2コマ漫画をふたつ描いて、より漫画っぽいものを描いてみたくなり、このためにkindleで鳥山明先生のヘタッピマンガ研究所を買った。
いきなりクリスタで描こうとすると何も思いつかないままPCの電力だけ消耗しそうだったので、まずはノートに鉛筆でネームを描いてみることにした。
コマ割りだが、慣れないうちはあまり凝ったものを作らないほうがいいらしい。まず縦に3分割してからそれぞれ2~3枠くらいに分けるシンプルなものにした(これでも結構悩んでいる)。最初は1p完結にしようと思ったが、話の展開を考えているうちに2pに増えてしまった。
当たり前だが、漫画を描くとなると1枚のキャンバスにたくさんの人間を描かないといけない。今までは初めにスケッチブックに下絵を描き、その写真をもとにラフ→線画と作業していた。が、今回は全部で14のコマがあるわけで、それら全部の下絵を描いてPCに送って…と考えたらめまいがしてきたので、描くのが大変そうなカエデが寝ている絵だけ下絵を用意し、その他はいきなりPCでラフ画を描くことにした。
まずクリスタでのコマ枠の作り方もさっぱり分からなかったので、YouTubeでいくつか動画を探し、試しに600dpiのB5サイズでキャンバスを作ってみた。
その後、動画を見ながらコマ割りを進めている時、キャンバスサイズがやたらとでかいことに気が付く。mm単位になっていたので分からなかったのだが、px単位に直してみると、4961×7016もあった。
普段から漫画を描いている人からしたら大したサイズじゃないのかもしれないが、いつも一辺が1000~2000程度で描いているのにいきなり7000とか見たこともない数字が出てきてビビる。俺のマシンは耐えられるのか。今後もし長編を描くようなことがあったら一枚一枚こんなでっかいのに描かないといけないのか。
どうするのが正解なのかはわからなかったが、今回は印刷のことはいったん忘れてdpiを落とし、2894×4093で完成させてさらに950×1350まで縮小することにした。
今回の漫画で一番大変だったのが1ページ目の1コマ目だ。ヘタッピマンガ研究所を見るに、初めに風景を描いておかないと、読者はどういう場所が舞台なのかわからないのだそうだ。
ネットでアパートの画像を検索してトレースするのはあんまりなので、適当な住宅街まで出かけていって、二人が住んでそうなアパートやらマンションやら10枚ぐらい写真を撮った。このたった1コマのために。
撮った写真はそのまま使わずに、写真をもとにパース定規を作成し、ドアの位置や窓の枚数など、一部を微妙にアレンジしている。
コマ割りやストーリー展開を除けば、基本的には今まで描いてきたイラストたちの延長で何とかなる作業なのだが、それにしても作業量が多すぎる。色塗りは細かくやらないから大丈夫だろうとタカをくくっていたら全然そんなことはなかった。自分はたったの2ページでこんなにへばっているのに、毎週のように十数ページも描く人は化け物なんだろうか。
6年ほど前にpixivを始めた頃を思い出すような体験だった。
隠蓑
2025-03-13 10:04:06 +0000 UTCkaroine
2025-03-04 16:21:03 +0000 UTC