金曜日にpixivにアップする予定のリクエスト作品です。 155cmほどの身長の女性教師がカッカッ、とチョークを打ちつけるように板書をする。そのたびに小さな肩と長く手入れの行き届いていない黒髪がバサバサと揺れる。それと同時に流れてくる、彼女の少し気怠げな声は聞くものの眠気を誘う。 「というわけで、有機化合物の分野では官能基などの暗記とそれを応用して構造式作る、いわゆる構造決定が───」 その時に、キンコンと授業を終える鐘の音が鳴り響く。殆どの生徒は「やっと退屈から開放された」とばかりに伸びをしたり私語をしたり、この授業の終わりを名残惜しむものはいなかった。……たった一人を除いて。その1人というのは僕の事で、とはいっても僕がこの授業を名残惜しむのは単に化学が好きだからではない。今まさに授業を終えた彼女、ウチの高校の化学教師である白井 由依のことが気になっているからであった。 白井先生は最近教師になったばかりで歳は26歳。野暮ったい分厚いレンズのメガネに、ぼさっとした長い黒髪を適当にポニーテールに纏め、化粧っ気は殆どなく、私生活の影響か少し肌は荒れ気味。いつも着ているダボッとした白衣の下には無地のシャツとジーンズ。目の下にはいつも小さな隈がある、失礼な話だが少し喪女気味なところがある。いつも気怠げでテンションが低く、その授業は念仏のようだと学校でも評判で、なにより化学以外のこととなると更にテンションが下がる。つまり化学の授業の時間でMAXのハイテンションという、アンニュイな女性だ。 ここまで彼女を馬鹿にするようなことばかりを考えてはいるが、僕はその気怠げな瞳に一目惚れをしてしまった。彼女はよくよく見ると顔立ちは整っており、またダボッとした白衣に紛れてはいるがスタイルも良さげに見える。そのハスキーな声はクラスのキャンキャンと姦しい女子たちとは違い、大人の余裕があって僕の耳を癒やしてくれる。彼女は、きっと僕だけしか気がついていないのだろうが、とても魅力的な女性であった。 「なんだぁ黒木、いつまでもボケッと教室に残って、質問でもあるのか~?ないなら早く教室移動したほうがいいぞ。現実はお前の好きなゲームみたいにファストトラベルはできないからな。」 黒板を消す彼女の後ろ姿に見とれていた僕、黒木 翔太は、白井先生に気怠げなからかい声をかけられる。ニヒルな笑みを浮かべながらフラットな声色で話しかけてくる白井先生に上手く言葉を返すことができない。結局僕は、「あの、授業、面白かったです。」などとお世辞じみた事しか言えずに、化学教室を後にした。 はあ、僕はいつもこうだ。「先生は何が好きなんですか?」とか「休みの日は何をしているんですか?」とか「先生って彼氏とかいるんですか?」だとか、聞きたいことは山ほどあるのに、いつも僕のことだけを一方的に聞き出されたり、それをネタにからかわれたり。結局うまい返しが思い浮かばなくて、少しすると会話は途切れてしまう。まあ教師と生徒の会話なんて所詮そんなものなんだろうけど、白井先生のミステリアスな部分が解き明かされない限り、きっと僕の頭の中は彼女で埋め尽くされたままなんだろうな。 ◆ そのまま放課後を迎え、今日も結局ほとんど先生と会話ができないまま、家に帰ってきてしまった。僕は女の子とお近づきになる方法を全く知らなくて、そんなことを相談できる友人もいなくて、家に帰るとすぐにSNSの恋愛相談などを覗いてしまう。その度に、「食事に誘え。」とか「共通の話題を、」だとか出てくるけれど、「それができたら苦労はしないんだ……」などとひとりごちて、最後にはベッドに身体を投げ出すばかりだった。 今日も日課通りに自室のパソコンの電源をつけたところ、デスクトップになにやら怪しいショートカットができていた。 『ハニーコレクト~理想の彼女を作るゲーム~』、か……。ウイルスかもしれない、起動してはいけないとは頭の中ではわかっていながらも、このゲームから発せられるなにか吸い込むような魔力に逆らえず、思わず僕はそのショートカットをダブルクリックした。 するとフルスクリーンで始まる3Dゲームのオープニング。画面は精巧で美しい女性たちが次々に画面の上から下へと流れていき、(僕のパソコンでこんな処理の重そうなゲームなんか起動できたかな?)と首をかしげる。そのうちゲームには『START』の文字が浮かび、僕はその文字を恐る恐るクリックした。 すると出てきたのは名前の入力画面。下には注意書きで『改造したい女性を選んで名前を入力してね!』と書いてあった。改造したい女性……。その言葉を見た瞬間、僕の心の中にはもう白井先生の事しか頭になくなってしまった。その思考に支配された指は『白井 由依』と名前を入力してカチリとエンターキーを押してしまう。 するとどうだろうか、画面にはいつものダボッとした白衣を着た白井先生本人が浮かび上がっていた。僕は目をパチパチさせながら画面を眺める。間違いない、他人の空似とかではない、白井先生本人だ。画面の中に映る彼女は、僕がいつも目で追っている『白井 由依』そのものであった。 僕は非現実的なゲームの動作にドギマギとさせられながら、改造の項目を眺めていく。髪、顔、胸、腰、はては趣味や性癖まで、身体のいたるところからポップアップが飛び出しており、このゲームの中では彼女の身体や頭の中の全てを好き放題に改造できるようだ。 (どうせ、ただのゲームだから……) そう思った僕は、思いっきり彼女のことを改造してみることにした。白井先生はいつもダウナーでかわいいけど、せっかくのゲームだしキレイ系も似合うかも……おしゃれに目覚めた先生って設定ならすごい美人になっちゃうんだろうな……それに僕の前だけでは意外と活発な一面を見せてくれたら嬉しいな……。次々と、白井先生にしてみてほしい、やってほしいことへの欲望が頭の中から溢れ出してくる。……もう我慢できない! まずは彼女の顔から隈を消して、眼鏡もコンタクトに変えた。ボサボサの黒髪をウェーブのかかった綺麗なものに変えてみることにした。すると白井先生そのものだったアバターからはつかれた雰囲気が消え去り、まるで大学生の美女と言った顔立ちの女性が現れた。……素材は良いと思っていたけれど、少し雰囲気を変えるだけでこんなに美人さんになるだなんて……!僕は興奮しながらドンドン改造にのめり込んでいった。 もともと大きかった86cmの隠れ巨乳は、98cmに変えてもはやダボッとした白衣でも隠しきれないほどに大きくなった。キュッと細いくびれそのまま、お尻も大きくオッパイと同じ98cmに変えておいた。 改めて画面を見てみると、いつもの服装の白井先生、しかしその胸は大きくシャツを押し上げてへそ出しのスタイルになっていて、ジーンズもお尻が収まりきらず一番太いところで止まっていた。顔も圧倒的な美形になってこれじゃあ他の男子たちも彼女の魅力に気づいちゃうかも、なんて。ドラマに出てくる女性科学者のような圧倒的な美人が出来上がった。……でも、まだまだ、彼女の魅力はこんなものじゃない。 白衣の下のシャツはフリルの付いて胸元を大きく開いた白のブラウスに変えて、下は彼女のデカケツを強調するタイトな黒のスカート。それに得意なことの欄に『ナチュラルな化粧』と『美容・健康の維持』を付け加えた。すると彼女の素材のままだったきれいな顔が一層綺麗に飾られていく。画面の中にはもはや創作物の中にしか存在しないようなエッチな教師が出来上がっていた。 すごく綺麗だ、こんな人とお付き合いできたらなぁ……。僕は最後に彼女の趣味の欄を開いて、『黒木 翔太とエッチなことをすること。』記入した。 できた、コレが理想の白井先生!これで……これで、なんだと言うんだあろう?結局、ゲームの中のキャラを改造しただけじゃないか。こんな事をしたって、白井先生が僕のことなんか相手にしてくれるはずもない。そう思うと僕はなんだか虚しくなってしまって、画面に出ていた『上書き保存』のボタンを押してゲームを閉じると、そのままパソコンの電源を切ってしまった。 白井先生……!白井先生……!僕はそのままベッドに寝転ぶと、ゲームの中の彼女と現実の彼女を交互に頭の中に思い浮かべながら夢中で自分を慰めた。そうして僕はふてくされたようにそのまま眠りについてしまった。 ◆ 翌日の放課後、今日はうちのクラスは化学の授業がなかったから白井先生の顔を見ることができなかった。でも、ある意味良かったかもしれない、昨日のことへの罪悪感で、会えてもきっとまともに顔を見ることはできなかっただろうから。 でもなんだろう、他のクラスから女子のキャーキャー騒ぐ声と、男子の野太く叫ぶ声が今日はよく響いている。細かくは聞こえないんだけれど「白井先生が~」とか「あんなかわいい~」だとか、不穏な単語が聞こえる気がした。もしかして、みんな白井先生の魅力に気がついてしまったのだろうか。そうして僕が少し焦った心持ちでいると、校内放送が始まる前のブツっというスピーカーの音が聞こえてきた。 『あー、あー、黒木 翔太くん。黒木 翔太くん。至急、化学準備室に来なさい。繰り返します───』 スピーカーからは聞き慣れたあの声、でもいつもより声にハリがあって気怠さが少ないような……。少し違和感を感じるものの、愛しの白井先生からの呼び出しだ。僕はドキドキとしながら化学準備室へと向かった。 ◆ 「失礼します!」 そういって化学準備室の扉を開けると、そこには目の覚めるような美女がいた。その美女は入り口で呆然と立ち尽くす僕の顔を見据えると、肉食獣のような笑みを浮かべて僕のもとへと歩いてくる。その所作はモデルのように美しく、またウエーブした髪もキラキラと揺れていおり、彼女の歩いた空間だけがレッドカーペットになってしまったかのような錯覚を覚えた。少しの間、脳みその処理が追いつかずに目を瞠る事しかできなかったが、よくよくその目で観察して見ると、彼女はどこかで見たことがあるようなきがする。 パッチリとした大きな瞳には慎ましいアイラインが引かれており、雪のように真っ白な肌にはピンクのチークがうっすら舞い降りている。毛穴一つ見えないきめ細かな肌だ。唇はぷるんと美しくバラのような赤色が添えられている。 白色のフリルの付いたブラウスは胸元がパックリと空いており、大きな谷間がむぎゅりと詰め込まれている。そのブラウスは腰のあたりでキュゥとタイトなスカートによって締められてその下にはドタプンっとした肉厚たっぷりの下半身が姿を現す。 これってもしかして……。 「ようやく会えたわね黒木クン♡ 今日は授業がなかったから会えなくて寂しかったわ……。」 彼女はセクシーなハスキーボイスでそう言うと、僕にぎゅうっとハグをし、頬に口づけをした。 やっぱりこの人は白井先生だ。しかも昨日僕がゲームで改造した時の容姿、そのまんまだ……。一体どうして……??? 僕が混乱していると彼女は僕の後ろにある扉へと手を伸ばし、カチャリと扉のドアを締めた。手を伸ばそうとする先生のエッチな身体がむにゅりと僕の身体に押し付けられて形を変えて、それだけで僕の股間に血液が集まっていくのを感じる。いや股間だけではなく頭まで血がのぼって沸騰しそうなほどにクラクラする。心臓は早鐘をうっており、このドキドキはお互いの肌を通して白井先生にも伝わっちゃっているだろうな……。 「『エッチな身体だな』とか考えてるんでしょ。黒木くん、アナタがアタシをこんなふうに変えたのよ。」 彼女は赤く塗られた唇を動かして僕にそう告げる。やっぱり、昨日のゲームの改造が現実にまで影響しちゃったんだ……! 僕が変わり果てた白井先生と、ゲームの思わぬ効果に目を白黒とさせて現実を受け入れられずにいると、彼女はぷちっ……ぷちっ……と僕のYシャツのボタンを、上から順に外し始めた。 「なっ、なにをしてるんですかっ!?」 思わずそう叫ぶが身体を動かすことはできず、僕は彼女の美しい手付きに身を委ねたままだ。だって、憧れの白井先生が僕のことを求めてくれている。それだけで……。 Yシャツを脱がし終えた先生は、スルスルと自分のブラウスを脱いでいく、その中からは巨大なブラジャーに包まれた規格外の爆乳がぶるるんっと姿を現した。その振動する胸元を見るだけで、腫れ上がった股間から精液が飛び出そうになるが必死に持ちこたえる。……それにしてもなんて美しい肌だ、それにムチムチとした身体。こんなの我慢できないよ……。 そんなことを考えていると先生と目が合う。彼女はふわりと微笑むと、今度はカチャカチャと僕のズボンのベルトを外しチャックを下ろしてズボンを脱がせ始めた。これ以上はまずい!僕はそのタイミングでようやく、昨日のゲームで彼女の趣味を『黒木 翔太とエッチなことをすること。』にしてしまったことを思い出した。 「先生、違うんです!先生がエッチなことをしたいのは僕がゲームでそう設定しちゃったからで……家に帰ったらきっともとに戻せます!だから……」 僕がそう言って彼女から目を背け、腕で身体をガードすると彼女は僕の身体に覆いかぶさるように抱きつく。そうしてそのまま、ズボンもパンツも剥ぎ取られ、僕の硬く勃起したペニスは、白日のもとにさらされてしまった。 「だから、何?私もそんなことは分かっているの、でもアナタがそう望んだことでしょう?こんな中途半端じゃなくて責任を取りなさい♡」 そう言って彼女は下半身の服も脱ぐと、僕を床に押し倒して下着姿で上に馬乗りになった。 その瞬間、暗い化学準備室に窓から赤らんだ黄色の夕日が差し込む。その逆光を浴びて神々しく光る、淫らな彼女は、まるで絵画から出てきたようで、僕は思わず月並みな言葉をつぶやいてしまった。 「…………綺麗だ。」 そういった僕の目には涙が浮かんでいた。きっと僕は、僕の思っている以上に白井先生のことが大好きだったのだ。……そう気がついたときには、取り返しの付かないことをしてしまっていた。こうなるとは予想だにしていなかったが、昨日軽はずみに彼女の身体を弄んだ自分を恥じ入るしかなかった。 そうしていつの間にかこぼれ落ちていた涙を流す僕を、ジッと見つめていた彼女は、少しだけ寂しそうな表情を浮かべながら僕にこう聴いた。 「昨日までの私と、今のアタシ。……どちらが好きなの?」 僕の手で淫らに開花してしまった白井先生が、その一瞬だけはまるでウブな少女のような表情で、自信なさげに、所在なさげに、まるで告白の返事を待っている中学生のようにチラチラとこちらを見つめていた。 「……前、前の白井先生が大好き。大好きなんです……。でも、きっと今も───」 僕がそう言うと、彼女はニコリと恨むように寂しげに微笑んで、僕の言葉を遮るように唇で、必死に言葉を紡ごうとする僕の口を塞いだ。そうして、10分にも20分にも感じる長い長いキスを終えて、2人して顔を上げた時、彼女は妖艶な笑みでこちらを見据えていた。 「なら、他の人達の前では今まで通りの私として振る舞ってあげる。アナタの隣で、アナタのお嫁さんとして、おしとやかに目立たず地味に過ごしてあげる。だから───」 彼女は最後に残っていた砦、ブラジャーとショーツを脱ぎ捨てる。彼女の大きなオッパイとお尻がぷるんっとその姿を現して、僕はその芸術品のような身体から目が離せなくなっていしまった。 「アタシのことを、孕ませて♡ 私のことも、アタシのことも、いっぱい幸せにして♡」 そういうと白井先生は僕のペニスに向かって腰をゆっくりと落としていき、その女性器で僕のペニスを飲み込んでいく。彼女のナカは声がだせないほどに気持ちがよく、その暖かくふんわりと包み込む肉厚に、僕の呼吸は止まりそうになってしまう。 どぴゅどぴゅ!と、僕のペニスが勢いよく脈打って早くも精液が飛び出してしまった。あぁ……こんな……。 「ドーテー卒業おめでとう♡ 黒木くん、まだまだアタシを楽しませてね♡」 彼女はそういうと、イッたばかりで敏感な僕のペニスを揉み込むように膣を動かして刺激をし始める。その心地の良い刺激が僕の脳を揺らし、あっという間にペニスは勃起して臨戦態勢になってしまった。そんな僕の様子に先生はニッコリと微笑む。 「あらあら、すっかり元気になったわねぇ。それじゃあさっそくっ、いただきまーす♡」 妖艶な笑みを浮かべた彼女は、その細い身体のどこにそれほどの力を隠していたのかというほどにすばやくリズミカルに腰を振り、僕のペニスを擦り上げる。彼女も快楽を感じているようで、少しだけれど甘い吐息が漏れ始める。 しかし僕の方はそれどころではすまないぐらいに腰が痛くなってきて、まるで内蔵ごと吸い上げられているような、そんな恐ろしいほどの快楽が押し寄せてくる。 「ぐっ……ふぅぅ……せんせいっ、ぼくっ、もうっ……!」 すぐさま2度目の限界を迎えそうになってしまう僕に、先生は優しく上から口づけを落とす。 「ちゅぅっ…………♡ っもう、『先生』じゃなくて『由依』って呼んでっ♡ それでアタシのこともっと気持ちよくさせなさい♡」 そう言って彼女は腰を大きくグラインドさせて、僕の腰へと打ちつける。その激しい刺激に怯んで身体を投げ出してしまいそうになるが、彼女の言葉に応えるために、必死で口を動かした。 「……ゆいさんっ!ゆいさんっ………!!ぅあぁっ……!」 結局、彼女の名前を2回呼んだだけで僕はなさけなく絶頂してしまった。そんな僕を励ますかのように由依さんは優しい口づけをしてくれる。彼女の柔らかい唇に包み込まれると僕の不安が暖かく溶けていく。 「うん、“翔太”♡ アタシのために頑張ってくれてありがとう。もう少しでイケそうなの……あと1回、頑張れる?」 少しだけ優しい表情でそう訪ねてくる由依さんに、僕は気怠い身体を持ち上げて、触れるようなキスで返事をする。彼女のことを少しでも楽しませようと、指を乳首に伸ばして、拙い動きで必死にこね回す。 「あんっ♡ そうこなくっちゃ、アタシの未来の旦那様だものね♡ あっ♡ ふ~~~~ッ♡」 そういって彼女はまた奥をコンコンと、入り口をズリズリと、自分の欲望のままに僕のペニスで性感帯を擦り付ける。2度の絶頂で敏感になりすぎたペニスはもはや自分のものではないような感覚で、感じているのにそれが遠い出来事のように感じる不思議な感覚を受け続けていた。 「ゆいさんっ……!すきですっ……ずっとすきでしたっ……!ゆいさんっ……っ♡」 必死に愛を叫びながら彼女の乳首をこねていると、彼女から貪るような本気のキスが落ちてくる。それは今さっきまでの気遣うようなバードキスとは違う、舌と舌とが絡みあう大人のキスだった。 「じゅるっ……♡ ぢゅぅッ♡ ずじゅぅ……♡ じゅぢゅゥッ♡ じっ♡ じゅルるるっ♡」 どちらの口からこぼれたのかわからない、淫らな水音が、放課後の化学準備室に鳴り響く。少しだけ遠くで、運動部の掛け声が聴こえてくる。そうしたら僕らはその声をかき消すくらいに大きな音を立てて淫らに唇を重ね続けた。 そうしてディープキスを続けていると、腰の奥から突き上げてくるかのように、重たい絶頂感がこみ上げてくる。僕はその我慢の効かない衝動に思わず声を漏らす。 「んぁっ♡ ゆいさんっ……!ぼくっ………もうぅっ……!!!」 由依さんも限界が近いようで、目をつぶって額に汗を垂らしながら腰を賢明に振っている。今気がついたが、彼女が上で腰を振るたびに彼女の規格外のおっぱいとお尻が縦横無尽に揺れていた。気がついたのが今で良かった……もっと早くに気がついていたら興奮でとっくに射精していたかも……。 「いいわよ……♡ アタシもそろそろっ……♡ イッちゃいそうっ♡ いっしょにイキましょ♡」 そう言って彼女は再び顔を下ろすと、僕の唇に激しいディープキスをした。まるで舌だけが違う生き物化のようにお互いの唇の中で暴れて身体をこすりつけ合う。 「ううっでる!じんせいでいちばんおっきいのがでるっ……!あああああああああ!♡」 「だして、人生初セックスで、一番おっきいの出しちゃいなさい♡ あう♡ ぁっ♡」 ドッピュッ!ドッピュッ!どッッッピュッッ!と僕のペニスは過去一番と言っていいほどに大きく跳ねて由依のナカに激しくその精液を打ち付けていた。由依さんもビクンビクン♡と身体を震わせて絶頂していて、僕はようやく一段落だなと、なんだか一仕事を終えたような感覚で彼女の爆乳おっぱいに頭を突っ込んだ。 「ゆいっゆいっ……♡」 僕が甘えた声を出しながら谷間に頭を擦り付けていると、絶頂の余韻が終わった由依さんが僕の頭をなで始めた。 「ありがとう翔太くん♡ とっても気持ちよかったっ♡」 そう言って僕を甘やかしてくれる由依さんに僕は更にスリスリと頭をその柔肉で揉み込み包み込む。 「うんっ、元気そうねっ!それじゃあ第2回戦、はじめましょうかっ♡」 彼女の口から今、信じられない言葉が聞こえたような気がした。僕が恐る恐る顔を上げると、底には妖艶な、まるで淫魔のような笑みを浮かべた由依さんの姿があった。僕は無言で逃げ出そうと身体を捩ったが、彼女のムッチリとした太ももに挟まれた腰はビクとも動きはしない。 「由依さん……?僕、今日4回目なので……流石に勃たないんですけど……?」 そういった僕のペニスを揉み込みながら彼女はゆっくりと腰を上下に動かす。その柔らかな快感を感じ取っていると、もう勃たないと思っていた僕のペニスはあっという間に勃起し、硬さを取り戻してしまった。 「わぁ、まだまだ元気みたいねっ♡ アタシが満足するまでた~っぷりつきあってねっ♡」 そうしてその日は化学準備室、そして由依さんの家でたんまりと、二桁に迫るほど搾り取られ僕は文字通り精も根も尽き果ててしまったのであった。 ◆ ───数年後 「由依ちゃんセンセー、さよならー!!」 「ほいさよならー、あと“由依ちゃん”じゃなくて“黒木先生”な。」 艶々でウェーブのかかった黒髪をポニーテールに纏めた化学の先生が、帰宅する生徒に気怠げな返事をする。彼女はダボッとした白衣に飾りっ気のない黒いシャツとジーンズを合わせている。化粧っ気のないその肌は、しかしシミ一つない純白な上にツヤツヤとして健康的で、目もとにもクマはなく、ぱっちりとした瞳の美女だ。 彼女は、車で迎えに来た男性に向かって微笑むと、少しだけ歩調を広くして早足であるき始めた。 「あー、由依ちゃんセンセー、あの人といるときはいっつも明るい笑顔だねぇ。」「旦那さんらしいよ、この学校のOBみたい。ロマンチックだよねぇ!」「でもなんだろう、2人とも幸せそうなんだけど、旦那さんはちょっとげっそりとしてるかも……風邪でもひいてたのかな……。」 この学校ではしばしば、幸せそうな黒木先生と、げっそりとしたその旦那さんが目撃される。 彼がげっそりとしている理由は誰も知らない……。 「翔太♡ 今夜もたっぷり可愛がってあげるわよぉ♡」「……お手柔らかにお願いします。」 誰も知らない。