※C96にて頒布した個人誌「男女が入れ替わる本1」の小説「姉弟」の内容です。
「優くん、残さずちゃんと食べなきゃダメだよ」
「……はい」
夕食の野菜を食べずにティッシュに包もうとしている弟に私は注意をした。
私の弟は、いい子で、私の言うことは素直に聞いてくれる。
私は、そんな弟のことを生まれたころから見てきているし、好きだ。
かわいらしくて、よく友達にも羨まれる。
私と弟の優斗は、二人暮らしだ。
両親とは離れて暮らしており、この家には二人しかいない。
私が学校から帰ってきて基本的な家事はこなす。
最近は弟も家事の一部を手伝ってくれるようになって、助かっている。
「ふふっ明日が楽しみね」
「……?姉ちゃん、明日何かあるの?」
「……いや、別に?そうだ、優くん、今日のスープ、なんともなかった?」
「別に……何もなかったよ」
「そう、よかった。」
弟はあまり自己主張をしないタイプで、どうも絡みずらい。
私から話しかけはするんだけど、会話はあまり長続きしない。
昔はよく喋ってたのに。
……でも、明日になれば。
「わっ……!ホントに優くんになってるー」
目を覚ますと、私は弟の部屋で目を覚ました。
洗面所に向かい、鏡を見ると、映っていたのはいつもの私ではなく、弟の顔。
私が笑うと、鏡の中の弟も笑い返してくれる。
「姉ちゃんっ……!姉ちゃんだよね……!」
鏡とにらめっこしていると、焦った様子で、私の姿をしている弟がこっちに来た。
にらめっこをやめて、弟の方を見ると、見事なまでに、私そのものだった。
まるで、鏡を見ているようだが、この身体を動かしているのは弟だ。
「そうだよ、優くん、私たち入れ替わっちゃったね」
「ど、どうするのこれ。学校とか……」
「お互いになり切って、一日過ごそう!大丈夫、一日経てば元に戻るから」
「ほ、ほんとに?」
「うん、だって、お姉ちゃんが入れ替えたんだから」
そう。昨日の夕食に、少し薬を盛っていたのだ。
入れ替わる薬。今、ひそかに学校でも流行っている、法律ぎりぎりブラックな薬だ。
友達が、1セットだけ分けてくれたのだ。
「えっ」
「久しぶりに、あそこの学校に行ってみたくて」
「俺はどうするの、俺、お姉ちゃんの学校の勉強わかんないよ」
「大丈夫、寝たふりとかしてれば大丈夫だって」
「えぇ……。でも、どうやって入れ替えたの」
「それはね……ヒミツ!」
私は逃げるかのように台所の方へ向かい、いつものように朝ごはんの準備をする。
「姉ちゃん……っ待てよ……」
「わー、懐かしいわこの視点。優くん、いつもこんな風に見えてんだね」
まだまだ背が低い弟の身体になったことで、いつもより視点が低い。それに、私の身体も大きく感じる。痩せなきゃな。
「……背なんか姉ちゃんと同じ年になれば越してるし」
トーストを焼き終え、バターを塗って、いつものように二人分の皿を食卓に置く。
「さぁ、どうかな?……っと。あっ、制服の着方とかわかる?」
トーストをかじりながら、ふと思ったことを口に出す。
「あっ……、もしかして、俺、スカート穿かないとダメなの?」
「そうだよ」
「俺、女物の服なんか着たくない」
「我慢しなさい、お姉ちゃんなんか毎日穿いてるんだから」
「……、姉ちゃんは女だからいいじゃんか」
「でも、今は優くんが女だから、穿かないとダメだよ」
「俺は男だし!」
「あはっ、ほらっほら、怒った顔も、女の子っぽくてかわいい」
「それは姉ちゃんの顔だからだろ!自分の顔見てかわいいとかいうなよ」
怒っている弟の反応がかわいらしくて、ついつい笑ってしまった。
別に私がナルシストとかそういうわけじゃない。
「ごめんごめん。可笑しくって。とりあえず、今日はアナタがお姉ちゃんで、私が優くん」
勝手に押し付けて申し訳ないが、そういことだ。
今日は一日、男子として楽しむ事に決めた。
「あー、久しぶりだったな、3年ぶりくらい。男子トイレってあんな感じなんだ……それに、優くんのも久しぶりに見ちゃった」
久しぶりに昔自分が通っていた学校に通い、見知った先生が今どうしているか等を実際に目にして、懐かしさに浸っていた。
久しぶりに充実した気分だった。通っていたころはどうとも思わなかったはずの学校も、卒業してから数年ぶりに通うと、特別感を感じる。
数年前に通いなれたはずの通学路も、少し変わっていて、逆に新鮮味があった。
「ただいま」
「おかえり、姉ちゃん」
靴を脱ぎ、家に上がる。ランドセルを置き、リビングのソファに横になる。
「どうだった、優くん」
「別に……」
「そう。じゃあいいんだけど」
……入れ替わったとしても、弟は弟だ。
いつもの弟のセリフが、私の、女の声で再生されるのがちょっと不思議な感覚がした。
「あっ、お風呂だけど、目隠しするからね。私が洗ってあげる」
「は?一人でできるし」
「そういってお姉ちゃんの裸見るんでしょ」
「別に、そんなの興味ねーし!なんで姉ちゃんの裸見ないといけないんだよ」
「そう。じゃあ目隠しでいいじゃん。お姉ちゃんの言うことは聞きなさい」
「今は俺がねーちゃんだし。……いや、だけどめんどくさいからいいよ、目隠しで」
「よろしい。じゃあ夕食の準備するね」
私はいつものように夕食の準備をする。
私の姿をした弟はリビングでダラダラとゲームをしている。
まぁいつものことなんだが、ダラダラしている姿が私だということで、なんか良くない。
……っ。
「ちょっと、私の身体でそんな風にオナラしないでよ」
「いいだろ、生理現象なんだから」
だらしなく、寝ころびながら返事してくる弟。
もう少し、今は私の身体だということを自覚してほしい。
「今は女なんだから……はぁ。」
「女でも屁くらいするじゃん、いいじゃん、家なんだし」
「お姉ちゃんが今まで優くんの前でしたことある?」
「いや、聞いたことないけど……」
「見たり聞いたりするのも禁止。おしっこは行った?」
「行ったよ。女ってあれだろ、あそこふくんだろ」
「……っ、優くん。優くんにはまだ早いよ。トイレ行きたくなったらお姉ちゃんに言って。耳栓と目隠し用意するから」
「はぁ。めんどくさいな」
「今日だけだから。我慢して」
とりあえず夕食を済ませ、風呂に入ることにした。
まず最初に目隠しを弟の顔に取り付け、服をバンザイさせたりしながら脱がしていく。
一通り服を脱がし終えたので、風呂場に誘導してシャワーを浴びさせる。
私はタオルにシャンプーとお湯を染み込ませ、丁寧に弟の身体を拭いてやる。
「姉ちゃん、くすぐったい」
「我慢しなさい。女の身体は丁寧に洗わないといけないの。」
横腹を丁寧に拭いていく。
そして腋、足、腕、首。
「長い」
「我慢して」
胸の部分を、胸の形に添うように丁寧にタオルで拭いていく。
出来るだけ乳首にタオルが触れないように。
「……っ」
「声出さない」
「……」
弟には静かになってもらい、そのまま股間部まで拭いていく。
「……よし、後は髪」
「そんなの濡らしてシャッシャでいいじゃん」
「だめ」
リンスインシャンプーで、髪をやさしくブラッシングしていく。
シャンプーのいい香りだ。
「昔はこうして、洗ってあげたっけ」
「……」
「久しぶりね、こうやってしてあげるの」
「……うん」
「さて、これでいいわ、湯船に浸かって3分経ったら出ていいわ」
「……」
「……」
ザバッ
「まだ2分」
「……」
弟の髪にドライヤーをした後、私も出来るだけサッとお風呂を済ませた。
「ふぅ……何とかお風呂は乗り切ったし」
相変わらず、弟はテレビの前で番組を見ながらゲラゲラ笑っている。
「いつもと変わんない……」
少しは変わってくれるとは思ってたんだけど。
見当違いだったようだ。
「もう寝るけど、早く寝なさいよ。明日起きたら戻ってると思うし。私、優くんの部屋で寝るね。お姉ちゃんの部屋で寝ていいから。あと、勝手に人の部屋あさらないように」
「……」
弟はテレビに夢中で返事をしないが、ちゃんといつも聞いてくれているので信じよう。
私はさっさと布団にもぐり、明日を待つことにした。
「ふぅ……戻った。やっぱ、私は私だよね」
次の日は無事、私は自分の身体に戻っていた。
弟も自分の身体に戻っており、いつも通りの日常に戻っていた。
……。
それから1週間がたったある日のこと。
「……え、ここ優くんの部屋」
朝起きると、いつの間にか私は優くんの部屋で寝ていたようだ。
どうしてなのかはわからないが、今日は学校がある、早く支度しなければ……。
「えっ」
ベッドから出た瞬間、自分の身体が自分のモノではないことに気付いた。
「また、優くんになってる……!?」
こうしちゃいられない。
早く、弟を起こして状況を確認をしないと。
「やぁ、姉ちゃん」
部屋の扉をあけると、私の姿をした……弟が立っていた。
「優くん?!なんかまた入れ替わって」
「うん」
「……もしかして、優くんがやった……?」
「うん」
「どうして……!あぁ、もう、仕方ない、前と同じようにやるしか……!」
「姉ちゃん」
「何……?」
「これからは、俺が……いや、私が姉ちゃんだ」
「……?何言ってるの?」
突然、目の前の私……じゃなくて弟が強張った表情になってそんなことを抜かす。
私には、言っている意味が分からなかった。
「言葉通りだよ。俺が姉ちゃんになるんだよ」
「もしかしてあの薬のこと言ってるの?どうやって手に……それよりも、あれは期限一日だから、一日で戻るはず……」
あの薬は1セットで1日分。
それに入手ルートは私の友達からだ。弟とは全く接点がないはず。
それに、弟には薬のことは言っていないはずだったが。
「昨日の晩飯に、30日分の薬を混ぜたんだよね」
「は……?なんでそんな……」
「俺が姉ちゃんになるためだよ。その方が都合がいいからね」
私は、目の前に立っている私が怖くなった。
こんなの、私でも、優くんでもない。
「何を考えてるの、優くん……!」
「……今日からは、姉ちゃんが弟だから。俺はもう優くんじゃない。私が綾。」
「姉ちゃんも早く順応した方がいいよ」
そう言って、弟は、台所の方に行って、朝食の準備を始めた。
……どうなってるの?
「ちょっと優くん、朝ごはん作れるの?」
「何言ってるの、優くん。いつも作ってるじゃん。それに、トースト焼くだけだし」
そういえばそうだった。朝はトースト焼くだけだった。
「……今日はずいぶんと演技に積極的だね。この間とは全然違う」
「演技?私は私なんだから別に演技じゃないでしょ」
「あは……ややこしいこと言うね。見た目は私本人だけど、動かしてるのは優くんでしょ」
「何言ってるの優くん、私は、私だよ」
「あぁーーーもうっ、いいよそれで。私が優くんね、はいはい」
「……」
「……」
食卓で、二人してトーストにかじりつく。
「……でさ、なんでそんなことしたわけ?」
「……何のこと?」
「いや、そういうのいいから」
「……」
「言いたくないの?」
「……姉ちゃんの身体でオナニーした」
「ぶっ……!」
食べていたトーストを吹き出しかけた。
「えっ、なにそれ、なんで?」
「前、姉ちゃんになった時、夜。オナニーしてみたらすごく気持ちよかった」
「で、もう一回私になってオナニーするって?冗談だよね……?」
「……とにかくこの身体は俺のだから」
「ダメ、返して」
「1か月は返せない。この身体は俺が好きに使わせてもらう」
弟はトーストを口に詰め込み、席を立ち上がった。
「あっちょっと待ちなさい!」
私の部屋の方へ弟は向かっていってしまった。
まさか着替えるつもりじゃ……。
私は急いでトーストを口に詰め込み、弟の後を追って私の部屋のドアを開ける。
「ちょっと!」
「……はぁ、姉ちゃんの制服……」
弟はベッドに寝転がりながら私の制服の匂いを嗅いでいた。
「何やってんのアンタ、ちょっとやめなさい!」
「自分の服だから別にいいでしょ」
「それ、私の……」
「今は私のだし」
そう言って、まだ私の制服のシャツやスカートを抱き上げ、匂いを嗅いでいる。
「……これは没収」
私は弟の持っていた制服を奪い取り、その行為をやめさせる。
「何するんだっ、何するの?!」
「優くん、いい加減にしないと怒るよ?」
家族だとしても、勝手に自分の制服の匂いをかがれていたら、流石に気分が悪い。
それに、こんなこと、良くない。
「優くんはそっちでしょ。返して。私学校行かなくちゃ」
「コラ、話を聞きなさ……きゃっ」
弟は私が奪った制服を私から強引に奪い返した。
その時、私はバランスを崩して床に倒れこんでしまった。
「優くんも学校行かないといけないでしょ。ほら、準備しないと」
……まだ、私のふりをするつもりらしい。
「悪ふざけはいい加減にしなさい!」
本気で怒り口調で叱ると、弟はちょっと肩を震わせてびっくりした様子だった。
「……今は私がお姉ちゃんだし」
「やめないの?まだやるの?」
「……」
「入れ替わってしまったことはもう仕方ないとして、お姉ちゃんの身体で好き勝手させるわけにはいかない」
「……知らない、そんなの。私、もう行かなくちゃ」
「あっ、コラ!…………はぁ」
私が叱っている間に、ちゃっかり着替えていた弟は、私の制止を無視して家を飛び出してしまった。
すごく、不安だ。
……根はいい子のはずなのに、どうしちゃったんだろう。
「ただいま」
「おかえり、優くん。晩御飯は優くんの好きなハンバーグだよ」
アンタの好きなものだろ……と突っ込みたくなった。
「作れたの?」
「そりゃ。お姉ちゃんだもの」
「……で、今日学校どうだった?」
「いつも通り、何もなかったよ」
「……そう」
食卓に、ハンバーグが出て来る。
いつもなら私が用意しているはずだが、今日は弟が作ってくれていた。
「さぁ、食べてみて」
「いただきます」
「……」
「……な、なにこれ、変な味して……」
「あれ?変な味する?」
「優く……ん、何か盛った……?」
「眠たくなるお薬だよ。優くんにはしばらくの間寝てもらわないと困るからね」
「……そ……んな」
ガシャン。
「……っ、なにこれ、動けない」
起きると、私はロープで縛られて壁にもたれる形で床に座らせられていた。
目の前のソファには、私が……私の姿をした弟がオナニーをしていた。
「はぁっ……!んくぅっ……!」
「ちょっと!なにして……!」
声を上げると、私が起きたことに気づいたのか、私の方へと振り返る弟。
制服のシャツの前部分が全開になっていて胸は丸出し、それにスカートはだらしなくゆるめられているようだった。
「あはっ……やっと起きたね。さぁ、優くん、お姉ちゃんとセックスしよ」
「は?ちょっと、やめなさい、そんな悪ふざけ。優!」
「優はそっちでしょ。見て、これ。お姉ちゃんのおマ〇コだよ」
弟は、私の……マ〇コを私の顔の前へとわざと近づけてきた。
「そんなの知ってる。早くほどきなさい!怒るよ?」
「もう怒ってるじゃん。……実はね、私……優くんのこと大好きなの」
「何言って……」
「大好きすぎて、ぶち犯したいくらい」
「……っ、優!そんなことしたら……!」
「……まぁ、何もできないだろうし、全部話すよ」
「何を……」
「俺は、姉ちゃんのことが好きだ。」
「……え」
「そうだよ。好きだよ。昔から、ずっと好きだ。家族だからってそれ以上になれないことは分かっていた。でも、この気持ちに嘘はつけない。ずっと、姉ちゃんを見ていた。」
「……」
「だけど、姉ちゃんは俺のことを弟としか見ない。男としては見てくれなかった。……それで、最近、姉ちゃんに彼氏ができた。俺は、彼氏ができた時点で姉ちゃんと話すことに意味を見出せなくなった。……姉ちゃんの彼氏への嫉妬、よりも、姉ちゃんに裏切られたことへの腹いせなのかもしれない。あまり話さなくなったのは。」
「……そんな」
「そんな時、姉ちゃんがこの間、俺と身体を入れ替えた。あの時、俺はすごく嬉しかった。一時的ではあったが姉ちゃんと一つになれた気がして。俺だけの姉ちゃんになったって気がした」
「……」
「でもそれは違う。学校に行くと姉ちゃんの彼氏がいた。彼氏は姉ちゃんのこと、本気で好きそうだった。だから、今日、振ってきた。別れてきたよ」
「え……勝手に……ひっ……ひどい!」
「これで姉ちゃんの心も体も全部俺のモノになった。俺だけを見て、俺だけのために料理を作って、俺だけにすべてを見せてほしかった。そこらの男に姉ちゃんの裸を見せるわけにはいかない。俺が、一生かけて姉ちゃんを守るから」
「ひどいっ……良太君と……別れるだなんて……!」
「まだその名前を口にするの?」
ドンッ!!
「きゃっ!」
「そいつのことはもう忘れろよ。もう終わった恋だ。終わらせた。姉ちゃんが別に俺を好きでなくても構わない。姉ちゃんの身体は俺の手にあるのだから。もう離さないよ。この身体……!」
「そんなそんな……良太君良太君良太君……」
「……その名前を呼ばないでよ。俺だけを見ろよ」
「うっ……んぐっ……」
「……で、一応答えを聞いておくけど。……好きです。」
「……そんなの……優は弟だし……っ、そんなの……」
「だよねー。そう来ると思った。だから今から逆レイプしまーす」
「……っ」
「……、さてと、あーあー。やっぱりお姉ちゃんのフリしてた方が俺的にも興奮するんだわ。……さて、セックスしよ♡優くん」
「バカッ!やめなさい、あっ……!」
私のズボンが下ろされ、股間から勃起したチ〇コが飛び出してきた。
「優くんったら興奮してる……、待っててねお姉ちゃんが口でしてあげる。」
「やめ、やめ……!っ……!優!!」
弟は、私についているチ〇ポを咥えだした。
「なめられて、気持ちがいい?優くん、好きだよ」
チュポッ。チュポッ。
淫らな唾液の音がなる。
私がエッチな顔をしている。……様に見えてなんだか恥ずかしい。
そして、弟にチ〇ポを舐められるたびに、ゾワゾワっとした感覚。
こんなこと、いけないのに。
「……っ」
「……♡」
いやらしい私の顔が、拍車をかける。
自分の顔のはずなのに、どうしてこんなエッチに感じるのだろう。
チ〇ポの奥の方から、ナニカが漏れてきそうになる。
おしっこじゃない、おしっこよりも密度のある、ナニカ。
「……で、出る……!」
「……っ♡」
「あぁ……っ……これが、男の子の……」
「そうだよ。じゃあ、次はもっと激しいのやってみようか」
「ちょっと、待って。それだけは……」
弟は立ち上がり、マ〇コを指さした。
それだけは、やってはならない。
弟とやるだなんてそんなこと……。
「っ!?」
私は足を引っ張られ、壁から引きはがされ、壁にもたれて座っている状態から床に仰向けの状態にされ、寝かされた。
「お姉ちゃん、優くんのこと大好きだから、おマ〇コ使わせてあげるね」
「馬鹿ッ!ダメよ!そんなの」
「……初めてじゃ、ないんだね」
「……」
「彼氏のおさがりか。気にくわないけど、今はもう私だけのモノ。私のおマ〇コ。私がどう使おうと、私の勝手だもの」
「やめて、ホントに……!せめてゴムくらいは……」
「やだよ。これから私は優くんと本当の意味で一つになるの。そこに障壁なんかいらない」
「優……絶対に許さな……ひっ!!!!」
「んくぅっ……ぅ……!」
私のチ〇ポが、ずぷずぷと、私のマ〇コに吸い込まれていく。
ガチガチに固まったチ〇ポが締め付けられる感覚がする。
「いや、早く抜いて!!」
「ふふっ、あんなに近くて遠かったお姉ちゃんが、今は0距離にいるんだ。んっ……普通にセックスするよりも近い距離。彼氏の野郎には絶対に届かなかった距離……!はぁっ……♡このおっぱいも、顔も声もおマ〇コも……全部俺が内側から操作してるんだ。うふふふふっ……んっ」
私の姿をした弟はいやらしい顔で快楽に飲まれて腰を動かしている。
腰が動くたびに私の方にまで快楽と刺激がやって来る。
こんなの……優くんじゃ……ない。なんで……なんでこうなったの?
「優っ!こんなの間違ってるよ……!それに弟は世界で優一人だけなんだから……切っても切り離せない縁でしょっ」
「んくぅっ……でも、それ以上にはなれないよねっ……ひゃぁんっ。マ〇コの奥が、こすれて……私のアソコ、気持ちいいっ!」
「優くんっ……気持ちはうれしいけど……私、私……どうしたらいいか……わかんないよ」
「んっ……俺は姉ちゃんと一つでいられればそれでいい……あんっ、私……、あぁんっ……♡チ〇ポで、子宮にまで……♡届きそうっ」
「で……でちゃう、ダメ、抜いてーーーーーー」
……やってしまった。
私は、私の中に射精してしまった。
「んはぁぁっ!あっついの!姉ちゃんと俺のが……一つになって流れ……んっ!……はぁーっ゛……はぁ……」
「……あぁぁ」
「もし妊娠しても、私が責任もって生むよ。姉ちゃんのお腹の中で、私が育てるんだ。俺と、姉ちゃんの子供を」
「でも1か月したら……」
「大丈夫。クスリは俺が用意するから。俺が姉ちゃん、姉ちゃんは俺。一生このままでもいい」
「ダメ……元に、戻して」
「俺のすべては姉ちゃんにあげる。……だから姉ちゃんのすべては俺にちょうだいよ。……私が、綾として生きるから」
……そう言って、チ〇ポをマ〇コから引き抜き、私の拘束を解かずに、『綾』は行ってしまった。
「どう?優くん、似合ってる?」
「……」
「この服、買ったんだ。似合うでしょ」
新品のワンピースを着た綾が、その姿を見せびらかしてきた。
「……」
「ったく、優くんったら、もっと喋ってもいいと思うのに」
優になってから2か月。もう生活には慣れた。
綾は、本当に元から綾だったかのように振舞っている。
……私よりも、私を見ていたのか、と思う。
「……ゴクン。あぁ……唾がおいしいよ。私の唾ってば、おいしいよね」
「……っ」
……見ていられない。
何も考える気が起きない。
自分という存在を乗っ取られるということなんて、考えもしなかった。
綾は、好き放題やっている。
「うふふ、優くん、そろそろ溜まってるんじゃない?お姉ちゃんがそろそろ処理してあげよっか」
「……」
「無視しないでよ。お姉ちゃんの言うことが聞けないの?」
「……かえしてよ……もう、お願いだから……」
「優くん、大丈夫?……はやくしてあげた方がよさそうだね」
こうして、毎日のようにセックスへといなされる。
「んふふ、今日も、お姉ちゃんのマ〇コでしぼりとってあげる♡」
「……」
私が、綾に戻れる日は……来るのだろうか。