はい!久しぶりの徒然ダイアリー、今回のトピックはこちら!
1.最近始めた「畑」の話
2.東京オペラシティ「ライアン・ガンダー展」
3.創作の苦悩
です!
実はワタクシ最近「畑」をはじめまして…。
というのも、私が引っ越した地域では、希望する世帯にちょっとした農地(畳で言うと8畳分くらい?)を貸し出し、そこで各々が好きに草花や野菜などを栽培できる「市民農園」のような取り組みがございまして(ドイツで言うとクラインガルテンが有名ですね)私が越してきたタイミングでたまたまそのひと区画が空いたということで、ええいままよ!と畑を借りて農作業に挑戦することにしたのです。
ラディッシュを植え、カブを植え、小松菜を植え…。ラディッシュは別名『二十日(はつか)大根』と言うくらいなので、3週間もすれば鮮やかな赤色が食卓を美しく彩ってくれるだろう…😎、なんて思っていました。
だが…ひと月たてど…ふた月たてど、一向に収穫物無し。カブの根どころか葉っぱ1枚取れない…。ここにきてようやく鬼塚は己の見通しの甘さに気がつく…。おかしい…おかしいぞ…⁉いくら種を蒔いて水をやって発芽させても…萌え出たラディッシュもカブも小松菜も、いつの間にか全部消えてなくなっている…。こんなことってありえるのかな⁉
それがあるんです…
全部虫が食べちゃう…
いやぁ~もうものの見事に、芽が出た傍から根こそぎ食べられちゃうんですねこれが!最初のうちは「一寸の虫にも五分の魂!なるべく不殺でオーガニック野菜を育てるぞい!」なんて、ハチミツのように甘っちょといことを考えていたんですが、そういうのも全て農家さんの努力のたまもの。ノウハウ、植える野菜の相性だとか、土の改良だとかで…。ちなみに今回ことごとく虫さんの餌になってしまったラディッシュもカブも小松菜も、科目で言うところ全てアブラナ科。それを好んで食べる“ナガメ“というカメムシの食害にあっていたみたいです。
改めて野菜や果物など育てる農家さんの苦労に頭が下がる思いと、その知識に畏敬の念を覚える…。
あと、畑仕事をしていると、隣近所で同じように農地を借りているおじいちゃんおばあちゃん達によく話しかけられます。みんな優しくて、余った野菜をくれたり、色々と植物の育て方をアドバイスしてくれたり…。以前は都心に近いコンクリートジャングル的な場所に住んでいたので、こういった人との触れ合いって安心するなあ。
「畑」をやる以前は『自然との共生を目指すぞ!』みたいな認識でしたが、どちらかというと最近は『人と共生して自然と格闘するぞ!』になっている印象。自然は力強く偉大で、なんとかそれに食らいついて頑張ってます…!
先日東京オペラシティ アートギャラリーで催されている「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」に行ってまいりました。会期は今月の19日(月・祝)までで、間もなく終了なんですが、とっても興味深い内容だったのでここでご紹介。ちなみに展示はすべて撮影+SNS共有OKとのことだったので、ちょろっと写真も紹介します。これから行く予定という方はネタバレ注意!
そもそも私がこういった美術展に行くときは、だいたい展示作品に集中したいがために、カバンなどの手荷物はあらかじめロッカーに預けて手ぶらにします。まずは有無を言わさずコインロッカーへGO!
え…?なんだろう…すでにロッカーに謎の石が入ってる…。
実はこれも作品のひとつ。その名も「持つことと在ることの板挟み」。ユーモアと言うかブラックジョークと言うか…もうこの時点で面白い…。
今度は展示室を歩いていると…おや?何やら床にくしゃくしゃに丸められた手紙のようなものが…。
お客さんの誰かが落としていったのかな?…いえいえ、実はこれも作品なのです。その名も「若き作家への手紙」…でね…しかもこれ……なんと…
誰かが持ち去った後はまた同じ場所に、学芸員さんがくしゃくしゃにした手紙を補充してくれます。なんだろうこのコンセプト…この空間…おかしいな…ただのくしゃくしゃにされた手紙なのに、やたらと価値があるものに見えてきたぞ…!
「現実世界のありふれたモチーフを一度分解して再構築、新たな意義を創出するこのカンジはいかにも現代アートっぽいな~」とか、あるいは「単純に面白そう!」と感じたり、人によって楽しみ方は様々だと思うんですが、私はこの方の作品群から、突き放すような実存主義的冷たさと同時に、無垢なまでの想像力への期待を読み取りまして、とてもドキドキしたのです。
例えば『布を模した大理石(剥ぎ取れない)に包まれた鏡』であったり、答えが造語であるため『(絶対に解けない)クロスワードパズルが載っている新聞の束』であったり…このライアン・ガンダー氏の作品群は、そこに存在するゆえにこちらに想像したり考えたりするきっかけはくれるけど、絶対にその真相がわからない、明確な解答にたどり着けない、ある種の答えの無いなぞなぞのような作りになっているんですね。(冒頭のロッカーの石ころも空けて確かめられないし、持ち帰った手紙の英字を解読しても要領を得ない)
それはまるで、目の前にある実体とその正体の断絶を埋める、おのおのの想像力にこそ価値があると言われているような…。いっぱい考えてみて!と言われているような。
久しぶりに展示を見た人たちと意見交換したり、作品の解釈を聞いてみたいな~と思える、そんな充実した内容でした😊
たぶん蛇足なので手短に…。
最近ようやく原稿を、少しずつでもコンスタントにこちらに上げられるようになってきてはいますが、いかんせん、遅いなぁ…。時間がかかるなぁ…。。と感じております。私の場合扱うキャラクターも多いから、猶更ね…。
全てはその為に、仕事を辞めたり、転居したり。決して羽振りが良くなったからではなく、むしろ色々なものを断捨離して覚悟を決めて、自分の中でも改善策を講じたりもしているんですが…少しずつ良くなってきているとは言え、う~ん。
でも悲観的になっているワケではなく、確かな実感として、この先ペースを上げたり、内容も良くしていける気はする。けれど、まだまだ全然理想値には届いていないカンジ…そのため、その言葉が嬉しい筈なのに「もっと見たい!」と言ってくれる人や支援者、フォロワーのみなさんに申し訳なさも覚えています(いえ、嬉しいです。本当に)
でも…折角創作しているんだから、もっと楽しまなくちゃ。
何度か言及しておりますが、やっぱりお互い人間なので、応援や支援も無理のない範囲で行ってくれたらと思います。私も無理せずガンバリマス!あと、やはり作り手と作品は不可分と言いますか、私の日常の営みだったり、考え方や理念があってこその創作なので、ちょっと間の空いてしまったダイアリーや自己発信のほうも、今回のように積極的に書いていきたいです。
以上、徒然ダイアリーでした!
77895522
2022-09-11 15:57:44 +0000 UTC