「え、でも僕だと振り付けのチェックとかできないんだけど……それでもいいの?」
「いいの、しっかり見ててね」
熱気の残るスタジオにて。
天ヶ瀬むゆからの唐突な申し出に困惑しつつも、距離を詰めてきた彼女を突っぱねることもできず首を縦に振ることとなったマネージャー。
目の前には、丈の短い半袖シャツに黒いショートパンツというラフな格好のむゆ。
直前まで練習に励んでいたのか、汗ばんだ額や僅かに重みを増したツインテールから漂うのは制汗剤とボディーソープの余韻を残した甘酸っぱくも蒸れた匂い。
動き回っていた女性ならではの極上アロマに背筋をぞわつかせたマネージャーは、整った美貌が作り出す笑みに、微かに潤んだ青い瞳に、僅かに顔を覗かせる小さな臍と引き締まった腹部に、スリムな長い手足とは真逆のボリュームを湛えた乳尻に魅入られる格好で、仄かになびく髪や赤く染まった頬へと視線を向けてしまった。
「ちゃんと近くで確認してよね…………あ、座ってていいよ。疲れてるでしょ?」
「じゃあ、そうさせてもらおうかな」
「とりあえず、見せ場のところだけでも……新曲のダンスって、こんな感じなんだけどどうかな?」
促されるままに床へと腰を下ろせば、数センチ先にはそびえ立つ豊満なお尻が。
曲のリズムに合わせて左右に揺れる尻肉は普段から持て余していますとばかりにぶるんっ♥、ぷるるんっ♥と縦に波打っては横に震え、屈む背中に屈して薄手のショートパンツが伸ばされる度に下着のラインがくっきりと浮かぶ。
布面積は狭いようで三角形に捩れたそれは尻山の真ん中辺りを斜めに通り抜け、クロッチの縫い目付近では蛇腹状にくしゅくしゅっ♥と折り畳まれた有様。
加えてアップテンポの曲によって翻弄された着衣は少しずつズリ下がっていき、シャツが捲れると同時に細く括れたウエストが暴き立てられ、最後には激しい尻揺れとともに白い布地の端が明らかになる。
汗で貼り付いたパールホワイトの生地に、Tバック同然に食い込んだ小さな下着からこぼれ落ちた”北半球”に、目の前でふりふりっ♥と残像さえ生じさせかねないレベルで弾む巨尻にごくりと喉を鳴らしたマネージャーは、躍動を極めたむゆの大きなお尻に顔を接近させた。
すーっ♥、はーっ♥と汗混じりのフェロモンを鼻粘膜に塗りたくりながら。
「どう、かな? 結構自信あるんだけど」
「……す、すごくいいと思うよ。もう完璧なんじゃないの?」
やっとの思いで絞り出した声。
だがむゆはマネージャーの思惑など意に介することもなく、お尻を振り続けるばかり。
時にぐいっ♥と限界までお尻だけを高く捧げて8の字でも描くように双球を振り乱し、時に腰の前後を使って視界を黒い丸みで支配し、時にどすんっ♥、ばすんっ♥と叩き付けるように尻たぶを振り下ろし、時に不意に動きを止めてふるふるっ♥、ぽよんっ♥と柔らかそうな肉の表面だけを震わせ、時に互い違いに左右のお尻を上下させて下着と色白の生尻が見える範囲を増幅させ、時に鼻先に触れるぎりぎりまでお尻を寄せたまま時計回りに反時計回りにお尻をくねらせる……
甘酸っぱくもフレッシュな香りに思考さえも吹き飛ばしたマネージャーは、本来の仕事も忘れてむゆのお尻を凝視することとなった。
「…………っ、むゆちゃん、そんな近くまで来られると、その」
「あっ、ごめんごめん、つい夢中になっちゃって」
「振り付けは、多分大丈夫だと思うよ、そ、それよりまだ打ち合わせとか残ってるんでしょ?」
「そうだった、ちょっと行ってくるね」
姿勢を戻し、その場を後にするむゆ。
一人取り残されたまま下腹部へと視線を落とせば、ズボンの裏地を押し上げる勢いでペニスが高くそそり立っていた。
布に強く圧迫されたそれがずりぃっ♥と摩擦を生じさせれば、どぷっ♥と溢れる我慢汁とともに快感が逆流し、淡い痺れが竿の根元や袋の中身にまで及ぶ。
射精数歩手前の愉悦に囚われたマネージャーは、深呼吸を繰り返して勃起をなだめる羽目になった。
※※※
「むゆちゃん……あんなお尻見せつけられたら、こっちもおかしくなっちゃうって」
打ち合わせを終えた彼女が向かったのはシャワールーム。
一方で脳を焼き焦がすのは、眼前で揺れて震える大きなお尻と甘い香り。
今にもぶつかりそうな距離でぶるんぶるんっ♥と縦に横にとバウンドしていた膨らみを忘れられるはずもなく、思考が蕩かされる中で気付けば脱衣所に。
”こんなことしていいわけない”と理性は警告を下すも、ドアノブを捻ろうとする右手への制御には及ばず……マネージャーは物音に注意を払いつつ禁断の領域へと足を踏み入れてしまった。
「これって、やっぱり……むゆちゃんのパンツだよな」
すりガラス越しには、巨尻アピールに余念のない彼女の後ろ姿。
脱衣籠には、丸まった彼女の白い下着。
誰であっても触れることなど到底許されない薄布を手に取ったマネージャーは、指紋を湿らせる濃いめの汗とやや酸味の目立つ生々しい体温に命じられる形で少しだけ扉を開けた。
「あーあ、もう少しお尻も小さくなってくれたらいいのに」
「…………声出したら、絶対バレる……むゆちゃん、本当にごめん」
裏返した小さな下着を鼻先に押し当てて脳内にがつんっ♥と衝撃を与えつつ、下半身に力を入れて今にも噴き出しそうな精液を、僅かな空白を頼りに大きなお尻を間近で捉える。
ほんの数センチ先にどっしりと幅と厚みを誇示するむゆのムチ尻。
触れただけで突き飛ばされそうな質量とは裏腹に過剰なまでの柔らかさを湛えているのか、肉塊は彼女が右手指を添えただけで呆気なく窪みを作り、ささやかな掌圧だけでむにぃっ♥と縦長に形を変える。
それは乳房も同様で、「こっちもすごい揺れちゃうんだよね」と独り言に沿って着地を果たした左手とともに拉げて凹み、身じろぎに沿ってぷるんっ♥と弾む。
かと思うと今度は中指でお尻の谷間をぐぱぁっ♥と割り広げたり、下尻を掬い上げて平べったく潰したかと思うとたぷんたぷんっ♥と揺さぶったり、壁に左手をついたままお尻を突き出して扉へと差し出してと大胆な仕草が。
予想外のサービスを前にマネージャーはむゆの大きなお尻へと顔を接近させてしまった。
身じろぎに沿ってぷるんっ♥と揺れる尻頬を追いかけながら、水滴を弾くほどの張りと艷やかさで満たされた色白の素肌で視界を埋め尽くしながら、甘く透き通った石鹸の香りで鼻腔を満たしながら、ぎゅくぅっ♥と疼きを走らせては裏地を大量の我慢汁で汚すペニスを自覚させられながら。
「マッサージとかも、した方がいいのかな」
追い打ちとばかりにむゆが鏡の前に立ったことで、前半分の佇まいも明らかに。
ヒップには見劣りするものの十分に発育したお椀型の乳房がぷるんっ♥と震える様子も、腹筋が割れる一歩手前まで細く締まった腰周りも、なだらかな曲線を描く太もものシルエットも、閉じた美脚の真上に佇む無毛の縦筋とふっくらと盛り上がった土手の肉も……欲情の対象であったむゆの一糸纏わぬ裸体を目の当たりにしたマネージャーは、右手に握り締められていた下着を鼻先に寄せて、何度も何度もクロッチの匂いを嗅ぐことを余儀なくされた。
「こことか、ここも……絶対に肉が付いちゃってるよね」
呼吸を経由して、脳内でスパークを起こす甘ったるくも僅かに饐えた最高級の匂い。
僅かな乳臭さとほろ苦さを含んだそれを口内粘膜へと馴染ませ、舌も喉もむゆのアロマでびりびりっ♥と痺れを生じさせつつむゆの乳尻に改めて視線を向ければ、右手は乳房、に左手は臀部にと着地を果たす。
すると彼女は「マネージャーさんはどう思ってるのかな?」、「ダイエットとかも考えないとなぁ」と独り言に並行して、柔らかそうな肉塊を軽く揉み解し始める。
指の間からむにゅんっ♥とはみ出る肉にも、弾ける雫も構わずに揉み込む手つきにも、ぐいっ♥と突き出された巨尻がぱちんぱちんっ♥、ぴたんぴたんっ♥と左右に揺れては叩き合う瞬間にも脳を焼き焦がされたマネージャーは扉をもう少しだけ開けてシャワールームへと顔をくぐらせる。
もっとも浴室に充満する熱気といい匂いに脈打つ亀頭は新たな我慢汁を撒き散らし、袋の中身も強烈な凝縮を曝け出す。
間近に射精を察知したマネージャーは唾液の付着した下着を籠に戻し、脱衣所を後にした。