「トワ様……やっぱり浴衣も似合ってるな」
某所で開催される夏祭りのメインイベントである花火大会。
何気なく会場を訪れた『あなた』を待っていたのは、押しも押されぬ有名人である常闇トワ。
金魚をあしらった白地の浴衣に、顔を動かす度に舞い踊る紫色のツインテールに、誰かとはぐれたのかきょろきょろと顔を動かす可愛らしい仕草と後追いで揺れる髪飾りに、何気なく向けられた緑色の瞳に、あどけなさの内に潜む蠱惑的な雰囲気を見出したこともあって、考えるよりも先に彼女の真後ろにポジションを取ってしまった。
「……おっぱいもちっちゃくて背も低いけど、ケツと太ももはムチムチしてるんだよなぁ」
ほんのりと汗ばんだうなじ、レッスンの賜物か引き締まった背中や帯で絞られた腰、括れからどどんっ♥♥と張り出した安産型のムチ巨尻。
小柄な割に豊満さを誇る膨らみは側面に皺が生じるまで引っ張りを強いられており、金魚の模様にもたわみが生じる始末。
さらに半円にお尻を隠す下着のラインもあからさまに露呈し、白とピンクの太いしましまや散りばめられたリンゴやぶどうやさくらんぼの柄まで透けており……花火とは比較にならないほどの絶景に両目は釘付けを余儀なくされた。
「すごいな、パンツの色も模様も全部透けてて……」
夜空が光で染まる度に、より鮮明に浮かぶ下着の佇まい。
追い打ちとばかりに、混雑に負けたことでぐいっ♥と突き出されたお尻が下腹部には不本意であろう密着が。
ぱふっ♥と押し付けられた分厚い尻たぶが平べったく潰れ、身じろぎに沿ってすりすりっ♥と股間を撫で、片尻ずつが交互にぶつかってはくっついた身体を押し返してと、触れた部分に広がるふにふにもっちりのピュアな柔らかさ。
生来の肌質とたゆまぬスキンケアが作り出す気持ちよさに魅了された『あなた』は少しだけ身を乗り出し、僅かに汗ばんだ後頭部の頭皮に触れるか触れないかの位置に鼻先を押し付けて深呼吸に挑む。
直後に鼻粘膜をコーティングするのは、脳細胞の一つ一つさえも寂しげに濡らす甘酸っぱくも鮮明な香り。
果実を連想させるアロマに否応なくぞくっ♥♥と身体を震わされたこともあって、気付けば右手の甲はふるふるっ♥と右に左に揺れる低身長巨尻に着地しようとしていた。
「トワ様のお尻……っ、おお、ううっ、ふにふにで柔らかくて、でもむっちりしてて」
指の付け根を満たすのは、むちむちの密度と張り。
容易く凹んだにも関わらず、奥からぽよんっ♥と弾き返してくるコシに富んだほっぺ感。
おまけに、浴衣ならではの涼しげな手触りやそれを帳消しにするほどの温もりと、指の端で捉えた下着の裾。
微かな後ろめたさを吹き飛ばすつもりで、『あなた』はトワの尻肉を優しく押し伸ばしていった。
「ちょっと、身体当たってるんだけど」
「あ、すみません。混雑してて上手く動けなくて」
もっとも人差し指と中指の甲をするっ♥と谷間方面に進ませた辺りで、くすぐったさを抱いたか顔を向けたトワが背中を捩らせる。
眉間に浅く皴を寄せた様子に、固く閉じた唇に思わず右手を逃がしかけるが、当の本人はふりふりっ♥とお尻と細長い尻尾をくねらせるのみ。
どこか曖昧な反応に期待と股間を膨張させた『あなた』は、掌をお尻の曲線に被せると背中を押された素振りで指腹をぴたっ♥と重ね合わせてやった。
「触ってない? さっきからモゾモゾって……おかしいと思ったんだよね」
「い、いや、そんなことは、偶然だって」
じーっ♥と注がれる眼差しは妙に熱っぽく、先程まで閉じていた唇も綻びを露呈させては白い歯を垣間見せる有様。
”少しくらいなら”と勝手な仮説を構築した『あなた』は掌の中心で尻山の頂点をぷにゅっ♥と変形させつつ中指の先だけでパンツ尻と生尻の境界線で段差を刻むアウトゴムを1秒1ミリのペースでなぞり上げた。
「あっ、や、んんっ、くすぐったいの、反則」
「…………これだけだったら、いいよね?」
「いいわけないじゃん、キモいよそういうの」
言葉では行為を咎めるものの、控えめに笑みを浮かべるだけのトワ。
そんな彼女がくたぁっ♥と体重を委ねてくれば、あちこちを彷徨っていた尻尾を左手首へと巻き付けてくれば、ほんの一瞬の瞬きを経由して少しだけ潤んだ瞳を向けてくれば、それを皮切りに左手を太ももへと進ませることとなった。
「トワ様、ちっちゃいのに下半身はこんなにどっしりしてて」
「それ褒めてるの? あんまり女性に言うようなことじゃないと思うんだけど」
「違うって、お尻が大きいからすごい可愛いんじゃないか」
「バカじゃないの?」、「もう……仕方ないなぁ」と歩み寄りとしか解釈できない返事に助けられる形で、両手指に感覚を集中させる。
右手には、浴衣の生地を貼り付かせた重みと軽やかさを両立させたお尻の柔らかさ。
左手には、お尻よりも筋肉で張った瑞々しさと弾力を両立させた太ももの柔らかさ。
皮膚をぞくっ♥と痙攣させる心地よさに花火のことなどとうに忘れた『あなた』は、上半身を覆い被さらせつつ浴衣の合わせ目をこじ開けた。
「あっ……直接するのは、っ、んんっ」
「真っ暗だから、わからないって」
「調子乗るな、っ、えっち……キモいって、あ、あうっ」
非難と誘導を混じえた吐息混じりの掠れた声に唆されるまま、汗に蒸れた人肌の温もりに蠢く指先を押し込む。
生地が一枚減ったことでよりダイレクトに感じられるもちもちの吸着性に、指紋の間にさえ侵入を遂げるぴちぴちのきめ細やかさ。
加えて、逆三角形のなだらかな丸みへの接近に比例して届く湿った甘酸っぱさとやんわりとした乳臭さ。
浴衣をはだけさせただけで周囲の空気を塗り替えるトワのフェロモンに額の裏側をがくんっ♥と揺さぶられた『あなた』は、並行してお尻の丸みを撫で回しながら太ももの相手に人差し指を侵入させた。
「お尻だけだと思ってたのに……っと、そっちは、あぁっ」
「太ももの奥も結構汗かいてるな、じっとりしてて、熱っぽくて……」
想定外の愛撫だったのか、ぎゅっ♥と両脚を閉じて異物の行く手を阻むトワ。
しかし『あなた』が裾を引っ張って下着に包まれたお尻を丸出しにしたところで彼女の細い背中が丸まり、ぞくっ♥とむず痒そうに震えた肌が圧迫を緩める。
力が抜けた油断の間に右手でお尻を揉みしだき、左手で一番匂いも熱も強く残っているであろうゴムとの境目にすりすりっ♥と指先を蠢かせ、かと思えば今度ははみ出した生尻をぷにっ♥とつついて凹ませ、僅かに脂を乗せた内ももの肉をぐにゅっ♥と鷲掴みにしてやる。
するとトワは湿りかけたツインテールをあからさまになびかせ、「くぅっ」と”鳴き声”じみた高めの声を唇端に滲ませ、お尻を時計回りに泳がせてくる。
少しは気持ちよくなってるに違いないと確信を抱いた『あなた』は、再び両手を大きなお尻に戻して縞パンをささやかに飾るフルーツの模様に指腹を添えたままお尻をぐにゅっ♥、むにゅっ♥、もにもにっ♥と10本の指を根元まで溺れさせる勢いで豊満な膨らみを揉みしだいた。
「っ、お尻ばっかり、確かにちょっとお肉付きすぎてるかもしれないけど、っ、はう、ぅ」
「トワ様、浴衣から下着の線も、しましまも、リンゴとぶどうとさくらんぼの柄……全部透けてたよ」
「知らないってそんなの、だからって、あ、あっ、あはぁっ」
視線をぷりんっ♥と弾むお尻に固定しながら、両手指を不規則に稼働させてトワのお尻を満遍なく揉み捏ねる。
彼女がぐいっ♥とお尻を差し出してきたのを合図に、たっぷりと肉を蓄えた南半球を抱えて台形に拉げさせたり。
彼女が谷間へと追い詰められた裾を後ろ手で整えたのを合図に、指の間をはみ出るふにふにの柔肉塊も気にせずに双球を掴んで寄せたり。
彼女が胸元に右手を乗せて溜め息を夏の熱気へと溶かしたのを合図に、ぎゅっ♥と手の中で縮こまったお尻を外側に引っ張りつつより濃厚なフェロモンを湛えた渓谷を割り開いたり。
彼女が臍の下に左手を預けて所在なさげに首を動かしたのを合図に、伸ばされた下着が控えめにたわみを生じさせるクレバスに中指を差し込んで浅く穿ってみたり。
彼女が曝け出された下着のフロント部分を両手で庇ったのを合図に、山頂と掌の中心の位置を合わせた状態で手の甲どころか手首まで餅尻に沈ませたり。
そうやって騒がしさをいいことに安産型ムチ尻の心地よさを家でも再現できるレベルで皮膚に定着させ続けていたが、ここでぞりぃっ♥と裏地に擦り扱かれた亀頭がどぷっ♥と我慢汁の塊を吐き出す。
射精紛いの愉悦を自覚させられたことで輸精管を逆流するもどかしさや袋の中身を蝕む切なげな震え、臍の奥でくすぶる渦状の焦れったさと衝動も加速する中で、『あなた』はトワの潤んだ眼差しを皮切りにズボンのジッパーを下げてしまった。
「見てよ、トワ様のお尻が気持ちよすぎて……勃ってきちゃった」
「はあ? え? っ……トワ、初めて見たんだけど、そ、そうなっちゃうんだ」
「チンポ触ってよ、別に挿れるつもりとかはないからさ」
支離滅裂な言い分に対するは、”はい”とも”いいえ”とも解せない沈黙。
『あなた』は返事を促す要領で左の中指と薬指を薄めの土手肉に宛てがい、ジグザグに動かしたそれらでぴっちりと閉じていた縦筋を控えめに潰し分けていった。
「あっ、んんっ、考え直しなって、ぇ……っ、トワも、変な感じになっちゃうじゃん」
「触ってくれたらやめるけど」
「ひうっ、んは、ああぅ、っ、んっ、ん……っ、あっ、っく、ぅ」
まずは、薄布が吸った汗の熱気と蒸れを追尾するようにスリットを押し退けて内側の柔らかさを確かめる。
さらに、下着の前半分を飾る薄ピンクのリボンをそっと弄りつつ、下腹部に左掌を添えたままミリ単位で上下左右に動かしてお尻や太ももと比較すると平坦な柔肉全体の心地よさを神経へと送り注ぐ。
さらに、鉤状に曲げた中指をくぷっ♥と割れ目に嵌め込み、微細な振動とともにくちくちくちくちっ♥と綿の生地に染み出した滴りを広い範囲へと及ばせていく。
さらに、秘裂の上端に眠るささやかな突起に親指の腹を掠らせ、触れるぎりぎりのフェザータッチを施してはトワが背筋を反り返らせた瞬間を狙って爪の先だけで転がしてやる。
核心へのお触りが彼女の心を移ろわせたのか、下着のゴムを引っ張ったタイミングで震えを残す左手が亀頭へと着陸を遂げる。
しかしコンマ数秒後に訪れるさらさらですべすべでもちもちと矛盾を孕んだ心地よさが汁気に浸った鈴口をびりびりっ♥と痺れさせ、追い打ちとばかりにトワが顔を上げて口元の近辺をじーっ♥と見つめてくる。
頬に降り注ぐ甘ったるい吐息も、ぷるるんっ♥と手の中で小さく揺れた尻肉も、先端を優しく握り包みながら裏筋に指先を引っ掛けるいじらしさも相まって、『あなた』は半ば暴発の体で精液を曲がった指の内側に解き放ってしまった。
「あっ、あ、あっ、ト、トワ様っ……出て、おう、うっ」
「えっ!? あ、やっ……こんなの、聞いてないんだけど、っ、ああ、うっ……」
袋の中身がすーっと重みを失い、臍周りが強烈な麻痺で感覚を失う間に咄嗟に手を離すトワ。
故に白濁の放物線は可愛らしい下着に付着し、加えてざりっ♥とカリ首を掻き毟られたことで射精の角度がずれて周囲で花火を楽しむ浴衣女性の尻にまで精液を撒き散らすことに。
転じて、手首を掴んで発射の行く末を見守り続けるだけのトワ。
『あなた』は脳を蕩かす愉悦の余韻に浸る間もなく、会場を後にすることを余儀なくされた。