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大崎新都心
大崎新都心

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♂ハードウェア開発♂は白石ウタハにおまかせ!

……やあ先生。毎度のことながらご足労を願ってしまってすまない。前回は確か一週間前だったかな、キヴォトスじゅうから助力を希われている先生を、頻繁に独占してしまうのは申し訳ないと思っているんだが……  なにぶんこれは、先生のパーソナルな部分と分かちがたく結びついている類のプロジェクトだからね。いっそのこと先生があと二、三人いれば……ふむ。いや、何も不穏当なことなど考えていないさ。惜しいことに、遺伝子工学については知見がそれほど深いわけではないんだ。  そうそう、だからこんな取り組みをしているんだったね。ほら先生、見てくれ。我がエンジニア部魂のカメラボットが撮影してきた画像だよ。送信されたデータによると、なんと命知らずにもセミナー部室で記録されたもののようだが、どうやらデスクの下に潜りこんで、破廉恥にもスカートを覗く構図らしい……  ふうむ、こういうことにはとんと疎い自らの不見識を恥じるとして……先生が注目しているのは、そうだな、先生の秘蔵している書籍の描写によると、むちっ♡ むち♡ みちちぃ♡ といった擬音で表現されるのだろうか。膝を軽く寄せあった脚の写真、にもかかわらず、窮屈に押しこめられた大腿の肉に遮られて、スカートの奥に当然存在するはずのショーツが確認できない。網をかけられたボンレスハムのように太い肉にぴっちりと布地が貼りついて、ある意味鉄壁なのかもしれないね。  それからこの写真はまた趣が違う。濡れた艶を帯びる黒タイツ越しに、涼やかな石膏色の皮膚が透けて見えているね。普段の振る舞いからすると少し意外だが、脚を開いて座るタイプなんだな。膝蓋の部分で引き伸ばされて薄くなる布地を、内ももに伝って遡っていくと……陰になってよく見えないけれど、これはいわゆる縞パンかな。先生はどう思う? 深い瞳と薄笑みを崩さない生徒会書記が、意外と子供っぽいショーツを隠しているのかもしれないという事実。それから同じ机の下で、これらの脚が忙しく動き回っている事実。  もっとも、先生くらい信頼を勝ち得ているなら、しかるべき手続きを踏み、彼女らの同意を得た上でデリケートな部分に視線を這わせることも可能だろう。それぞれ下半身だけでも対照的な見た目をしているセミナー成員、早瀬ユウカならびに生塩ノア。彼女らを横に並べ、気が済むまでじろじろと見回していいんだ。そのとき彼女らはどんな顔をしているだろうね。屈辱を噛み締めているのか、恥じらいながらまんざらでもないのか……  おや、先生。どうやら落ち着かない様子だね。主に腰あたりの部分をもじもじさせて……あっ、あっ。わかった、私にも思い当たる部分があるよ、先生。  先生は健康な成人男性だものね、性的機能に顕在的な問題もなく、精通もとっくに迎えている。そんな先生が迂闊に、女子生徒の秘部、なんて甘ったるい色香を閉じこめた、どこもかしこも柔らかく締まった肉と粘膜でいっぱいの三角地帯を想像してしまえば……  当然、男性器が勃起してしまう。望むと望まざるとにかかわらず、これは本能だからね、先生。それが実際に可能であるかどうか、倫理的な障壁がないか。そういった、先生の培ってきた理性を超えた部分さ。もっと単純に、適齢期の女性が存在する可能性を思い浮かべると、間脳視床下部が発火し、先生の身体に生殖可能な体制を整えさせてしまうんだ。先生は今、彼女たちと子を為すこと、生ハメ中出しセックス、について想像し、ペニスを増大させている。  もちろん、それを示すサンプルだってあるよ。ほら。このアンプルになみなみと満たされたミルク様の液体を見てくれ。先生には見覚えのあるものだろう? それとも、出し覚え、とでも言うべきだろうか。私が右手に持っているのがユウカで、左手がノア。それぞれを思い浮かべて、先生がオーガズムと同時に排出した精液だね。時間経過で劣化していて、本来は廃棄すべき試材だが、どうやら先生の性的欲求を煽り立てるには適しているようだから保存してあるんだ。  当然かもしれないな。私だって覚えているもの、これを放出したときの先生は、主観を交えてよければだが……ひどく気持ちよさそうだったんだ。短く詰まった呼吸を間欠的に発して、上半身をこわばらせるようにかがめ……私に一部始終を観察されながら、私が両手で把持するオナホールの中に、どびゅ、どびゅ、どびゅ。弾き飛ばされてしまいそうなほどに、陰茎海綿体部を勢いよく跳ね上げて、睾丸、前立腺、精嚢、そういった性腺由来の液体を、ペニスを経由させて射精……  そのときと同じだというなら、先生。息が上がっているね。頬が赤い。それから、ペニス……いや、チンポがぱんぱんだ。股間部の厚布を押し上げてしまうくらい、膨張して、強脈を打って、それどころか、垂直に反り返って、生殖に適した雄のチンポを誇示しようとしている。  先生、脱いでくれ。人は寄り付かないようにしてあるし、部員たちも今日は一日予定漬けで帰ってこない。私であれば、実験対象に有意な影響を与えることも考えられないし……ああ。ズボンのホックを外してしまった。ファスナーも開けて……あとは、下着ごとずり下ろして、熱を持って腫脹した剛直を見せびらかすだけだよ。さあ、露出するぞ、ずるーっ…… ……なんて、ふふ。持って回った言い方をしてすまなかった。残念ながら先生の、色も形もサイズも平均的、それでも自慰と射精の頻度だけはわりあい多い成人男性チンポは、パンツを脱いでも出てこない。その旺盛な勃起力を活かして、赤桃色の尖端で天を指してそそり立つこともできない……というのも、いわゆる貞操帯を、生殖器に課せられてしまっているからね。  いかんせん、ペニスというものに縁のない私が手作りしたものだから、使い心地の細かいところはわからないけれど。最低限不愉快ではないし、見た目にも自然な質感を保つように努めたつもりだよ。  人間工学上標準的と思われる竿のカーブに合わせて、金属を削り出し……長さ、径もきちんと実物に準じたものになっている。何度も採寸を重ねたからね。勃起というのは射精が近づくと強度を高めて、最大限チンポを膨張させてしまうものだし、ふふふ。  むしろ勃起を遂げていない、通常時のほうが困難だったかもしれないな。もちろん先生に責任はないとして、チンポときたらテープメジャーを巻きつけようと手を触れた瞬間にむくむくと鎌首をもたげ始めてしまうじゃないか。仕方がないから、何度も何度も、尿道口が形のあるものを吐き出さなくなるまでザーメンを搾りきってしまったが……先生、どうしてあのときは「もう出ない」なんて嘘をついたんだい? おかげで念入りに3回ほど射精を追加する羽目になった。  とまあ、それだけの苦労を経て作ったんだ、思い入れもひとしおだよ。世界で唯一、先生の泌尿器を捕らえておくために作った金属の鞘。鏡面仕上げに磨いた表層は周囲の風景を愚直に反射し、まさか中にチンポを収めているなんて、誰に気取らせもしないだろう。なのに……こうして握ってしまう、と。  ああ、静かな外見なのに、混合された熱伝導率の高いマテリアルのせいで、私の手のひら越しに勃起の熱が伝わってくる。先生、この狭隘な枷の内側いっぱいに、怒張を膨らませているんだ。過密に肉を腫らせて、みちみちと……空気の温度も、湿度も察知する。ただ一つ、私に触れられている事実だけが、鋭敏で感じやすい器官に届かないんだ。強く握っているのか、それともただ指を丸めているだけなのか。こうして、竿を磨くように手指を前後させたってわからない。 とろ……♡  あ。ふふ、本当に興味深いね、先生のチンポ。貞操帯先端の開口部から、カウパー氏腺液と思しき分泌物が垂れてきた。まだ出るかな……ほら。指ですくって、親指とで挟みこんでしまうと、にちゃあ。液体なのに、粘りのある白い糸を引いている。  不思議だ。たしかに一定期間絶頂を経験していないと、猥褻な空想、勃起、射精ともに強く志向してしまうようになり、微細な刺激でもチンポを反応させるようになる。とは言うものの、私は何も先生にいやらしい接触なんて試みていないし、まして性的興奮の種になるはずもない。  もしかして先生、日頃、業務中においても好きに我慢汁を垂らしているのかい? 勃起が股布を力強く押し上げる心配がないのをいいことに、当番生徒と談笑しながら……たらたら、だらだら。チンポの先っぽを濡らしっぱなしにして、先汁を下着に吸わせて素知らぬ顔をしている、なんて、まあ清廉な先生には、万に一つもないことだろうね。 ふに、ぃ♡  仮にあるとして、大丈夫……それは、この肥大した陰嚢が先生に強制しているんだ。ペニスを縛められているからと、自分ばかりは濃厚な子種を詰めこんで、通常のサイズより明確に一回りも膨れている。この、むにゅ、もにゅ、金玉袋なんて福々しい呼称に見合う、淡く柔らかい手触り。しかしその中に、右タマ、左タマ、個々の睾丸が確かな弾力を示して……おっと、先生。タマ袋の裏側が拘縮しているよ。私が皺を伸ばしてあげる、きゅっ。  先生、呼吸が乱れているね。鈴口から重みのあるチンポ蜜の分泌が止まらないね。ただでさえキンタマがたっぷりとしていて、しかも事あるごとに身をすくめようとする精液嚢を、揉みほぐすように弄られてしまうんだ。チンポ勃たせたいね、血の通わない拘束なんて竿を振り上げる勢いで弾き飛ばして、完全に子供を作れる雄々しさで反り立つ肉幹を見せつけたい。股間に沸き立つ情欲が殺到して強直する感覚に沈んでしまいたい……  ふふ、やっぱり私にはわからないな、チンポを空気に晒せると考えただけで、目を血走らせてしまう身体のことは。仮に先生が正気を失ったとして、力ずくでどうにかされてしまうなんてことはないと思うけれど……そうだね、あまりいい趣味ではないかもしれない、先生の勃起を、私のブレスレット型デバイスで管理するなんて思いつきは。あ、見てる。私が特定の入力を施さないと、その首輪は外れない。 ……ああ、もう、クセがついてしまっているね。そう。特定の入力っていうのは、この、なんだかこそばゆそうに、きゅう、ぱっ。きゅぅう、ぱくっ。視線以上に、チンポ以上に、忙しく口を開いたり閉じたりしてる肛門を、他人の指でまさぐられること。フェイルセーフの観点から付属させた機能だけど、ブレスレットに紐づいているから、実質私にしか操作できないというデメリットにもなっているのは改善点かな。  ほら先生、椅子に座って。もちろんこれも特別製さ、先生の体躯に合わせて、フットレストに足を置いて座るだけで肛門および大臀筋から力が抜ける姿勢を実現するようにできている。機能としては、分娩台に近いかもしれない。座面の高さも調節できるから、こう、して……私の目線の高さに、消化管の末端を突きつけるのはどんな気分かな、先生。  相変わらず、血色に優れたアナルだね。いや、もちろん資料写真以外見たことはない。正真正銘私の実物アナル観察処女を奪ったのは、先生のこのサーモンピンクの濃淡を散りばめた肛門だよ。体内の粘膜が折り返して、外気に触れているという構造は、見た目の印象に違わず、えい。指でつついてしまっても、受け止めてくれるほどに柔軟だ。  しかし、考えようによってはおかしな話だろうか。私なら、こうして先生の陰穴を刺激するにしたって、例えばエネマグラやアナルパールを参考にした器具を作りそうだと自分でも思うんだが……どうしても、ほら、先生の剃毛済みアナル、皮膚と粘膜の境界を甘爪でなぞる、というような行為だけは、自らの手で行いたくてどうにもできないんだ。  ふふ、先生が多彩な反応を返してくれるのが、原因かもしれないな。抵抗の薄い肛門周りを、両手の人差し指でくすぐり回していると……唇は、舌をこぼしてしまいそうに緩んでいるのに、尻穴はどうだろう。口づけをせがむように、括約筋を盛り上げてしまって。  反対に、ねっとりと潤んだアナルの際に指先を引っかけて、それぞれ反対方向に、ぱか……っ。口を開けさせてしまうと、今度は歯を食いしばって、顔のほうに力が入る。私は曲がりなりにも科学の徒だから、因果のはっきりしているできごとのほうが好みなんだけれど。先生は、こうして肛門を愛撫している間、一瞬たりとも同じ顔をしないから、ムキになっているのかな、私は。  何より不思議なのは、さんざんいじくり回している間に、肛門が収縮する力を失って、中心にほんの小さな綻びが生まれる……そこにね、つぷ。無遠慮に指をさしこんでしまうと、先生が恍惚とした表情で、頬をとろけさせることなんだ。  だって、肛門という器官は、これは、私にも存在するからわかるんだが。本来排泄に使うべき部位であって、指を受け入れて、その上不快になるならまだしも、自失する、うん、正確ではない比喩だが、例えば恋に落ちた乙女のように頬を赤らめて悶える、いわゆる生殖器ではない。  ねえ、どういう気持ちなんだい。ほら、こうして、第一関節だけをくわえさせているときと、少し力を入れて……指の半分だけを呑みこんだとき、それから……毎回驚かせられるよ、さしたる抵抗もなく、ん、っ。拳骨が尻肌に触れてしまうほど。つまり指の全長が、肛門を経て直腸に収まってしまったとき。  先生、本当はこんなところ、誰にも触らせるような場所じゃないだろう? 誰がどう見たって、粘膜だ。指の腹で押しこむと、やや硬めの肉が沈んで、温かな腸液が染み出してくる。私の手から、先生が生えてしまっているみたいだ。ぺと、ぺと、細心の注意を払いながら、指を奥に進めていく……このあたりからはもう、直腸かな。だって先生、目が据わっているよ、鈍い光を湛えて、尻を弄り回されてもされるがまま。  そんな無気力な蜜穴なのに、んっ……指を引き抜こうとすると、肛門の絞りを食いつかせて、抗っているね。でも結局は、触られたくて口を緩めてしまう穴だから、ぽん、ぽん。抜けた。ふう。先生、今、私の指の関節が通り抜けるタイミングに合わせて、二回括約筋を縮めたね。やはり、自らの意に反して内側から肛口をめくり返されたがる本能があるらしい。  そう関心を惹く反応をされてしまうと、エンジニア部部長としては……うん。次は人差し指と中指を束ねて、挿入してみよう。単純に直径としても二倍になるし、形も真円からはほど遠い。肛門粘膜が、体内に向かって落ち窪んでいく緩やかな曲面に指先を添えて、押し、こむ。  わあ、先生。男性特有のしなやかで薄い脂肪の付いた尻が、大きく波打ったよ。尻穴も有意にきつく締まって、指に痕がついてしまいそうだ。そうだよね。指が二本も入ると、直腸をあちこちつついて探り回すだけでなくて、手首ごとひねって、っ、ぐりぐりとかき混ぜたり……膣鏡の要領で、指を大きく開く、と。  ああ、私は、繊細な観測と緻密な計算に基づいて当然の結果を導き出す理性のしもべだというのに、どうしても予め想定してはおけない混沌に魅力を感じてしまうんだ。客観的に見れば、異常だろう? ぽっかり口を開けた肛門の奥、汁気を含んだ淡紅色の粘膜が発する、生めいた、んっ……先生の、消化器官の香気、に、っ。胸をときめかせて、しまうのも。  それから、先生、ねえ先生、押し広げた指の幅に、隙間があるんだ。これだけ空いていれば、もう一本、指を入れられる、なんて考えてしまうのだって……ずぷ、っ。  ふふ、先生。私の右手、もう先生の肛門に収まっていない指のほうが少ないんだ。ほんの一分や二分前までは、おしゃぶりをくわえるようにほどよく口をすぼめていた尻穴も、今では内側から色の濃い肉がはみ出てしまうのも気にせず、ひたすら襞を折りたたんで元の形に戻ろうとしているよ。  なのに、侵されてしまう。消化管と違って、肛門には蠕動する機能はないから、荒く息をついて、内ももをこわばらせて、それでも滑りこんだ指はそのままだ。先生、ふと思い出したことだけれど。大まかな傾向として、指三本ほどの直径に拡張された肛門は、チンポ。チンポを挿入する、アナルセックスに適しているそうだよ。言われてみればその通りかもしれないね。だって、先生の尻穴、会陰と腰骨の軸に沿って縦に、割れて……外形的には女性器に酷似しているみたいだ。 ……ああ、私としたことが、失念していた。私の視点からは、歪められ不定形に口をもぐもぐさせる肛門が見えるが、先生からではそうもいかないよね。この、肥沃に実って、私の手の甲にでっぷりと横たわった金玉袋に遮られてしまうから。  見てごらん、先生。肛門をほじり返し、腸液の糸を絡みつかせるのとは反対の手で、流動質の陰嚢を揉みほぐしてあげるよ。両方の睾丸を手掌にまとめて、指を波打たせる。片タマずつ、きゅっ、とつまんで、鼠蹊部から反対方向に伸ばしてしまう。中身のつまった袋全体を、蜘蛛のように開いた指で包みこんで、ほんの軽い力で、しかし金玉自らがたしかに感知できる程度の強さで、握ってしまう……っ。  たった指先だけの動きで、先生、もうわからなくなってしまったね。自分の身体をどう動かすべきか……アナルを締めたいのか、陰嚢を持ち上げたいのか、呼吸とか細い喘ぎをどれくらいの配分で喉から追い出せばいいのか。ほら先生、金玉を同時に弄られて、肛門が緩んでしまったよ。私の指を拒むどころか、直腸を逆流させて奥へと招いている。にもかかわらず、チンポに滾った熱はまったく冷めやることなく、貞操帯の中で張り詰め続けている……  奥、もっと奥……あ、この感触は。 くにゅ、こりゅっ♡  ん、一、気にっ。下腹全体、内側も外側も力が入って、収縮してしまったじゃないか。すっかり自分の身体の統制を失っていた先生に、根源的な危機を察知させてしまうほど、ここ……前立腺が、急所だと知っている。本能的に、そして現在までの経験に照らして、ね。  腸壁がじっとりと汗をかいて、金玉袋が脂じみた湿り気を分泌して、この硬直した隆起を私に触らせてはいけない、そんな生命維持の観点から当然のアラートが、逆立つ背筋を通じて脳内に鳴り響く……  でも悲しいかな、前立腺という器官は肛門以上に、陰嚢以上に、まるで抵抗するための機構を持たない。こうして硬く凝っている状態だって、なんら実効性を持った威嚇ではなくて……勃起、しているんだ。先生が、肉欲を催しているがゆえに、こう腸壁越しにこりこりと、押し捏ねられてしまうくらいに血液を流入させて、活性化している。  先生、聞き及んだ情報ばかりで恐縮だが、なんでも射精の快楽というのは、言ってしまえば十分な質量を持った精液が、細くくねった前立腺を通り抜けることで発生するものらしいね。ということは、前立腺を指などによって直接刺激してしまうと、射精に等しい感覚が、しかも濁液と違って一瞬で過ぎ去ってしまわないまま続くことになる。  そうすると身体がどのように作用するか、先生はもう体得しているはずだ。次第にチンポから、凶暴で独善的な淫熱が抜けていき……貞操帯の内側で、奇妙な半勃起状態のまま、生焼けの肉欲に苛まれ続けることになる。おかしな話だと思わないかい。射精は前立腺を擦るから気持ちいいのに、前立腺をにじられると、射精をしてでも快楽に到達したくなる。  うん、全てが転倒しているよ。先生は、野太い嬌声を出すために腹筋を収縮させるのではなくて。前立腺が通電することで下腹周りの筋肉がうねり動くから、結果として悠然と尻穴快楽を楽しんでいる息遣いに、突如として苦しげな、詰まった吐息が混じる。先生は今、自分の意思でなにかを行えているのかな。全てこの、ほんの指先程度でつまめてしまうような前立腺に支配されている……というのは、あまりにロマンティックな物言いだろうか。  ふふ、自分で試す姿勢には好感が持てるね。でも先生、尻を浮かせて腰をよじったところで、腸は深く腹腔の奥まで続いていて、相変わらず前立腺は、指を第二関節程度まで挿しこんだ、ごく浅いところに位置している。その内、三本も口に含んでしまった指先に、代わる代わる前立腺をくすぐられて、引っかかれて、先生の脳の発した命令は全て、前立腺を介して肛門快楽を貪るものに変わってしまうんだ。  ほら先生、これは先生の意図したことかい? チンポの裏側をぐっ、と押し上げられて、前立腺に溜めておけなくなった透明な体液が、尿道口から滴り落ちてくるよ。あくまで機械的な反応さ……汁をふんだんに詰めて膨張した皮袋を挟んで押し潰すと、袋の口から内容物が溢れてしまう。その上前立腺は自ら、刺激を覚えて小さな身体を搾ってしまう。男根が勃起していようがいまいが関係はない……チンポがただの蛇口程度のものになってしまったね。  なお不都合なことには、この前立腺に貯留している体液、つまり前立腺液というのは、精嚢液、睾丸の産出する精子と合わせてスペルマを構成している。この前提を元に、前立腺液を排出し尽くしてしまうと……チンポがオーガズムを迎えたときに前立腺を通り抜けるのは、まったく薄められていない、原液のままの精子。ヨーグルトやシチュー、乳製品にも例えられるほどの濃厚な粘体が、前立腺に詰まって、こびりついて取れなくなってしまうかもしれないよ。  そうなると、私の目的も達せないことになるね。もちろん前立腺液ばかりを徹底的に採取する試みにも、遠からぬうちに取り組んでみたいものではあるが。今の目的は、先生の精液をサンプリングすることなんだ。  だから先生、前立腺をじわじわと取り囲み、一定の周波数で疼かせる絶頂感を、金玉にも広げて、絶頂してほしいんだ。チンポは勃起しきらないまま、尻穴を穿たれて、陰嚢をもみくちゃにされて、イってくれると助かる。  喉の裏返った咆哮を上げることで気分が高まるなら、それで構わない。前立腺を圧迫する方向や力の強さ、リズムに気に入ったものがあるのであれば、遠慮なく私に指示してほしい。金玉についても同様だ。デリケートな器官だということは知っているから、あまり無理は聞けないかもしれないけれど。  なるほど、イく、イく、と半ば暗示の形で口にすることで、絶頂に傾きたがっている身体をその気にさせるんだ。前立腺は、しっかりと表面がへこむくらいの強さで、腸奥から肛門に向かって、緩慢に押しなぞり……金玉袋は、中央の縫合線にかすかに爪先を添えて、かり、かり、くすぐると引っかくと、中間の強さで指を行き来させる、と。覚えておこう、これが先生の効率的な肛門金玉愛撫ということだね。  わあ、なんて感動的なんだろう。先生、胸の前で拳を固く結んで、まるで赤子を産み落とす妊産婦のようだ。瞳を涙液で潤ませて、短く断続的に呼吸を切り詰めて、前立腺に意識を集中させている。もう、金玉を上げてしまうのかな。鈴口を開いてしまうのかな。  先生が今迎えようとしている類の性的絶頂を、メスイキと言って揶揄する向きもあるね。でも私はそうは思わない。先生、だってもう冷たい鞘の排尿口から、こんなにも沸き立った先汁が漏れ出して止まらないじゃないか。不随意に会陰を波打たせて、伸ばして、縮めて、必死にチンポから精液を押し出そうとしている。この際勃起していないことが、なんの問題だというんだろう。先生はこんなに、イく、イく、と哀切極まる調子で繰り返しているんだから。  うん、もう、イく、という言葉も形にならないね。しゃくり上げる喘鳴に高い音が混じって、金玉袋はきつく身をすくませて、私の手から逃げていく。前立腺の隆起が一層顕著になって、先生、私がある程度推測して、先生が気をやるタイミングで、勃起硬直著しい前立腺を押しこんでしまうけれど、構わないかい。  あっ、肛門が収縮して返事をしているかのようだ。どうやらもう、とっくにそのときは訪れているらしい。それじゃあ、先生。私の指をたっぷりと味わって、イってくれ。イけ、っ。 どろろっ♡ どぷ、ぶぷぅ、むりゅりゅ、ごぷごぷごぷっ……♡  あ、っ、やはりこの瞬間は、私まで圧倒されてしまうな。先生が耐えがたい射精欲に上半身をまるごと屈曲させて、その絶大な力が、一気に前立腺から、金玉から、どろどろと煮え立つ濁乳液を圧搾するんだ。肛門だって、まるで指を噛み締めるみたいに、一心不乱に穴を縮めている……おっと、あっけに取られている場合じゃない。せっかく先生が出してくれたんだ、一滴残らず収集しておかないとね。  先生、この貞操帯搾精方式の明確な利点として、統御不可能なチンポ肉竿の跳ね回りによって精液が飛散する危険性を排除し、ほら……容器をペニス先端部に接触させるだけで着実に目的物を集めることができる側面が挙げられるだろう。  うん、みるみるうちに、計量目盛りをクリーム色がかった粘液が塗り潰して、放出量の予測もおおむね問題ないかな。一般的な成人男性の射精量は3ミリリットルとされているが、先生の場合は、恐らく前立腺を昂進させていることもあって、その倍の6ミリリットル程度を毎回コンスタントに射精しているね。手を離してもひとりでに睾丸の上昇、下垂を繰り返しているし、客観的な材料からして、優秀な金玉と言えるだろう。  さあ、貞操帯もこれで外れるよ……ふう、っ、この、汗や精液や、極度に動物じみた局部の臭気が発散される瞬間に立ち会うと、やはり一仕事を遂げた感慨が深いね。さあ先生、今日の目標射精量はあとアンプル三本分だ。ほら、ペニスを自分の手で握って。今ならまだチンポが萎えきっていない、劣情が完全に鎮静化していないから、そのまま摩擦を加えればすぐに次の金玉乳搾シークエンスに入れるだろう。  もう出ない? はは、先生。そんなことはないよ。これまでのデータが証明している。「もう射精できない」、「金玉空っぽ」、「前立腺ぺちゃんこになった」、こういった先生の発言から、チンポを刺激し続けると、ほどなくしてふたたび勃起上体を整えてしまうことは確認しているんだ。大丈夫、この精液調査に参画してくれる前の先生は、どんな激務のさなかでも、毎日欠かさず一度は射精していたじゃないか。一週間ぶりなんだから、単純計算で七度は最低でも射精できることになるね。  ふふ、先生の言いたいことはわかっているさ。オカズ、興奮する対象になる事物を欲しているんだろう。今日用意したものはすごいぞ。なんと言っても、本人の同意を得て手に入れたものだからね。  我がエンジニア部の俊才たち、コトリとヒビキに協力を仰いでね。先生の射精に協力してほしい、と頼みこんで提供してもらったんだ。二人とも頓狂な顔をしていたが、そのうち頬を赤らめて、写真撮影を手助けしてくれたよ。  ほら見てくれ、コトリのものは、なんだったかな、弛んだ腹肉の溝に汗の雫が伝うところ。そしてヒビキは、短めのスカートの裾をめくり上げて、網タイツの目が大腿を区画して締め上げている情景を撮らせてくれたんだ。私には正直、この写真がもたらす艶美を理解するだけの知見は足りていないものの、こういったものには恥じらいが大事なんだろう?  さあ、どちらでチンポをしごきたい、先生? もちろん一度選ばなかったものを、次の射精で使用することもできるぞ。残念ながら、精液はすぐに回収してしまうために、ぶっかけといった類の趣向を叶えることはできないが……画像の元データは残っているからね。チンポを擦りつけるくらいなら、彼女らも許してくれるだろう。 ……どうしてもと言うなら、私? なるほど、それは想定していなかったな。やっぱり先生は、柔軟な思考を持っているらしい。しかし、私の身体にこれと言って男性の金玉を煽り立てるような部位は存在しないような気がするけれど……とりあえず服でも脱いでみようか。  ふむ、見た目ではなくて、か……おっと、すまなかった。我ながら、他人の肛門に指を突き立てたまま会話を交わすというのは、礼を失した行為だったかな。すぐに抜こう……なに? この、アナルに? ほかほかと湯気を立てて、絶頂緊縮の反動で緩く、濡れた肛肉、泡立った腸液を露出させている尻穴に、私が唇を寄せて、舌で舐め上げるというんだね。  たしかに、アナル舐めなる淫戯があることは、風の噂に聞いていたが……あっ、先生。自分から貞操帯を装着してしまったら、また前立腺絶頂を迎えないと外せない……そうか、そういうことか。これで、自ら先生の前立腺を舌先でほじり当てなければ、私は精液採取が行えないことになったわけだね。  ペニスの刺激より、女の舌を尻に侵入させるほうを嗜好するとは、先生にはいささか肛門愛好のきらいがあるだろうか。うん、いいよ。慣れていないから拙い手技になってしまうかもしれないが、試行錯誤はエンジニアが常、行うものだ。たとえ先生の陰門がふやけてしまうとして、必ずアナルをねぶり、啜って裏からチンポを絶頂させてみせよう。  とはいえ先生、物理的にスペースが足りていないから、そうだな、まずは先生の手で、金玉をめくり上げてもらってもいいかな。一度吸いついてしまえば、もう私の鼻面に垂らしてしまっていいから。うん、ありがとう。あとは顔を近づけて……おお、これはすごい。思いのほか、体温が直接的に伝わってくる。間近で見ると、肛門は褐色から桃色のグラデーションになっていて、唇そのものとの類似も見られる、周期的に収縮する様は、極めて不正確に言えば、キスをせがんでいるようだ……ちゅ、ぷっ。 (終わり)


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