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冷静系レズバトル強者が自分と戦って籠絡し合う話-#2

 それだけで、両者の膣の中で敗北の証であるはずの潮が、逆に攻撃力となって暴れ回り、直ちに次の絶頂へと導かれる。 玲衣「止め゛な゛ざい゛っ! 止め゛……んぁあああっ!!」 玲衣「逝っでる゛っ!! 私、逝っでる゛がら゛っ!!」  互いが、まるで相手に怒るかのように敗北を認める。  しかし既に暴走している二人の身体、二人の膣がそれで絶頂の連鎖反応を止めることはできない。  絶頂に次ぐ絶頂。  もはや、意識を殆ど無くした二人は悶絶する内にいつの間にか互いを抱き締め合っていた。  何かを掴んでいなければ、おかしくなってしまいそうな二人は、その掴む物を互いと定めていた。  股間は相変わらず密着させながら、巨乳を押し潰し合い、スラリとした長い脚をつま先まで絡め合っていた。  そして、まるで降伏の証のように唇を重ねていた。 玲衣「「負へたふないのに、負へひゃう……っ」」  玲衣は、この時初めて玲衣にキスをしていた。  それまで何が何でも互いにキスすることを避けていた二人だが、朦朧とする意識の中、何かの境界線を越えるように、この日キスを交わしていた。  そして、この翌日。  二人の股間には、全く身に覚えのない陰茎が生えていた。  どうやら、陰核が巨大化した……としか言いようのない変化だった。  別段男性化したわけでもなく、膣はちゃんとある。  凄まじい混乱があったが……そもそも、二人に増えたという訳が分からない状況を経験済みだったせいか、玲衣はむしろ攻撃手段が増えたなとすら思い、攻撃的な笑みを口元に浮かべた。  チャリという軽い音がする。  薄暗い部屋の中で、その音と共に聞こえるのは、玲衣の熱っぽい吐息。  そして重なる、水気のあるニチャニチャという音。  三重奏……厳密には、二人分なので六重奏が部屋を静かに満たしていた。 玲衣「エラばっかり、止めなさい……っ!」 玲衣「そっちこそ、鈴口ばっかり……っ!」  玲衣は向かい合って、互いの陰茎……最近ようやく身体になじみつつある陰茎を擦っていた。  相互手コキ状態とでも表現しようか。  それぞれが持つ、平均を超える存在感のある陰茎を擦り、エラの裏を擦り、鈴口を擦り合っている。  純粋に女であった時には感じ得ない強烈な快感が、玲衣の陰茎から生み出される。  その手つきは決して万人に効く物とは言えないが、自らの身体で弱点を調べ上げた後とあっては、互いの手コキは弱点を集中的に狙った極めて効果的な物となっていた。  互いに対して余りに的確すぎる攻撃。  玲衣の陰茎はびくびくと震え、余りに強すぎる快感から逃げ出せないかと後ろに下がろうとする。  しかし、玲衣達の身体がこれ以上後ろに下がることはない。  チャリ、ギチッ!  それぞれの玲衣には首輪が嵌められており、その首輪同士が鎖で繋がっているのだ。  互いに逃げ出すことを許さないという事でそのように拘束し合っていたが、まさしくそれが効果的に作用していた。  互いの顔を至近に固定する鎖を忌々しげに見やり合い、そして互いに睨み合う。  その瞳の奥に燃える炎の意味は複雑だ。  このままでは逝かされる、負けるという焦り。  この欲情した身体をどうにかしたいという渇望。  目の前の女を犯し屈服させたいという欲望。  全てが混ざり合っている玲衣の瞳と玲衣の瞳はしばらく正対していた。  手は、怒りにも似た強さで互いの陰茎を扱き合っている。  そして、僅かにエラに指が引っかかった瞬間、その不意打ちに二人の陰茎はあっさりと絶頂した。 玲衣「「ぉぉおおおおっ、んぉお゛っ♥」」  鈴口から噴き出す精液は、互いの陰茎に降り注ぎ、互いを汚し合う。  いや、犯し合い、マーキングし合っているかのようにも見える。  自分は、自分に穢されたという感覚が、また玲衣の陰茎を震わせる。 玲衣「はぁっ、はぁっ……私の顔で、下品な声出さないで……」 玲衣「はぁっ、はぁっ……そういうそっちは、随分気持ち良さそうな顔をしていたわよ……」  嫌味の応酬もなれた物。  視線を下に向ければ、向かい合った二本の陰茎は全く同じタイミングでピクピクと跳ねている。  玲衣は、そのシンクロしている互いの陰茎の様子を見て更に興奮していた。  自分と、もう一人の自分が「完全」にシンクロして感じている。  それが最高に「感じる」ようになっていた。  どうやっても互角で、何をするにも同じで、レズバトルをすれば相討ち、精力比べは互角。  どんなに出し抜こうとしても、どんなに努力したとしても、何故か引き分ける。  あたかも鏡と戦っているかのような「勝てない」し「負けない」という感覚自体に玲衣は興奮していた。  そして、その歪んだ興奮は、自分だけでなく相手の玲衣とも共有している。 玲衣「「……まあ、良いわ」」  同時に同じ台詞を言う瞬間も気持ち良い。 玲衣「「奉仕して貰おうかしら、その太腿で」」  そう耳元に告げ合う。 玲衣「奉仕するのは、そっちでしょう?」 玲衣「いいえ、奉仕するのはそっち」 玲衣「「誰が、貴女に首輪を掛けたと思っているの?」」  そう、この首輪は玲衣と玲衣が、互いに贈り合い、互いに着け合った物なのだ。 玲衣「「私の主のクセに、主である私に命令しないで……っ、主のクセに……!」」  首輪を着け合うという行為は、玲衣と玲衣が隷属し合い、玲衣と玲衣が支配し合う誓いの儀式だった。  その日以来、玲衣は玲衣の主であり、奴隷なのだ。  玲衣以外から見れば、意味の無い行為としか思えないだろう。  どちらも主で、どちらも隷属しているのなら結果的な関係性は変わらない。どちらが上か下かは変わらない。  だが、玲衣達本人にとっては重要で、しかも最高に興奮する状況になっていたのだ。  互いに主人であり奴隷であり、命令し命令される。  どちらもが互いに従い、どちらもが互いに従わせる。  この永久に拮抗しているような状況は、玲衣を一段階大胆にさせていた。  特にエロチックな命令など、それまであった僅かな羞恥心も吹き飛ばし、直接的な命令をし合う状況になっている。  そして、屈辱に塗れながら互いの命令に従い合うのがお約束になっていた。  玲衣は、悔しそうな顔を見せながら、互いの陰茎を自らの太腿で挟む。  亀頭は太腿で包み、竿は互いの陰唇が舐める、スマタと呼ばれる状況だ。  そして、互いの腰に腕を回すと、その身体をゆっくりと前後に振り始める。  角度的には陰茎は空を切っているようにも見えるだろうが、実際は全く違っていた。  柔らかくも摩擦が強い太腿で擦られる亀頭への刺激はあっという間二人を絶頂へと引き上げようとする。  竿には互いの愛液がドロドロに纏わり付き、滑りの良さと気持ちの良さは、まるで膣内と同じような物になっている。 玲衣「「ぉお゛♥♥」」  強い摩擦と滑らかな摩擦。  二種類の刺激が共同して陰茎を絶頂へと導いていく。  我慢などできるわけもない。 玲衣「「ぅう゛あ゛っっ♥♥ 出るっ♥ 出てるっ♥♥♥♥」」  腰を引き気味の時に訪れた絶頂で、両者の陰茎から吐き出された精液は、それぞれの太腿で受け止める格好になった。  既に一度放出した後とは思えない、粘度の高いドロッドロで生臭いゲル状の精液が、互いの真っ白な太腿を汚し合う。 玲衣「「はぁーっ♥ はぁーっ♥ んんっ♥」」  喉元まで「気持ち良かった」という感想がせり上がり、そんなことを言ってたまるかと何とか堪えた。  小さなプライドだと自分でも思う。  しかし、自分はこの玲衣の主なのだ。主然としていたい。 玲衣「「どうかしら、そろそろ欲しいんじゃない?」」  何がとは言わずとも知れたこと。  挿入して欲しいだろうと、誘惑とも迫るとも取れる言葉を互いに投げかける。  正直には、男女双方の肉欲が暴発しそうになっている。  今すぐ玲衣の陰唇に、この陰茎を挿入したい。きっとこの陰茎をギュウギュウと締め付けてくれる事だろう。  そして、一方でその陰茎で自分を貫いて欲しいとも思えていた。グッグッと挿入されて、長い陰茎に突き上げられたら、きっと気持ち良くてあっという間に絶頂できると思う。  二人は、これまでなんとなく互いへの挿入を避けていた。  自分自身……そして、相手もであるが、処女であることも理由だろう。  単純な恐怖感がある。  しかしこの日、二人は互いを徹底的に犯すと心に決めて、互いに首輪を掛け、そして首輪同士を短い鎖で繋いだのだ。  その時から覚悟ができていると言えば覚悟はできているのだ。 玲衣「「入れる、わよ……」」  その声は緊張を帯びてやや固い。  しかし、自らの陰茎の角度を調節し、亀頭を相手の陰唇に押し当てると、緊張を十分に超える興奮が二人を包んだ。  挿入する、挿入する……!  この瞬間には、オスとしての興奮が先走っていた。  既に射精をして互いの精液にまみれている陰茎を相手に挿入し合う。  急角度に反り返る陰茎を無理矢理に寝かせての強引な相互挿入だった。  しかし、陰茎が相手の陰唇を割り、膣にじわじわと挿入されると、それまで空想でしかなかった快感が急速に現実感をもって突き上がってくる。 玲衣「「ぉ、ぅ、ぅう゛おお゛お゛……っ♥」」  陰茎全体が押し包まれる雌肉の感触。  その締まりは強く、挿入を拒まれているようだった。  今まで、どのような肉棒も侵入したことのない場所へ、それでも陰茎が侵略していく。  ツプッという小さな感触が自身と、そして陰茎の先に感じ、互いに処女を捧げ合ったのだと思い知る。  破瓜の血がじわりと流れ出ることを意識の一部にとどめつつ、玲衣の長い陰茎は更に突き入れられていく。  この辺りになると、今度は雌としての快感も理解できるようになってくる。  先ほどまで処女だった膣をじわじわと押し広げながら陰茎が侵入してくる。  その陰茎自体の熱さを膣で味わうことになる。  そして、次いでエラの張った亀頭が膣肉をかき分ける感触を自覚する。  引っ掻くと言うほどの摩擦はないものの、膣のどこに相手のエラがあり、膣を擦り刺激しているのかが自覚できるほどだった。 玲衣「「ぅ゛あ゛っ♥ くぅお゛お゛っ♥♥ ぅぉお゛っ♥♥♥♥」」  ぬるり、と長い陰茎が互いの膣を貫き、子宮口で押し留められるまで挿入し合った。  オスの快感、メスの快感が下腹部全てを焼き尽くし、全身に飛び火している。  対面座位の格好で、双方の陰茎が勃起していることもあって、その状況から腰が動かせなくなってしまっていた。  少しでも力を込めて動かせば、さっきの快感がぶり返すのだろう。  そんなの、直ちに絶頂してしまうに違いない。  今は、一旦動きを止めて、快感の大波をやり過ごそう……。  玲衣のそんな現実的で、消極的な態度は、しかし雌雄の性器たちには関係ない。  今の状況を考えれば考えるほど、陰茎は更に太く長く膨らむし、膣は強引に締め上げを強める。  特に、膣の締め上げが強く、陰茎を押し出さんばかりだったのが良くなかった。  僅かに両者の腰が後ろに引け、反射的に二人は腰を押し込み直した。 玲衣「「ぎっひぃいいいいいいいいいっ♥♥♥♥」」  それは、結果的にピストン運動を一度行う事に等しかった。  長く熱く太い陰茎を引き、突き入れるという行為。  膣の内壁をエラでこそぎ、膣全体を拡張する行為。  強い締め付けで、陰茎の竿、エラ、亀頭全体を押し包む行為。  全てが襲いかかってきて、玲衣があっけなく決壊してしまった。  ドビュルルルルルルルッ!!!!  鈴口から再度精液の奔流が噴き出し、膣をあっという間に満たしてしまう。膣口からは収まりきらなかった精液が逆流して溢れる。  同時に膣もメスとしての絶頂を極めていた。  愛液が噴き出し、侵入者である陰茎に叩き付けられた。 玲衣「「熱い熱い熱い熱いぃいいいいいいっ♥♥」」  精液を被る女性器も、愛液を被る男性器も、それぞれが熱い淫液で燃えるようだ。  その経験は、これまでの絶頂の中でも最高の甘美だったろう。  これで晴れて童貞も互いで卒業したという事になる。  自分を相手に処女ばかりか童貞も捧げる。  その事実を認識すると、今現在の快感を何倍にも感じて受け取ってしまう玲衣達。  その甘美な暴走をもう一度と本能的な反応が起きてしまったのだ。  玲衣と玲衣は、腰を引きそして突き出すという単純で技術の欠片もないようなピストン行為を開始した。 玲衣「「ぉあ゛っ♥ ぉあ゛っ♥ ぉあ゛っ♥ ぉあ゛っ♥」」  獣そのもの。  ただただ腰を前後に振るだけの、性交。  しかし、玲衣の脳内にはこれしかなかった。  射精の後に若干柔らかくなったはずの陰茎は、瞬時に先ほどの硬さを取り戻し、いや更に猛々しくなって膣に攻め入る。  次の射精、その次の射精すらしてしまう玲衣達。  童貞を捨てた際の射精と違い、どこか緩慢な射精だったかも知れないが、二人はそんなことを考える余裕もない。  無我夢中で腰を振り、犯し合いまくる。 玲衣「ま、正に獣♥ 浅ましくて、ぅお゛っ♥ 首輪を着けられる貴女にふさわ゛じい゛っ♥♥」 玲衣「勘違いね♥ 獣はそっち。私のために、んぐぅっ♥ 首輪を着けて奉仕している女は、そっちじゃな゛い゛っ♥♥」 玲衣「「うるさいわね♥♥ 私の主の分際で、主である私に逆らわないで♥♥♥♥」」  狂った主従関係を結んでいる玲衣と玲衣は、互いに奉仕させ合い、奉仕し合う行為で更に興奮している。  幾度かの射精で放たれた精子は、きっと子宮にまで到達しているに違いない。  自分は、自分の子を孕むのか。  そう思うと、異様な興奮は益々止まらない。  ブシッと音を立てて、玲衣の乳首から母乳が溢れた。 玲衣「「私の子の為のおっぱいにしては、おお゛っ♥ 気が早いと思うけれど♥♥ んひっ♥♥♥♥」」  玲衣は自らの乳房、乳首を捧げ持ち、相手に正対させると、腰のピストンに合わせて突き出し始めた。  最初こそ狙いはずれていたが、素早く修正すると乳首と乳首が真正面からぶつかり合うようになる。 玲衣「「おっぱい溢しちゃう、せっかち乳首にオシオキしなくちゃ♥♥♥♥」」 玲衣「「いぎっ♥ いぎっ♥ いぎっ♥ んぐっ♥」」  双方が主であり、双方が攻勢であると考えている玲衣達は、素直に相手を潰し伏そうと乳首を叩き付け合う。  しかし、全く同じ硬さ、耐久、大きさの乳首同士を押しつけ合って、何らかの優劣がつくわけが無い。  その行為は、勝負という名の乳首セックスでしか無かった。 玲衣「「んっびっひぃいいぃいっ♥♥♥♥」」  奇妙な嬌声を上げ、一際多くの母乳を吹き上げつつ、二人は乳首メインでのメスアクメに達している。 玲衣「「いひぃ……っ♥ 主なのにぃ、私がオシオキしているのにぃ……っ♥♥♥♥」」  そんな恨み言のような、独り言のような事を言いつつも、両者の巨乳はギュウギュウと押し重ね合わされていた。  実態は一際強い乳首逝きで力が抜けた二人が互いに身体を預けていたのだが、これが次の展開に進んでしまった。  それまでよりもやや強い力で押し重ねられた乳首は、射乳したばかりでやや乳首が緩んでいた。  もっとも正対している相手の乳首も緩んでいたのだが、何かの不運、あるいは幸運で、乳首の端が相手の乳首の乳腺に捻じ込もうとする格好になってしまったのだ。 玲衣「「ばっ、止め、挿入るわけない……っ」」  そう告げたのが、更に互いの乳首を興奮させてしまった。  挿入したい。  相手の乳首に、自分の乳首を挿入したい。  だって、ちんぽとまんこでもあれだけ気持ち良かったのだ。  乳首に乳首挿入してジュポジュポさせたら……っ!!!!  その妄想が一瞬で玲衣達の脳裏をよぎり、次の瞬間にはどちらが挿入するかという勝負になっていた。 玲衣「「入れさせなさい♥ 私は主なのよ♥♥」」  互いに無駄な主張を投げ掛け合いながら、乳首と乳首をグイグイと押しつけ合う。  僅かに開いた乳腺。  母乳が溢れ出した後で、やや滑りも良かったのだろう。  そこに対向する乳首がジリジリと捻じ込まれていく。 玲衣「「止め、止め……っっ」」  止めようとしても今度は止まらなくなっていた。  一度屈服してしまった乳腺に、乳首がジュポンと入り込んでしまう。 玲衣「「ぃっっっひぃいいいいいいいいいいいいいっ♥♥♥♥」」  その「悦び」の声を上げた瞬間、玲衣の左乳首が相手の右乳首に挿入されていた。  一方の乳首で挿入し、反対側の乳首で挿入された格好の玲衣。  ここに来ても、二人の互角さは揺るがない。  そしてしっかり嵌合した乳首の性交が始まった。  挿入した側の乳首から母乳が溢れると、相手の乳腺、乳房の中に母乳を流し込んでしまう。  挿入されている玲衣からすれば、異物が流し込まれる状況に一瞬の恐怖がよぎった。  しかし、玲衣の右乳房が感じるのは異物感や、拒絶感ではなく、じんわりと広がる温かさのような物だった。  母乳という他者の体液を直接身体に受け容れる事が気持ち良く感じる。実は、これこそ玲衣と玲衣が同一の……それこそ、遺伝子まで完全に同一であるが故の身体反応だった。  自分以外の人間の母乳を流し込んでいればこうはいかないだろう。  だが、玲衣は、同じ玲衣との行為によって通常ではあり得ない程の幸福感を得る、乳首姦という新たな行為を発見してしまった。 玲衣「「ぅぁっ♥ おっぱい、溶けそう……っ♥♥」」  こうなると、玲衣の行為に遠慮など無い。  自らの左乳房を少し搾乳するように揉み、母乳を意図的に溢れ出させ、相手の右乳房に流し込む。  勿論、相手も同じように自分の右乳房に母乳を流し込んでくる。  Hカップという豊かな乳房がその気になって生産する母乳の量は、決して少なくない。  玲衣の右胸には、元来あった母乳にじわじわと相手の母乳も流れ込み、混ざり合っていく。  それは、今や膣を完全に互いの精液で満たし合った二人にとって、完全に新しい快感を生み出していた。  右胸の母乳量が十分に大きくなった頃、玲衣は揃ってにやりと笑む。  右胸を軽く揉んで、二人分の母乳を混ぜ合わせているようだ。 玲衣「「じゃあ、お返ししないと、ね?」」  玲衣は、今度は右乳房から母乳を揉み出すように手を動かす。  嵌合していた乳首から多少の母乳が漏れるも、大半は挿入されていた左乳首の乳腺へと殺到し、そして入り込んでいく。 玲衣「「ぅぁあっ♥ 熱いっ♥♥」」  先ほどまで右乳房で感じていた母乳に満たされる感触が、今度は左乳房で感じる。  しかも、先ほど自分が流し込んだ母乳を含めて随分な量が一気に流れ込んでくる。  乳房全体にくまなく広がっている乳腺に、一気に母乳が流し込まれ満たされる。  胸全体が内側から愛撫され、刺激され、愛される。  玲衣は、唇をわななかせてこの感覚を味わい、楽しんだ。  陰茎を相互挿入して、まるで膣を征服して征服されるかのような快感とは違う。  乳房と乳房、母乳と母乳が融和して、一つになるような快感だ。  一気にそのような熱くも暖かな母乳責めをされた左乳房はふるふると震え、また母乳を生産してその内側に溜め込む。  蓄えられた母乳が一定の量を超えると、やはり左の乳房から相手の右乳房へと母乳の流れが逆転した。  玲衣と玲衣の乳房が行う、母乳のシーソーは、どこか互いを思いやるような穏やかな乳腺姦だった。  何度も互いの乳腺を往来する母乳は、いつしか完全に混合し、均一になっていく。  それがまた溜まらなくエロチックに感じる辺りが、玲衣が壊れてしまっている証拠なのかも知れない。  母乳は最初こそ互いの乳腺を往復するような動きだったっが、流し込み逆流しの間隔が急速に狭まると、常時流出と流入が同時に行われるようになっていった。  循環している状態が普通となり、常に互いの乳房に母乳を供給し、射乳し合っている状況の玲衣と玲衣。  別の玲衣という人物でありながら、互いが母乳の循環系に組み込まれたかのような、二者が一緒でないと成り立たない臓器のような動きを見せる乳房にうっとりとする。 玲衣「「ねえ、玲衣……」」  その、やや掠れたような甘い呼び声は、互いに細く漏れ出た。  聞き逃しようもなく、耳に染みるそれを一緒に抱き締めるように、玲衣と玲衣は腕を背に回し合った。  チャリと首輪の鎖が鳴る。  一時こそ互いに距離を取ろうと軋ませていた鎖がたわみ、遊んでぶつかっている。  玲衣と玲衣は、唇を重ねた。  触れるような、探るようなキスは徐々に大胆になっていく。  唇を少し開き、そして舌をおずおずと出すと触れ合わせ、絡め取るようにして相手の口腔へと侵入させる。  これまで経験したことのないような、甘い口づけだった。  それまでの屈服と支配を示すような口づけではなく、獣の如き欲望に突き動かされた口づけでもない。  玲衣は、何かが真に繋がったかのような幸福感に包まれて、この日の意識を手放した。  玲衣が二人に増えて、一年が経った。  この日も玲衣は、同じベッドで目を覚ます。 玲衣「おはよう」 玲衣「おはよう。もう、起きないと……」  一晩中互いを抱き締め合っていた玲衣達は、まず互いの首輪を優しく外す。  寝ている間に互いの身体が離れることを嫌い、毎晩寝るときには首輪をはめ合い、その首輪同士を短い鎖でつなげるのが習慣になっている。  玲衣達は交代で洗面所で歯を磨き、着替えをする。  二人のコップ、歯磨き粉は勿論、歯ブラシまでも共用だ。  衣服についても、二人の物は完全に混交している。  タンスから巨大なブラジャーとショーツを取り出し、身につける。  この頃になると、玲衣達の乳房は、互いの母乳を毎夜流し込み合って育成し合った結果、Jカップに迄なり未だ成長中だった。  下着を身につけた二人の玲衣は、軽く胸を揉み、ショーツ越しに陰唇に指を這わせる。 玲衣「「……ぅっ、ん……」」  鼻に抜ける甘い吐息を聞かせ合ったのは僅かな時間だった。  ショーツが湿り、ブラジャーの内側が母乳に濡れると、それらを脱いで交換する。  互いの淫液に濡れたブラジャー、ショーツの匂いをかいで、肺一杯に相手を感じてから、それを身につける。  乳首と陰唇に感じるひんやりと濡れた感触は、通常なら不快感の元だろうが、この二人に限ってはこれ以上ない興奮材料だ。 玲衣「「っ♥♥」」  下着から互いを感じ合いながら、制服を着てリビングで朝食をとる。  その朝食も互いに口移しし合う。  二人にとっては完全に慣れたいつものこと。  互いの口元を汚しもせずにそれを終えると、登校していく。  二人の生活は、万事がこの調子だった。  互いがいなければ、成り立たないと本気で思い、またそうなるように願っている。  この異様に依存し合う日常生活も、そして夜の性行為も、互いがいなければ成り立たない。  むしろ、互い以外の存在は邪魔にすら思い始めている。  元々人との交流をそれ程重視しておらず、また得意でもなかった玲衣は、その孤独を愛する態度が加速してしまっていた。  玲衣はいつも玲衣と共にいて、他の誰もそれに割って入ることを許さない。  玲衣が持つ美貌や身体、明晰な頭脳に憧れを持つ男女は多かったが、同時に二人の玲衣が他者を拒絶する雰囲気も周知の事実となっていた。  この後玲衣達は大学に進学し、互いに溺れ合いながらもそこそこ優秀な成績で卒業。  数年後には、互いの子を孕み合うことになるが、それも互いに協力し合って乗り越えてゆく。  何しろ玲衣のパートナーは、玲衣の全てを理解してくれる最強のパートナー 玲衣自身なのだから。


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