年齢:24 身長:171cm 職業:執事
理性的で冷静沈着な才女。正義感が強く、ややきつめの顔つきから誤解されがちだが、他人の失敗や欠点に対して一定の(兄譲りの)寛容さがある(だが、自分が嫌いだと断定した相手には容赦がない)
また、人のクリエイティブな創作性を見るのがとても好きで、例えばブランが書く小説の初めての読者になったり、ヴェネトが作る癖の強いアクセサリーを部屋に飾っていたりする。
デリンジャー城内の女中コミュニティではカベルネと勢力を二分しており、強権的で能力主義、女としての服従を求めるカベルネに対して、(反旦那様+反カベルネ派)の受け皿として、彼女達の相談に乗ったり立ち回りを指導したりしている。
〜うらぶれた幼少時代〜
罵声と金切り声にさいなまれる幼年期。母親は娼婦で、父親は客の誰かだった。薄暗い貧民窟を転々とし、教会で施しを受けるその日暮らしの日々。客の男と扉の向こうへ吸い込まれていく母親を戸口で待つ時間は永遠のように長く感じ、自分が世界で独りぼっちな気がした。
実のところ、メイドになって小金持ちに服従し薄給の奴隷になるくらいなら、身ひとつで男を選んで金を取る方が性に合うという女性は都市部に沢山いた。シャルドネの母親もその例に漏れず、プライドが高く、太客を掴んで立身出世する(そして娘のシャーロットにちゃんとした教育を受けさせる)という野望を秘めていた。
その強すぎる野心が祟ってか、母はある高利貸しの殺人事件の容疑者として警察に勾留される。シャルドネの人生もここで万事休すかに思われたが、意外な助け舟が出される。後に義理の父となる弁護士が貧民窟の現状に憤りを感じ、無償で弁護に応じてくれたのだ。そして、寡夫の弁護士には連れ子がいた。今なお愛してやまない義兄のオークである。
〜兄の眼差し〜
シャルドネは雄という生き物が嫌いだった。「この世が常に不公平なのも、真っ当な女の多くが金を求め娼婦に身をやつすのも、母親が時たま顔に青あざを作るのも全部雄という生き物が世の中を牛耳っているからだ」と思っていた。
だから義父とも義兄とも、最初は口もきかなかった。母親にどんなに諌められようとあの不信感は拭い難い。ようやく手に入ったまともな暮らしも、警戒していなければあっという間に向こうの都合で台無しにされてしまうー。そんな気がした。
やがて歳月が流れる。1年、2年ー、
「いつまで意地を張るつもり?」と母に言われる。
3年、4年ー、
「挨拶を返さない君の態度は流石に不義理だと思う」と『オークさん』に言われる。悔しい。
5年、6年ー、
義兄が『オークさん』から『兄さん』になる。
7年、8年ー、
『兄さん』が法学の試験に合格した。記念に家族そろってベイカーへ小旅行。ピクニックの時に『兄さん』と沢山話す。これからのこと、夢の話…。
9年ー、
両親が他界する。馬車に轢かれたらしい。即死だった。あまり悲しく思えないのは、二人が手を繋いでいたから。『兄さん』が代わりに泣いてくれたから。
10年、11年、12年、13年ー
〜転落〜
〜現在〜
―更新履歴―
2022.09.19 トップ絵ちょっと加筆。
2022.09.05 記事作成「生い立ち〜兄の眼差し〜」まで。
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2022-09-05 12:02:44 +0000 UTCスズム
2022-09-05 09:27:29 +0000 UTC