「ふーん、1000円払うと出れるんだぁ」
不意に意識を失った『あなた』が目を覚ますと、いつの間にかベッドしかない小さな部屋に閉じ込められていた。
だが隣にいるのは、アルス・アルマル。
かねてから性的な欲求を抱き続けていた存在を前に、風に乗って届くもぎたての果実を連想させる甘酸っぱくもフレッシュな香りに、じーっ♥と見上げてくる青い瞳に、明日買い距離に、力を失った『あなた』はベッドに腰を下ろしてしまった。
「別にそのくらいだったら払えるんだけど…………」
意味ありげな発言を中断させ、右隣へと腰を下ろすアルス。
自ずと濃さを増すアロマに、二の腕をふわっ♥とくすぐる高めの体温に、着席の瞬間に捲れ上がる黒のバルーンスカート。
曝け出されたやや太めの美脚も追い打ちとして、『あなた』は150センチに満たない小柄さとのギャップも著しい大きな胸に視線を固定させることとなった。
「すごいじろじろ見てるけど、もしかしてボクのこと知ってる?」
「あ、ああ……前々から、すごいいいなって思ってて」
「そうなんだ、へー……だったら、別にいいよ」
笑みを浮かべたアルスが立ち上がると同時に、どこからか強い風が吹く。
直後にフリルで飾られた裾がフローリングと平行にまで持ち上がり、大きなお尻にぴたっ♥とフィットした下着が曝け出される。
両目を射抜くのは白と水色の太めな縞模様に、右尻を斜め下方向に通り抜けるたわみに、お尻の谷間に沿って等間隔で配置された短い横皺に、縁に縫い付けられたいわゆるピコレースに、下尻の肉圧が災いして蛇腹状に折り畳まれたクロッチの手前。
丸一日の行動で体温と汗を吸ったであろう布地は仄かに湿っているのか、お尻の曲線に貼り付いた水色には僅かな濃さが与えられ、顔を寄せれば風に乗って額を撫でるシトラスと石鹸の混じり合った甘酸っぱくも爽やかなアロマに促されるまま顔を接近させると、同時にアルスは小さくお尻をくねらせてくれた。
やや遅れてぶるんっ♥と揺れるお尻も相まって、『あなた』は何度も何度もすーっ♥、はーっ♥と鼻腔や額の裏側にいい匂いを馴染ませ続けた。
視界を縞模様で満たすのも、綿と思われる布地の光沢と小さなレースからはみ出してはもちもちっ♥と緩やかに平べったく変形する生尻を凝視するのも忘れずに。
「ボクのパンツ見てるでしょ? ちょっとやらしすぎない?」
「…………それは、その、でも、こんな近くで」
「……触ってもいいって言ったら、どうするの?」
思わぬ問いかけを前に、『あなた』はごくりと喉を鳴らしつつ天井を睨んでいた亀頭を両掌で庇う。
対するアルスは身体の向きを反転させ、前屈みになったかと思うと両腕を閉じてノースリーブ越しの乳房をむにんっ♥とはみ出させる。
中心部へと追いやられた大きな胸は縦長の楕円に拉げ、谷間に触れていた白い布地に数本の皺を集め、脇をこぼれ落ちた生の丸みが側圧に屈してぷにゅっ♥と押し出され、最後に裏布を跳ね除ける丸みが頂点に佇むささやかな乳首や面積の狭い乳輪の作りを晒す。
透ける薄ピンク色に、摩擦によってぷくぅっ♥と膨れる突起に、引っ張られて隆起を果たすその周囲に魅了された『あなた』はコシを浮かばせ、アルスの大きな胸に頬ずり覚悟で額を寄せていった。
「ほらっ、ボクのおっぱい割と大きいでしょ?」
石鹸に濃い目のミルク感を湛えた体臭に目眩も強まる中で、大きな瞳に見つめられる中でただただ頷きを返せば、「ちょっとくらいだったら、触ってもいいよ」とねっとり気味の声が。
下乳をぐにゅっ♥と持ち上げる細い腕にも、はっきりと形を浮かばせた小さな尖りにも、迫り出しつつも平らに伸びた南半球にも理性を捨てさせられた『あなた』は、欠片ばかりの躊躇を連れて右の人差し指をおそるおそるアルスの左乳へと捧げ……びゅくっ♥、とぷとぷっ♥とズボンの裏地をぬめらせる我慢汁と縮こまる睾丸を合図に縦長に変形した乳房をぷにゅっ♥♥♥とつついて震わせた。
「はあっ……アルスちゃんの、おっぱい、おっぱい……ぃっ」
「んっ、ん……っ、そんなに興奮されると、何か気まずいんだけど」
サテンにも似た、指紋に引っ掛かりを全く与えない艶に秀でた手触りの先には、表面ふにふに内側もちもちの適度な反発を乗せた柔らかさ。
強く弄ったら泡のように散り溶けかねない儚さとは対称的に奥に隠れた脂肪はずっしりと重く、それでいて押し込んだ指の分だけ凹みを強める包容力も両立させており、おまけに撤退させた人差し指を追いかけるようにぷるんっ♥と震える瑞々しさまで兼ね備えていた。
薄布1枚を隔てて届けられる複雑な柔らかさに脳内を火花で焦がした『あなた』は、加勢させた中指で乳輪の真下辺りをふにゅっ♥と潰したり、親指と人差し指の腹で乳房を軽く摘んでみたり、脇との境界線をつつーっ♥となぞり抜いては焼き立てパンを彷彿とさせるふわふわ具合を堪能したり、掌の中心で乳房の頂点を遠慮がちに押し潰してこりこりっ♥と芯を孕んだ突起を上下左右に薙ぎ倒し、腕と下乳の間に指3本をくぐらせて伸し掛かるボリュームをピンポイントで支えてと、アルスが唇を綻ばせたのをいいことに南半球の外側を弄り倒してやった。
転じて、当の本人は興味深そうに指の動きを追いかけるばかり。
無抵抗に乗じる格好で『あなた』はアルスの指先で窪ませ、指の間を溢れた乳肉を左手指でぽすぽすぽすっ♥と少しの力で叩いて波打たせ、下乳の側面に両手を宛てがって少しずつ乳房を寄せてと、次第に愛撫をエスカレートさせていった。
「ねちっこいって、変な感じになっちゃう」
「だ、だったら……その、ほっぺとかも触らせてくれる?」
「……え? ここ? ボクの顔がおっきいからって、変なこと言わないでよ」
「違うって、こっちもすごい気持ちよさそうだったから」
去り際にぎゅっ♥と乳房を掴んで捏ね回し、未だに震えを残す両手をアルスの頬へと着地させる。
柔肌への接触を遂げると同時に指紋を満たす、滲む汗の微かな温かさとつきたての餅を否応なく想像させるぴとぴとの質感。
乳房に匹敵するレベルの柔らかみが、重ね当てた指を剥がすのに手間を要するほどの艷やかな光沢が、添えただけの指腹を第一関節近くまで埋もれさせるまんまるの顔ならではの厚みが脳内をぐちゃぐちゃに蕩かし、気付けば『あなた』は衝動のままにキスを挑んでいた。
「別に気持ちよくはないよ。くすぐったいだけ…………んっ、ちょっと、ぉ……」
「ごめん、でもアルスちゃんの顔が、こんな近くて」
柔らかもちもちの”ほっぺ”を支えつつ、少しだけ突き出た唇を啄み貪る。
時に被せた頭で唇を捲り剥がし、時に内頬に秘められた吐息の香りをあからさまに吸引して肺をいっぱいにし、時に小さな口をこじ開けてつるつるの歯や健康的な歯茎を満遍なく舐め回し、時にぎこちなく強張った舌を根元から掘り起こし、時に力を失った舌に自らのそれを絡ませ、時に新たに滲み出た薄甘い唾液を啜り尽くし、時に上顎にくるくるっと時計回りの円を置き、時にくちゅっ♥、くちゅっ♥と水音を弾かせ、時に頬肉を揉みしだきながらずぞぞぞぞぞっ♥♥と涎も吐息も喉奥へと導き……アルスが鼻呼吸を加速させるのも意に介さず、唇裏を密着させた『あなた』は作りの狭い口の中に粘着質な撹拌を施した。
「っく、く、苦しいって……っ、キスは、ボクだって……その、どきどきしちゃうから」
だが味蕾の一つ一つを丹念に刮げて増したとろみと甘っこさを粘膜へと伝達させた瞬間に、弱々しい力が迫る身体を押し戻す。
視線を落とした向こうには、軽く頬を膨らませて唇を尖らせてと不満そうな様子。
そんな彼女に愛おしさを抱いた『あなた』はズボンのジッパーを下げると、縦糸をぶら下げた亀頭を青い瞳の前に差し出した。
「あ、大きくなってる。勃起、って言うんだっけ?」
「触ってくれる? 本当はぷにぷにのほっぺに擦り付けたいんだけど」
「……それは無理、こんな、ぬるぬるしてて、気持ち悪いの……」
頬を赤く染め、視線を逸らし、一歩後ずさるものの、右手の指が亀頭の裏側に絡み付く。
高価な布ともことなるしっとりぷくぷくすべすべの心地よさが裏筋やカリ首を弄ればそれだけで竿は脈打ち、どぷっ♥と溢れた次の我慢汁が雪色の手首を汚す。
『あなた』はアルスにお尻を向けさせるとスカートを捲り、中心部にY字の皺を刻む縞パンに包まれた大きなお尻に左手を伸ばすと同時に後ろ手でペニスを満遍なく扱かせた。
「お尻も大きくて、もちもちしてるんだな」
「それは、別にいいじゃん、っ……あ、あうぅっ、固くて、何か、別の生き物みたい」
広げた掌で密度に富んだもっちり具合強めの尻肉を外側へと撫で抜けるのと並行して、アルスの右手がカリ首を皮ごと逆方向に引っ張り上げる。
くの字に曲げた指を一本ずつめり込ませるのと並行して、不規則に蠢かせた五指で捲れたエラをぐちゅぐちゅっ♥と揉み解す。
中臀筋の辺りから谷間へと進ませた薬指と小指で窮屈そうに閉じた谷間を割り広げるのと並行して、親指と人差指がぞりぞりっ♥と亀頭の側面を摘んで転がす。
左尻の南半球をぎゅっ♥と掴んで重みで満たされた柔らかさを掌に伸し掛からせるのと並行して、右掌が裏筋を経由して竿の根元や鈴口を握り扱いては微細な起伏を浮かばせた粘膜を爪の先で優しく引っ掻く。
下着をこぼれたつやつやもっちもちの生尻にむにぃっ♥と中指を第二関節まで溺れさせるのと並行して、竿を巻き込んだストロークがぐちゅっ♥、ぐちゅっ♥、ぐちゅっ♥と男性器全体を苛む。
かと思うと今度は爪を立てた親指と人差し指でカリ首をソフトに摘み、絶え間なく薄く濁った粘液を漏らす鈴口に指腹を被せたまますりすりすりっ♥と敏感な領域を優しく摩擦し、指リングでぎちぃっ♥と亀頭を締め上げる。
強まる刺激とアルスの餅尻と撒き散らされる甘酸っぱい極上アロマに興奮はピークへと促され、手指がぐちゅんっ♥♥と先端を握り潰したところで『あなた』は抗い難い痙攣とともに精液を吐き出してしまった。
「ひゃっ……! え、あっと……出てる、こんな、ぬるぬるしてるんだ」
「っああああっ、あひ……ぃっ、ごめん、ぶっかけるつもりは……はあ、ああっ」
どくんっ♥と搾り出された白濁は、掌の窪みに溜まるとともに糸を引いた粘着質な礫が手首にまで及び、しっとりもちもちな指先に絡まったそれがぬとぉっ♥と床に向かって伝い落ちる。
一方で脈動に比例して脳はざわめき、腰がへこへこっ♥と勝手に前後を始め、膝は崩れ、精液の通り道は甘切ないむず痒さの支配を受けてと愉悦とその余韻が全身を駆け巡る。
結果として『あなた』は、アルスにもたれかかったまましばしの時を過ごすこととなった。
掴んだ”もちもちほっぺ”を解して、形良い唇が拉げるまで寄せ、摘んで引っ張るのも忘れずに。