( ※ Ep4-1が流失したため復刻しました。 )
(※投票結果によってA分岐で進行します。)
「こんな技、力で...!」
関節技にかかったままジクリンデごと腕を引き上げて床に叩きつけようとした瞬間、タイミングに合わせて両腕で地面をついたジクリンデがポジションを変え、両足でこころの頭をつかむ。
頭蓋骨がコンクリートの床にぶつかって潰れるような鈍い音が脳を震わせ、脊椎に乗って膀胱まで伝わる。ぶざまな姿で地面に逆さまに打ち込まれた、こころの哀れに震える股の間から金色の液体が流れ出て灰色の床を染める。
「こんな魔法少女もどきなんかにやられたジゲル姉さんも情けないだわ。血がつながったという理由ひとつで私服まで汚さなければならないなんて面倒くさい。」
ジクリンデが大根を抜くように片方のツインテールを引くと、こころの顔が抜かれ、コンクリートの粉がばらばらと落ちる。めちゃくちゃになって敗北の恐怖に染まったその顔はとても惨めに見えた。
「何か、言う事があるみたいですね。」
「うっ...!うぅ...!」
すでに敗北を直感しながらも、寸寸に切り裂かれ、残った最後の自尊心がそれを認めないというように唇を噛む。
「まだ夜は長いですよ? 続けてみましょうか? ブローハートお姉さん?」
....
...
..
力尽きたまま片方のツインテールがつかまって抵抗もできず、顔、胸、腹などがジークリンデの拳につぎつぎ躙られる。魔力防護も大部分消尽して生命に危険を感じたこころが、青くなった顔で命乞いをし始める。
「うぐッ...!!も、もうやめっ...!」
「ふふっ、先に仕掛けてきたのはそっちじゃないですか。忘れてましたか?さっきはあんなに自信満々だったのにかわいそうに…まあでも、このくらいなら、ジゲルお姉さんに対する義理も大体守ったと思うし~。」
しばらくじらしていたジクリンデが、こころの顔をのぞきながら口の筋を長く裂く。
「今からは汚された私服の分ですね。」
「もう見逃してくれないかという一抹の期待感まで踏みにじながら、笑い顔でにやにやすると、彼女が許す気がないことを直感したこころの顔が絶望感で真っ青になる。」
「その汚い顔を殴れるようにもっとこっちを見てもらえますか?」
すでに地面に捨てられて踏みにじられた自分の自尊心のように、こころがぱたっと伏せて土下座する。
「こ、このようにあやまります…もうゆるして...。」
土下座しながらにも、こころは全身に累積した苦痛と恐怖に震えていた。その姿がジークリンデの同情心をくすぐったのだろうか…。
「ふうん~ だからって天下のブローハートお姉さんが全力土下座なんてだらしないですわね。もう殴らないので頭を上げてくれませんか?」
「えっ...。」
しかし、帰ってきたのは嘲笑の顔だけで、慈悲の代わりに飛んできた靴がこころの顔の半分を陥没させ、コンクリートの壁にめりこんでしまう。
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2024-09-16 21:14:47 +0000 UTCcanjyons
2024-09-16 14:55:18 +0000 UTC