田舎娘の出稼ぎ「その②」【破壊描写有り】
Added 2021-10-05 14:42:31 +0000 UTC時は少し巻き戻り―― チリがオークの一匹をアリサ達から引き離した後のこと、 「――さて、この辺でいいかな」 男を連れ込むと言えば引っ張るのは〝手〟であるが、 チリが引っ張るように掴んでいたのは〝男根〟。 発情した雄の主導権を文字通り握るにはよいのかもしれないが、 そんなことをされれば当然〝相応の反応〟が起きてしまうわけで… 「む! 何やら滑ると思ったら、もう先走り汁が… サイズは良くても、こう早漏(はや)くては女を悦ばせる事は出来んぞ」 そう言ってチリが粘液の垂れる巨根の先を指でほじくる。 『ブオオォッ!』 欲情の炎がひときわ膨らみ、 耐えられなくなったオークがとうとうチリを後ろから抱き締める。 「フッ…せっかちなヤツだ、 いや、オークにしてはよく持った方か」 それでもチリは動じない。 至って冷静に現状を把握し、 後ろからグイグイ押し当るオークの巨根を拒むようなそぶりも無く、 逆に腰を艶かしくうごめかし、引き締まったお尻で撫で上げたのだ。 すり…♡ すり…♡ 『ゴオ…オオ…』 「おいおい、この程度でイクんじゃないぞ♪ その汚らわしい玉袋で煮詰めている雄汁を一滴残さず吐き出したいのなら、 もっと… もっと… 我慢してからぶち撒けるんだ」 『我慢』、それはオークに限らずモンスターにとって無縁の行為だが、 〝性の悦び〟を知るモンスターはこの限りではない。 我慢は性的絶頂を押し上げる〝溜め〟。 天にも昇る射精感を得るためには、 自分を押さえる必要があると学習しているのだ。 だからこそ―― 「今からもっと〝いいこと〟をしてやるから動くんじゃないぞ♡」 チリのこんな言葉にもすんなりと従ってしまう。 発情したオークにとって〝人語を少し理解する〟という特徴は もはや足かせでしかなかった。 『グルルル…』 チリを抱きかかえていたオークの剛腕に既に力は無く、 軽く体を反転できるほど緩みきっている。 今なら隠し持っている短剣で容易に切りつける事も出来るだろうが、 それではリスクとリターンが釣り合わない。 もっと安全に、確実に、〝高値の付く部分〟を剥ぎ取る手段があるのだ。 「よーし、そのまま… そのままジッとしてるんだぞ」 オークの前に膝をついたチリが、いきり勃つ男根へと顔を近づける。 その様子を見ていたオークの鼻息が一段と荒くなる。 おそらく、この状態から女のするであろう〝性行為〟を知っているのだ。 期待からか、隆起する男根もズクンッと脈打つ。 「すぐにイったら… 承知しないからな♡」 チリが唇を開き、醜悪な肉棒との距離を縮めていく。 口淫(フェラチオ) 女が男を悦ばせる性技の代表格であり、 練達した者のソレは並の肉壺をも超えるという。 だが、チリの口から出てきた舌は異様に長く、 しかも先端が蛇のように二股に分かれていたのだ。 「フフ…♡」 ヌッルウウゥゥぅ……♡ 『ブモッ!?』 てっきり〝咥えられる〟とばかり思っていたオークが ペニスに〝巻き付く〟舌の感触に吠える。 ヌリュ…♡ チュリュゥ…♡ 『ゴオ…オオッ…♡』 漏れる声はあっという間によがり声へと変わり、 オークの太い足腰がガクガクと情けなく震えている。 それほどの〝舌技〟なのだ。 (〝長い舌をカリ首に巻き付ければどんな男もイチコロ♡〟 昔、母が言っていたな… 今思えばとんでもない親だが) チリの母親は〝ラミア〟という蛇の半身を持つ種族だった。 彼女は見た目こそ人型だが、その血はしっかりと引き継がれており、 その長い舌も母親からの遺伝なのだ。 さらに―― (勃起率は…80…85…) 〝ラミアの眼〟を持つチリは熱を視ることが出来る。 すなわち、オークの内部で流動する血液と、そこから発せられる熱から、 〝ペニスの勃起率〟をはじき出すことすら可能であった。 (90…95… そろそろか) 長い舌の巻きつく男根を冷静な目で見降ろし、 チリは先ほど購入してきたばかりの〝アレ〟をさり気なく取り出す。 『ゴホッ オオォッ!』 勃起率100%、チリがそう判断すると同時にオークが叫び、 射精を予兆させるように、腰を限界まで突き出した。 対するチリは、 (よし、イイ感じに育った♪) まるで収穫時期を迎えた果実をもぎ取るが如く、 手に持つソレを〝雄の実〟へと突き刺す。 ――プスっ 突き刺したソレとは〝メデューサの針〟 『ブゴオオァァッッ!?』 股間から脳天まで突き抜ける衝撃が瞬く間に痛みへと変わる。 だが、オークがその激痛を感じられたのはほんの一瞬、 過剰な痛みから逃げるためか、脳が気絶という判断を下したのだ。 『オ…オォ……ッッ』 白目をむいたオークが泡を吹きながら後ろの木へともたれかかる。 「フフッ♪」 針の刺さっている箇所は〝右側の陰嚢〟。 痛覚神経の密集する裏側を狙って刺したのだ。 オークといえど男性器の構造は人のそれと変わらない。 一瞬で意識を飛ばしてしまうのも無理はなかった。 「討伐完了、だな」 普通の討伐なら倒して終わりだが、彼女が差したのは〝メデューサの針〟。 〝刺された部分を石化させる〟という効果を持つ。 ぷちゅっ と、玉袋から針を抜いた後、 オークがそのまま倒れ込んだ頃には石化は終わっており、 その股間には立派な〝石象〟が出来上がっていた。 「これはこれは…過去最高の値が付きそうだ♪」 値踏みをするように視線を向けるチリ。 〝ラミアの眼〟に男根の体温が映らないのは完全に石化しているからだろう。 今、彼女の眼下にあるのは〝膨張率が最大のまま固まった男根〟 コレこそがチリの目的だった。 陰嚢も石化しているが、ソッチの方はおまけと言える部分、 アリサと違ってあまり重要視しておらず、 だからこそ容赦なく〝その片方〟を潰したのだろう。 「しかし、針の一刺しで気絶とは…… 母から〝雄は股間に心臓をぶら下げている〟と聞いた時には首を傾げたが… 今ならその意味が良く分かる、そしてよく利用させて貰っているよ、 その不便で便利な〝雄の心臓〟とやらを♪」 冷笑を浮かべるチリが短剣を取り出し、 オークの股間へとあてがうが気絶から目覚める様子もない。 そして、短剣の切っ先を石化する男根と生身の隙間へと滑り込ませていく… 「――ふぅ、良いモノが採れた♪ オークよ、二度と会う事はないだろうが安心しろ、 貴様のモノは、これから数多くの女性を悦ばせるだろうさ♪」 そう言い捨て、チリがアリサ達の元へと引き返していく。 後に残ったのは、最も大切な器官をえぐり取られ、 気を失ったまま股間から大量出血するオーク。 〝ラミアの眼〟が無くても、その肉体が冷たくなっていくのが分かる。 チリの言う通り、このオークとはもう二度と会う事はないだろう。 ※ その後、3人は合流して町へと戻り―― 『宿屋の一室』 アリサ、チリ、シルフィは〝収穫したモノ〟を円卓に並べ、 囲むように座っていた。 本来ならギルド内などで行う確認作業だが、 モノがモノだけに衆目のある場は避けていたのだ。 「はいコレ、私とシルフィちゃんで採ってきたプリップリの精液♡」 と、アリサが白い粘液の入った小ビンを指差し、 シルフィと肩を組みながら得意気な顔を披露している。 「ま、ほとんどシルフィちゃんの手柄だけどね」 「あ、いえ、そんなことは…」 謙遜しつつ顔を赤らめるシルフィだが、 その原因はくっついてくるアリサではなく、チリの戦利品にあった。 「随分と興味があるみたいだが… 触ってみるか?」 そう言ってチリが〝オークの男根(石化)〟を差し出し、 雄々しくテカる亀頭部分を向けてきた。 「ひゃぃっ! え、遠慮します! と、というか… なんでそんなモノを」 すると、チリではなく隣にいたアリサが答えた。 「大人のオモチャよ♡」 「へ! おも…ちゃ?」 「うん♡ 分かりやすく言うと… 一人寂しくムラムラしちゃった女性を慰めるアイテムって感じ♡」 「!!」 純朴そうに見えるシルフィだが、自慰、つまりオナニーの経験はある。 また、〝弟の秘蔵本〟を見て〝そういうアイテム〟がある事も知っていた。 知っていたから、アリサの言葉を受けて更に顔を赤くしたのだ。 「あら? もしかしてシルフィちゃんも――」 「なッ ないですッ! アタシは指でしか―― じゃ、なくて、 こ、こんなザラザラした石を… い、挿れるなんて……」 理解が追い付かないといった面持ちで動転するシルフィに、 今度はチリが説明を付け加えた。 「何も〝そのまま〟使う訳ではないよ、 石化させる道具を取り扱う店というのは、 万が一に備えて石化を解く道具もそろえるものだ、 売却は石化したまま行うが、その後は店内で加工され、 萎えず、腐らず、〝使い心地の良い〟大人の玩具として売られるのさ」 「へ、へぇ~」 色々と想像を膨らませるシルフィを眺めながらアリサが言葉をつなぐ。 「これも〝女の稼ぎ方〟よ♡ 男たちだったらオークの性器に手が触れた時点で殴られるだろうし、 …あ! でももしかしたら〝そういう趣味〟のオークも居たりして」 「ハ…ハハ…」 そんな事を言われたせいで余計に変な妄想をしてしまうシルフィ。 顔を引きつらせる彼女の横では、 アリサが石化した男根を指先で妖しく撫でていた。 「〝このテのアイテム〟だとオークのモノが一番人気かな、 それ以上の大型モンスターのモノだと挿れることが出来ないし、 〝ゴブリン〟サイズだと物足りないって女性も多いからねぇ… オークの中でもピンキリだけど、今回のコレは最高級ランクよ♡」 「うむ、オーク1匹から〝1本〟しか採れないのが惜しいくらいだ」 男の最重要器官を完全にモノ扱いする二人だが、 性器売買をする女性にとってはその程度の認識なのだろう。 「私が〝前に買ったヤツ〟より断然気持ちよさそうだわ」 「え!?」 アリサさんもこういうの使ってるんですか―― と、 喉元まで出かかった言葉をどうにか引っ込めるシルフィ。 「そういえばチリにも何回か貸してあげたことが――」 「余計な事は言うな」 頬を少し赤らめるチリが言葉を遮り、 「はいはい♪」と、アリサが意地悪っぽく笑う。 そんな折、シルフィが少しおかしな点に気付いた。 「あれ?」 「どうかしたの? シルフィちゃん」 「あの、ここに…何か穴が開いてませんか」 そう指を刺したのは〝右側の陰嚢部分〟。 アリサは〝その小さな穴〟が何の跡なのか瞬時に理解し、 正面に居たチリが腕を組みながら答えてやった。 「それは〝メデューサの針〟を刺した跡だ」 「刺しッ!? え…ってことは、た、玉袋の方を刺したんですか?」 「そうだが、何かおかしいか?」 「あ、いえ…」 ずっと〝竿の方〟を刺したとばかり思っていたシルフィが言葉を詰まらせる。 昔、寝ぼけて弟の股間を踏みつけてしまった事がある―― あの時、足の裏に感じたグニュリと柔らかい感触―― 軽く踏んだだけなのにしばらく動けなかった弟―― 女性のシルフィでも陰嚢、正確にはその中の睾丸の脆さは知っている。 そんな箇所にあんなに太くて長い針を刺すなんて―― 〝付いていない〟シルフィには想像しようもないが、 そうなった男の悲惨さだけはなんとなく理解できた。 だが、あの森の中は戦場で相手はモンスター。 チリが後述する意見の方が理に適い、シルフィの考えが甘いのだ。 「〝竿の方〟を刺したとでも思っていたのか? それでは男性器を石化できたとしても反撃を受けるだろ、 いや、脆弱な玉袋まで固い石と化してしまう分、状況は悪化する」 「あ!」 目を見開くシルフィへと、忠告も込めてチリが説明を続ける。 「いいか、色香で男を惑わせれば確かに初撃を打ち込むことは出来る、 だが、中途半端なダメージでは怒りを買うだけだ、 肉体の強さで劣る女性は余計にひどい目に合わされてしまうだろう」 「は、はい」 チリの真剣な声色に、シルフィの顔も引き締まっていく。 「初撃が入るのなら、その一撃で終わらせないと駄目だ、 仕留め損なったら負ける、という気概を持たなければ生き残れないぞ」 「一撃…ですか」 「あぁ、一撃で仕留めるには〝どこ〟を狙うか… 目、喉(のど)、心臓、股間…急所は様々あるが、 せっかく相手自らが〝狙いやすい弱点〟の付いたペニスを差し出しているのだ、 ソコを狙わない手は無いだろう♪」 「……」 シルフィが固唾(かたず)の飲みつつ頷く。 「だから私は刺したのだ、 反撃を受けぬため…生き残るため… 〝裏側の神経〟をちぎるように、こう…斜め下からプチュゥっ…とな♪」 「なる…ほど」 もしこの場に男が居たら耳を塞いでいただろう。 幸いにも女であるシルフィは感心するように深く息を吐いていたが。 話が一区切りついたと見たアリサが会話に入ってきた。 「それにこの石化した玉袋の方も売れるのよ♪ 私たちが採った精液ほどじゃないけど」 「え! そうなんですか?」 「うん、〝睾丸料理〟って言うのかしら、 モンスターの睾丸って珍味だったり精力増強効果があったり、 食材としての価値もあるのよ、モンスターにもよるけどね」 「うわぁ…」 流石にこれはムリだったようで、シルフィの顔が苦々しく歪む。 「オーク自身の性欲が強いからか、〝オークの睾丸料理〟を食べると、 男はしばらく勃ちっぱなしになる、なんて言われてるわね、 私はまだ食べた事ないけど… どう? シルフィちゃん、今度一緒に睾丸料理を――」 「遠慮します」 シルフィが今までで一番キッパリと返事をした。 「〝片方の玉〟は潰してしまったから値は下がるだろうがな、 まぁ、竿にしろ玉にしろ後は店側がやることだ… 私たちはこの精液と性器を持っていくだけでいい」 組んでいた腕を解くチリの正面ではアリサが長い耳をピクピク動かし、 改めてシルフィへとあの質問を投げかけた。 「シルフィちゃん、もしよかったら最初に言っていた 〝この町に来た理由〟を聞いてもいいかしら?」