「キミがこんな人だったなんて、ボク知らなかった」
「本当に、ごめん」
射精を終えたことで冷静さを取り戻した『あなた』は、別れも覚悟の上で頭を下げる。
もっとも、かなたはペニスに巻き付いていた下着をただ握り締めて俯くばかり。
どこか曖昧な反応に、もじもじと動く身体に、開きかけた唇に、ふっくらぷにぷにの色白頬を伝う汗に祈りを捧げるつもりで、『あなた』はズボンを履き直して縮こまった男性器を着衣の内側へと戻してやった。
「確かに、急にお部屋汚されるのは好きじゃないけど、でも……ボクのこと、そういう風に見ててくれるのは、えっと、悪くないかも」
「そ、それって」
「でも、勝手に触るのはダメだからね? ボクが、いいって言った時だけ」
予想外の返事に安堵を覚える一方で、2度目の射精をせがむ本能が”もしかして今だったら”とペニスを固くそそり立たせる。
夥しい量の白濁を吐き出したにも関わらず、疼き、屹立し、内側をぬるぬるの焦れったい痺れで満たしたそれに制御不可能な欲求を抱えさせられた『あなた』は、発育途上だが柔らかな身体を抱き寄せる。
汗と石鹸でふわぁっ♥♥と極上の芳香を撒き散らす髪をなびかせ、アロマディフューザーさながらの機能を果たす女体に自らの男根を擦り付けながら。
「あっ、う…………しょうがない、よね。ボクの身体……触るだけだからね、ちゅーとかもしていいけど、最後までするのはなしだからね?」
「わかってるよ、かなたん……本当に嬉しい」
「……ボクだって、すっごくドキドキしてるけど、興味なかったわけじゃないし」
パーカー越しに辛うじて把握できる膨らみに、薄手のパジャマ越しにしっとりと蒸れたぷりぷりの美尻に、中性的な上半身とは裏腹に女性的な柔らかさと適度なむちむち感を湛えた太ももに、間近に差し出されたつやつやぷるぷるの唇に、吐息とともに届けられる唾液の温もりに……ペニスはずぐんっ♥、どくんっ♥♥と脈動を強め、衝動じみた期待感に乗せられた『あなた』はかなたのお尻へと両手を伸ばした。
「服、脱いでほしいんだけどその前に……お尻こっちに向けて、軽く突き出してくれる?」
「よくわかんないけど、これでいいの?」
求められるままに背中を向け、四つん這いに近い姿勢でぷにぷにの丸尻だけを高く捧げてくれるかなた。
縦に横に伸ばされた裏地と膨らみの密着が促されれば、谷間に食い込んでいた布地が押し出されたタイミングで自ずと浮かび上がる下着の線。
太めのアウトゴムが、半円に尻たぶを包む布の面積が、クロッチの縫い目が曝け出される中で『あなた』はごくりと喉を鳴らしつつ、毛玉を点在させた生地へと顔を接近させ、彼女にもわかるようにすーっ♥、はーっ♥と露骨な深呼吸を繰り返した。
「これ、どういう意味があるのかわかんないんだけど。もう、くすぐったいって」
「ごめん、パンツの線見ながらお尻の匂い嗅ぎたかっただけ」
「……っ、キミって結構やらしいんだね」
不満げなリアクションに次いで、「とにかく、脱げばいいんだよね?」と吐息混じりの掠れた声が。
『あなた』が頷きを返すと、かなたはややぶかぶか気味のパーカーも、お尻にぴとっ♥と貼り付いたズボンも、厚手の靴下も全部カーペットの上に脱ぎ散らかしてくれた。
「部屋があんまりきれいじゃない理由がわかった気がする」
「うるさいなぁ、そういうこと言うんだったら触らせてあげるのやめよっかなー」
ぷいっとそっぽを向いたかなたをなだめるように背中や肩、二の腕を弄るのと並行して視線をお尻へと落とす。
手を伸ばせば届く距離には、臍の真下さえもフォローする布面積。
水色と白の太い横縞をベースにデフォルメされたヨットや貝殻、浮き輪やヤシの木を散りばめた可愛らしいを通り越してあどけないにも、素朴にも程があるデザイン。
下尻まで満遍なく覆い隠した一方で、水準以上に発育した美尻にフィットした薄布に、裾を青で彩った太めのアウトゴムに沿って走る浅めのたわみ。
お尻の割れ目の位置情報でも教えてくれるように、なだらかに窪んだ中心部と左右の尻山に引っ張られたことで発生する横向きの短い皺。
そしてお尻の曲線に応じて膨れてはしぼむ縞模様に、きゅっ♥と引き締まるプリケツと一緒にくしゅっ♥と潰れる下着の模様。
瞬きを忘れた『あなた』は、じっとりと湿度を孕んだ甘酸っぱい香りに包まれたまま両手をお尻へと宛てがった。
「んうっ、ふああ、ああぁ……そんなに、お尻好きなの?」
「かなたんのお尻だから、こんなに触ってるだけ」
「え、え? うそ、やっ、んっ、ん……ううっ、あう、うっ、変なこと言わないでよ」
満更でも無さそうな様子に顔を向けつつも、両掌に全神経を集中させる。
かなたがふりふりっ♥とお尻を右に左に泳がせたタイミングで、つるんっ♥と艶を帯びたプリントの心地と汗と熱気でしっとりふかふかの心地を湛えた下着の手触りを脳内へと記憶させる。
かなたが「んっ」とどこか切なそうな声を漏らしたタイミングで、少しだけ両手に力を入れてふにゅっ♥とお尻を凹ませ、ぷにぷにぷりぷりの柔らかくも弾力的な重みを掌へと伸し掛からせる。
かなたがたわんだシーツを強く握り締めたタイミングで、親指を尻山の頂点へと重ねてぷにゅっ♥とつついて凹ませ、残った8本の指をお尻の外側へと進ませていく。
かなたが指の動きをじーっ♥と目で追いかけ始めたタイミングで、右手を反時計回り、左手を時計回りに動かしてお尻を隅々まで撫で弄ってやる。
かなたが手足や額に汗を滲ませたタイミングで、割り広げたお尻の谷間に鼻先を埋もれさせて甘酸っぱくも透き通ったいい匂いを鼻腔へと纏わせる。
お尻で顔を押し返されても、頬に尻たぶを擦り付けられてもお構い無しで柔らかな膨らみを揉みくちゃにしていると、剥き出しのペニスがびくんっ♥と脈動を強め、新たな我慢汁を迸らせる。
疼きともどかしさが強まる中で、『あなた』は小さな身体をうつ伏せに寝かせてしまった。
ほぼ平らな乳房やほんの少しだけぽっこりした腹部に両掌を及ばせるのも忘れずに。
全ての着衣を脱ぎ捨て、お互いの密着を促すのも忘れずに。
温かさを求めて、自らの背中に毛布を掛けるのも忘れずに。
「……我慢できなくなってきた」
「最後までするのは、だめ……だよ?」
「わかってる、だから、お尻で擦ってもいいかな?」
返事を聞くよりも先にかなたに覆い被さり、作りたてのプリンを連想させるお尻の右半分にずりゅっ♥♥とペニスの裏側を擦り付ける。
刺激に弱い粘膜を襲うのは、ほわほわでさらさらの”良質な履き心地”と身じろぎに従ってぷるんっ♥、ぷりんっ♥と揺れて弾んでぷるぷるしてくるお尻の柔らかさ。
かなたが腰を浮かばせれば、発熱で蕩けつつある尻肉がふるふるっ♥と震えを露呈させ、沈んだ裏筋をくちくちくちくちっ♥と縦方向に刺激する。
かなたが腰をくねらせれば、カリ首の側面に下着越しの肉が入り込み、エラの裏側を丹念に拭い潰す。
かなたが腰で円を描けば、谷間へと転げ落ちた亀頭が3次元的な収縮に巻き込まれ、縦横の動きに沿って側面を圧迫する。
追い打ちとばかりにかなたがお尻をきゅっ♥♥と引き締めれば、クレバスの内側が我慢汁に塗れた竿をぐちゅぐちゅっ♥と満遍なく扱き倒す。
素肌の温かさと滑らかさも、全身に滲んだ石鹸混じりのフェロモンも相まって『あなた』は下腹部を前後させてかなたのお尻をぷるんっ♥と押し返すこととなった。
「はあっ、あぁ……っ、かなたん、あったかくて、すべすべしてて、いい匂いで……はあっ、ううっ、こんなの、我慢できないって」
「ちょっと、近いような気がするんだけど、っ……そんなに、ボクのこと、っ……好きでいてくれるんだ」
ヨットや貝殻がプリントされた縞パン越しに裸体を重ね合わせたまま、空いていた両手でなだらかな乳丘を探り回したまま、唇をぷにぷにつるんつるんの頬に貼り付けたまま、後頭部の頭皮、耳裏、うなじに鼻先をぶつけて深呼吸を試みる。
鼻粘膜をふわっ♥と通り抜けるかなた自身の香りに、皮膚を通じて神経を満たす気持ちよさに、ぐいぐいっ♥♥、ずりずりっ♥♥と挟んだペニスをランダムに揺さぶり動かす重めの柔らかさに下腹部や袋の中身はじくじくっ♥と膿んだようなむず痒さと脈動に支配されていき、どぷっ♥、ぶびゅっ♥♥と溢れる粘液とともに痺れを強めようとしていた。
対するかなたは、枕に顎を乗せた状態でただ黙ってお尻を振り乱すばかり。
体液で濡れた薄布に、これまでとは違うほろ苦さを混じえた甘ったるい匂いに、毛布の内側で人肌以上に温まった熱気に脳細胞を焼き焦がした『あなた』は、下着を脱がすとお尻を揉み寄せたまま窮屈な割れ目に亀頭をぬちゅんっ♥と谷底近くに嵌め込んでやった。
「ぅ、っ、ああっ、はう、うぅっ……脱がしちゃった、の?」
「かなたんの裸、かなたんの裸、し、幸せすぎて、夢みたいだ」
ぷるぷるでぴちぴちの尻肉、パウダーでも伸ばしたようにさらさらなのに触れた部分をぴとっ♥♥と吸い付かせるもっちり感も両立させた尻肌、汗と熱っぽさを蓄えたお尻の谷間。
精液を搾り取るために作られたと紛うほどの感触に魅了された『あなた』は、お尻を鷲掴みにした状態でS字に拉げた割れ目に10回、20回と前後運動をぶつけてかなたのプリケツをぽよんっ♥、たぷんっ♥と波打たせていった。
むずむずっ♥、ぞくぞくっ♥と痒み混じりの痙攣を垂れ流す袋の中身や、窄まるように縮こまり落ち着かない感覚に耐える鈴口を自覚しながら。
「かなたん、このまま……射精、っ、くっ、うううっ」
「そのくらいだったら、あっ、別にいいけど、っ、んんっ、おしり擦れると、ボクも、くすぐったくなって、っ、あ、あっ、あんっ」
8の字にお尻が動いたのを合図として、外側から掻き集めて揉み固めた尻肉を使ってぐりゅっ♥とカリ首を抉る。
ジグザグにお尻が動いたのを合図として、下尻を斜めからぺちんっ♥、ぺちんっ♥と叩いて両尻を震わせると挟んだ竿で揺れを受け止める。
縦にお尻が動いたのを合図として、ぢゅこっ♥、ぢゅこっ♥、ぢゅこっ♥とペニスを強めにホールドしたお尻の谷間でペニスを練り潰してもらう。
そしてかなたの切なげな上目遣いを合図として、裸での抱擁を強め……動くお尻との衝突で斜めに竿が捻じ曲げられたのをきっかけとして、『あなた』はかなたの柔らかくも瑞々しいぷりんぷりんのお尻に精液をぶち撒けた。
「あ、うううっ、う、っぐ、う……出てる、かなたんのお尻に、はあっ、あ、あひ……ぃ、嘘みたいだ」
「…………これって、さっきのだよね」
挿入の角度をくにっ♥とずらされた竿が小さく爆ぜるに伴い、ぶびゅ……ぅっ♥♥♥と白濁が溢れてこぼれる。
射速を妨げられた滴りは輸精管や睾丸にも脱力じみた愉悦を塗り伸ばし、下腹部や膝は感覚を失っていく。
脳内を見えない何かで直にマッサージされているとしか思えない快楽は思考さえも蕩かし、『あなた』は小振りだが肉厚のお尻にしがみついたままただただ腰をへこへこっ♥と前後させる始末。
そんな様子を前にしたかなたは、ただ小さく笑っていた。