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局部医務室 6話 【破壊描写有り】

「今頃〝使って〟くれているかしら、フフ…♡  まともにヤって勝つ自信が無いわけじゃないけど、  私の商売道具を傷物にされる恐れもあるし…  悪いけど全てを駆使して一瞬で勝たせて貰うわ、  恨まないでね、これも〝何でも有り〟のうちだから♪」  ライラは頭の切れる女だ。  客を盛り上げるためならワザと攻撃を喰らってピンチを演出する事もある。  だが、今回の相手は新人であり実力派ピカイチのボクサー。  空気を読まず大事な商売道具の顔を一方的に殴ってくる可能性が高い。  だから彼女は、これまで蓄えた金を惜しみなく使い、  カイの住所を割り出し、変装し、仕掛けを用意し、  全力で潰すことを決めたのだ。    ~試合前日~ 「……やっと明日か、これで…」  ロードワークを終えたカイが呟(つぶや)く。 「これで… この苦しみからも解放される」  その苦しみとは〝射精できない苦しみ〟  オナ禁経験者のカイは五日くらいどうにかなると踏んだが、   予想以上に下半身の欲望に苦しむことになったのだ。  あの〝三枚目のDVD〟が全ての原因。  アレは、オカズとして最高級品すぎたのだ。  オナ禁期間の入るまでの九日間、  カイがアレを〝使った〟回数は20を超える。  最高の味を知ってい待ったが故に、  昼も夜もペニスがあのオカズを求め続けていたのだ。 「明日…俺はライラをぶっ倒したあと…  溜まったモノをライラの映像に思いっきりぶっかけてやるぜ」  ドス黒い欲望を口にしながら自宅へ着き、  何気なく郵便ボックスを見ると、小包が入っていた。 「ん?」  部屋に戻って開けて見ると大会運営の者からのようで、  〝一枚のパンツ〟に手紙が添えられていた。 「何だこりゃ? パンツ…?」  手紙に書かれている内容はこうだ。 『いきなりで申し訳ありませんが〝特殊繊維パンツ〟を送らせて頂きます、  そのパンツには衝撃を分散させる素材を使われており、  金的による睾丸の破裂率を大幅に軽減させる効果があります、  運営としても期待の新人が〝去勢〟されるのを望んではおりません、  なので是非それを着用して出場するようお願いします、  卑怯と感じる必要はありません、  こういった事も含めて〝何でも有り〟なのですから♪  尚、効果の持続時間の関係で【試合直前まで着用はお控え下さい】」 「……」  今度は差し出がましい行為だと怒らなかった。怒れなかった。  あの時とは違い、ライラがどれほど恐ろしい女か思い知ったからだ。  男の弱点を重点的に攻め、容赦なく陰嚢を握り潰してくる。    ルール無しの闘争という点では正しいのかもしれないが、  まさか客の入った試合であそこまでするとは…  ソレを喜ぶ特殊性癖の客もいるのだが、  まだ新人のカイはそこまで理解が及んでいなかった。 「…ありがたく使わせて貰うか」  オナ禁による精力の充実…   DVDによる相手の行動の把握…  特殊なパンツによる金的への防御…   準備は整った。  恐ろしい相手だが、ここまで対策を練れば負けるはずがない。  と、自分を奮い立たせるカイ。  しかし、ソコまでが全てライラの準備に過ぎなかったのだ。  ※  そして時間は戻り――   「んふ♡ どうしたの新人くん♡  お腹でも痛いのかな~♪」 「ぐ… このくそ女…」  ようやく、ようやくカイは気が付いた。  オナニーする度にDVDで目に焼き付けた肉体と、  こうして相対する事でやっとあの女がライラだったと気付いたのだ。    だがあまりに遅すぎた。 「うぅ… このパンツに何を仕込みやがった!」 「粉末状の媚薬を少しね♡」 「な、何ぃ!?」  粉末唐辛子の擦りつけられた皮膚が熱くなるように、  少量とはいえ敏感な皮膚でもある亀頭にとっては効果抜群。  試合前から媚薬に包まれたパンツの中で逸物は少しずつ充血し、  今やその膨らみは隠し切れないほど大きくなっていた。     「見ろよカイの股間」 「え…… あ! やだ…もう膨らんでる」 「おいおい、もう勃起とか今までで最短じゃねーのか」 「もしかして童貞クンなのかなぁ…? フフ、かわいい♡」     もはや半勃起と呼べるサイズではなく、  客達も次々と気付いていく。 『これはどうしたことでしょう、  開始から一分と経たず、また触れてもいないというのに  カイ選手の股間に大きな膨らみが見えます、  ライラ選手と対戦する男は勃起率が六割を超えると言われてますが、  この勃起速度は異例ですね…  ライラ選手が凄く好みだったとかでしょうか?』 「やだー♪ うれしー♡」  「ぅぐッ」  客達から巻き起こる嘲笑。  勃起する股間とソレを指摘する実況。  さらに目の前にはエロい衣装に身を包んだ爆乳美女。  これまでのキャリアが何の役にも立たない。  慣れてきたはずのコート場が異空間に見える。  視界が歪むほど混乱が極まるが、股間の衝動だけは昂っていく。  すでにテントは真上を向いていた。 「すっごいビンビン……男ってオッパイ揺れただけ勃っちゃうの?」 「いや、中学生かよっぽど溜まってない限りあぁはならないぞ」 「あれじゃない?スタミナを付けるためにオナ禁してきたとか」 「なるほど…だけどライラ相手にオナ禁とか自殺行為だろ」 「あぁ、溜まった状態であんな体を見たらチンポが勝手に反応しちまうぞ」    周囲からの雑音なカイを精神的に追い詰めていく。 「ハァ… ハァ…」  まだパンチひとつ出していないのに息が荒れる。  このまま立っているだけで消耗するは明らか。  勃起していようと、この状況を打開するには手を出すしかない。 「くそッ おおぉぉッッ!」  カイが膨らむ股間を引っさげて間合いを詰める。  だが、待ち受けていたのは〝あの構え〟だった。 「フフ…♪」 「!!」 (この〝低い姿勢〟は… あのボクサーを倒した時の…)  二枚目のDVDに映っていたあの衝撃映像がよみがえる。  ボクサーの拳をかわし、男の急所を潰したライラの〝あの姿〟が… 「アナタも潰してアゲル♪」 「くッ…」 (ヤバイッ 全力で玉を守らないと……潰される!)  一瞬で心を折られたカイが不格好に両手で陰嚢(いんのう)を防御する。  しかし―― 〝ここまで〟が罠のワンセット。   カイに金的の恐怖を植え付けたのも…  オナ禁させたのも…  媚薬仕込みパンツで勃起させたのも…  この構えが玉を潰すためのものだと思い込ませたのも…  全ては〝この瞬間〟のため。    ――きゅっ♡ 「うっ!?」  ライラが掴んだのは両手で守られている玉袋ではなく、  その両手からハミ出している〝テント〟の方。 「んふ♡ 中々の太さね♪」   ぐりり…♡ 「はうっ…!」  粉末媚薬の仕込まれたパンツごしに握られたペニスには  凄まじい快楽が電流の如く走り、そのまま亀頭を擦り回されたカイは…  「それそれぇ♪」  ぐり…♡  ぐりゅりん♡  五日分の欲望をあっけなく吐き出してしまった。 「く、くそおおぉぉ……ぉぉ…♡」   どびゅびゅびゅるるるるるるるっっっ!!! 「あはっ♡」  溜まっていただけに射精もしばらくおさまらず。 「あ…ああぁぁ…♡」   びゅるるるるるうううぅ……!  その間は天にも昇る心地良さに酔いしれることが出来たのだが、  直後、彼は一瞬で地獄へと叩き落されてしまう。 「必殺〝ヘビ殺し〟♪」 「へ?」   ――――ゴキっ  乾いた音の発生源へとカイが目を降ろすと、  ライラの握っていたテントが不自然に折れ曲がっているのが見えた。 「!!?」 「ふふ~ん♡ 男の〝ヘビちゃん〟が折れちゃったね~♪  ライラの計画通り、カイの象徴は瞬殺された。 


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