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⑦ しばりしばられ 11

その⑥ → https://nobe.fanbox.cc/posts/4100753


___ハイエース、車内___


ハイエースのエンジンが止まり、ようやく私たちの目隠しは外された。


「へへ、だいぶ大人しくなったな。」


男たちは私たちが縛られて抵抗できないのを確認すると憎たらしく笑った。光姫と友梨ちゃんも私と同じように目隠しを外されていた。三人とも後ろ手に手首を縛られただけの簡易的な拘束を施されていた。そして首輪を嵌められ、そこから伸びたリードをアシストグリップに括り付けられていた。


「………。」


私たちは男たちを睨みつけた。ただ大人しくしているわけではない。ずっと好機を窺っているのだ。


「これから牢に連行する。」


そういうと男は私たちの首輪からリードを取り外した。どうやらハイエースから監禁場所へ移動させられるらしい。これは最後のチャンスだった。


「(いくよ…二人とも…)」


コクリ…


私が目配せをすると光姫と友梨ちゃんは頷いた。


ダッ…


私たちは一斉に男たちに向かって突進をした。


「ふん。大人しくしていれば良いものを…」


シュバ…


「ぁぅ…!」


「うわ…!?」


「きゃぁ!?」


男たちは私たちの突進を避け、足を払った。バランスを崩した私たちは受身を取れずに倒れ込んだ。


「抵抗しなけりゃ手荒な真似はしなくて済んだのにな。」


男は私の髪を引っ張り強引に顔を持ち上げ、その首元に冷たい果物ナイフを押し当てた。


「っ……!!」


「沙希!」


「沙希ちゃん!!」


光姫と友梨ちゃんは私を心配するように声を上げた。


「車から降りろ。コイツの命が惜しかったらな。」


「………分かりました…。」


「…はい……。」


後ろ手に縛られた二人は多少バランスを崩しながらも立ち上がり、車外に出た。


「お前も早く降りろ。」


男は私を強引に車外へ押し出した。


「3人一列に並べ。」


車外へ出ると私たちは横一列に並ばされた。この男たちには勝てないという恐怖心を植え付けられた私たちには抵抗することなどできなかった。

車が停められていたのは無機質なコンクリート造りの一室だった。閉まったシャッターが見える、どうやらあそこから車で侵入したのだろう。そしてシャッターの逆側には下へと続く階段が見えていた。“牢屋”はあの先にあるのだろうか。


「キョロキョロするな。」


「…ごめんなさい……」


男の一挙一動に怯えてしまう。


「抵抗したお前らには罰を与える。」


「罰……」


私たちの脳内には最悪の未来がよぎる。


「安心しろ。お前らは“商品”だ。傷つけたりはしない。」


男の言葉に何故か安心を覚えてしまった。縛られて誘拐されているというのに一先ず命が無事であることに安堵した。


「一人ずつ縛り直すぞ。より恥ずかしい姿にな。」


そう言われても私たちは従うしかなかった。男たちは刃物を持っていて、私たちより武術も優れている。今は大人しく縛られて一つの希望に縋るしかできない。


「分かりました…。」


光姫と友梨ちゃんも同じ考えのようで静かに頷いていた。


「よし、それならお前からだ。」


男は私の後ろ手の拘束をナイフで解いた。久しぶりに両手の自由が戻った。手首を確認すると縄の跡がくっきりとついていた。

もう一人の男はナイフを光姫と友梨ちゃんに向けている。「抵抗するなよ」というメッセージだろう。


「下着姿になれ。」


男は命じた。


「酷いことはしないって言ってたのに…」


「安心しろ。お前らがキズモノになるような行為はしないさ。お前らに与えるのは羞恥だ。」


「分かったよ……」


男の命令に従うことしかできない…。

私は歯を食いしばりながら服を脱ぎ始めた。


__________________________


「……脱ぎ終わりました……。」


私は着ていた服を脱いで下着姿になった。薄いピンク色の下着が露わになった。私は右手でブラジャー、そして左手でパンツを隠していた。


「“気をつけ”だ。学校で習わなかったのか?」


「っ……」


私は静かに両手を太腿にくっつけて気をつけの姿勢をとった。見知らぬ男に下着姿を見られているというだけで恥ずかしい。これ以上に私を辱めようっていうの……。


「随分と可愛い下着だな。」


「………。」


私は男を睨みつけることしかできなかった。男は新たな麻縄の束を手に取った。


「……(縛られる…)」


これから私は羞恥を感じるような縛りを施される。縛りの知識があるため恐怖心は倍増した。


「両手を前に出せ。」


「(え…前手縛り……?もしかして縛りの知識がない人なのかな…?)」


私は淡い期待をしながら両手を前に差し出した。


男は私の手首にぐるぐると麻縄を巻きつけ、前手縛りを施した。


「(これで終わりかな…?)」


もちろんそんなはずはなかった。


グイッ…


男は前手縛りから伸びた縄尻を引っ張り上げた。男が縄を引っ張り上げたため、必然的に私の両手は持ち上げられる。


「もっとだ。頭の後ろまで…」


「うぅ…キツ……」


私の両手は痛みを感じるくらいまで捻りあげられた。腋を見せるように捻りあげられ、束ねられた両手は頭の後ろにあった。


「よし…あとはこの縄尻を……」


男は頭の後ろの手首から伸びる縄尻をお尻から股間にかけて引っ張り上げた。


「ぁん…」


そう…。男はアブノーマルな股縄を施したのだ。秘部に強く食い込んだ麻縄の刺激でいやらしい声をあげてしまった。男はさらに股間に縄を食い込ませるように縄を引っ張り、その縄尻を首輪に留めた。そして首輪から伸びる縄尻をグイッと引っ張った。


「んぁ…」


縄尻を引っ張りと連動して股間の縄が食い込む。これで抵抗できない最低最悪のリードが完成した。

両手を頭の後ろで固定させられているため腋を隠すことはできない。腋を隠そうと手首を動かそうとすると股間の縄が強く食い込む。まさしく“羞恥”を与える拘束だった。


「沙希の縄を解いてよ!こんなの酷すぎる…!」


「そうだよ!沙希ちゃんを解放して!」


光姫と友梨ちゃんは私を助けようと声を上げてくれた。


「安心しろ。お前たちも同じように縛ってやるからな。」


しかし友達想いの光姫と友梨ちゃんにも“羞恥”の縄が迫っていた。

Comments

股縄の可能性は無限大です……!

のべ

柱の両端に股縄をつけた子を縛り付けてお互いの股縄を繋いで繋がれた縄の上を股縄綱渡りさせるとかいう邪悪な戯れを思いついてしまいました。

チュール

女の子を縛って楽器にする……悪いお金持ちの遊びですね……!ちょっとハイエースしてきます(*´꒳`*)

のべ

背中を通る縄を弾くと弦楽器みたいに喬声が響く…とか考えちゃいました

チュール


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