ちょっとだけいつもより暗い話です。 読むときは心を明るくして、キャラクターから心の距離を離して見てください。 ♦ 公園に無邪気な笑い声が響き渡る。雲一つない空からは、カンカン照りの太陽が、眩しいほどの光を放っていた。 「あははぁっ!ママぁ、行くよ!」 公園で少女がボールを蹴り上げる。そのボールは彼女の母の身体を大きく飛び越して、公園の外の道路へと飛び出してしまった。 「あらあら。」 「いいよ、ママ。私が取ってくるっ!」 少女は元気を余らせており、勢いよく道路へと駆けていった。しかし、─── 「───ッ!?あぶないっ!」 白い乗用車が少女めがけて勢いよく突っ込んでくる。少女は母の叫びと恐怖で怯み、その場で立ちすくんでしまった。 少女が目を閉じたその瞬間、 「危ねぇッ!」 2mは優に超えている大柄で筋肉質な若者が、車と少女の間に素早く入ると、その豪腕で暴走する車を軽々と受け止め、そこから動くこともなく受け止めてしまった。 筋肉、だけでは説明のつかない、バケモノじみた力業に少女の母親はポカンと口を開けていた。 「大丈夫だったか、嬢ちゃん?」 その若者───“剛迫 剛(ごうさこ つよし)”はニカッと白い歯を見せて少女と母親を交互に見る。 少女は緊張の糸が切れて、その場に座り込み、キンキンとした鳴き声を上げ始めた。 「わぁぁア゛んッ!こわかったぁぁッ゛!」 その耳をつんざく高音に剛は一瞬顔をしかめたが、すぐに笑顔を取り戻すと、少女を抱きかかえて母親の方へと運んでいった。 少女を受け取った母親は、彼に深々と頭を下げた。 「あっ、ありがとうございました!……それじゃあ失礼しますっ!」 母親はそそくさと礼を言うと、その場から逃げるように立ち去ってしまった。 男は無機質な目でその母親の後ろ姿を見つめていた。 いつしかカンカン照りであった太陽を雲が覆い隠している。辺りは少しばかり暗くなり始めた。 「んっ、ああ、ダメだったかぁ。まあいいや。」 彼は作り笑いを止めて真顔になり意味深に呟くと、車を通報することもせず、そのまま家へと向かって帰って行くのであった……。 ♦ 「ハメ損ねちまったなァ……。」 安いボロアパートの一室、ヤニ臭い六畳一間に、むき出しになった鉄骨階段をガシャガシャとならしながら剛は帰宅した。 そうして彼が部屋に帰り、しきっぱなしの布団にボスンと身体を預けて、仰向けになり天井を見上げていると、その天井が突然神々しく光り出す。 「……なんだァ?」 彼の部屋の天井をすり抜けて、羽根を生やし光を放つ少女が彼の目の前に舞い降りた。 美しい少女だ。 彼女は背丈150cmほどだろうか、華奢であり、肉付きは悪いように見える。 しかし透き通るような金色に輝き、枝毛もなく腰まで伸ばされた髪は、彼女がただ者ではないことを明確に表していた。それはまるで絹糸のようにサラリと流れ落ちている。 彼女は白の薄い布でできたワンピースを着ており、それ以外には何も身につけていない。 服の隙間から出る、素足と腕はスベスベと柔らかく、白くまるで普段は日の下にはいないようであった。 そしてなにより特筆すべきは、彼女の頭の上には光り輝く輪が浮いており、さらに背中からはワンピースを突き破り、白く美しく、彼女の身体よりも大きな翼が生えていた。 そう、彼女は天使であった。 「私は天使“アリエル”。あなたは幼き少女を助けましたね。その善行を私はたまたま天上から見ておりました。その善行に祝福を与えるため、私はこの地に舞い降りてきたのです。」 美しい、清流のように透き通った声が、剛の耳へと流れ落ちていく。美しく響き渡るそれは天で鳴る鐘のようだ。 アリエルと名乗る天使は、その人形の様に整った気味の悪いほどに美しい顔を、ニコリと優しく微笑ませると、彼に続けて問いかけた。 「さぁ、あなたの望みを言いなさい。私が何でも叶えてあげますよ。」 少しの間、呆然としていた剛は、その言葉を聞くとニタリと笑って、彼女の天使の輪っかに大きくゴツゴツとした手を伸ばし、ソレを固く握りしめた。 「なんでも叶えてくれるのかぁ、そうだなぁ、ちょうど良いッ!」 「な、なにをっ!?」 アリエルはその彼の異常な様子に思わず後ろずさろうとしたが、彼はそれより早く、手のひらに力を込めると、思いっきり握り曲げた。 ───バキィッッ!!! 「アひ゛ッ!??!?」 激しい音を立てて、アリエルの天使の輪が半分に折れ、彼女の頭から切り離された。 天使の輪は、神から与えられた奇跡の力を制御する物、これを折られたアリエルは、ただの翼の生えた美少女であった。 剛は少しの間、物珍しそうに手の中の輪の一部を観察していたが、その先を口に含むと、ガリッゴリィッと大きな音を立てて、その輪を大きなアゴで捕食し始めた。 「やっ、食べないでっ!やめてぇッ!?」 アリエルは涙で端正な顔をグショグショに濡らしながら、悲痛な叫びをあげた。 「なんだよ、結構いけるじゃねぇか。」 剛は彼女の言葉を無視して輪の一部を全てかみ砕き、胃の中に納めると、満足気味にそう言った。 「なんで、なんでぇ……?」 絶望の表情で剛に問いかけると、彼はニカッと白い歯を見せて笑い答える。 「何でって、腹が減ってたし、美味そうな匂いがしてたんだよなぁ。そんじゃあ腹ごなしも終わったし、願いを叶えてもらおうか?」 アリエルには酷な話であるが、彼は単純に「腹が減っていた」だけであった。それだけの理由でよくわからない天使の輪を折りそれを咀嚼する。 彼の行動は、常識のという道から大きく外れてしまっていた。 「願い???輪がないと願いなんて叶え───」 彼女がそう言っている間に剛はズボンを下ろし、大きく、赤黒く、血管が張り裂けそうなほどに浮き出たチンポを露出させる。 彼はそのチンポに向かってアリエルの身体を持ち上げると、チンポの先で、アリエルのマンコにキスをした。 「ま、まさか、やめっ……!」 ───ずぷぷ……ッ! 彼女が静止する前に、剛は何の前戯もなしに、犯罪級のチンポをアリエルの小さな身体に挿入した。 ブチ……!と肉をかき分けながら、剛のチンポが無理矢理彼女の体内に差し込まれていく。そのチンポは大きすぎたた為に、アリエルの薄い腹の上にぼっこりとラインを出して膨らみ、いま何処まで入っているのか一目両全であった。 「あ゛ッ……キ゛ィッ゛!!?」 「うっひょ~、ナカ温けぇ。ちょうどさっき人妻を食べ損ねて、チンポがイライラしてたんだよぉ!ちょっと肉が足りないけど、補欠合格オナホだな。」 そう、彼は事故から助けた少女の母親の熟れたカラダを、値踏みするようにネッチョリとした視線でなめ回していた。 母親は彼の異常性に直感で気づき、すぐに逃げ出したが、天上から少し様子を見ていただけのアリエルは彼の異常性を見抜けていなかった。 「にゃぁッ!……なんでぇッ!?女の子をたすけて、いい人だと思ったのにッ!?」 ───パンッッ!! パンッッ!! パンッッ!! 彼女はオナホールのようにカラダを上下に揺さぶられながら、必死に彼に問いかける。 彼女は膣の痛みと輪を失った苦しみで、鼻水を垂らし、端正で人形のようだった顔は、人並みに苦しみの感情を帯びていた。 「なんでって、メスガキだったから助けたんだよ。ほら、大きくなったら俺のオナホになるかもしれねぇだろ?オスだったら助けてねぇつーの!」 彼は最低な発言をしながらアリエルオナホを振り回す。彼の乱暴なオナニーの様なセックスで内臓を圧迫されたアリエルは胃の中から液を吐き出していた。 天使と人間はほとんど同じつくりだ。食事はしないが胃を持ち、肺で息をする。それは天使と人間が神によってデザインされた同一種の生き物だからだ。 彼らと彼女らの違いは、輪と翼の輝きによって神の奇跡を再現できるか否か、その一点のみである。 「あ゛ッ! おぇ゛ッ! ひ゜ッ!?」 アリエルは天使とは思えないような情けない声をあげながら、ただ剛の怪力で振り回される。 初手で輪を折られた彼女にとって、剛の理不尽なまでの暴力に対抗する術はなかった。 彼女の穢れ無き膣内が、乱暴にこじ開けられ、耕され、汚されていく。 「おっ!締まりが良いじゃねぇか、もうすぐ出るぞっ!しっかり受け止めろっ!」 「や゛ッ! あ゛っ。やぁぁ゛ッ!?」 彼女は圧迫されて呼吸も苦しい肺で必死に抗議の声を上げようとするが、その醜いかすれた声は、剛を喜ばせるだけであった。 ───どッッッピュゥ! ビュゥゥルルルウウウッ!!! 剛の極悪のチンポから、大量の白濁液が洪水のように彼女の子宮に注ぎ込まれる。 「……お゛ッ???」 アリエルはただ白目を向き、醜いかすれた声を上げることしかできない。 彼女は今行われている理不尽にただただ脳が追いつかずに、マヌケ面を晒すのみであった。 アリエルはダラリと力を抜き、糸を切られた操り人形のように手足を放り出している。 彼女の頭の中では父たる全能の神の教えが彼の優しい顔とともに浮かんでくる。 『いいか、アリエル。君の兄弟である人間を祝福するのだよ。良い行いをすれば、良い事が返ってくる。それを彼らに教えるのが君の仕事だ。』 「はい……お父、さま。私は、人間を……。」 白目を向き、口をだらしなく開きながら、うわごとの様に呟きだしたアリエルに、剛は休憩中とばかりに吸い出したたばこの赤い灰を押しつけた。 ───ジュゥウウっ゛……! 「ア゛ち゛ィッ!?!」 アリエルはたまらず目を覚まし、押しつけられた灰の熱さに身もだえをする。 「はぁ~!天使を灰皿にしながら休憩するのたまんねぇ……。ありがとうな、アリなんとかちゃん。俺今、サイコーに幸せだわ。」 そう言うと彼は、再びアリエルの純白の肌に強くたばこを押しつけ、乱暴に腰を振り始めた。 アリエルの白い肌には2カ所、火傷の様な痛々しい跡が残ってしまった。 「ほ゛ひ゛ッ! だれかっ! だれか゛たしゅけ゛てっ!」 閑散としたヤニ臭い六畳一間に、透き通るような悲鳴が響き渡る。彼女の美しい声は今まで人を幸せにするためだけに使われていたが、今もまさに、剛という最低の悪漢を幸せにしていた。 この男は、自分がハメた女の泣き叫ぶ声、つんざくような悲鳴が大の好物であった。 しかし、剛以外の誰にも彼女の声は届かない。 彼女の天使の力で救われた人間は大勢いる。だが、その彼女を助ける人間は、この安アパートの周りには1人もいなかった。 ♦ 「ほっ゛♡ ああぁ゛♡ だりぇかぁ゛っ……♡」 「おぅ、いい声で鳴くようになったじゃねぇか。」 数時間、絶倫の剛に絶え間なく犯されたアリエルの声は、段々とみだらなツヤを帯び始めていた。 裸にむかれた彼女はジタバタと抵抗を続けながらも、快楽の声を隠しきれずにいる。 アリエルの力ない喘ぎ声は、しかしいまだに誰にも届かず、彼女を助けようという者は現れない。 彼女の美しかった肌は首から足にかけてまで、たばこを押しつけられた火傷跡で斑点だらけになり、その様はむごく痛々しい。 「きゅ゛っ、きゅ゛う゛けい……♡ せ゛め゛て、きゅ゛うけい゛させて……♡」 アリエルは泣き叫びすぎて痛めてしまったかすれた喉から、変わり果てたガラガラの声を出す。その声は今や、天の鐘というよりも、地獄の亡者の方が近いかもしれない。 剛は彼女の桜色の唇に、自分の吸いかけのたばこの口を持って行き、そのまま押しつけた。 「ん゛ーーーッ! フゥ゛ーーーーーーッ!!!」 アリエルの穢れのない肺が、ニコチンとタールが混じった煙によって満たされ、そのカラダを内側から汚していく。 「はい、タバコ休憩~。みんなタバコ休憩はズリィっていうよな。そんなに休憩してえなら吸えばいいのに。アリなんとかちゃんも思うだろ?」 彼は身勝手な理論を歌うように口ずさみ、上機嫌で煙たいフィルターをアリエルに押しつける。 彼女は初めて嗅ぐそのなんとも言えない臭いを、なんとか吐き出そうと鼻で息をするが、すると今度はその鼻の穴にも追加で2本のたばこをねじ込まれてしまった。 「ふ゛こ゛ッ゛! お゛~~~~~ッ……!」 「たーんと吸って味わえよぉ。3本分、吐き出したりして無駄にしたら許さねぇからな。」 彼はそう言うと、彼女の華奢なカラダを持ち上げて、オマンコとオチンポを密着させたまま、冷蔵庫に向かった。 彼はその中身をガサゴソと探ると、中から一本のビンを取り出した。 「おっ、あったあった。」 彼が取り出したのは、飲みかけのスピリタス───ポーランド原産のウォッカの一種で、アルコール度数90%越えの危険物である。 「コイツが美味いんだよなぁ。」 彼は氷を入れたグラスにそれを注ぐとグイグイと水分補給でもするように、ロックのまま飲み干してしまった。 「おう、アリなんとかちゃんも飲もうや。」 彼はアリエルの口に加えさせていた一本目のタバコをアリエルの口の中にねじ込むと、その口にウォッカのビンを押しつけて、無理矢理流し込んでいく。 ───ごくごくっ ごくっ 「ん゛ーーーーッ! ふ゛ッ゛ッーーーーーー!!!」 彼女の痛んだ喉にアルコールの毒が染みこんでいき、初めてのその刺激でアリエルは身もだえをする。 ……いや、それだけではない。 アリエルは、火のついたタバコを飲み込まされ、あげく純度90%以上のアルコールで流し込まれた。つまり、彼女の胃の中ではスピリタスが引火していた。 「ふ゛き゛ッ゛!!!に゛ゅ゛ゥ゛ッ゛~~~~~~ッ゛!!!!」 叫び声を上げる彼女の口からはモクモクと煙がたち、部屋に煤を吐いていく。 剛はその様子を見てケタケタと笑いながら、彼女の口に今度はリンゴジュースを注ぎ込んだ。 アリエルの口からでた煙の勢いが、途端に少なくなっていく。彼女の胃は、比喩ではなく、一瞬燃えていたのだ。 「ごめんごめん、割るの忘れてたわ。コレがウォッカアップルって言うカクテルなんだけど、どう、美味しい?」 ───パンッッ!! パンッッ!! パンッッ!! 剛はそう言うと、返事も聞かずに彼女のカラダを再び振り始める。その姿はもはやオナホールを使っていると言うよりは、シェイカーでカクテルでも作っているようであった。 一方のアリエルは白目を向いて反応がなくなり、口の端からだらしなくよだれを垂らしていた。 今、彼女の体内では高速でアルコールが回っており、彼女の脳を麻痺させつつあった。 「ち゛ゃみ゛ぃ゛~~~~~ッッッ……!!!!♡ ひゅぉ゛おおオ゛っっ~~~~ぅウ゛……!!!!♡」 彼女はかすれた喉から、動物の鳴き声のような、何の言語かもわからぬ言葉を漏らす。 その声はアルコールの影響で脳のリミッターが飛んでしまったのか、今までの喘ぎ声よりもかなり大きく、これではアパートの外まで丸聞こえだろう。 ここまで痛めつけられても、アリエルはまだギリギリで正気を保っている。 天使は、人間と同じ身体構造をしているが、人間よりもいくぶん丈夫だ。 胃の中が一瞬燃えても死にはしない。スピリタスを一気飲みしても死にはしない、が。 それでも、彼女の丈夫な身体には、確かにダメージが蓄積され、彼女の美しい体を内側からも破壊していた。 「おひょっ。酒飲んだらまたちょっと締まってんじゃん。偉いぞぉ~♡」 剛はお気に入りのオモチャを虐めて遊ぶ、残酷な子供そのものだ。オモチャが壊れるまで、彼の外れたタガが元に戻ることはない。 剛はアリエルの頭を、首が折れるのではないかと言うほどの力で、激しくなで回し始めた。 「あ゛~~~~~~……♡ あ゛ぁぁ゛~~~~~~……♡」 そんな彼女は、アルコールが回ってしまった脳で訳もわからず、褒められたことにただ喜び、だらしないうっとりとした声をあげていた。 彼女の美しく知的であった端正な顔は、醜く歪み、まるで白痴のようにニヒニヒと笑みを浮かべている。その鼻の穴はタバコの吸い殻で両方埋められており、彼女をより惨めに彩っている。 そうして彼と彼女の、何回戦かもわからぬセックスは続くのであった……。 ♦ 雲に隠れた斜陽の光が、六畳一間の暗がりを突き刺す。夕暮れは窓ガラスに当たると赤くキラキラと光り、それはまるで血のようであった。 「ッ……♡ っぅ、、、♡ ぃ゛……♡」 剛に捕らえられてから数時間がたち、いまアリエルは寝バックの体位で突かれていた。彼女のカラダはもう限界で、声を絞り出すことさえ叶わない。 散らかりきった部屋には、アリエルの翼から遊びでむしられた羽が何枚もころがっている。美しい髪は何本も抜け落ち、薄汚れた畳の上で儚く輝いていた。 そのほかにはタバコの吸い殻と酒と水分の殻、そして2人の体液とヤニが入り交じり、なんとも言えないすえたような臭いで六畳一間を満たしていた。 「はぁ、反応がないと流石につまらんなぁ。」 剛はそんなアリエルの様子に不満を抱き、どうした物かと身勝手な悩みを抱え、頭をポリポリとかきむしっていた。 「そうだっ!」 良いことを思いついた、とばかりに剛が良い笑顔を浮かべる。 彼が思いついた『良いこと』、それはアリエルにとって『良くないこと』なのは、日を見るよりも明らかなことであった。 「かはっ゛……! ひゅっ゛……!」 「おお、やっぱり!喘がないなら首をしめた方が締まりが良くなってお得だなっ!」 彼はおもむろに、アリエルの細く白い喉を締め始めた。 アリエルは呼吸ができずに、ジタバタと最後のあがきをするが、しかし、体格差の大きい剛に取り押さえられて全く抜け出せない。 ───パンッッ!! パンッッ!! パンッッ!! 「ほっ、このオナホやっぱいいなぁ!たっまんねぇ!」 彼はそんなアリエルのカラダに何度も何度も腰を激しく打ち付ける。彼女のカラダはビクビクと震え、そのピストンになんとか応えていた。 「きゃひュッ゛……♡ ィ゛ヒッ……♡」 キツく閉められたアリエルの喉から、段々と艶やかな声が漏れ始める。 アルコールにおかされ、酸素の供給を絶たれたアリエルの脳は、限られた領域を、セックスの快楽で満ち満たされていた。 彼女は今まさに、『天国』と呼んでも良いような、極上の快楽を刹那的に感じていた。 「おら、出るぞ!え~っと……名前忘れちゃった。まあいいや。ほぉ、出る出る!」 ───どッッッピュゥ! ビュゥゥルルルウウウッ!!! もはや何度目かもわからぬほどに射精をしてなお、勢いが全く衰えない彼の射精が、アリエルの子宮に打ち付けられた。 「あ゛ふゅっ゛♡ っ゛♡ ぁぉ゛♡♡♡」 彼女は小さく声を漏らしビクビクと震えて絶頂する。彼女の目は完全に白目を向いており、鼻に突き刺されたたばこは未だに抜け落ちず、口はぽっかりと酸素を求めだらしなく空いている。 彼女はもはや、誰がどう見ようとも、限界であった。 「ふぅ、たまには首締めセックスも良いなあ。おおい、なんとかちゃ~ん?」 彼は喉を絞めていた手を離すと、そのまま彼女の頬と尻をペチペチと叩き始めた。 その瞬間、─── ───ビクッ♡ ビクンビクンッ♡ ぴーーん♡ 「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♡ あ゛あ゛っお゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛~~~~~~~ッッッ♡♡♡」 彼女はピーンと背筋を思い切り反らしながら、ビクビクとこれまでにないほど大きく震えて絶頂を始める。 それは彼女が奏でる、最期の喘ぎ声であった。 数十秒、いや数分は叫び続けただろうか。アリエルは布団の上で弓反りになったまま、何度も何度も絶頂をした。 彼女の脳内では火花が飛び散るような快楽がはじけては飛び、それを繰り返し、そして彼女の脳みそを焼いていた。 そして、─── 「お゛ッッッッッ♡?????♡」 彼女はそのまま息絶えた。 彼女の痛めつけられた脳は快楽でオーバーヒートし、血を噴き出し、そのダメージでデスアクメをしてしまったのだ。 「うぉ?なんだなんだぁ?」 彼女のダランと力の抜けきった身体から、彼女の魂が半透明な気体のように抜け出していく。 天井からは、いつの間にか光が差している。 その光とともに二体の天使が、彼女の哀れな魂を救いに、現世へと舞い降りていた。 「アリエル先輩っ!どうしてこんなぁ……。」 「ありえるちゃんっっっ!」 彼女たちはアリエルの顔見知りだろうか。涙を流し、肉体を失った彼女の魂を、二人がかりで天界へと持ち上げていく。 これからアリエルは、天界にて父なる神に、新たな肉体を与えてもらうのだ。 「いや、それは俺のオナホだぞ。返せ。」 剛が、アリエルの魂を掴んだかと思うと、彼はそのまま二人の天使ごとその魂を引っ張り、無理矢理アリエルの死体にねじ込んだ。 アリエルの魂は死体の中にスルスルと馴染んでいく。しかし、ピクリともその身体は動かない。 あわれ、彼女の清らかな魂は、死体という牢屋の中に閉じ込められてしまったのだ。 そうして魂と一緒に引きずられた二人の天使が、六畳一間で尻餅をついている。彼女たちは剛の異常を目にし、震え怯えていた。 ───バキバキッッ!!! 「あ゛ッ?!」 「キ゛っ!!?」 剛はその豪腕で、床に座り込んだ二人の天使の輪を、アリエルの物と同じように折ってしまった。 「あっ、あはぁ……。助けて。」 「神様、父上、助けてぇ……やだぁ。」 力なく笑い、あるいはスンスンと祈りを捧げる天使たちに、ユラリと悪漢の陰が覆い被さる。 「いや、お前らは俺のオナホに手をだした。まとめてコイツと同じ目に遭わせてやる。」 剛の冷たい瞳が、二人の天使をうがつ。 ガリ、ゴリ、と六畳一間に、何かをかみ砕く音が響き渡る。 部屋に充満したすえた臭いが、天使たちの穢れ無き肉体を内側から汚していく。 彼女たちの横には舌をダラリとだらしなく垂らし、白目を向いてピクリともしない、哀れな先輩肉人形の姿があった。 アリエルの亡骸は、道化のように鼻からたばこを生やし、丸い火傷跡だらけで、首には締められた際の赤い跡がつき、天使の輪は欠損し光を失い二度と元には戻らない。 美しい天使であった頃の彼女の面影はほとんど無い。 ここは、この世の地獄である。 天使3人は、施しを与える人間を間違えてしまったばかりに、この地獄にてとらわれ続けるのだ。 いつの間にか日は落ち、そこにはもはや暗闇があるだけだ。 こうして安いボロアパートの鉄骨に、女の悲鳴がまた響きだしたのであった……。
N.R 西山
2023-02-03 08:53:35 +0000 UTC