前回の獣化によって、地底に眠る触手を目覚めさせてしまった被検体は、性処理や触手の繁殖に使われていた。
触手による快楽に溺れた被検体はもはや、抵抗はせず、交配、妊娠、産卵を繰り返している。
被検体の獣化中に生まれた触手は獣化を媒介し、被検体たちに感染させると獣化させてしまう。パンデミックを生み出す危険因子となっている。幸い、この種類は自らメスとなる存在を探すことはなく、動物のメスが近寄ると活発になる種であるため、この被験体のみで繁殖と感染を留めることができている。
通常は、感染しても満月を直視しなければ変身することはないが、摂取量が過多のときには突如変身する事例がある。
怪物となった被験体が元に戻ると、再び触手は活発になる。この被験体は触手を従える能力を開花させ、触手を使って仲間を増やそうとしている。
我々の開発した大猿薬は、複数の被検体での実験を通してウイルスに進化している。
今後は獣化ウイルスと呼ぶことにする。