拷問官シグレ 1話 【破壊描写有り】
Added 2022-04-06 14:41:40 +0000 UTC20××年 勢力を伸ばし続ける反社会組織に対抗すべく、 警察は特定の条件下での〝拷問〟という手段を取り始めた 〇〇署 第一取調室 「これで最後だ。 本当に組の事を喋る気はないんだな?」 「しつけーなぁ… 何度聞かれても知らねぇもんは知らねぇんだよ。 俺みたいな下っ端にゃどうでもいい情報しか回ってこねーからな」 「……そうか、なら、もういい」 「そんじゃ帰してくれんのかい?」 「いや… 後悔するなよ」 そう言ってから、取り調べをしていた男が廊下に出ると、 待っていたかのように一人の女が立っていた。 「廊下まで聞こえてたわよ。 どうやら私の出番のようね」 「お願いします〝シグレさん〟 あの男は若頭補佐をしていた〝ヤス〟で間違いありません。 何も知らない筈がないのに… しらばっくれやがって」 「情報を持っているのが確実ならどうにでもなるわ♪ 後は私に任せて♡」 シグレと呼ばれる女が入れ替わるように部屋へと入って行った。 「――お!」 椅子にふんぞり返っていたヤスの目が変わる。 「こいつは随分とべっぴんさんが来たじゃねーか♪ もしかしてアレか? 俺が何か隠してるんじゃないかと思って、 色仕掛けでもしようとしてんのか」 ヤスが下品な笑い声と共に椅子から立ち上がる。 「だったら大歓迎だぜ。 こちとらもう四日も拘束されっぱなしだからなぁ… ほれっ 金玉もパンパンで困ってんのよ」 チャックを降ろし、大胆にも生殖器を見せてきた。 「姉ちゃんみてぇなイイ女に〝咥(くわ)えられたら〟 何かしゃべっちまうかもしれねーなー♪ もしくは、その服の上からでも分かるボインで 〝挟んで〟くれたりとかよぉ…♪」 これまでのストレスを撒き散らすかのように、 聞くに堪えな言葉が並べられていく。 その異様なテンションから、このまま調子づかせておけば、 この場でオナニーを始めてしまう雰囲気さえあった。が… 「私は拷問官のシグレっていうの。よろしくね♡」 「!?」 ぴたりとヤスの動きが止まる。 彼らの中でも〝拷問官〟は噂(うわさ)となっていた。 反社会組織だからと人権を無視した仕打ちを行い、 痛みと恐怖をもって情報を搾り取る冷酷な集団。 そう聞き及んでいたからこそ、シグレのような細身の美女が 〝拷問官〟を名乗った事を冗談だと思い、 ますます調子づいてしまったのだ。 「へ、へへ… そうかい、姉ちゃんが拷問官なのかい。 そいつは怖いねぇ…怖すぎてタマが縮み上っちまうぜ」 などと言いながらヤスが自分の生殖器を指差し、 シグレに見せつけることで快感を得ていた。 その証拠に縮み上がるどころか、 竿の方はムクムクと充血し始めている。 「まぁ、姉ちゃんの膣内(なか)でなら拷問されてもかまわねーけど」 この時点で反社とか関係なしに逮捕できそうなものだが、 シグレはまったく動じずに話を進めていく。 「私たち拷問官もね、根っこの部分は貴方たちと同じよ」 「ん?」 「使うのは〝飴と鞭〟 ヤ〇ザに身を置く貴方なら良く分かるんじゃない?」 「……」 一般社会人なら〝飴は給料〟〝鞭はノルマ〟 そしてヤ〇ザは飴より鞭の割合が非常に多い。 それでも下の者たちが辞めないのは〝恐怖という鞭〟が 飴以上に反抗心を縛り付けているからであり、 組織に対する恐怖が裏切り防止としての機能を果たしていた。 「ふふ…でもね、恐怖で縛り付けているだけじゃ 〝それ以上の恐怖〟の前に簡単に寝返ってしまうの。 さらに〝とびっきりの飴〟まで添えてあげれば…… ヤ〇ザといえどあっけないものなのよ♪」 「ほぅ、分かったような事を言ってくれるねぇ。 つまりアンタが組織以上の恐怖を俺に与えてくれるってわけかい」 「えぇ」 シグレが即答するとヤスの眉間にしわが寄った。 ヤ〇ザとして若い女に舐められる訳にはいかなかったのだろう。 「面白れぇ、爪を剥がすなり、煙草を押し付けるなり、 警棒でぶん殴るなり、何でもやってみたらいいじゃねーか」 ヤスとて反社会組織に長年身を置いている男なのだ。 その程度なら耐えきる根性はあるのだろうが、 シグレの拷問は〝その程度〟を軽く超えていたのだ。 「くす♪」 だからヤスの言った事に対し、つい笑ってしまったようだ。 「何笑ってやがる!」 「あぁごめんなさい。 貴方の考えがあまりにお気楽すぎて…ふふ♪」 「テメェ…ッ」 ヤスの顔に青筋が浮き上がり、ペニスにも血管が浮き立つ。 徐々に勃ち上がっていたペニスはすでに真上を向いている。 加えて、警察署内といえどここは密室。 部屋の中から鍵を掛ければしばらく邪魔は入らない。 (このアマ、力づくで犯してやろうか……) どす黒い欲望がふつふつと沸いてきた、その時だった。 「その醜く腫れ上がったおチンポを切り落としてあげましょうか」 「!!」 シグレがハサミを取り出したのだ。 「〝これ〟って園芸用のハサミでね、 ちょっとした硬い枝くらいならジョキンって切り落とせるのよ♡」 その一言でヤスの〝犯る気〟は大きく削がれ、 代わりにぞくりと悪寒が走った。 「貴方のモノが〝どれくらい〟か分からないけど、 まさか刃が立たないほど硬いって事はないわよねぇ♪」 ハサミがジョキンジョキンと鳴る。 ヤスの目には〝男〟の首を狩る死神の鎌にも見え、 音が鳴る度に恐ろしい拷問が頭の中に沸き上がり、 気が付けば無意識に腰を引いてしまっていた。 「ぐ…ッ 拷問ってそんな事まですんのかよ」 すでに場の空気はシグレが制している。 狩られる者の立場を理解したヤスは弱々しく訊(たず)ねた。 「当たり前でしょ。 情報を吐き出させるための拷問って言うのは、 隠している情報より大事なモノを責めなければ意味が無いのよ♪ まぁ、貴方が自分のおチンポより情報を取るのなら お手上げだけど…… そんな決断が出来る男が居るのかしらねぇ」 「ぐ…」 冷や汗がヤスの頬をつたう。 ヤ〇ザとして組織を裏切る事など出来ない。 ただし、男としてペニスを失うという代償はあまりに大きい。 女を抱く悦びを知っているヤスだからこそ、 チンポを切り落とされるくらいなら指を詰められる方が遥かにマシだった。 「でも安心しなさい。 おチンポを切り落とすのは最終手段だから」 「え」 「私だって女性だからねぇ。 おチンポを切り落とすなんて残虐な事はあまりしたくないのよ」 その言葉でヤスは少しホッとする。 だが〝あまりしたくない〟程度の認識なのが恐ろしく、 同じモノを持つ男なら〝可能な限りしたくない〟拷問だろう。 (ふぅ…驚かせやがって…… でも、最終手段ってことは俺が隠し事を吐かなければ どの道チンポを切り落とされるってことだよな…… だったらその前に隙を見て脱走してやる) 「――なら、チンポを切り落とす前にどんな拷問をする気だ?」 ヤスが恐る恐る聞くと、 ある意味〝最終手段〟以上に恐ろしい内容が帰ってきた。 「睾丸を潰すのよ♪」 「!!!」 「そんなビックリしないで、 いきなり〝ふたつとも〟潰すわけじゃいから。 まずは〝片方〟からね」 「い、いやそこじゃねーよッ バ、バカかッ 金玉を潰すなんて…ッ!」 ヤスにとって、ほとんどの男にとって当てはまる事だろうが、 ペニスより金玉の痛みの方が想像しやすかった。 なぜなら、金玉に何かが当たって悶絶した苦い経験というのは、 男なら誰しも持っているものであり、衝撃に強いペニス以上に 痛みを生々しく想像できてしまうのだ。 「あら? そんなに潰されるのは嫌?」 「あ、当たり前だ!」 シグレも中々にいい性格をしており、 〝睾丸潰し〟が男にどれほどの恐怖を与えるかを知っていながら、 あえてとぼけたのだ。 「ふふ…♪」 情報を吐き出させるための拷問では、 隠している情報より大切なものを責めなければ意味が無い。 彼女はその言葉を実行しているに過ぎない。 ヤスの反応が他の男たちと同じであることを確認し、 シグレは〝拷問官〟として確信する。 この男も私の拷問を耐え抜くことは出来ない―― そして内心で嘲笑いながら話を続ける。 「まぁ、実のところその気持ちは分かるわ。 女である私に〝男の痛み〟は想像しか出来ないけど、 潰し続けているうちに段々と男の気持ちも理解できてくるの」 「テメェ、やっぱり〝潰した〟事があるのか!」 「何を今さら。拷問官だもの、あるに決まってるでしょ」 「い…いくつ潰した?」 「さぁ、覚えてないわ」 〝数え切れないほど〟と言っているのと同じ返答に、 今度こそ本当にヤスの玉が縮み上がった。 「最近潰したのは……先週だったかしら。 貴方と同じくらい強情な男だったわ。 なかなか口を割らないから、まずは玉から責めることにしたの」 男にとって聞きたくない話が始まった。 「その男は私が拷問官であることも冗談だと思ってたらしく、 〝今から睾丸を潰す〟って言っても〝やれるもんならやってみろ!〟って 威張ってたんだけど、陰嚢を握られたら急に焦り出してねぇ… その時の情けない顔と言ったら……ふふ♪」 シグレにとっては笑い話だが、ヤスにはその男の気持ちが良く分かった。 こんな若い女が拷問官など最初から信じる方がどうかしている。 しかし、もっとも脆弱な袋を握られた男は、相手が女だろうが、 拷問官だろうが、子供だろうが、本能的に危機を感じてしまうもの。 当然、そうなったら「やってみろ」などと言えるわけがない。 やられたら、二度と取り返しがつかないからだ。 「知ってる? 男の〝袋〟って掴みやすいけど、 〝中の玉〟はけっこう掴みにくいものなのよ。 なんかこう…上手く握らないと指の間から逃げていくというか… 形を変えながら少しでも掴まれないように頑張っているって感じで、 ちょっとカワイイんだけどね♡」 「ッ!」 睾丸の変形はそのまま痛みに直結する。 ヤスは聞いているだけで下腹部が痛くなってきた。 「それで、どうにか中の玉を掴んでから指で徐々に圧迫して、 ジワジワと痛みを与えてアゲルのが私のやり方なの」 シグレが右手の指を楽し気に動かす。 「今までの経験から言わせて貰うと、玉の強度に個人差はほとんど無いわね。 鍛えている男も、痩せこけている男も、玉の耐久力はほぼ同じ。 だから〝どの程度で〟潰れるのかも調整しやすくて、 まさに拷問にうってつけの臓器ってわけ♪ 相手が女の時は使えない方法だけどね」 すっかり大人しくなったヤスが耳だけを傾けている。 もはや彼に「シグレを犯す」という考えは無く、 〝男の玉を数え切れないほど潰してきたヤバイ女〟を前に、 どうやって逃げようかと頭を悩ませていたのだ。 すると。 「でもね、先週のその男は予想外の行動を取ってきたわ」 と、前置きしてから話された内容は、 ヤスの心を砕きかねない凄惨なものだった。 「弱点を相手に捕まれた恐怖で混乱したのか、 大声を出しながら私の首を締めてきたのよ」 シグレが渋い顔で自分の首を指差す。 「…そいつは災難だったな。 男の力でそんな細い首を締められたらひとたまりもねーだろ」 ヤスが言うと、実際その通りだったようで、 シグレが軽くうなずき、そして口の端を吊り上げた。 「えぇ、本当に苦しかったわ。 だから―― こっちも遠慮なく思いっきり潰したの」 「!」 「締め落とされるより早く、ブチュリとね」 「!?」 その時の光景が浮かぶ。 男は女の首を、女は男の陰嚢を掴む状況。 言わば〝急所の掴み合い〟 互いに人体の弱い箇所を握り締め、 先に一定以上の圧力をかけた方の勝利となる。 しかし、どう考えても男の方が不利。 腕力では男の方が有利なのは確かだが、 〝女の首〟と〝男の玉袋〟では耐久力が釣り合わない。 片や、頭部を支える重要な柱なのに対し、 睾丸は薄皮一枚という頼りなさ過ぎる袋に入った脆い臓器なのだ。 どちらが先に音を上げるのかなど女でも分かる事であり、 〝その時の痛み〟は男にしか分からない。 「………あらぁ♪」 シグレが過去話を区切り、わざとらしく声を上げた。 「え」 遅れて、ヤスも彼女の視線を追うと、 その先は自分の股間だった。 「あらあらあら…♪」 シグレが笑っている理由が分かった。 「うッ」 あれだけ真上に向かってビンビンだった彼のペニスが、 小さく、短く、ショボンと下向きに縮こまっていたのだ。 「うふふ♪」 「くッ…」 こういう時も男は不便である。 話を聞いていただけで〝血の気が引いた〟のがまる分かりであり、 彼の委縮した精神状態をそのまま物語っていた。 「み、見るんじゃねーよ!」 慌てて右手で隠すがもう遅い。 片手で隠せる時点で〝男のヤル気〟は萎えている証なのだ。 「あはっ♪ 私の膣内(なか)でなら拷問されてもいいって言ってたけど、 〝そんな状態〟じゃ挿れることすら出来ないわねぇ♡」 「うぅ…ッ」 拷問官の鋭い言葉がヤスの男心に深く突き刺さった。