※この投稿は、人間に渇望がありながらも人間らしい知識・価値観がないA2と2Bが男性器パーツ(ふたなり)になって、性欲と感情を持ったらどうなるか・・・という投稿のサンプルで(4万文字)、本文の最後からURL張ってありますので是非。
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「ポッド、これは?」
「スキャン開始。詳細を解析中」
地球にて、とあるものを見つけたアンドロイドヨルハA型二号、通称2Bはポッドに解析をさせていた。
宇宙空間に浮かぶ、ヨルハ部隊の基地バンカーは破壊され、更に相棒の9Sとははぐれて一人で行動していた。
「解析終了。これはかつて人類が作った人工の生殖器アタッチメン卜をインストールするチップである可能性が高い」
「……生殖器アタッチメント?」
疑問系を浮かべて首をかしげる2B。
それもそのはず、彼女のようなアンドロイドたちは人類奪還のためにつくられた存在。
機能を最大限上げるという意味でも、必要最小限のデータをデータとして思考回路に埋め込んでいるため、任務に必要としないデータは未取得なのだ。
当然、生殖行為のデータなど彼女が任務を遂行するにあたって必要はないだろう。
言葉はデータとして知っているが、行為としては全く分からない、名前は知らないが顔は覚えている・・・そんなあやふやな状態だ。
「推測。この生殖器アタッチメントとは、人類の生殖器を模した形をしているために文字通りのものであると伺える。
解析したところ、これは人類の牡に比類する生殖器をアンドロイドといった機械生命体にインストールすることができるアタッチメントである」
「アンドロイドにインストールできる?何かメリットはあるの? デメリットは?」
前向きにそう考えることには、人間ならありえないと思うだろう。
しかし、そこは彼女はアンドロイド。
元より人類とは全く違う価値観を持つ存在。
こと第一の思考は人類の繁栄につながる任務に関すること。その関連として重要視されることは如何に任務成功率が上昇するか否か。
要はメリット・デメリット、そのどちらかをリスクリターンとして考えていくこと・・・
ならばこそ・・・2Bはこのアタッチメントチップが、本来人間ならインストールするなど・・・更に麗しくもグラマラスな女性の身体をしている性別的に完全に女性である2Bならば本来はならない思考だが、結局機械生命体という種族上、性的な事に関する抵抗感という概念がないに等しい。
「メリット・デメリットの情報開示を説明するには、第一にこの生殖器アタッチメントチップが純粋に生殖器をボディーに忠実に本物として形成することに関係があるため、そちらを説明する必要がある。
牡の生殖器と共に精巣、睾丸といった器官もボディーにまず形成されると予想される」
「! 凄まじいテクノロジー。 人工的と言ってもさながら天然・・・」
「このアタッチメントによる男性器の形成に伴い、ボディーの機構には必然的に『精力』の要素が新たに追加されると考えられる。
つまり、人間の言うところの性欲、性的興奮状態における活動能力向上が期待できる。 同時にデメリットともなる。」
「待って、なぜ性的興奮状態が追加されることで活動能力向上が期待できるの?」
「精力とは我々機械生命体で言うところの一種のエネルギー。 その精力の概念が、ボディーに新たなエネルギーの要素として足されるということは結果的に能力を引き上げる可能性を生む。
デメリットとは、必然的にこの精力によってもたらされる『性欲』の概念によって、容姿的特徴の同性にあたる『女性』を視認すれば可能性として『興奮』の概念が引き起こされることでその場で発散しなければ沈静化まで判断能力の低下があると思われる」
「判断能力の低下・・・その発散までの時間は?」
「不明。個体による差が大きい。『早漏』という類いならば数分で沈静化、『遅漏』または『性豪』という性が満たしずらい類いとなった場合は何分、あるいは数時間の場合もある可能性あり。
しかし、それらのデメリットとは対照的にデータによれば、行為中・行為後は『満足感』『快楽』『安心感』といった数値化できないパフォーマンスに優れた結果をもたらすことが期待できる。」
「満足感・・・快楽・・・安心感・・・」
その言葉に2Bは最近システムに起きている異常?を覚える。
この異常は決まってないはずの、感情に関連する機械生命体の自分にないはずのその要素に『興味』『知的好奇心』を持つときに現れる。
いわば、衝動である。自分たちアンドロイドが人間を模した存在だからなのか、人間と同じことをしてみたいという欲求。
それが今、2Bの中で芽生えていた。
「以下のことを踏まえれば、この生殖器アタッチメントチップをインストールすることで得られるメリットは、充分デメリットを上回る可能性があると言える。性欲・性的認識の概念らの新たな人間的要素が追加される可能性あり。
このチップのインストールを行うか?」
ポッド042は自らの持ちうる情報をもとに、2Bに提案する。ポッドの計算では、アンドロイドにとってデメリットよりもメリットのほうが高いと判断されている。
情報に基づいた判断。
アンドロイドは生物ではない。
有機物でできた肉体ではなく、鉄の塊からできた機械生命体。
とはいえ、何故か
故に食事も睡眠も必要なく、定期的なメンテナンスさえ欠かさなければ永久的に活動することが可能だ。
勿論、自然のものをボディーに取り入れてエネルギーはある程度は補給できるが・・・ハッキリ言って微力すぎて必要がない。
感情も・・・自分はまだ明確にはないが、最近はなんだか己に存在しているかのようにある・・・
極めて任務に要らない要素・・・いらない要素で言えば、この生殖器アタッチメントのチップも別に必要ないだろう、デメリットが生じるのだから。
アンドロイドとして必要のないアタッチメント・・・人間に興味ある今の己の存在・・・2Bは目隠しに覆い隠された碧い目を開いていった。
「インストールする。 人類の『繁殖行為』に興味がわいた。」
こうして、2Bは人類の生殖器を模した形状をしたアタッチメントチップをインストールすることにした。
◇
【2B視点】
「・・・ん・・・」
「インストール完了。 ヨルハ二号B型のボディーとの相性190.37%。 本来の性能より向上。 起動異常なし」
私の目が覚めると、荒廃した都市の古びた天井が視界に入る。
生殖器アタッチメントチップをインストールすることにした私は、インストール中はシステムをオフにしなければならなかったため、あとはポッドに任せてコールドスリープモードに入っていたのだ。
すぐに覚醒する意識の中、上体だけ起こした。
「ポッド、生殖器アタッチメントのインストール結果は?」
「報告。 インストール成功。
現在、ヨルハ二号B型は『性行為』ができる仕様となった。
男性器として機能するための陰茎(ペニス)、陰嚢、精巣、精巣上体、精管、前立腺、精嚢等、全てが『本物』。これに伴い、『射精』『性欲』『精力』『性認識』の概念が追加。 臀部の確認推奨」
「! 確認する」
私に急ぐという感覚はないが、急いだ様子で臀部に視線を落とす。
すぐさまヨルハ二号B型として制服としてずっと着ている漆黒のドレスのスカート部分を捲り上げた。
「! 盛り上がりが出来ている・・・これは・・・」
インストールできたことを裏付けるように、先ほどまでは女性らしくマン筋のみだったショーツのクロッチ部分。そこには、棒状の何かが盛り上がっている。
後は、まるで鉄球を二個ショーツに収めたかのような、ショーツの生地がはち切れそうなほどでそれを何とか抑えようと力を入れても反発するように押し返し、逆にそれが刺激となり思わず声が出てしまうほど。
「ショーツの下に、男性器が?」
「肯定」
「・・・ゴク・・・」
何故か、喉を鳴らした。
喉を鳴らすのも初めてだが、何か底知れない『期待』という、私のデータにはある人間のその感覚に似たボディーのバグを覚えながらショーツを脱ぐために両サイドの紐を解くと―――――――――――――
ボロン・・・♡
「! これが・・・人間でいう男性の性器・・・すごい、異形の形・・・」
この世に機械生命体として作られて数年、初めて見る、それも『自分』のヵ所となった雄の生殖器にまた人間のような、感動に似た感覚が湧き上がるとともにそのモノを観察してみた。
何かと太ももがふくよかである、2Bのような女性型アンドロイドのそんなセクシーな足と安産型のヒップの間に、今は2Bの人口肌の肌色をそのまま境界線なく受け継いだ『肉』で出来た棒状のものが反り立っていた。それは、まさしく雄の象徴たる男根・・・。
見た目がグロテスクなのは否めない。
私のこのボディーは、どうやら人間から見て曲線美が艶めかしい肉付きの良い身体とされていて、『女性的』、容姿は『綺麗』の非物理的概念を物理かとされた作りらしいのだが、この男性器というものはそれは綺麗とは反対すぎる『凶悪』『性』の概念を視覚化したような形相をしている。
「まるでヘビを股間にぶら下げている感覚。 私の女性の身体とはまるで別の生き物みたい。 ポッド、男性器の見た目の画像を私にダウンロードして。あと、どこがどういう場所なのかのデータも」
見て見たくなった、私のこれはちゃんと人間で言うところの男性器としっかり同じなのか。
「男性器の画像をダウンロード。 画像を転送」
そしてポッドから送られてきた写真の一枚を見た時、見比べた。
『男性』の性器の画像らしく、両性具有?と言われる女性に男性器がある人間の画像はなかったようだ。
「? ポッド、この写真のと、形が全く違う。 あと、サイズも全く違う。」
ポッドから送られてきた男性器の画像は、私の竿より直立、または水平になっている。
そして一番違うのがサイズ、太さ。
「写真のは硬そうでまっすぐ、でも私のは萎んでいて、蛇みたいにぶら下がっている。 それで、私のは写真のよりほぼ倍近く大きい。
睾丸は更にそれが顕著。 画像のはナッツ程度のサイズの玉袋で、私のはとても両手ででも抑えきれなさそうなほどの二つの玉が入っている」
大きさだけでなく、形も違いすぎる。
私のは画像と違って、先っぽが皮?でしっかり覆われていて、赤い部分が僅かに少し見える程度。
同じところと言えば、肉の棒とでもいうべきところに青筋の血管らしきものが見える所。
「肯定。 私が送った画像は『勃起』状態である」
「?勃起?」
勃起とは何だろう。勃起と呼ばれるその機能は私の男性器には反映されなかったのだろうか。
「勃起とは、性的興奮状態で、陰茎の海綿体に血液が流れ込み膨張することを指す言葉である。
主に性的興奮状態にないと勃起しない。
主に海綿体の充血により血液が集まり、その結果血流が増して膨張する。
性的興奮時に起こる現象のため、性的興奮状態、または『溜まっている』状態がない場合、勃起を起こすことはない。よって、ヨルハ二号B型と写真の男性器の違いは勃起しているかいないかにあり、ヨルハ二号B型は興奮していないので勃起してないがために画像とはサイズに乖離があり、また形も異なっている。」
勃起・・・興味深い。
じゃあ、私も性的興奮を、人間のようにすることが出来ればその『勃起』という状態を起こして、陰茎のサイズが大きくなるということか。
「ポッド。なぜ、私のは勃起していないのに、画像の勃起している男性器より大きい?」
これが新たに沸いた疑問である。
何せ、私の身体に形成された陰茎は画像の勃起しているサイズと同じか、むしろ長いまである。
説明を聞いた通りなら、勃起している方の時の方が、今の私の勃起していない状態よりサイズが小さいことが一般的であるはずなのだから、情報と相反することになる。
「質問への回答。
ヨルハ二号B型の『遺伝子的優秀さ』に基づいて形成された男性器は、勃起をしていないのにもかからわず、勃起している画像の男性器より大きい理由は一般的に『巨根』に分類されるからと推定」
「巨根?」
また知らない言葉だ。男性器とは思っていた以上に奥が深いのかもしれないと、機械生命体としてまだまだ学習しなければならないことがあることを実感しながら、ポッドが言う私が当たる『巨根』という要素に興味を持った。
「ポッド、その巨根ってなに?」
「説明。
巨根とは、一般成人の平均サイズを大きく超えた規格外の大きさのこと。遺伝子的に優秀な者になることが多いとされる」
「私が画像の勃起した男性器よりも、勃起していないのに大きいのは、私の身体がこの生殖器アタッチメントによって形成された陰茎全体の機能が、機械生命体として残せる遺伝子が優秀だから『巨根』に分類されるこの男性器になったということ?」
「肯定。
ヨルハ二号B型のボディは、機械生命体として優秀かつ、ヨルハ二号B型自身の持つポテンシャルが高いため、人間の多くの男性器にに比べて、平均よりも大きく、長い男性器が形成されたと推測。 睾丸のサイズがヨルハ二号B型は画像より大きいことへの疑問にも回答。
『巨根』に分類されるヨルハ二号B型は、必然的に精子を蓄え・生産する睾丸も大きくなり、それ故、精液量も多く、精液の質も高いとされている。
特徴としてこれらの睾丸はさらに精液の量も多く、精液の質も一般的に子孫繁栄に良いと推測される。
ヨルハ二号B型も巨根に伴って睾丸袋も大きい比類となったと推測。」
ポッドの説明を聞いて、私のこの股間への印象はどうやら『人間でも上位数%』の優れたモノということでいいのかもしれない。
それを考えると・・・不思議といい心地がした。
こう考えたからだ。
子孫を残すことの分かりやすい一つの指標として、男性器が大きいのならばそれだけ分かりやすく私のこの『巨根』は形にした遺伝子の優秀さを現すもの・・・。
「悪くない・・・気分。 どうして?」
なんだか自信?、自信とはよくわらからない感情だけれど、恐らく自信に近い感覚が沸く。
「推測。 人間の牡は、男性器が平均より大きいと、自己肯定感・自信・満足感を感じるというデータを参照。
そうなる理由として、牡として優れているからとのこと。
ヨルハ二号B型も一般的に『巨根』に分類されていることを今認識したため、データと同じく『自分の方が優秀』という優越感に浸ったと予想」
「確かに納得ね。」
陰茎について興味が止まらない所で――――――――――――
「警告。 近くに敵反応あり、戦闘準備」
ポッドに言われて、意識を現実に戻して戦うのだった。
◇
『A2視点』
「これは・・・『男性器型強化チップ』?」
機械生命体を破滅するために今日も今日とて、私は平すらに叩き斬っていた所でメンテナンスを行うために廃都市のビルに立ち止まるとあるものを見つけた。
恐らく人類の遺産、そして説明もついていて、大まかに私たちアンドロイドに適正あり、そしてどうやら色々なデメリットとして性欲・思考に性的興奮要素といった要素が追加されるらしいが・・・
「機体性能向上も見込めるか・・・ならデメリットなど容易いものか」
私からすれば、理性を削って衝動の限り機械生命体を滅するバーサーカーモードがあるんだ。
性欲程度、理性を制することも少しすればすぐ順応出来るはずだ。
男性器をボディーに付ける・・・他のヨルハモデルと違って私は少しは人間に近い知識があるだけに、その行為に多少違和感を覚えるが・・・
「これをインストールすることで、機械生命体共をもっと叩き潰せるなら性欲だろうがイチモツだろうが身体の一部になろうが、どうってことない」
私は過去のことから、生きる屍の機械ではなく、今は『復讐』の為なら何だろうが構わない。
迷いなくそのチップをボディーにインストールした。
◇
「・・・確かに身体がより動く。」
男性器アタッチメントチップを無事インストールすることに成功した。
まだ見た目は見ていないが、少なくとも軽く体を動かした所、数割はより力が入る。
「あとは時間による、睾丸の精力の蓄えでより強くなれる・・・か。
適正によって、精力の上限、精子の生成速度、モノのサイズが違うらしいが・・・」
さっきから軽く動いていた時に、ショートパンツからハミでそうで仕方がなかったモノを早速―――――――――――
『ボロン』
音が聞こえてきそうな勢いでショートパンツから飛び出た。
「・・・ほう・・・これは、資料によれば、最大適正か。 『巨根』に分類・・・か。」
私の股に形成されてできのは、男性器アタッチメントチップの説明資料で見る限りは、サイズ・太さ・睾丸等のサイズランクのトップクラスに位置するらしい、巨根と言われる部類に入る代物のようだ。
しかも資料によると、この巨根というのは特に通常時でも既に平均的な人間の勃起サイズよりも大きく、勃起すると更にサイズアップするらしい。
そして、その巨根は、ただ単にサイズが大きく、太いだけではなく、その形状が特徴的で、一般的な男性器の形状としては、カリ首が高く、太く、長く、そして亀頭のエラが張っていて、全体的に丸みを帯びた形状が特徴らしいが・・・
「私のコレは、露茎・・・またはズル剥けという分類か。
なるほど、資料の通りだな。」
私のはどうやら包皮とやらは雁首の後ろに引っかかって固定されているようで、真っ赤なエラ張り、高い雁首とやららしい。
巨根である特徴がしっかり色濃く出てくれているようだな。
資料では、このカリ首の部分から裏筋にかけては性感帯が集中していて、ここを刺激されると快感が得られるとあるが・・・快感か。 どんなものか知らないが、大したことないだろう」
アンドロイドに快感の概念などあるわけがない、仮にこのアタッチメントをつけたことでそういう感覚があったとしても、大したことはないだろうな。
私は快感などアホらしいと思いながら、試しに軽くそのカリ首の辺りを指でなぞると――『ビキビキっ』
「!? うおっ!」
ビク!♡ 足腰が跳ねた。
突然、まるで電気が走ったような感覚を覚えた。
なんだ、この感覚は? 今まで感じたことのない未知の感覚に、私はアンドロイドとして何か新しい領域を感じた。
「・・・生きている、感覚がした。 そうか・・・これが快楽、人間を最も堕落させたと言われる一つの感情・・・
普通のアンドロイドであれば得られない感覚、か。」
どうやら、この機械生命体として生を受けた身でありながら、人間が生み出す快楽というものを得られたらしい。
これが、気持ちいい・・・か。
確かに、こんな感覚を何度も得られようものなら、人間は堕落するのも頷ける・・・
「・・・」
もう少し、触ってみるか。
私は人間を元に作られたアンドロイド・・・それゆえになのかは知らないが、人間のことに関心はある。
この行為が、一体どんなものなのか。
私は、この行為をもっと知りたいと思った。
「亀頭といったか、ここを重点的に触ればいいということか。 ならば」
エルボーグローブに包まれた私の手首を、この真っ赤な部分を包み込んだ―――――――――――
「んぬぉ!」
まただ、包み込んだことでさっきよりも強力な電気を浴びたみたいに足腰が跳ねてしまった。
これは、一体何なんだ。
こんな、脳が痺れるような・・・ こんな、こんなに気持ちいいのか。
「いちいちこんな反応していたらいつまでたっても・・・飽きないぞ・・・」
この行為に、恐らく生産性はないはずだ。なのに、何故こんなにも夢中になってしまうのだろう。
そう考えるだけで、手が止まらなくなる。
この行為の虜になってしまうぞ・・・。
あの資料にあった通り、この行為には麻薬のような中毒性があるようだ。
ならば・・・亀頭は少々まだ荷が重いみたいだからな、先端以外を包み込んでやってみれば、接触面が多くなるだろう・・・
早速、右手で筒を握り込むようにした。
「っぐぉ! はぁ・・・はぁ・・・これは、凄い・・・」
包み込んだ途端、また軽く足腰が揺れた。
「亀頭はたまらず足腰が砕ける感じだが・・・竿は軽く長く楽しめそうだな。 触る部位が違うだけでこうも気持ちよさの質が違うとは、面白い。」
私はそのまま、竿を上下に擦り始めた。
「んぐっ!?」
今度は、腰から足のてっぺんまで突き抜けるような衝撃が来た。
私は咄嗟に、手で口を抑え込んだ。 何故かは分からないが、あまり何かに聞かせたい声でない。
「ふぅー、ふーっ、ふーー、ふっ、っふ♡」
なんだ?呼吸がおかしい。 アンドロイドである私に呼吸器官などないはずだが、竿をシゴイテやると勝手に人間のように口から吐息が漏れていく。
呼吸なんてしなくても、酸素を取り込む必要のある身体ではないはずなのに、この行為には息を乱してしまう。
それに、この行為は本当に気持ちがいい。
手を動かすたびに、この身体の全神経が快感に支配されていくのが分かる。
これは、危険だ。
一度手を止めなければ。
「っぐぅ♡ っふぅ・・・♡ く、クソ♡」
そう思っていても、私の手は止まるどころか、どんどん早くなっていく。
な、なんだ? 股間が大きくなっていくぞ?
「ぼ、勃起、しているのか? なるほど、私は、『勃起』していっているのか」
資料で書いてある通りに、男性器アタッチメントは扱き上げれば、画像の通りにどんどんとサイズを膨らまして、人間で言うところの勃起現象を起こしていた。興奮は・・・していないはずだ、これは多分生理的現象によって引き起こされている・・・はずだ。
ムク、ムクという擬音が似合いそうな様子で扱き上げる、私の体の一部となったイチモツが手の中、いや、もう私の身体の一部と化したイチモツがどんどんと肥大化していく。
それと同時に、下腹部が熱くなっていくのを感じた。
熱い?、苦しい?、辛い?、痛い?、痒い?、くすぐったい?、気持ちいい?理解できない感覚に頭がおかしくなりそうだ。
だが、それでも手は止まらない。
中腰の内股で扱きあげていれば、自然と歯を食いしばって、顔は天井を見上げていたが、少しぶりに股間に何とか視線を見た。
「! こ、これが・・・―――――――――――――勃起か!」
完全に、勃起しきったと思われる私のイチモツは、先ほどよりも一回り、いや二回り以上大きくなっていた。
長さはX4.69cm程か・・?
何より、太さが全然違うぞ?
さっきまでは片手で握り込めたはずの太さが、今では握りこみ収まらないくらいに、大きくなっている。
それに、ここからでも分かるほどにドクンドクンと脈打ち、まるで心臓のように鼓動を打っている・・・私は、本当にアンドロイドか?
これが、勃起・・・? 資料で見た通りの状態だ・・・
「血管が・・・凄まじいな。 破裂したりしないのか? こんなぶっとい血管が竿に三個か? 根本から先端まで伸びて、ビクビクとしている。 資料によると・・・血管を通じて血液を送っているのか。 ほう、勃起は筋肉が張りつめた状態ではなく、海綿体に血液を送り込んで膨張させるわけか。
しかし・・・睾丸も大きいな。 動けば揺れるぞ。」
軽く腰を振った。
アホみたいに睾丸が揺れ、竿が暴れまわる。
その度に、『射精欲』が沸き立つ。
理解できる、射精が出来る。
「射精・・・射精だと? まさか、私は射精しようとしているのか?」
射精、つまりは子種を出すことだ。
私はアンドロイドだぞ? 子種を出せるはずがない。
だが、この動作や感覚は間違いなく、射精の前触れのものだ。
何が起きているんだ、これは? この感覚はなんだ? 分からない、分からない。
分からないからこそ、知りたくなる。
「モノは試しだな。 射精は亀頭を振れるより気持ちイイとあるが・・・果たして、どうだかな。 射精は快楽が大きければ大きいほどいいのか。
ならば、雁首一択というわけだな」
センズリなどやり方は知らんが、本能とてもいうべき私に芽生えてきている理性とは違う何かがこのチンポをどうすればいいか教えてくれる。
自分が扱いやすいように床に座って、品もクソもない姿勢、足をM字開脚にして、左手で竿をシコりあげ、右手は亀頭に添えた。
鈴口を擦るように、竿は根元から先っぽ手前まで手を上下させていく。
「んお゛っ!」
これだ、これを続ければ射精とやらを体験できるのはすぐそこだ。
それにしても、やはりこの行為には名前があるのか。
ふむ、確か名前は・・・
「オナニーともいうものだったか。
よく分からんが、まあどうでもいい。ん・・♡ 気持ちよければイイのだ。
・・・んう゛!」
シコシコ、シコシコ、どこかで拾った人間の薄い本にそう言った擬音が今の私のこの場面で確か合うだろうか。
初めて知った、射精をするための前段階の行為。
最初は、こんなもので気持ちよくなるのかと疑問だったが、いざやってみると、確かに気持ちがいい。
資料で読んだ通り、この行為には確かに快楽がある。
そして、同時に射精が近づいているのも感じ取れる。
「そ、゛♡そろそろッ、来るっな゛」
資料では、この射精の瞬間が一番気持ちいいとあった。
その一瞬を股間を長くして待ちわびては、手を動かし続けた。しこたま
根元から先端を左手、右手は真っ赤なズル剥けた亀頭を荒々しく包み込んでしこたまッこのチンポをしごき上げた。
「っっぶぅ゛♡ っぐぅ♡ っぐっふぅ♡♡!!」
どんどん目の前が真っ白になって、頭の中がチカチカと光り輝いて、手もいつの間にか股間から出てる透明な汁でヌルヌルになって、それが滑りを良くして効率的に手でコキあげるスピードを上げていく。
そして、いよいよ最後の仕上げと言わんばかりに、私は一気に加速させていった。
「っぎぃ゛♡ っふぅ♡ っふぅ♡ っふぅ゛♡ っふぅ゛♡ っな、ナニかキテる!!♡ モノが゛♡ 私のモノがぁ゛♡♡」
もはや、我慢などできるはずがなかった。
来る!
それは、私の人生において初めての経験。
人生で初めて、味わうであろう、人間の絶頂の波。
それを、私は知ることになる。
「あ゛っ♡ あ゛っ♡ くる゛っ♡ なんかクル゛っ!!♡♡ で、射精っル‼‼‼‼‼‼」
ドッピュゥウウウウウウ!!ドッピュるっ゛るるう゛ぅ゛!!!
股間から下半身全てに部位破損よりも抗え得難い痙攣の波が襲い掛かり、全身が震え上がり、足がピンと伸び、上半身が反り上がる。
その刹那、尿道から勢いよく白い液体が飛び出していくのが視界に収まり始めて、3メートル飛ぶのが先頭を切って5メートルも飛んでいく白濁液も見え始めた。
「はお゛っ、オ゛おおぉぉ~~ッッ♥♥♥!!! コレは゛♡ 勝手にッんぉ!♡ 声が゛ッ、漏れる゛ぅ゛!! これが! これが人間の快楽の゛ッ最高潮か゛ッ!♡ く゛ッ、お゛ほォ゛ッ!♡ スゴイ! スゴイぞッ!♡ コレがぁ゛ッ! 人類が生み出した最高の娯楽ッ!」
私というアンドロイドは何なのか私にも分からんが、まさに柄にもなく必死コイて手コキして、この、初体験の『射精』なる現象を体感していた。
そして、その勢いは留まることを知らず、射精の勢いは衰えず、尿道を駆け巡って鈴口をこじ開けて放精される飽くなき人間様の欲望の結晶が宙を舞い、床を汚し、壁や天井にまで飛び散っていく。
私にでもわかる、股間を必死にシゴイテシゴイテ、根元から先端まで両手を使って刺激するこの行為をしている今の姿は実に滑稽かもしれんな。
しかし、そんなことを考えている余裕などなかった。
とにかく、気持ちがいい。
この行為が、人類の残した文化の一つ。
この行為が、アンドロイドにはないはずずの、人間の特権。
この行為が、アンドロイドの限界を超えるための、今できる大きな方法。
「ハァーッ♡ ハァーッ♡ ハァーッ♡ ハッ♡ ハッ♡ はっ♡ な、なんという、生産性のない行為だ♡ 繫殖相手もなく、滑稽に生殖器を刺激して、無機物の瓦礫に子種をバラまいて無駄撃ちとは、なんと、愚かなことか♡ これが、人間の、愚かさの象徴・・・か♡」
ようやく、射精が終わった。
私の身体は、汗・・・?にまみれていた。
息も絶え絶え、体力をかなり消耗してしまった。
アンドロイドとして、非常に無警戒で無防備な愚かな状態だ。
だが、その疲労感がなんとも心地よい。
これが、射精の余韻というやつか。
資料で知ってはいたが、実際に体験してみると、これほどまでに素晴らしいものだとは思いもしなかった。
「っふぅ・・・♡ っふぅ・・・♡ く、クソ♡ ハマってしまうぞこれは。 なぜ、アンドロイドを作る時にこの『射精』という機能を搭載しなかったんだ開発者どもは。 これのどこか無駄な機能だというんだ?
こんな、キンタマから尿道を濃厚な精子が駆け巡って飛び出していく刹那の快感、癖になるに決まってるだろ。これがあれば、これの為に生きていけるというもの・・・っと、そうか。普通のアンドロイドならば、そもそも生きていく目的すらない人形だったか・・・」
射精の余韻は、復讐に明け暮れている私になかった何か、満足感を感じる・・・
機械のはずなのに、体から出ている体液は間違いなく汗だ。これも男性器アタッチメントをインストールしたことによる器官の生成された結果は知らんが・・・股間をシコシコと、軽く尿道に残っているのを出しながら独り言をつぶやいていく。
「スンスン・・・こ、これは・・・匂いも・・・あるぞ。 本当に汗なのか?
ならば今出た精子も・・・」
手に付いた今尿道から搾りたての精子を人差し指と親指で摘まんで、一応嗅覚が備わっている鼻に近づけて、真面にしたことなかった無駄な行為、匂いを嗅ぐ。
ツンと、鼻を突くような匂いがした。
臭い・・・のに、何故かもう一度嗅ぎたくなるような、不思議な感覚だ。
「この匂いは、私が出した精液の匂い・・・か。
これが、精液か。
実際に見てみると、本当に白くてドロドロしていて、粘々しているんだな。
・・・もし、これを飲めば、どうなる?」
私は、好奇心に負けた。
指に付着したべたつく、濃厚な私自身の精子をペロリと舐めた。
「レロ・・・っちゅ・・・ 苦いな・・・それに、喉にへばりつく。
ん・・・チュプッ・・・れろ・・・っちゅ・・・ 味は、悪くない。
しかし、苦い。
苦くて飲みにくい。」
自分の指についた精液を舐めとりながら、感想を漏らしていく。
精液の味は、正直いって美味とは言えない。
だが、決して不味くはない。
むしろ、クセになりそうな味だ。
資料に書いてあった通り、精液には男性の成分が凝縮されているらしく、性別的には女である私の体には非常にハマりそうなものだ。
「精子など、初めて飲んだが・・・私の精子、濃いな。
量も多いし、味も悪くはなかった。 飲んでも、まだ舌が痺れるような子種の濃さ・・・ 興味深い。」
指を舐めるだけでは足りずに、口に含んで舐めとったり、舌の上で転がすように味わったり、歯で噛んでみたりと、様々な方法で味わっていく。
この精液は、機械生命体の私には不要なもの、本来なら排出されるべきもの、それなのに、この精液は私の身体に染み込んでいくように、吸収されていく。
この行為が、生物でいう食事の嗜み・・・いや、流石にそれはないか。
「ふぅ・・・っと、萎んでいく。 何故だ? お、おい・・・不具合か?」
射精の後に色々堪能していたら、先ほどまでギンギンとでもいうべきだった、私の血管漲ってはち切れそうだった硬いイチモツは、徐々に萎えていき、小さくなっていき、やがて元の大きさに戻った。
そして、すっかり縮んでしまった。
あれだけのデカチンだったというのに、さっきみた資料の平均男性の勃起と似た大きさしかない。
それどころか、硬さも形も、何もかもが元の物に戻ってしまった。
「どういうことだ? あれだけのモノが、一瞬で小さくなるとは。
・・・もしや、射精後は小さくなるのか?」
急いで男性器アタッチメントの資料を読んで、イラついた。
「っチ。 精子の量次第で股間が小さくなるのか。 それじゃ満足するまで射精し放題できないじゃないか。
全く、面倒な仕様だな。 ん?待てよ、精子の量と言うことは・・・そうか、睾丸がパンパンになるまで回復するのを待てば、またできるというわけでもあるのか・・・」
私は仕方なく、無理やりショートパンツの中に縮んでしまった股間を収め、やけに重たい身体を休めるべく無理やりコールドスリープ状態に入った。
股間に『性欲』というアンドロイドとして新しい、人間と同じ要求不満を覚えながら。
◇
『2B視点』
「戦闘終了。状況報告。
敵性存在、全滅。残敵なし。」
男性器アタッチメントを身体にインストールしてから数日・・・
機械生命体を殲滅していたけれど、男性器が体にあることで体感できる変化がいくつもあった。
「『精力』のおかげで明らかに体の状態がいい。でも・・・戦闘中に少々気になることがある・・・私の肉棒が大きすぎて動くとハミ出てしまう。まあ、ハミ出るだけで、支障はないけれど」
刀を背中に納刀する。
次に視線を下ろすと、そこにはショーツから戦闘中しっかりはみ出ていた男根が見事に振り子の棒のように足の間に向かってぶら下がっていた。
「この感覚がそろそろの合図なの・・・?なら丁度いい・・・か」
私は特にハミでた竿を直すことなくそのまま近くの水溜まりに近づいて、足を広げた。
「ポッド、周囲を警戒して。この後少し無防備になるから」
「了解」
私は、ポッドに命令した後、最近身体に実装されたとでもいうべき、呼吸システムをしてリラックスする。
「ん・・・・」
ジョロロロロロ~
「んっ・・・ふぅ・・・」
その音とは、私が狙いを定めた尿道から、水溜まりに向かって尿を排出するという本来アンドロイドとしてない行為の音だ。
おしっこ、排泄行為。
本来アンドロイドに必要ない行動。
だけど、私は今、こうしておしっこをしている。
「ふぅ・・・心地が、いい」
ジョボボボボボ
尿道を液体が通り過ぎ、そのまま黄色い小便が放出され、水溜りに落ちていく。
おしっこが、水溜りに落ちて、小さな波紋を作っていく。
その光景を見て、私は一つ思った。
「排尿って、こんなに気持ちいいものなのね。 試しに水を飲んだことがよかった。」
私自身の体の一部となったこのモノに興味が沸いている私は、ポッドに色々調べてもらったなかで、男性器から『排尿』があることをしった。
そして興味がわいた。
私はアンドロイドなので、食べることも飲むことも必要ないけれど、排尿をするには水分を膀胱に溜めないといけないらしかったから、無事膀胱も身体に形成されたことを確認した私は水分を飲んでから数時間探索をしていたところ、先ほどやっと尿意がきて今に至る。
「ん・・♡ おしっこ、いっぱいでる。」
ジョロロロロロ~
おしっこを続けて、実に28秒も続いた。
ジョボ・・・ジョボ・・・
「勢いが弱くなってきた。・・・!」
ブルブル
何故か、体が震えた。
「ポッド、今のは?」
鈴口からポタポタ、尿道に残っていたのが弱弱しく出るのを眺めながらポッドに聞いた。
「推測。 それは『排尿後尿滴下』と予想。」
「排尿後尿滴下?」
「排尿後尿滴下とは、排尿をすることで冷えた身体を痙攣をおこして温めようとする人間の牡にある現象」
「興味深いのね」
新しい発見が二つも。
やはり、人間の身体の部位である男性器はアンドロイドの私にとって非常に興味深い。
ただ、おしっこをするだけだというのに、こんなにも心が満たされるなんて。
今までは、こんなこと知らなかった。
もっと、知りたい。
この身体について、もっと、もっと。
ちなみに、まだ勃起は出来ていない。いつも触ろうとすると敵性反応がきて、うんざりしている。
??「――――――――――――ほう、お前もいいモノを持っているな。」
「!! あの子は! ポッド戦闘準備」
案の定、今回も邪魔が入ったが、今回はいつもの機械生命体とは違う・・・
私は股間を収納することなく、視線を声が聞こえた方に向けて警戒しながら声をかけた。
「――――――――――――ヨルハA型二号・・・だったと記憶している」
「A2だ。 その名はとうに捨てた。」
私の声掛けに答えた声は、A2と名乗った。
私と同じくヨルハ部隊の一体であることを裏付ける銀の髪に、口元のホクロ、表情筋が死んでるのかと思うくらい無表情で冷たい印象を受ける。
服装は、どこもかしこもほとんど破損した状態のもはや何の服か言い合わらしがたいがたいが、ほぼ人類の言うところの黒いスポーツブラと・・・私と同じく女性型モデルのはずのなのにまるで、私のように盛り上がったやけに膨らみがあるショートパンツというボディーの素肌が非常に目立つ格好。
彼女からは、敵意しか感じない。
けれど、彼女が敵か味方か、どちらかと言えばどちらにもなり得るので警戒しながら問いかける。
「何をしに来たの? 敵対するならこちらは戦闘をすることも厭わない」
「そう警戒するな。 私はただ、偶然ここを探索していたら、お前がいいモノをもっているのを見て『興奮』しただけだ」
「? いいモノとは? 『興奮』とは我々アンドロイドにはない感情のはず。」
話が見えない私を前に、A2はビルから飛び降りて距離を詰めてきたので更に警戒を強めたが、彼女は何もせず、私の正面に立つとこう言ってきた。
「それすら分からないのか? お前はそろそろアンドロイドとして一つ壁を破っていると思っていたが、まだ機械人形にすぎないか。
私が言うイイモノとはお前のその股にぶら下がっている長ったらしい肉の塊のことに決まっているだろう。」
そう言ってA2は、私のパンツから、そして最近覚えた包皮から共に剥き出しのまま排尿をした後の股間を指さした。
「! なぜ、これの事を知っているの?」
「あぁ、そうか。アンドロイドは本来それに関する知識がないから警戒しているわけか。 私もソレがなんで男性器か分かるかと言えば――――――――――――」
ボロン
「!」
A2は着ていたショートパンツに手をかけると、前傾指定になって膝までおろした途端に、ショートパンツの守りがなくなった素肌のそこから、ブルンと大きな音を立てて飛び出したのは、私とそっくりな、同じく女性の見た目をした彼女もA2の股間に生えた・・・大きな男根だった。
しかも、私よりも一回り以上大きく、太さも長さも立派なもので、思わず見入ってしまった。
「!? あなた、どうしてそんなものを!?それにそれは『勃起!?』」
見たことはないにしても、最近知った知識の中で最も私が興味を惹かれている知りたかった実物の可能性のある・・・竿全体を血管がミミズ走り、カリ高の雄々しい姿、天に向かってそそり立つように上向きになった、太くて長い、立派な男性器。
それを前にして、私の視線は釘付けになり、無意識にゴクリと生唾を飲み込んだ。
資料で見たものより、ずっと立派で、大きくて、太い。
これが、本物の・・・男性器。
私の視線に気づいたのか、A2はあの無表情な威圧感が強い顔から笑みのような表情を感じ取った。
ビクビクと、私が見ていたところでその竿が動いた。
「! 動いた・・・!?」
「? 何を驚いている。 手を使わずとも動かすことくらいできるだろう?」
そんなことは、少なくとも男性器アタッチメントを取り付けてから一度も出来たことがない・・・
「その顔と先ほどの発言、もしかしてお前、まだ勃起したことがないのか?」
「! だから何だというの?」
「っはん、いやなんでもない。 そうか・・・」
「それよりどういうこと? どうやって勃起のことを知っているの? 何故勃っているの?」
分からないことだらけだ。
敵意はないみたいだけれど、それでも油断ならない。
まさか、A2が男性器を持っていたなんて。しかも、私のより大きい。
あんなものが付いていて、よくあんなに平然としていられるわね。
でも、今はそんなことどうでもいい。それよりも、A2が持っているアレは一体何なのか? どうして、アレが生えているの? あれは、何に使うモノなの? 疑問は尽きない。
この質問攻めにも、A2は顔色一つ変えずに答えてくれた。
「簡単な話だ。 お前が先ほどそこで排尿をしているのを見て、この通り勃起したというわけだ。興奮しているというべきか」
股間を目の前で太ももで蹴り上げながら揺らして、私に警戒なく近づいているA2に身構える。
「! 興奮・・・」
これが今最も私が理解したい、人間の繁殖行為の大きな一つの要素・・・。
「つまり、あなたは私を見て興奮したということなの?」
「ああ、そうだ。
人間は子孫を残すために性行為を行う。
セックス、または交尾とでも言うんだったか? 私はこの通りこのイチモツを身体に取り付けてからというもの、非常に興味がある」
ビク♡ビク♡っと、ポッドに調べてもらった人間の本でいう擬音が当てはまる目の前のA2が見せつけてくるように腰を振ってこちらに歩いてくる。
その動きに合わせて、彼女の大きなイチモツが上下左右に揺れ動き、時折亀頭の先から透明な・・・汁のような透明な液体が垂れて地面に糸を引いていた。
それが、とても綺麗で、魅力的に見える。
さっきまでの警戒心はどこへやら、私はいつの間にか、A2が見せるイチモツの動きに目を奪われていた。
あれに触れたら、どんな感じなのだろう?きっと、温かいの?それとも、熱いのだろうか? それとも、柔らかいのか揺れるれる見た限りは竿は鉄のように硬そうに見えるけど、触ってみたら違うのかな? あれが、私の中に入るの? 私の膣に、入るの? そう考えると、ジワァ・・・と、あそこが湿ってきた気がした。
私は、自分でも気づかないうちに、ゆっくりとA2の方に歩み寄っていた。
「・・・あなたは興奮という人間の感情に関して、どこまで理解をしているの?」
A2は敵対はしていなさそうだ、更に男性器について詳しそうだ。
「そうだな、今しがた理解した所だ。 さっきもいったが、お前が立ってそこの水たまりにションベンをしていた所を見ていたらこの通りだ。
まったく、お前はトイレに行くことなくそこで用を足していたのか?」
「? 排尿をする場所はどこでもいいはず」
「・・・まあいいさ。 この世界に真面なトイレを見つけるのも面倒だからな。しっかり私もそこらへんで足しているがな」
よくわからないが、A2もトイレで用を足すことは私同様していないようね。
「それで、お前は興奮に関して知りたいというのが伝わるが・・・そこはどうなんだ? しっかり興奮しているように見えるが? 交尾をすぐ実践できそうだ・・・♡」
「? 交尾? 興奮?なんのこと――――――――――!」
A2が私の下半身の事を指さしたから、視線をそこに合わせると・・・・私の股間は見たこともないくらいに、A2のイチモツ同様・・・形がより異様になっていた。
「これは・・・! 勃起、しているの・・・私は?」
「ああ、それが勃起だ。」
「勃起・・・」
A2が言うには、どうやらこれは本当に勃起らしい・・・あんなに勃起しようとしていたのにデキなかった勃起がこんな、A2の股間を見るだけでなるなんて・・・
だけれど、私の勃起と、A2の勃起では色々違った。
A2のは硬そうだけれど、私のは・・・資料で見たような硬い感じの竿ではなく、どちらかというとしなやかで真っすぐ勃起するというより、さらに大きくなって重さを増したことでその重さ事態に負けて先っぽにかけて竿が地面方面に向かって垂れ下がっていた。
「なんだ、本当に勃起したことがなかったのか。 まあいい、私はお前の排尿を見て興奮して勃起したように、お前も私のモノを見て興奮して『勃起』したというわけだ」
「私が・・・興奮・・・」
「そうだ。 いい機会だ・・・私は別にお前たちと敵対する気はない。更に、お前も私も、ボディーに取り付けたイチモツに興味がある・・・違うか?」
「違わないわ」
「だろう? ならどうだ? ここはひとつ、どちらも一応はメスの身体だ。 そしてメスの身体に欲情するのにはお互い取り付けたこの男性器アタッチメントのおかげで今はアンドロイドとして持ちえなかった性的概念を得て、その大きな壁も超えたわけだ。
これはもう、ヤるしかないだろ?」
「ヤる?」
「交尾だよ。
生殖活動だ。
男と女が子供を作るための行為だ。
それを――――――――――――――――――――――今から試すんだ。アンドロイドの、お前と、私で・・・だ」
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