淑徳寺学院、私立の名門で日本に名だたる名家のお嬢様たちが集う魅惑の花園。女性同士の睦言も少なくない閉鎖された女子校という空間に、その中でも“学院の王子様”と呼ばれ慕われる一人のお嬢様がいた。 その名前は帝乃 玲(みかどの れい)。女性の目を奪う中性的に整った顔立ちに、短く切りそろえた黒髪が映える、イケメンのような美女のような雰囲気が淑徳寺学院の生徒たちを虜にしていた。身長も高くスラリとした身体つきで、頭脳明晰、スポーツ万能。性格も爽やかで非の打ち所のない王子様だ。 彼女は今日も学院の前で女子生徒たちに取り囲まれ、キャーキャーと黄色い歓声を浴びている。 「あっ、そこの君。襟が曲がっているよ、私が直してあげよう……」 玲がそう言って一人の女子生徒のの首元に手を伸ばし、手際よく襟を正してやると周りの女子生徒たちの盛り上がりは最高潮を迎えザワザワと色めき立つ。 「私も玲様に襟を正してもらいた~い!」「玲様、今日も素敵な香り……そこの香水を使ってらっしゃるのかしら……」 玲もそんな歓声をまんざらでもなく思っており、むしろ自分の理想の王子様としての立ち居振る舞いを誇りに思っていた。 (この時間は心が安らぐ……やはり私は女性を楽しませるために生まれてきたのだな。) そうしていつもと変わらぬ玲の華やかな1日が今日も始まる……そのはずだった。 ───ブオン 突如、玲の足元に紫色の円と怪しい模様が浮かび上がる。その円は禍々しい光を放つと玲の身体を包み込んでいった。 (なっ、なにこれ!?どこかに引っ張られているっ!?) 困惑し玲は円の中から逃げ出そうとした。が、彼女が抜け出す直前にシュンッ!と音を立てて紫色の円は完全に消滅し、その上に立っていた玲の身体もどこかに消失してしまった。 「れっ玲様っ!?消えちゃった……?一体どこに……」 先程までとは違う意味でざわめく淑徳寺学院の生徒たち。その中心には、もはや帝乃 玲の姿はなかった……。 ♦ 「コレが新しい『メス乳牛(チチウシ)』か?随分、貧相な身体じゃねぇか。」 「大丈夫だ、この魔方陣は『メス乳牛』の高い才能を持つ者が自動的に召喚される政府特性の術式だぞ?コイツの本性はさぞ上質のミルクを出すためだけのメス牛に違いねぇ。」 玲が目を開けた時、頭が牛で身体が人間、というヘンテコな風貌の男たちがなにやらヒソヒソと話をしていた。彼らは品定めでもするように玲の細くしなやかな身体を舐め回すように見ている。 転移した玲はなにやら芝のような草を敷き詰めた小部屋の中に入れられていて、そこはなんだか獣臭い匂いがし、壁は少し薄汚れているようだった。木でできた壁に鉄の棒が地面と平行に固定され、その棒には玲の腕と首がまるでギロチンを待つ罪人のように繋がれ固定されていた。 玲はなにがなにやらわからぬまま、眼の前の牛頭の男たちに話しかけた。 「やあ、君たち。ごきげんよう。私は帝乃 玲。不躾かもしれないがお名前を聞かせてもらえるかな?それにここは一体……」 玲は穏やかな笑顔を浮かべ、できるだけ丁寧に事を進めようとした。しかし牛頭の男たちは眼を覚ました玲の頭を突然つかんで引き寄せると、両方の鼻の穴を繋げてしまうように輪っか型のピアスを装着した。 ブチっ!と痛々しい音がなり、玲の端正な顔に似合わない大きな円状の鼻輪が取り付けられる。玲はその痛みに思わず甲高い声をあげようとした。 「も゛お゛~~~~~ッ!!?……ッ!?もお゛!もおおお~~~~???」 しかし玲の口から出てきたのはなんとも情けない、牛の鳴き声のような野太い声であった。玲がいくら人間の言葉を喋ろうとしてもその美しいハスキーボイスは「無理をして牛の声真似をしている女」、といった声色の醜いものに変換されてしまう。 「乳牛に言葉は不要!政府のマニュアルだと鼻輪の次はイヤータグをつけるんだったな……!」 ───バチンッ! 激しい音を立てて玲の美しい耳に、数字の刻印された四角いイヤータグが装着される。そのイヤータグには243という番号が記されていた。 「おい、243番!お前を立派なメス乳牛にしてやるからな!国のためにしっかり上質なミルクを出せよ!」 そう、この国の特産は乳業。それもただの乳業ではなく、異世界からメス乳牛適正の高い者を魔法陣で召喚し、そこから得た上質な乳で商売をするという、いわば無から有を生み出す闇の商売であった。 (メス乳牛!?243番!?なんだそれは!?私の名前は『243番』、この国のために乳を出す『メス乳牛』で……!あれ……なにか違うような、おかしい……私の名前は『243番』だったか……?) 先程つけられたピアスには言葉を自動的に牛の言葉に変換する機能がつけられており、またイヤータグには名前と役職を塗り替えてしまう洗脳機能があった。玲はあっという間にメス乳牛になるための下処理をされてしまっていたのだ。 「ったく、ずいぶんと布の多い服だな……メス乳牛にふさわしい正装を用意してやる。」 牛頭の男のうちの1人がそう言うと、人間とは思えぬ怪力で玲の制服をビリビリに引き裂いていく。お気に入りのブラやショーツも剥ぎ取られ、玲は真っ裸にされてしまった。羞恥で顔を赤らめる、両腕で大事な場所を隠す玲。しかし、身体の胸と股を必死に隠そうとするその両腕を、牛頭の男たちは無理矢理に広げさせ、牛柄のマイクロビキニと牛の耳がついたカチューシャ、おそろいの柄の長手袋とニーソックスをはかされる。そして男は最後の仕上げとばかりに玲の綺麗なぴっとり閉じたアナルをかき分け、牛のしっぽのような物がついたアナルプラグを力付くで装着させた。 「も゛お゛ッ!?も゛~~ォ!もおおおおお~~~~~~~~!!!」 玲は必死に抗議の声をあげようとするが、その声は全て間抜けな鳴き声に変換される。そんなこの女の様子を気に留めることもなく牛頭の男たちは玲の目の前に大量の牧草を積みあげていく。 「ほら、今日の分の餌だ。とっとと喰って早く寝ろ。飯食べてすぐ寝ると立派な乳牛になれるからなぁ。」 「これで半月もすりゃ、コイツも立派なメス乳牛か。良いミルク出してくれると良いなぁ。」 そう言って笑いながら小部屋の鍵を閉めると、男たちは去っていった。玲は目の前の牧草を反抗的な目つき見ながら「もお゛!」と小さく鳴いた。 (ふん、誰がこんな草なんて食べるもんかっ!私は王子様だぞ……!あれ……『王子様』ってなんだっけ、私は『メス乳牛』なのに……。) そうして玲はへそを曲げたように首を下げてうなだれ、なんとかこの場所を抜け出し元の生活に戻る方法を考えていた。しかしイヤータグのジャミングによって自分の名前や性格すらあやふやになっている玲は、上手く考えを纏められない。結局はいたずらに時ばかりが過ぎていった。 ♦ ───ぐぅ~~~。 (っ……お腹が空いたな。考え事をしているからか無性に空腹感が増してくる……。しかし、あんなものを食べるぐらいなら餓死したほうがマシだ……!) 玲は召喚されて数刻も経っていないというのに、無性に減るお腹から気をそらし空腹をごまかしながら、必死にこの状況から抜け出す手段を考えていた。 ♦ ────ぐぅ~~~~~~~~~~ッ! それから数分後、玲のお腹は無性に減り続け、その空腹は生まれて初めてというほどまでに限界を迎えていた。 (だっ、だめだ……お腹が減ってもう何も考えられない。眼の前の草も、どうみてもただの牧草なのにまるでそれが大好物のごちそうのように思えてくる……。じゅる……。よだれが止まらない……。じゅるる……。) 玲に取り付けられた牛耳のカチューシャには、牧草を求めて脳から空腹の信号を出す機能と、牧草に対しての違和感を排除する機能、そして牧草を分解するための特殊なよだれを大量分泌させる機能がつけられていた。玲の空腹は我慢の限界を迎えており(少しだけ、少しだけなら……)と、絶対にこんなものは食べないという初心がゆらぎ始めていた。 ───パクリ、もぐもぐ。 ついに玲は目の前の牧草を口にしてしまった。おずおずと口の中にいれ少しずつそれを咀嚼する。 (ッ!おいしい!何だこれはっ?こんな美味しいものは初めて食べた!) 少しだけ、そのつもりが目の前にある牧草にバクバクと犬食いで喰らいついていく玲。そうして5分もしないうちに、山のように積まれた牧草を全て食べつくしてしまった。大量の牧草を食べた玲のお腹はぽっこりと膨らむ。このような無様な食事風景を彼女のファンが見たら卒倒するだろう。 (ふわぁ……いっぱいたべたら、なんだか……ねむけが…………) 牧草を食べたばかりの満腹感のせいか、玲は意識を維持できないほどの強烈な眠気に襲われ、スッとまぶたを閉じると深い眠りについてしまった……。 ♦ ───2週間後。 そうして2週間の時が経過した。玲は結局首と手を繋がれた状況では脱出をすることも出来ず、のうのうと牧草を食べては眠り、起きればまた食べる、そんな怠惰な日々を過ごしていた。特別においしい牧草、繋がれ立たされたままなのに妙に心地よい眠り。彼女はいつの日からかそんな甘い生活の虜にされてしまっていた。彼女の爽やかであった体臭は、いまや獣臭い部屋の臭いと同化していて強い野生のフェロモンを放っている。 (……最近身体が重いな。運動ができない生活のせいだろうけど、主食が草でも太るものなんだな……) 玲が下半身を動かすと、ぶよりと垂れたお腹と女性らしい丸みを帯びてきた胸がぶるるんっと柔らかく揺れる。それだけでなく、彼女の下半身はどっしりむっちりと肉厚になり、中性的であった顔立ちも丸みを帯びて女性的になっていた。王子様と呼ばれたスレンダーな彼女はもはや影も形もなく、ここに居るのはただ一匹の怠惰なメス牛、といった状態であった。 ───コツ、コツ、コツ (あっ……きたきた……♡) 小部屋の外から靴音が聞こえる。玲は自分を飼育している者たちの足音を覚えてしまい、その足音に心地よさすら覚え、どこか甘い期待をしてしまっていた。はやくっ、はやくあの牧草が食べたい──そんな浅ましい欲望が彼女の脳内を埋め尽くす。 しかし、今日の男はいつもと様子が違っていた。玲の胸の下に大きなバケツを置くと彼女の身体を触診するかのようにネッチョリと触り始めた。 「おう!243番、今日は健康チェックをするぞ。初乳も絞るからバッチリ高品質なミルクを出すんだぞ!」 そう言ってズボンを脱いだ牛頭の男は、玲の繋がれている檻の中に入っていくと、後ろに立ってそのペニスを玲の膣口にそえた。 (なっ、なに?健康チェックってなんなの???) 玲がいつもとは違う飼育者の様子に怯えていると、そんな様子を気にも止めず牛頭の男が玲の膣を激しく穿った。 「ッッッ~~~~!!?もおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??!?!!??」 男の大きなペニスが玲の初な股間を穿ち、困惑の鳴き声をあげる。そのまま男は立ちバックの体制で大きく越しを振り始めた。 玲は突然の性器への刺激に頭が真っ白になる。痛みと恐怖心が体全体に広がり、なんとか逃げ出そうとするが、首と両腕を繋がれたままでは逃げ出すことは不可能だ。 そんな中でも牛頭の男は冷静だ。泣き叫び逃げ出そうとする玲の胸を両手で持つと、握力を加えて思いっきりギュウ!と絞りあげた。 「もおおおお゛お゛お゛~~~~ッ♡ ンもっ……もぉおおおおおお~~~~~~ッッッ♡♡♡」 ───ビュー!ビュルルルル!!!! その瞬間、玲の胸から勢いよくミルクが吹き出す。彼女の大きくなった胸の先端。盛り上がった乳首からはびゅーびゅーっと噴水のようにミルクが湧き上がっていた。男はそのミルクを舐め取ると「うん、美味い!」と笑顔でうなずき再び腰を大きく振る。 一方、当事者である玲はミルクを出し始めてからは明らかに声色を変え、その声は盛のついたメスといった様子であった。胸から湧き上がってくる巨大な快感が、彼女の脳内をミルク色に塗り替えていく。 (ああっ♡ ミルクだすのしあわせっ♡ なんでっ、こんなにきもちいいのっ???♡) そんな玲の内心の疑問に答えるかのように、男が独り言を呟いた。 「この牧草は政府謹製の“アブネー奴”だからなぁ。喰ってると体質も心もメス乳牛になっちまう。お前は最初メス乳牛とは思えないほど胸が小さくて心配だったから、政府の規定量の2倍くらい与えちまったが……まあ、お陰でまんまるに太ったし、良いミルクも出てるし大正解だったな。」 そんな独り言をいう男にミルクを絞られるたびに、玲の頭の中をメス乳牛の幸せが支配していく。ミルクが飛び出すたび、彼女は絶頂を迎えて身震いをする。 ───ビュッ!ビュッ!ビュルルルゥーーーー!!! 玲のミルクは収まる勢いがなく、その白濁した液体はドンドンとバケツに溜まっていく。いったい彼女の胸の中のどこに、これほどの量のミルクが溜まっていたのか、というほどバケツの中は白色に染まっていた。 (きもちいいっ、もっと、もっとしぼってっ!♡ もお~~~~~♡ おちんぽいれられてオッパイ絞られるのっ♡ さいこうっ♡) 玲の頭の中はもはや人間のそれからは大きく退化し、家畜のそれへと至っていた。この短時間で玲は胸と膣、それぞれで何度も絶頂し、その身体は未知の快感で打ち震えていた。 「うぐっ……だすぞ!しっかり孕んで、新しい上質なメス乳牛を産むんだぞ!」 どっぴゅ、どくどっくどっっく! 新たな乳牛を産むため、玲にはメスとしても大きな期待がされていた。今行われているコレは、ミルクの出を確かめる健康チェックでもあるが、一種の種付けでもある。 (あぁ、中に出されてる……♡ 私、王子様なんかじゃない……『メス乳牛』だったんだ……!♡ 私、メス乳牛になれて幸せ……♡) 「もお~~♡ もぉぉぉぉぉぉおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡」 そこには3大欲求を貪欲に貪る、哀れな家畜の姿があった。こうして彼女はその精神までもが家畜に成り下がり、メス牛としての新たな生活をスタートさせたのだ。 ♦ ───1年後 「んもおお~~~♡ ンもおおおおお~~~~~~~ッ♡♡♡」 玲は今日も大量のミルクを胸から出し、その牛としての生を謳歌していた。 長期間にわたり乳搾りをされた玲の胸は、1年前の慎ましやかな平野の面影はなく、細長く重力に従って下に垂れた超長乳となっていた。もしこれが美しい形状を保っていたのであれば、その脂肪の大きさはFカップを軽く超えていただろう。そんな特大サイズの細長い乳はブランブランと垂れ下がり、また先端にある乳首は黒ずんで変色をしていた。 お腹の肉は出産と不摂生でダルンダルンとなっており、スレンダーな王子様ではなく柔らかく抱き心地の良いメスになっていた。もちろん、下半身も重厚に肉を纏っており、牛柄ニーハイの上にはたっぷりと贅肉が乗り上げていて大きな段差を作っていた。 彼女の短かった黒髪は手入れこそされているものの、どことなく汚く腰まで伸びており、ボーイッシュさの欠片も感じさせない。 乳牛になりきり精神が家畜に成り下がった玲は、もはや人間のような複雑な思考をすることはない。今の彼女にとっては美味しい牧草に、気持ちいい搾乳、心地よい眠りがあればそれだけで十分なのだ。 (も~~~♡ しあわせっ……♡ しあわせぇっ……♡ もおおお~~~~♡ もっとしぼって♡ あっ、おなかすいた……んもお……) 三大欲求に忠実に暮らす彼女からはもはや王子様だった頃の気品は感じられない。彼女はほんとうの意味で家畜に成り下がってしまっていた。しかし彼女は幸せな笑みを浮かべ、それは1年前の爽やかな作り笑いと比べれば、本物の笑みと呼べるものではあるかもしれない。 ♦ しかし、どんなことにも終わりはくる。この国で求められている“高品質なミルク”を出せるのはメス乳牛になってから最初の2年の若牛だけで、その後は質が劣化していく為、この国では不要の物となってしまう。 そうしてメス乳牛はその役目を終えた時、つまり高品質なミルクが出なくなった時に、元いた世界へと送り返されてしまう。その際、劣化した知能や身体は元に戻ることはない。 これから約1年後、玲がメス乳牛としての戻ってきた時に彼女の家族や親しい者たちは果たして“今の玲”を受け入れてくれるのだろうか。 そんな事情などは露知らず、もはや先のことを考える知能などなくした“元王子様”は、今いっときの噴乳アクメを謳歌し、これからも永遠にその幸せが続くことを信じて疑わないのであった………。 「んも~~~~~♡ もぉおぉおぉお♡ ンもお~~~~~~ッ♡♡♡」