NokiMo
御子柴かきょう
御子柴かきょう

fanbox


010.自分の性癖が、創作BL界隈で0.001%の存在だった話

先日、東京ネームタンクさんが主催された「ネーム大交流会ONLINE」に参加をしました!

大交流会は、参加者同士が作品を読み合いながら、作品の良いところを感想として伝え合うという、作品と作者の出会い、そしてポジティブで楽しい作品発表の場です。

たくさんの方の素晴らしい作品を拝読させていただき、たくさんのドキドキやワクワク、切なさやときめきといった感情を体感して、とても心が豊かになりました。

自分の作品にもポジティブな感想をたくさんいただき、とっても嬉しかったです!!

頂戴した感想は保存して、今までも見返してはムフムフ嬉しくなっています。


わたしはメインジャンルBLで、サブジャンルはR-18。

しかも竜×人間の竜姦モノのオリジナル作品を発表しました。

今まで二次創作で漫画を書いていたので、ちゃんと一次創作でお話を描きあげたのは初めてです(小中学生の時に描いてましたが、ちゃんと纏まって完結はしてなかったです)

一次創作をしよう!!好きな作品を描こう!!と思って、ネームタンクさんの「ネームできる講座」での学びを生かしながら、「ネームをこんなにこねくり回したことは初めて!」と思いつつコネコネして完成した作品でした。

数年前に欲望のままに生み出したキャラクターが主人公で、ようやくちゃんと話して動いて、生きてるキミたちに会えた!っていう気持ちでした。

めっちゃ描いていて楽しいです。


…なんですが、やはり「BL」なので、全ての人に読んでいただけるわけでもなく、尚且つ、成人向けなので、余計に多くの人には読んでいただけない作品なんだよなあ…という気持ちもしていて。

全年齢のコメディや恋愛、ファンタジーといった漫画を描いていらっしゃる皆様の輪の中で、「すみません…成人向けBLです…」って肩身が狭いような感じ、

堂々と胸を張って「見てください!!」と言い切れない感じ。

同じテーブルに乗っていない感じ。

そんなものをなんだか勝手に感じては、「でも描きたいんだもんな…。見てもらうために描きたいものを無視するのは嫌だな…」と自問自答していました。

コメントでは、「人外モノを初めて見ました」というお言葉も何件かいただいており、「もしかして、自分が思っている以上に自分が描いているものは珍しいのか…????」と思うように。


わたしは異種姦が結構好きで、というのも、人ではないものと人との心が通じ合っている姿、にとっても萌えを感じるんです。

そして互いに認め合って助け合って、高みを目指していく。みたいな。ポケモンやデジモン世代であることも関係するかもしれません。あと遊戯王とかもめっちゃ好きです。

BL界隈でも最近は、異種姦モノが増えてきたように思います。が、どれも人型なんです。人の形がベースになっていて、一部が獣とか。あと濡れ場になると人型に変身しちゃうものとかが多いと思います。

わたしはそれがめっちゃ嫌で…

というのも、「何で人に合わせるの!?」「なぜ人間基準にするの!?」と思ってしまうからなんです。

そのままの姿を維持してほしくて…

ずっとこの思考で来たので、「わたしと同じ気持ちの方は多いはず!でも商業BLでは存在しない!なんでなんだ〜〜同じ萌えの人たちがわたしと同じ肩身が狭い感じを味わずに胸張ってもらいたい!ので商業デビューもしたい!」と思っていました。

「異種姦BLが好きな人はBL好きの全体の1〜3割くらいはいるはず!なおかつ竜姦好きはその半分くらいいる!」その人たちに少数派じゃないですって思ってもらいたい!とか勝手に思ってました。

でもネーム大交流会で頂戴したコメントを拝読して、「アレ?もしかして?もっとマイナーなのか!?」って焦り出したんです。


で、天下のpixivで検索をかけてみたんです。以下、結果です。

■「腐向け」タグ作品 1,023,659作品

■「創作BL」タグ作品 70,069作品


★「異種姦」&「腐向け」 336作品 ※腐向けタグの0.03%

★「異種姦」&「創作BL」 76作品 ※創作BLタグの0.1%


★「竜姦」&「腐向け」 26作品 ※腐向けタグの 0.002%

★「竜姦」&「創作BL」 1作品 ※創作BLタグの 0.001% ※わたしだけでした!!!!!!!!!!!


10万分の1は宝くじで100万円当たる確率らしいです。

想像を遥かに超えてどマイナーなニッチ性癖でした。

そしてそれを昨日まで知らずにルンルン生きて、えへえへしながら漫画を描いていた自分に愕然としました。

そしてそれを「めっちゃいい!!見てほしい!!」って思っていた自分がなんだかめっちゃ恥ずかしくなりました。

一人だけ登校日を間違えて休日に登校してしまった気分になりました…


独自の萌えを持っているのは、強みなのかもしれませんが、「受け入れてくれる人が少ないものなんだ」と思うとなんだか悲しくなってきてしまいまして。

もっと受け入れられるはず!と期待を勝手にしていたんだなあ、と思います。

二次創作をしていた時に、竜姦とは違うのですが、自分の性癖を楽しんで描いていたら、知らない間に後ろ指さされていた、という経験があることも余計に、今の「自分が人と違った!」ということの衝撃を増幅させていると思います。

これで筆を折るなんてこともないですし、ネームの状態で作品を終わらせてしまう、なんとこともしないと誓って言えます。

シリーズで描いていきたいな、と思っていた話なので、継続して描いてもいきたいです。

がんばりたい…


でもちょっと自分の想像とかけ離れていて衝撃的すぎたので…。

平凡だと思っていました…


わたしは、創作物における性癖表現は、同じ情熱で良さは語れないかもしれませんが、どれも肯定したい、尊重したいと思っています(自分が否定されたくないのもあるからです…)

でもだからといって、自分の性癖も肯定してくれ!尊重してくれ!!とも言えないよな〜と思っていまして。

なんだか寂しい気持ちが常にあります。仲間を見つけるために旗を上げ続けて鐘を鳴らし続ける。そんな強い存在になりたいです。


Related Creators