ちがうわよぉ・・・にせものなのはそっちで、わたしがほんものよぉ~!」 やっぱり、私はどこまでも『私』という存在は認められないみたいで、私たちはいまだに相手が『偽物』自分が『本物』と罵り合っていた。 もう、既に私の子宮には私の精液が溢れそうなほどに詰まっていて、動けば中の液体がたぷたぷと感じる始末だ。 それでも、私たちは止まれなかった。 「これで、最後にしてやるわ!」 「上等よ。どっちが偽物が、分からせてやる!」 私たちは互いに向き合って、チンポを向け合った。 じりじりとにじり寄り、私たちは、その時が来るのを今か今かと待ち続けた。 マンコからはぼたぼたと注ぎ込んだ精液と、自分自身で生成した愛液が混じった液体が落ちる。 意識はもはや正気を保ってない。 だけどやっぱり、私は『私』を認められたなかった。 「「イギグルえぇぇぇえぇええええ!!!」」 そして私は腰を突き出した。 「「ひぎぃ!?」」 刺した感覚と刺される感覚。 その二つの感覚が私たちを襲った。 「「いやぁぁあ!?犯しながら犯されてるのぉぉぉぉお!!!」」 きっと、私たちのような存在にしか味わう事の出来ない快感だ。 この人生で、一度も感じたことのない快感に、私たちは瞬く間に溺れ、そして無意識に腰を振った。 「やだやだやだぁ!腰、振りたくない、振りたくないのに振っちゃうぅ!!」 「孕む、孕んじゃう、偽物を孕ませて、偽物に孕まされちゃう!!」 「た、種付けぇ、種付けレイプして、先に偽物を孕ませてやるぅ」 「孕ませてやるのはこっちぃ!お前が孕め、孕んで負けを認めろぉ!」 「「あひぃぃぃぃいい!!!孕めっ孕めっ孕め!孕んで偽物と負けを認めろぉぉぉおおお!!!」」 強い口調とは裏腹に、私たちは蕩け切った顔で相手を罵倒する。 偽物偽物と罵っても、私たちはそれよりも快楽を貪ることに没頭する。 「イクイクイクぅ」 「はらむっ、はらむぅ」 「にせものっ、にせものぉ!」 「わたし、がほんものなのにぃ」 「でるでるっ、出してだされるっ」 「いやいやいやぁ、もうださないてぇ」 「「偽物なんかに孕まされるぅぅぅぅうう!!!!!」」 どぷんっ、どぷんっ、どぷんっ、どぷんっ――― 「――――はっひぃぅぅうぅううぃいいっ!?」 絶頂と共に目覚めて、私は跳ね起きる。 「はあ・・・はあ・・・はあ・・・あれ?」 私は寝間着姿でベッドにいた。 「ゆめ・・・?」 そう呟いて、私は、自分の股間を見た。 そこには服の下から何かが盛り上がってる感覚はなく、男性器なんてついていない女の私の体がそこにあった。 「なんだ・・・」 私は心底安堵する。 自分を騙る偽物と孕ませ合うなんて、あっちゃいけない事だ。 私は、朝食の準備をするべく立ち上がった。 膣から溢れる精液に気付かずに。 ――――その数か月後、私は妊娠していたことが発覚して、そしてあれが夢でない事に愕然とする。 そして、その子供を産んだ後に、私は、またあの夢でもう一人の私と対峙するのだが、それはまた、別の話。


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