局部医務室 5話 【破壊描写有り】
Added 2022-01-29 12:34:18 +0000 UTCライラは頭の切れる女だ。 客から見れば〝どこか隙のあるエロい女〟の印象が強いが全ては計算の内、 巨乳で天然というキャラの方が客受けが良く、 対戦相手も油断しやすいと知っているのだ。 ここは〝何でも有り〟の格闘施設。 いくらエロくてもバカでは生き残れない。 ライラの演じる隙のある女との〝あれこれ〟を妄想して オナニーする男も多いが、それすらも彼女の計画通りなのだ。 人気のある選手には高額のファイトマネーが舞い込み、 金はその選手をさらに強くする。 〝何でも有り〟の戦いにおいては金も強力な武器となるのだから。 ~二週間前~ ライラとカイの試合が決定した次の日。 カイが自宅のトレーニングルールで小さく叫んだ。 「よしっ!」 この格闘施設での最終試合はボクシングでいうところのメインイベント。 デビューから連戦連勝で駆け上がり、 はやくもこのメインイベントへの出場が通知されたカイは昂ぶっていた。 表の、ボクシングのリングとは異なる緊張感。 それでも自分のボクシングが通用しているという自信。 「今は… 誰にも負ける気がしないぜッ!」 その思いを乗せた拳がサンドパックを打ち抜いた。 すると、カイの携帯電話が鳴り響く。 「ん? 知らない番号だな…誰だ?」 不審に思いつつも受け取ると、大会運営を名乗る者からであり、 なんでも二週間後の試合の事で渡す物があるらしく、 しかも家の前まで来ているというのだ。 今すぐ試合をしてもよいほど高揚していたカイは疑いもせずに扉を開ける。 すると、立っていたのは運営スタッフを名乗るひとりの女。 「お休みのところお邪魔して申し訳ありません」 何を隠そう、彼女がライラ自身だった。 「い、いえ」 カイもライラの顔写真を見たことはあるが、 サングラスをかけて髪形を大胆に変えれば意外と分からないものである。 というより、変装したライラが深くお辞儀をした際、 スーツに包まれた豊乳がより強調され、 顔よりそちらにばかり目がいっていた。 「それで、渡したいものとは?」 「はい、あの…出来れば玄関の中で」 「あぁ、そうですね」 あの格闘場は言ってしまえば裏の施設。 人目を遮るため、カイはその女を玄関の中へと招き、 そこで〝三枚のDVD〟を受け取った。 「〝ライラ〟って書いてありますけど、 もしかしてライラ選手の映像ですか?」 「はい、ご存じの通りカイ選手が次に出場する最終試合は 当施設でもっとも注目の集まるメインイベントです、 なので運営としても盛り上がる展開を希望しておりまして、 そちらのDVDは相手の研究などにお使いください、フフ♡」 「は、はぁ…?」 「ライラ選手をまだよく知らないと思ってのご贔屓(ひいき)です、 差し出がましいと感じるかもしれませんが、 これもカイ選手への期待の表れと受け取ってください」 「…ありがとうございます」 言葉とは裏腹にカイは怒っていた。 贔屓というより擁護(ようご)されているかのように感じたのだ。 新人とはいえ、元ボクシングチャンピョンの誇りはある。 こうでもしないとライラ選手と勝負にならないと 言われているようで納得がいかなかったのだ。 しかも相手は女。 自慢の拳が当たれば一撃で終わる。 カイは今すぐにこのDVDを叩き割りたいという 衝動が沸き上がっていた。 「要件はこれだけですか? 他にないのなら俺もトレーニングがあるので」 あからさまに機嫌を悪くしたカイが女を追い出そうとすると、 直後、その怒りが吹き飛ぶような事が起きた。 「それともうひとつ――」と、女が言ったかと思うと、 右手を見せつけるように持ち上げ、 〝ナニかをシゴく〟ジェスチャーを取り始めたのだ。 「なッ!?」 動転するカイに微笑み、女が口を開く。 「カイ選手も男性なので生殖器を手で摩擦する行為… あぁ、オナニーと言った方が分かり易いですね」 「オ、オナ…!」 「〝そういった性処理〟をするかとは思いますが、 試合前の五日間は禁止するようお願いします」 「!」 いきなりのオナニー禁止要請。 だが、その理由は元プロボクサーのカイには分かった。 彼も表の格闘界で活躍していた頃はよく〝オナ禁〟していたのだ。 射精は強い快楽と引き換えに精力を奪う〝諸刃の剣〟 仮にオナニーしまくったボクサー同士が対戦したら、 とんでもない泥試合になる可能性が高い。 運営側としてはある意味当然の要求だろう。 「――では失礼します」 そう言い残し、風のように去っていく女。 結局、カイは最後までライラの変装に気付かなかった。 話の内容に振り回されてそれどころではなかったのだ。 「まったく…調子が狂っちまったぜ」 カイがDVDを片手に部屋へと戻る。 最初はすぐにでも廃棄してしまおうと考えたものだが、 狂った調子を整える時間つぶしのつもりで視聴する気になったようだ。 調子が更に狂うとも知らず… 「この女がライラ、俺の次の相手か…」 モニターに映るのは露出多過な衣装をまとう美女。 カイも顔だけは知っていたが姿を見るのは初めてであり、 男とは違う意味での〝すごい体〟に驚かされていた。 「色気が武器とは聞いていたが〝ここまで〟とは…厄介だな」 下心があろうとなかろうと目の前でオッパイが揺れ動けば、 つい視線が釣られてしまうのが男の悲しい性(さが) しかも、モニターに映るそれは爆乳と言っていいサイズ。 映像内の対戦相手の男も、ライラの色気に振り回された挙句(あげく) 関節を取られてギブアップするという末路を辿っていた。 「ほう、エロだけじゃなく、 しっかりと技も磨かれているというわけか、いい動きだ」 組み技はボクサーにとっての天敵。 しかし、一枚目のDVDを見終えた時点では、 まだカイに動揺は見られなかった。 「――なるほど、エロ抜きにしても中々の選手だ、女にしてはな」 あの程度の動きなら自分の拳を避けきれるはずがなく、 色気で惑わされたくらいではその差は埋まらない。 この勝負貰ったッ! ほくそ笑みつつ二枚目のDVDに手を伸ばす。 ――が、そこに映るライラの〝戦い方〟は変わっていた。 「ん?」 まず〝1人目〟の映像。 蹴り技を主体とする男の攻撃を避け続けるライラだったが、 一瞬の隙を突いて放たれた蹴りが〝相手の股間〟へと直撃。 その一発で勝負は決まってしまう。 「……まぁ、ここでは金玉への攻撃も反則じゃないし、 こうゆう事もあるか」 〝何でも有り〟の試合においては金的も日常茶飯事であり、 モニターに映る悶絶する男性選手を見てもカイは、 運が無かったな、くらいしか思わなかったのだ。 続く〝2人目〟の映像。 ライラよりひと回り大きい体を持つ男が組み付いた次の瞬間、 自分から相手の懐へ飛び込むと同時に〝股間への膝蹴り〟が炸裂。 男が泡を吹き、巨体があっけなく崩れ落ちた。 「んん? また…股間?」 カイの表情が崩れ始めてきた。 そして、〝三人目〟の映像。 試合が長引き、互いに疲れが見え始めてきた頃、 突然ライラの爆乳を支える衣装の紐がほどけたのだ。 これには対戦相手や男性客、さらにはカイまで目を奪われてしまう。 こうして出来た隙が勝負の分かれ目となり、 その対戦相手も直後に金的を受けて敗れてしまった。 あまりに絶妙なタイミングでの〝ポロリ〟 これはライラの仕掛けた罠であるとカイは気付いたが、 もうひとつ気付いたことがある。 「この二枚目のDVDって全部〝金玉を狙った〟時の試合か!」 一枚目は比較的まともに戦っていた映像で、 二枚目は今カイが言った通りの内容になっていた。 だが、まだ二枚目は終わりではなく〝四人目〟が残っていたのだ。 「ん? この相手って…ボクサー?」 四人目の選手はカイと同じボクシング経験者。 ライラがこの男と〝どう戦う〟か、 カイにとって一番見ておかねばならない映像なのだが… 「なッ! 何だあの構え?」 ライラがとったのはアマレスと相撲の中間のような低い構え。 ボクシングでは腰から下への打撃は反則であるため、 こうして体全体を腰より下げるとボクサーは戸惑ってしまうらしい。 「奇策で翻弄する気か? ……いやッ!」 更にライラはその姿勢のまま爆乳を左右へと振って魅せつけてくる。 上半身をかなり屈めているため、谷間をハッキリと覗けてしまうのだ。 あまり長くしていると腰を痛めてしまいそうな姿勢だが。 「しっかりと色仕掛けまで混ぜてきたか… あっ!」 っと驚くカイの視線の先ではボクサーの男が右を振り下ろし、 対するライラも退かずに飛び込んでいく。 「避けたッ! しかし何で度胸だ」 拳を上手くかわしたライラが相手の前足へと組み付いた。 片足タックル――? その相手とカイはそう思ったが… そうではなかった。 ――ぐりっ 「何っ!」 ライラは組み付いた手をそのまま〝足の根本〟へとすべらせ、 そこに実る〝男の果実〟へと指を回したのだ。 「ま、まさか」 この試合はカイにとってもっとも参考になる映像。 それは間違ってはいない、それでも…見なければよかったと後悔した。 ―――ぷちゅッ! 「あ、あの女… 金玉を…握りつぶしやがった…!」 自分と同じボクサーに起きたまさかの悲劇。 そのインパクトは凄まじく、まるで彼女と対戦するボクサーすべてが 〝ああなる〟のではないかという恐怖が沸き上がってくる。 試合はとうぜんライラの勝利で終わった。 倒れた相手はぴくりとも動かず、担架(たんか)で運ばれていく。 金玉を握り潰されたのだから動けないのは当たり前だが、 気絶しているだけなのか、それとも〝最悪の事〟が起きているのか分からない。 「もしかして、死……」 カイは自分の玉が縮み上がるのを感じた。 「くッ 俺が女相手にびびっちまったっていうのか…」 何と言おうと体は正直。 カイの肉体は男性機能を失う恐怖で萎縮(いしゅく)し、 玉のみならず竿まで血の気が引いて情けなく萎縮していたのだ。 「くそッ」 そんな思いを払拭(ふっしょく)するように三枚目のDVDをつかみ取る。 全ての映像を研究して動きのクセを読めれば 金的も怖くないと判断したのだ。 「これにはいったいどんな映像が……」 恐る恐る再生を始めるカイだったが〝そこに映るライラ〟を見たとき、 彼の縮こまっていたペニスに〝血の気〟が戻った。 「え?」 それは、言ってしまばグラビア映像。 ライラが水着姿で砂浜を駆けまわっているというもの。 「何だこれは? ……ん! そういえばあの女、あの時」 『相手の研究〝など〟にお使いください』 そんな言葉と共に意味深に笑っていた。 「……ちっ これは俺へのサービスってことか」 正直、金玉潰しのような恐怖映像でなくてホッとするカイだが、 同時に腹立だしさもよみがえってくる。 オナ禁しろと言ったり、こんなものを送ってきたりと、 期待してくれているのは分かるが、 これはあの女の言う通り〝差し出がましい〟行為に他ならない。 怒りで恐怖が消え、カイの中に再び火が付いた。 「よし、こんなふざけた映像はとっとと消して、 トレーニングを再開するか」 立ち上がり、映像を消そうとしたところで、その指がふと止まる。 よくあるグラビア映像と思って視ていたものが、 時間が経つほど〝どんどん過激〟になって行ったのだ。 「こ…こんなふざけた……乳、しやがって…」 砂浜に突き出た岩へと腰掛け、 ライラが爆乳を挑発的に揺らしている。 それだけではない。 「!」 よくよく見れば、水着から少し乳輪がハミ出しでいるではないか。 こうなったらもう、この映像を止めることは不可能。 チラっと覗かせる薄桃色の乳輪から色々と妄想してしまう。 「はぁ… はぁ…」 カメラが切り替わり、今度はライラの下半身が映る。 ほどよく発達した筋肉が描く腰から太もものラインは煽情的で、 たとえ試合中であっても見惚れかねない魅力を発していた。 特に水着がきわどく食い込む両足の付け根部分は 〝何も付いていない〟からこそ機能的で美しい。 「はぁ… はぁ… はぁ…」 カイの股間には僅かな膨らみが出来つつあった。 二枚目のDVDですっかり縮こまっていた彼の竿と玉は、 三枚目のDVDですっかり元気を取り戻していたのだ。 特に竿の方はムクムクとその角度を上げていく。 「う… まさか勃っちまうとは」 カイは恨めしそうにテントを張った股間を見降ろす。 「そういや、ここ三日くらい抜いてないもんなぁ…」 目の前には極上のオカズもあるのだから、 己を落ち着ける意味でもオナニーするべきなのかもしれないが、 それでは、あのむかつく運営の思い通りではないかと踏みとどまる。 実際は変装したライラの思惑なのだが。 「ま、まぁ中学生じゃないんだし、 こんな水着だけのエロ動画じゃ抜けねーよな…」 そう強がり、自分に言い聞かせる。 そして今度こそDVDを消そうと決心したその時。 「――!」 カメラマンらしき者からライラが〝バナナ〟を受け取り、 それにいやらしく口付けをしたかと思うと、 カメラ目線のままバナナを谷間に挟み込んだのだ。 「こ、これって!」 バナナの長さは目測で15㎝、 明らかに〝男のナニ〟を意識している。 そんな〝代用品〟がライラの爆乳に埋もれ、擦り上げられ、 ニョキっと出した先端部が咥えられたりしている。 これはもうギリギリ18禁にならない〝疑似パイズリ〟 映像の中からライラがこちらに視線を向け、 〝ここが抜きどころよ♡〟っと目で囁(ささや)いてくる。 「はぁ… はぁ… ――はっ!」 カイは無意識のうちにテントを掴んでいた。 「お、俺は何を…」 慌ててその手を離すが、 同時にライラの映像もクライマックスに達した。 『やんっ♡』 甘い声と共に水着の紐がほどけ、 バナナと一緒にどデカい乳房が零れ落ちたのだ。 「!?」 流石にモロ見えはしなかったが、 ボクサーとして鍛え抜いたカイの目は見逃さなかった。 一瞬ではあるが左乳の〝先端〟が画面に映った事を。 「あ… はぁ… はぁ… はぁッ」 DVDの映像はソコで終了したが、カイはすぐに映像を巻き戻し、 テントの張ったパンツを脱ぎ捨て、〝右手のトレーニング〟を開始した。