オフコラボリレーが終わり、同期3人が帰ったその日の夜。 夕飯を待つ間、物思いにふけっている。 昨日は騒がしく疲れる日だったけれど、部屋に1人で居ることに寂しさを覚えており、前世から生まれて初めて友達が家に遊びに来てお泊りをするという経験をした僕は、お祭り後の寂しさに似た物を感じていた。 「初めて……だもんね……」 みんなとの思い出に浸ろうと、少しセンチメンタルな気分になりながら記憶を掘り起こす。 悪魔娘の世闇イズモこと|那月《なつき》に抱き着かれて胸の柔らかさに驚いて、歌大好きな音町アリアこと|明奈《あきな》に抱きしめられてドキドキして、ゲーム大好きな花咲メメこと|鈴音《すずね》の大きい胸を押し付けられて……。 あれ、なんで全て胸の思い出になっているんだろう? まっまあ、多少はね? 僕は心は男の子だからあんなに胸を押し付けられたら、その……興奮するし……みんなパジャマで……ブラもつけないで薄着で…………硬い物が。 それに抱きしめられた時、ベビードールの上からちょっとツンッとなってる乳首を腕で擦られたりして……うぅ……思い出したらアソコがムズムズしてきた……。 僕だって性欲はある訳で、オナニーをしたことが無いわけじゃない。 そっ、それに女の子の身体に興味が無いわけじゃないから……ね?その色々と触ってみたりしてるし……。 僕はいつもの様に、Tシャツの上から仄かな膨らみの胸に手を這わせる。 歳の割に背丈も小さいけど、おっぱいも小さいよね……。 自分の胸の大きさに、ちょっと複雑な気分になりながら捏ねるように指を動かす。 「ミャッ……んんっ……」 興奮によって敏感になっている乳首が、時折Tシャツに擦れてピリピリッとした刺激がやってくる。 モミッモミッモミッ 乳首を直接触らないで周囲を刺激するように指を動かす。 ジレッたい刺激に先端がジンジンしてきて、もっと触りたい欲求が湧いてくるがグッと我慢する。だってこうした方がもっと気持ちいいから……。 「ちくび……んっ♡擦れて、きもちいい……」 僕は更に気持ち良くなりたくて、更なる性感帯が思い浮かべる。 それはクリ〇リスだ。 偶にオナニーするとき触るけど、ちょっと触れただけでピリッて快感が電気が流れた様に走るぐらい刺激が強くてあまり触っていない。 「でっ、でもちょっとだけなら、いいよね…………ミャッ♡」 パンツの中に手を入れて軽く触れてみたら、強い電気が走ったみたいビクンッとなって指を放しちゃった。 「ハァ……んっ」 でも、もっと気持ち良くなりたい。 僕の訴えるように、お股が…………アソコがキュンキュンと疼く。 疼きを抑えるべく、もう1度ズボンの中に手を入れて、今度は刺激が強くなり過ぎないようにトランクスの上から割れ目の部分に中指を添えて上下に動かす。 「んんっ♡」 トランクス越しに指が秘部の敏感な割れ目をなぞる。 「あっんっ……んンっ♡」 男の時とは違って、身体全身を快感が走り抜けて敏感になり、擦れる衣服の感覚が敏感な肌を愛撫されているみたい。 「はぁはぁ……直接触ってないのに、気持ち良い……♡」 何度もアソコをなぞっている内に、その部分が湿ってくる。 「トランクス……汚しちゃう……」 僕はこれ以上濡らさないように、ズボンとトランクスをベッドへ脱ぎ散らかした。 「あっ……これだと直接触っちゃう…………」 脱いだのは良いけど、今更ながらの事に気がつく。 でも、ここでやめられない。 「いっ良いよね……ちょっとぐらい」 恐る恐る指を縦線の割れ目へ這わせた。 少し湿った感触に僕がエッチな事をしていることをより実感させてドキドキが大きくなってくる。 「ミャッ……」 指を動かすと、ジンッとくる。 やっぱり、トランクス越しよりも刺激が強い。 「…………ンっんっ♡」 でも、指は止まらない。 まだ|膣内《ナカ》に入れていないのに、男の時よりも気持ちいい。 「はぁはぁっ……ンンっ」 ピチャッピチャッと微かに聞こえる湿った音。 どうしよう、すごくエッチだよ……。 「なんか……疼いてる……お腹の下あたりが……」 心は男でも、体は女の子。 これ以上ヤッたらイケない気がする。でも……。 「……先っちょだけなら」 僕はゆっくりと、未知の領域に指先を侵入させるべく力を籠める。 キュンッ お腹の下あたりが、新しい刺激に反応する。 「ンッ♡」 どうしよう。 ちょっと入れただけなのに気持ちいいよ……。 もっと入れようかと悩んでいると――― トントントンッ 「ミャッ!?」 ノックの音が聞こえて、僕は慌てて布団を被った。 「どっどうしたのお母さん!」 こんな時間にノックをしてくるのはただ1人。その相手に対してドア越しに呼びかける。するとドアが開き、予想通りの人が顔を覗かせた。 「|湍《はやせ》ちゃん、まだ晩御飯まで時間かかるからお風呂入っちゃって」 「はっはーい」 「あら……洗濯物はちゃんとカゴに入れておいてね♪」 「え?……うん分ったよ」 当たり前の事を言い残して去っていくお母さん。 変なの……。 そう思って辺りを見渡したら、脱ぎ捨てられたトランクスとズボンが目についた。 「ミャアアアアアアアアアアアアアアアア!?」 僕の悲鳴が家に響き渡ったのは言うまでもない。
ニシンのパイ
2020-08-24 00:12:06 +0000 UTC