来週の火曜日にpixivにあげる予定のリクエスト作品です。 ある日の昼下がり、鬱蒼と木の覆い茂った山の奥に、景色に似合わぬ悪ふざけのような格好をした少女が登山をしていた。クマの着ぐるみを着たへんてこな美少女は、最近の依頼内容の単調さに独りごちる。 「また今日もゴブリンの群れの退治か~。まあ困ってる人も大勢いるみたいだし、誰かが受けてあげないとね……。」 彼女の名前は“ユナ”。異世界、日本からの転生者で本名は優奈、今は冒険者として生計を立てている。といっても、転生前に株式投資で儲けた億単位以上の貯金を転生時の特典として現地の資産に交換してもらっているので、大金持ち。いま冒険者をしているのはただの道楽のようなものだ。 生前にのめり込んでいたVRMMORPG、「ワールドファンタジーオンライン」そっくりの世界に転生させられた彼女は、チート装備“くまセット”を装備することによって強力な冒険者の何十倍もの攻撃力、魔力、耐久力、回復力を手にしており、他の真っ当な冒険者からすれば、文字通り“チート”と言っても良い存在だ。 その強力な力で王都に迫っていたワイバーンなどの強力な魔物を含む100匹以上の群れを一人で壊滅させ、“謎のAランク冒険者”などと噂されることもあるが、本人は目立たずに異世界を謳歌するためにBランクの昇格すら見送り、Cランク冒険者を名乗り活動をしていた。まあ普通の冒険者からすればCランクでも相当の腕前の冒険者なのだが。 美しい黒髪ロングとスレンダーな肉付きのない身体を熊のきぐるみの中に隠し持った彼女は、その愛らしく美しい容姿や、面倒見の良さから、多くの人に慕われ楽しく異世界生活を謳歌していた。 そんな彼女は、最近山に巣食うことの多くなったゴブリンの群れを退治するために、山道を登っている最中であった。しかし、そのゴブリンが巣食うはずの危険な山の真っ只中で、なにやら人の言い争うような声が聞こえる。なにか予感のようなものを感じ取り、ユナがその声の元へと向かっていくと、冒険者然とした一人の女性と、それを囲むように数人の盗賊たちがいた。 (美人な女冒険者だ、名前は覚えていないが確かCランクの冒険者だったはず……。) ユナが逡巡していると、女性は弱々しくか細い、しかし内側に活力を感じさせる声のハリで叫んだ。 「ゆっ、許してください!なんでもしますから……。」 冒険者の女性は震える声で盗賊たちに命乞いをしていた。目には涙をも浮かべている。彼女の弱々しい態度に増長する盗賊たちはニヤ付きながら彼女を見下してこういった。 「なんでもするのかぁ、おい?お嬢ちゃんは若くて綺麗だからたーっぷり“なんでも”させてやるよぉ……!」 これはいけない。そう思いユナは瞬時に魔法の構えを取った。……が、ユナの脳裏に漠然とした違和感が走った。最初はユナも「あの冒険者の女性は恐怖に怯えて震えているのだろう」と感じていたが、どうにも様子が違うように思えてきた。彼女の鋭い感覚がそうではないのだ、と告げている。 (……もしかすると彼女は、) ユナが逡巡しているうちに、事は急激に進み始めた。それはまるで崖を転がり落ちる石のように急速であった。 「おい姉ちゃん、物騒なものを腰にぶら下げているじゃねぇか。それに服の下にほかにも何か隠し持っているかもしれねぇなぁ?……賢い冒険者様なら言ってる意味、わかるよなぁ?」 盗賊の一人がいやらしい目を向けると、冒険者の女はサッと目をそらし、顔を熟れたりんごのように激しく赤面させながら、腰についていた剣帯を解くと、そのままの勢いでスルスルと上下の防具も全て外し、完全に裸になってしまった。 無骨な防具の布と金具、その下から冒険者活動により引き締められた身体と、それに似合わぬグラマラスな胸とお尻が姿を現す。両腕でそのたわわな胸と恥部を隠してはいるが、むしろそれが盗賊たちの興奮を誘い、この場はどんどんとヒートアップしていくばかりだ。 (やっぱり……!彼女はわざと盗賊に従っている……なんで?おとり作戦でもしてるつもりなの……?そうは言っても、わざわざ裸にまでならなくたって……) ユナが記憶が間違いでなければ、目の前の女性はユナと同じ“Cランク”の強力な冒険者。多勢に無勢とは言え、事態が戦闘に及べば、彼女が盗賊に負けるような道理はない。彼女の得体の知れない行動に心を翻弄され、ユナが助けに入るべきかどうかを判断しかねていると、そうしているうちに盗賊たちは調子に乗ってさらなる要求を突きつけた。 「うっひょ~、綺麗な身体をしてるじゃねぇか。……ほら、“なんでもする”ってんなら態度に示して貰わねぇとなぁ!」 その言葉を聞いた女冒険者は、一瞬「待っていました!」とでも言わんばかりに表情を緩めたが、すぐに悲壮な表情へとその面立ちを戻し、生まれたままの姿で地面に正座し、震える身体を前へと折りたんだ。土下座だ。 盗賊相手に全裸で土下座をしている彼女は、盗賊には見えていないのをいいことに喜びの表情を隠しきれていない。面白い見世物でも見ているように周りをぞろぞろと取り囲む盗賊たちの心を煽るかのように彼女は更なる燃料を注ぎ込もうと山中に響くような大声で叫んだ。 「調子に乗っていてすみませんでしたっ!盗賊さまたちには敵いません…………装備でもお金でもなんでも差し上げますから、どうか、どうか命だけは助けてくださ~いっ……!」 Cランク冒険者としての威厳のかけらもない、えへえへ♡と、媚びへつらった笑み。その笑みと先程の大声の“敗北宣言”は盗賊たちの嗜虐心を大いに煽った。 「ほぉ、なら望み通り嬢ちゃんの金も装備もその綺麗な身体も、ぜ~んぶ貰っていってやるよぉ!」 盗賊は、砂糖の山を目の前にした蟻のように、女冒険者の身体に群がっていった。その光景を処理しきれないユナの思考回路は完全に混乱し、解けなくなってしまっていた。 (なんであの人はあんなに嬉しそうに……!全部盗賊にあげちゃって、このままじゃ命だって……っ!あんなの、あんなの…………ッッ゛ッ゛~~~~ッ~~~~~ッッ!!?!?) ユナが必死に目の前の出来事をなんとか処理しようと思考を巡らせていると、突然、ユナの股間に電流のような衝撃が走った。 (スタンガン……?電撃魔法……?にゃにこれ……!?) ユナがその原因を探るために、電流の元である股間に目をやると…………そこにあったのはただの彼女の細腕であった。 熊のきぐるみの中で、無意識に彼女はもぞもぞと手を動かし、コスコス♡コスコス♡と彼女の敏感な部分をなであげていた。 (……わたしっ、なんでっ……いつの間に、手をお股に……?しかもっ、こんなっべちょべちょのぐちょぐちょ……今までこんな気持ちいいの感じたことないっ……なんで、なんで指とまらないのっ……???) 不可解な光景に制御できない自分の腕、ユナは完全にパニックになりながらも、その連続する稲妻のような人快楽を、貪るように享受することしかできなかった。 (あんにゃのおかしいっ……!だって自分より弱い人たちに負けて、全部あげちゃってっ!あんなの、あんなの……んぁくるぅっ……なんかでっかいのくるッッ!!んぅぅうううう~~~~ッッッ!!!♡) 非日常的なシュチュエーション、その快楽に呑まれ、あっというまに絶頂を迎えてしまったユナ。彼女はビクンビクン♡と身体を激しく震わせたあとは、へなへなと脱力しぺたんと地面に座り込むと、しばらくは呆然と空を見つめるしかなかった。今までの人生で感じたことのない激しい快楽。ユナはその原因を心のなかでは理解しつつあったが、同時にそれは彼女の中では受け入れがたい異常なものであった。 (くまセットの中……ぐちょぐちょにぬれちゃってる…………。じゃなかった、早くあの女の人を助けないと……。) 結局ユナは、身体と装備についた自分の体液の後始末をひとしきり終えたあとに、盗賊たちを殺さない程度に叩きのめして女冒険者を救い出した。が、当然その冒険者からはジトっとした目つきで見られ、しぶしぶと言った態度の形式的なお礼を言われ、お互いに居心地が悪そうにこの場を立ち去るしかなかった。 ◆ その夜、王都の“くまハウス”、ユナが魔法で作った自宅にて、ぴちゃぴちゃ♡と淫らな水の音が響き渡っていた。この家は防音がバッチリなので中の音が外に漏れることはない。それをいいことにユナは激しい困惑と快楽の喘ぎ声を上げていた。 「なんでっ……どうしてっあの時みたいに、ビリビリ!ってならないのっ…………こんなんじゃ満足できないよっ……くふぅっ……んぅっ…………」 激しい手の動きで自分の火照る身体を慰めるユナ。もちろん思い出しているのは昼間の出来事、自分よりも弱い山賊にすべてを投げ出して捧げてしまった女冒険者のこと。 ユナは考える、自分が彼女を助けなければその後彼女はどうなっていたのだろう、と。最悪のシュチュエーションを考え続けシミュレートし、その妄想を糧にまたコスコス♡と自分の敏感な性感帯をなで上げる。 しかし彼女は満足の行く快楽にたどり着くことはできない。彼女が昼間に感じた、あの稲妻のような、津波のような、押し上げてくる大きな快楽。彼女が目指すその快楽は今は遠い場所にあって、ユナには手の届かないものであった。 しかし、人は手が届かないからこそ焦がれるのだ。あの時の、人生も価値観も全てが塗り替えられてしまうような圧倒的な快楽。ユナは心の奥底では、それの手に入れ方をとっくに理解していた。 「んぉっ~……!イケないっ……!にゃんでぇ……なんでいけないのっ……うぅ~~~っ!」 その答えを受け入れられない彼女は、しかして諦めることもできずに一晩中自慰に耽った。しかし、ついぞその夜は絶頂に達することができずに、早朝の人々が生活を始める頃には、疲れ果てて泥のように眠りについたのであった。 ◆ 夕方に目を覚ましたユナは、自分のあまりの自堕落ぶりに苦笑いをしながら、ある決心をしていた。 彼女は王都のカジュアル寄りな服屋に向かうと、コルセットスカートやワンピースなど、シンプルな服装を数セット選んで購入した。「よくお似合いですよ~」と目をキラキラさせる店員を、(お世辞を言っているのだな)などと受け流し、試着したブラウスと青のコルセットスカートに変装用のメガネを身につけると、彼女は購入したそれを着たまま、王都最大の繁華街へと向かって歩き出した。 チート装備“くまセット”を脱いでしまい、普通の格好をしている時のユナは一般人にも劣る身体能力。彼女もそれを理解しているので普段は装備を外すことなどはなかった。が、今の彼女にとってはそれよりももっと大切なこと、目立つ“くまセットを着たCランク冒険者のユナ”のままでは達成できない、ある目標があったのだ。 王都の繁華街にて彼女の向かった目的地、それは“王都最高峰”と謳われている、最高級の娼館であった。そこには熟練の風俗嬢が何人も在籍しており、その評判は確固たるものである。娼館の入口付近に着くと、ユナは一瞬入るかどうかをためらい、尻込みしてしまった。これから起こることへの期待と恐怖、様々なものが入り交り、ユナの足には重りが付いてしまったかのように引き止められている。 「すーっ、はーっ……。一回だけ、一回だけなら大丈夫だよね……。お試しで、一回だけやってみるだけだから……。」 彼女は自分の怯える身体に言い聞かせると、おずおずと風俗店の門をくぐり、その深淵へと潜り込んでいった。一回だけ、で終われるはずもないというのに─── ◆ ユナは受付に着くとアイテムボックスに収納していた財産の一部を取り出し、高級娼館から見ても大金である金貨30枚を受付に差し出して注文を告げた。 この世界では銀貨1枚で安めの宿に泊まることができる、つまり金貨30枚とは日本で言えば100万円以上の価値を持つ大金であった。 「この店で一番の嬢をお願い。」 彼女の端的な要求によって、すぐにその店で、いや王都全体で見ても一番人気の“NO.1風俗嬢”が手配され、彼女たちはよく防音の聴いた、淫靡な雰囲気の漂う最上級の密室にて二人きりとなった。 No.1風俗嬢は、鼻が高くブロンドの長い髪が自然にウェーヴがかっていて目の覚めるような美人、これで耳が長ければまるでおとぎ話のエルフと言った容姿だ。肉体は豊満で背が高く、細身で美人のユナと並ぶとその体積は子供一人分ほどは違うだろうという重量差だ。 部屋にはリラックス用の高級アロマキャンドルやピンク色の魔導照明があり、いかにもそういった気分を高めるための部屋と言った内装で、ユナと風俗嬢は向き合っていた。ユナはちらりと名札を見る。 (メリナさんっていうのか……まあ源氏名だろうけど。) そんなことを考えていると、こちらも舐めるようにユナのことを観察していたメリアが口を開く。 「アナタ、ずいぶんとお金持ちみたいだけれど……それに可愛らしい娘、こんな美人さんを食べられるなんて光栄だわぁ。」 メリナは捕食するような目つきでユナを見据える。彼女は肉付きの良い体におっとりとした顔立ち。しかしその佇まいには歴戦の風俗嬢としてのエロスと情熱が垣間見えるような、奥深く蠱惑的な雰囲気だ。その豊満な身体をほとんど布のないドレスで包んでおり、チラリズム満載の強い出で立ちは姦淫の擬人化と言った様子で、ユナは思わずたじろぎ、少し頬を染めて目を横にそらしてしまった。 そうしてその初な様子や今まで行動からユナの本質を読み取った彼女は、ゆっくりとユナの耳にそのぷっっくりとした真っ赤な唇を近づけていき、耳元で春風を歌うような耳障りの良いからかい声で囁いた。 「…………アナタ、マゾなんでしょ……。ひと目見てわかったわ、年齢に似合わない大金に、恵まれた容姿、それでいて全然肉欲が満たされてないわ。快楽を渇望しているのね、アナタのカラダの火照り、こっちの方まで伝わってくるもの…………♡」 そう言うと、メリアはユナの耳元で舌なめずりをする。ぴちゃぴちゃと口の中で弾ける水音にユナは身体を震わせ下を向いた。 (そうか、やっぱりあの冒険者さんの震えは……それに私も同じ……“マゾ”なんだ。) ユナはこれから自分の身に起こることを想像し身震いをする。しかしそれは未知への恐怖ではなく、あの女冒険者と同じ期待からくる震えであった。気を抜けばニヤけてしまいそうになる口角を必死に押し留めながら、ユナは床に座り手をついた。きれいな姿勢の土下座であった。 土下座の姿勢で期待に緩む頬を隠せないまま、ユナは今までの人生の全てをかなぐり捨てる覚悟で、弱々しくメリナにお願いをした。 「私を、私をアナタのマゾ豚ペットにしてください……。えへ、えへへ……。」 媚びへつらうような笑みを貼り付け、メリナにお願いをするユナ。メリナはその初々しいマゾの芽吹きを微笑ましげに眺めながら答える。 「そうねぇ、大金を頂いてるから……その分くらいは働いてあげようかしら。」 そんなことを言いながらさっそく彼女はユナの頭を足の裏で踏みつけ、グリグリと床に擦り付ける。その瞬間、ぶしゅっ♡ぶしゅっ♡とユナの股間から愛液が飛び出る。ユナは頭を踏みつけられ床に擦り付けられる、たったそれだけの行為で絶頂してしまっていた。 (あ゛ッ……♡ イっちゃったッ……♡ 頭踏みつけられてマゾアクメしちゃったっ……♡ 私、やっぱりっ……マゾだったんだッ…………!♡) 初めてのマゾアクメに跳ね上がった腰をカクカク揺らしながら、だらしのない表情で床に顔を擦り付けるユナを、物理的に見下してメリナは尋ねる。 「アンタ、冒険者でしょう?ウチのお客にもいるからわかるわ。服装的に貴族ではなさそうだしね……小金持ちっていうならアンタはたぶん商人か冒険者ね。ほぉら、メス豚ちゃん。特別にアナタの名前を聴いてあげるわ。新しいアンタのご主人さまに自己紹介なさいな。」 グリグリとユナを踏みつけるのをやめずに、メリナは女王様とメス豚としての上下関係の意識を確たるものにするため、ユナに自己紹介をさせることにした。ユナはトロケた表情でビクンビクン♡と身体を震わせている。今夜、二度目の絶頂だ。切望していた快楽に身体の悦びは絶えることなく、ユナを天国へと連れて行く。 「ひゃ、はぃい……。お察しの通り私はCランクの冒険者でユナと申します。えへっ♡ 王都に来る魔物数100匹を一人で退けたこともあります。裏では“謎のAランク冒険者”などとも呼ばれていました……。お金ならたくさんあるので、私をペットにしてください、えへへ……♡」 媚びを売るように時々上目遣いでメリナの方を見ながら、幸せそうな表情でユナは自己紹介をする。その自己紹介をバカにするかのようにクスクスと笑いながら訂正をした。 「アンタ、ずいぶんと自分に自身があるのねぇ。でも違うわ、アンタは腕っこきの冒険者なんかじゃない、ただのマゾ豚、貢ぐ事しか脳のない哀れなメス豚よ。そうでしょう?」 メリナはユナの求める言葉を、その思考の全てを絡め取ったかのように察し、それ以上の言葉を投げかける。最高の風俗嬢の名に恥じない見事な仕事ぶりだ。 一方ユナは、その辛辣な言葉攻めに3度目の絶頂を迎え、舌を伸ばし目をむきながら、幸せそうに訂正に従った。 「はいぃ……豚、私は豚でした……。ぶぅぶぅ~♡ 人間どころか冒険者なんか気取っちゃって、嘯いちゃってごめんなさい…………♡ 私は貢ぐことしか脳のないメス豚です。どうかアナタの好きなようにめちゃくちゃにしてください!♡」 もはや今の彼女には“最強のチート冒険者”ユナとしての誇り、プライドは欠片も見られない。ここにいるのはただ一匹の、快楽を貪るメス豚のみであった。 そんな期待に股間を濡らすメス豚に対して、メリナは絶望の宣言をする。 「あら?今日はもうおしまいよ。アンタ、アタシの許可なく勝手に絶頂したでしょ?ペナルティよ、罰として一回につき金貨10枚もらうことにしたから。ちょ~っと頭を踏んづけて言葉責めしてあげただけで3回もイッちゃって……気づかれてないとでも思ってたのかしら?浅ましいわね……。」 いつの間にか羽虫を見るかのような無機質で無感情な目つきでユナを見下しているメリナ。その冷徹な表情からは本物の“女王”のような威圧感が放たれている。 ユナはメリナのあんまりな物言いに、なさけなく4度目の絶頂し身体を震わせる。しかしこのまま引き下がることもできない彼女は、なんとかこの至福の時間を引き伸ばすために交渉をしようとした。 「……でもまだ始まったばかりですし、追加料金ならいくらでも払いますから、もっと私を嬲ってください。お願いします……。」 再度土下座をし、調教の再開を懇願するユナ。しかしメリナには取り付く島もない。 「ダメよ。分をわきまえなさい、アタシがアンタの“ご主人さま”。ご主人さまが「終わり」って言ったら終わりなのよ。さあ、さっさとおうちに帰りなさい。それから、今さっき1回イッたでしょ?ツケにしといてあげるから、明日もここにちゃんと払いに来るのよ。……ああそれと、担保がほしいわね。アンタのいま着てるおしゃれな服、私が預かっておいてあげるわ。今日は裸で帰りなさい。」 ユナの交渉を払い除け、手慣れた手付きで服を剥ぎ取るメリナ。そうして瞬く間にユナは娼館から裸で追い出され、まだ始まったばかりの夜の時間を、これから始まるはずだった至福の時を失う羽目になった。 ユナはどうすることもできず、足早に王都のくまハウスへと、暗い夜道をなるべく人通りの少ない道を選んで帰宅するのであった。 (私っ……裸で道を歩いちゃってるっ!王都なのに……っ……知り合いもいっぱいいるのに……っ……女の子なのにっ……裸で夜道歩かされちゃってる……ッ!) そんなことを考えながら夜道を小走りに隠れながら走るユナの股間は、太ももそして歩いてきた道がわかるほどに愛液でぐしょぐしょに濡れそぼっていた……。 ◆ そうしてくまハウスに戻ったユナは、帰った途端に、メリナからのあんまりな取り扱いに激怒しながら、その怒りと身体の火照りを鎮めるために2日連続のオナニーを始めた。 「……ん゛ッ!クソっ、なんであんなっ……!あんまりだよぉっ……!期待させるだけさせてぇ~~……んく゛ぅ~……金貨30枚も払ったのにっ…………!!!んぉお゛っ!……どうせ1回だけのつもりだったしっ!……もう二度と行くもんか~っ!……っ…………ッ~~!……もうっ、なんでイケないの~~~ッ…………!!」 力任せに敏感なクリトリスを擦り上げ、怒りを発散するように乳首を弄り回すユナ。しかしマゾの本質に目覚めてしまった彼女は、もうそれでは行くことはできない。結局この晩はただいたずらに時間が流れていくのみだ。 「んぁぁああ゛ッ……!にゃんでっ……に゛ゃんでぇ~~~~~ッ…………!!!」 怒りに叫ぶその声は、普段のクールで知的なユナらしさは欠片もなく、ただ夜に吠える一匹の獣のようであった……。 ◆ 夕方、王都一の娼館が開店するその時間、その門の前に鼻息を荒くし、金貨100枚はくだらないと言ったサイズの大袋にお金入れて、重そうに抱えた少女が居座っていた。街を行くだれもがその歪な光景に目を見張り奇っ怪そうな視線を向けるが、「あの少女は嬢に罵ってもらうために大金を抱えて開店待ちをしている。」などと思い当たるものは誰一人としておらず、どこかの商店のお使いだろうなどと見当違いな予想を立てていた。 開店と同時に黒い服を着た受付が、ユナの方へと歩み寄り、その金貨の入った袋を受け取った。 「ユナさまですね、ウチのメリナ嬢から話は通っております。どうぞ中へ。……こちらの金貨は私どもが数えてメリナ嬢にその量を伝えておきます。」 そうして店に案内されると、待ちきれないといった大股で、ユナは店の中へと誘われていった……。 ◆ 部屋に入るとメリナは窓際に座りパイプで一服をしながら外を眺め、ユナを待ち構えていた。なんとも女王さま然としたその様に、ユナの胸はキュン♡と疼き、すでに股間は期待で薄く濡れ始めていた。窓際に歩み寄り近づいてきたユナの顔に、メリナは煙をふーっと吹きかけると、ケタケタと笑いながら彼女のことを歓迎した。 「あら、約束通り通えて偉いわねぇ。アンタ、本当は『昨日1回だけマゾになる』つもりでウチに来たんでしょ。全部お見通しよぉ。アタシから逃げられるとおもってたのねぇ……。うふふっ、バカな娘♡……一日で終われるわけないじゃない♡ ……聴いてるわよ、今日は金貨を300枚も持ってきたって。そんなに私にイカせてほしかったの?……今日は29回分、た~っぷり、かわいがってあげるから安心なさいな。」 爽やかに歌うような声でユナをからかうメリナ。彼女にとってユナは籠の中の鳥、いや蜘蛛の巣にかかった蝶だろうか。ユナが1回限りでこの危険な火遊びをやめようとしていたことは、熟練の風俗嬢・メリナにとってはお見通しで、わざとツケを作り1日目を短く終わらせる事で、ユナの歪な欲望を抑え切れないほどに煽ったのだ。 対するユナも、昨日までは「絶対あり得ない!もう二度と行くものか!」などと憤っていたのに、今は仰向けで腹を向ける犬のように、屈服しきった表情で昨日と同じく綺麗な土下座を見せていた。メリナは思い描いた通りの展開にほくそ笑みながら、このメス豚から搾り取れるだけ絞ってやろうと、まるで狡猾な蛇のような舌なめずりをした。 「はいっ……昨日は自分でシてもどうしてもイケなくって……。どうかこの哀れなメス豚にいっぱいマゾアクメさせてくださ~い♡♡♡」 相も変わらず媚びるような表情でメリナに屈服しているユナ。昨日は家に帰って憤ってはみたものの、結局マゾアクメをその身に覚えさせられてしまったユナは、もはやここから逃げだすことはできないのだ。 「そうねぇ、今日はどうやって可愛がってあげようかしらぁ。ちょっと考えといてあげるからアンタはアタシの足の指でもしゃぶってなさい。」 メリナがそう命令をすると、ユナは土下座の体制のまま素早くチュッと足の甲にその可愛らしい唇を落とし、そのままご主人さまの足をねぶるように舌を這わせていった。屈辱的な絵面にユナのマゾっ気はキュンキュン♡と疼き、そのまますぐに絶頂する。そしてその絶頂によって、大切なお金を大量に搾り取られる、その事実がまたユナの心に火をつけ、さらなるマゾアクメを求めてしまう。永久機関の完成だ。 ユナは自分よりも弱く地位もない風俗嬢に大金を搾り取られることに対して、完全に虜となってしまっていた。 (あぁっ、またい゛く゛ッ!……金貨10枚また搾り取られちゃった……ッ!まだなにもはじまってにゃいのにっ……♡ どんどん、私のお金減っていってる~~~っ!♡ これ、生活に困ってるフィナを雇ってあげたときとかっ……! 貧困の孤児院を救ったときとかとはぜんぜん違うっ……!♡ お金貢いじゃうのきもちいぃ♡ 大事なお金が減っていっちゃってるのにっ、なんでこんなに気持ちいいの~ッ!♡♡♡) 足を舐めるだけでマゾアクメをキメてしまうユナの無様なありさまを、メリナはうっとりと眺めていた。「もっと、もっと、このちょろいメス豚から搾り取ってやりたい。マゾアクメさせたい♡」そんな歪なサディズムがメリナの心にも芽生えているのだ。 メリナが舐められてない方の足で、ユナの頭をサンドイッチするように撫でてやると、ユナは更に激しくその細い身体を震わせる。それが面白くてたまらないという様子でケラケラと笑うメリナ。「どうしようかしら……。」などと考えるふりをしながら、ユナを足舐めの虜へと堕としていった。 ……そうして1時間とちょっとの時間が流れた時、ユナは結局足をなめているだけで、あっという間に29回の絶頂を終えてしまった。最初は金貨300枚で、「絶対に朝までかわいがってもらうぞ。」と意気込んでいたユナは、哀れなことだが、結局足をなめているだけで2時間も持たずに、また裸で追い出されてしまった。 そうしてまた強制的に帰宅させられたユナは、また「くそぉ……くそぉ……!」と満たされないオナニーを繰り返すのであった。コレももちろんメリナの作戦の続きで、もっと、もっととユナをマゾにのめり込ませ、さらなる大金を使わせて、もう二度とこの深い性癖の穴から出られなくしてやるというものであった。 ◆ そうしてメリナの思惑通りに、ユナは連日一番乗りで娼館に通い続けた。持っていく金貨は600枚、1200枚と雪だるま式に増え続ける。しかし、ユナの思いどおりには当然いかず、何度も軽くあしらわれ、ユナは満足するだけのマゾアクメを迎えられずにいた。 3日目の夜の話。 「そういえばユナちゃんの身体、あんまり真面目に見たことないわね~。」 そう言いながらチラチラとユナの方を見るメリナの意図を察してユナは素早く提案した。 「じゃあっ、私の服、めちゃくちゃに破いちゃってください!」 ユナがそう言って土下座をすると、待っていましたと言わんばかりにニヤニヤとしながらメリナはこう言った。 「いいわよぉ~、ただし、服を破くのはオプションだから別料金で金貨200枚ね。お得でしょ~。」 メリナはそう言うと、なにか反論したげなユナの服を問答無用で切り刻み、その胸やお尻、性器など隠したい場所を全てチラ見えの格好にして弄び始めた。 メリナはユナを床に寝かせ仰向けにすると、足を使ってユナのその小さな胸を揉んでいく。この屈辱的な光景を誰かに見られたら、そう考えるだけでマゾ豚のユナは何度も絶頂をしてしまうが、メリナはその様子を見ながらさらに「貧乳♡」「ブス♡」「マゾ豚♡」「低能♡」などとユナを罵る。 するとユナは更に激しく絶頂を続け、完全にトロケた表情でそのまな板のような胸をふまれ続ける足ふきマットのようなものにされてしまっていた。 (あっ、ことばぜめっ……♡ い゛くぅ……ッ!♡ お゛っ……わたし、ていのうじゃないしっ……ブスでもないのにぃ……っひぐぅ~ッ……こんな雑な言葉責めでイカされるにゃんてッ♡ ん゛ぉ゛……〜〜〜ッ♡♡♡ でも貧乳でマゾ豚なのはせいかいかもっ……♡ だって貧乳おっぱいっ…………足ふきマットにされるのぉ……きもちよすぎっ……♡♡♡) こうしてユナは一時間ほど寝転んで床で震えているだけで、金貨400枚分の絶頂を終えてしまっていた。 あっという間に持ち込んだ金を溶かし尽くしてしまったユナは、ポイッと捨てられ、夜道に裸で放り出されてしまった。 だんだんと露出狂の性癖も芽生え始めたユナは、誰かに見つからないかという大きな不安と同じくらいの大きな期待を抱えて、裸で自宅までかけていった。 そうして帰宅後、もう日課となってしまった敗北オナニー。ユナの性欲を満たすことのないそれはただの時間の浪費に過ぎないが、その敗北消化不良オナニーこそが、メリナとの甘い時間をより甘美にしていることにユナは気が付きつつあった。 (敗北オナニー……!だめっ……やっぱりっ、こんなんじゃいけないっ……!メリナ様っ……メリナさまぁっ……!めりなさまぁぁああっ~~~!!!) ご主人さまを想っての満たされないオナニー、さしずめ熊というよりは飼い犬と言ったところであろうか。ユナの心はたった3日で完全にメリナの虜になってしまっていた。 ◆ 4日目の夜に自信満々に金貨1200枚もの超大金を持ってきたユナに対して、メリナは笑顔でこういった。 「よく考えてみると絶頂1回で金貨10枚って安すぎたわね♪ 今日からは1回につき金貨100枚にしましょう♡」 そんな絶望的な言葉を述べられたユナは、あっという間にちょろちょろのマゾアクメを12回キメさせられて、店に入ってから30分という最短記録を更新して娼館から追い出された。 その夜のユナの敗北オナニーはいつもよりも更に力強く激しく、暴れるように腕を動かし、「くそぉ!くそぉ!」と大きな声を自宅に響かせるユナ。しかし、そんな力強いオナニーも愛するご主人さまからのたった一言の言葉責めにも遠く及ばず、絶頂を迎えることのできないユナは、最後には力なく涙を流しながら眠りにつく。 「うぅっ……メリナさまぁ……私の大切なお金っ……全部上げるからぁ…………私のことをっ、もっと、もっとかわいがってくださいぃ……。」 枕を濡らすその殊勝なさまは、もはや恋する乙女そのもので、ユナを知る人であれば、「あの気丈で気の強い生意気娘がこんな……」と絶句するような光景であった。 ◆ 5日目の夜のユナは、いつもとは少し様子が違う。もはや金貨の入った袋は持っておらず、左手にはアイテムボック(四次元ポケットのようなもの)になっている熊デザインの手袋を装備してきていた。受付につくと数万単位の金貨を“アイテムボックス”からとりだして、全てを預けたユナは何かを決心したような表情でメリナの待つ部屋と入っていった。 (今日こそ満足させてもらわなきゃ、私のお願いするプレイをいっぱい聞いてもらって、満足するまでマゾアクメさせてもらって、それでもうこんなイケナイ趣味は終わりにしないと……。) メリナの顔を見た途端、ユナは力強く宣言した。 「ここに通うのはこれで最後にします。今日支払ったのは私の全財産、苦しいけど、今日が終わったらまた一から稼ぎ直してまっとうな道に戻ります。だから今日だけは私の言う通りに私をイジめて、私のことを無茶苦茶にしてください!」 そう言って決心したように目をつぶったユナをみたメリナは、少しの間キョトンとした表情を見せたが、すぐにニタァと口角を上げると、ケタケタと腹を抱えて笑い始めた。 「……っ……っくくっ……アタシもこの仕事をして何人もこうやって人生転落するマゾ豚を見てきたけど、5日で破産は最速記録ねぇ……!っふふふッ……いいわ、最速記録を見せてくれた哀れなメス豚ちゃんに免じて、今日はアンタの言う通りに虐めて、あ♡ げ♡ るっ♡」 自分が風俗グルイ達の中でも最底辺のマゾ豚だと認識させられ、そのあまりの情けなさにそれだけでビクンビクン♡と身体を震わせ、力なく膝を折るユナ。 もうすでに雲行きが怪しいが、ユナにとって最初で最後のサービスデイが始まった。 さっそくユナは要求を突きつける。 「寸止めプレイをしてほしくて、私がイキたくてもイケないような苦しい寸止めっ、1時間くらい!」 そういったユナの要求をハイハイと受け止めながらメリナはユナの性感帯、乳首とクリをネッチョリと虐め始めた。 「ハイハイ、風俗嬢のテク、舐めちゃダメよぉ。とりあえず寸止めしてあげるけど……気が狂ったりしないようにねっ!」 そういうと、スリスリ♡シコシコ♡と吸引する魔法を併用しながらクリを扱くメリナ。それだけでありえないほどの快楽を感じ、ユナは2分も持たずにイキそうになる。 「んぉ゛~~~ッ……!いくッ、いっちゃう……きちゃうっ……♡♡♡」 「ハイダメ~、寸止め希望なら自分で耐える努力もしなさいよねぇ。乳首いじってあげるからそっちで我慢しなさいっ♡」 そう言うと今度はブラシのような形状のバイブで乳首をこすり、風魔法でもう一つの乳首を優しくなで上げ始めた。ユナは生まれて初めての未知の快楽に、すぐに乳首の高まりを感じてしまう。 「も~、堪え性のない子ねぇ…お口の中でもいじってあげましょうか……。」 そう言うとメリナは長いベロで、酸欠になりそうなほどに息を切らしているユナの口を優しくネッチョリと蹂躙した。 そうして首筋、耳穴、口内、へそ。様々な性感帯を、No.1風俗嬢のテクニックによって限界まで高められた彼女はもう限界とばかりに、陸に上がった魚のように力なく震えるのみであった。 寸止めが始まってたったの30分、呼吸が乱れ酸欠気味のユナの口から降参の声が漏れた。 「……ッ゛……イ゛カ゛……せてッ!も゛うげんかいでしゅっ……メリナさまのテクニックにはっ……かないましぇん゛……ッ………ッ!メリナさまっ、イ゛かせてぇ……ッ!」 自分から寸止めを所望しておいて、情けのない敗北宣言をするユナ、その様子を見たメリナはクスクスと苦笑いをする。 「えぇ~、自分から1時間の寸止めを頼んでおいて、30分も保たないのかしらぁ。とんだ雑魚マンコちゃんねぇ。……そうねぇ、イカせてあげてもいいけどぉ……違約金は金貨8万枚ね♡ ビタ一文負けないわよぉ。」 そういってクリを強く吸引するメリナ。たまらずユナは大声で叫ぶ。 「はりゃうっ!ざこまんこでいいっ!きんか8万枚はりゃうからっ!もうイカせて~~ッ!!!♡」 よくできました、とでも言わんばかりに魔法も併用して開発した全ての性感帯を同時に刺激すると、ユナの目の奥にバチバチ!と雷のような快感が走る。そのまま脳がしびれてしまった彼女の身体は、天井に届くのではないかと思わせるほどに高く浮き、激しくビクビク♡と絶頂をした。そのあまりの高まりに、ユナはもはや声すら出せない。「あ゛ッ…」だとか「お゛」だとか、短いうめき声が呼吸の合間に漏れるのみであった。 そんな彼女のビクビクと震える裸体にメリナは何処かから持ってきたマジックペンで「貢マゾ♡」「メス豚♡」「貧乳♡」「↓雑魚マンコ」「ブス♡」「借金金貨100枚♡」などと、身体のいたるところに落書きを始めた。 書かれた文字はスーッとピンク色に光ると、ユナの白い肌にタトゥーのように癒着していく。この世界の風俗プレイ用のマジックペンは身体に書いた文字が魔法で癒着し、使用者が魔法を解かない限りは、その刻印が消えることのない、最低最悪のマジックペンだった。 またしてもメリナに完全に主導権を握られ、8万枚の金貨の支払いを命じられたユナ。今宵彼女が持ってきた金貨は、彼女の全財産、ちょうど8万枚の金貨。そこに絶頂分の100枚と合わせて、ついにユナは文無し、それどころか金貨100枚という大量の借金を背負ってしまった。 ビクビクと20分ほど身体を震わせていたユナは、正気を取り戻すと自分のしてしまった取り返しのつかないミスに顔を青ざめさせ、目を白黒させる。 「わっ私、金貨100枚……なんとか働いて払いますから……ちょっとだけ、ちょっとだけ支払いを待ってくださいっ。」 そう言って、いつもプレイとは違った意味合いの土下座をするユナに、メリナはわざとらしく困ったような表情を浮かべる。 「う~ん、そうは言ってもねぇ……。アタシも慈善事業でここ数日アナタにばかりかまってあげてたわけじゃないからぁ……。なにか担保が欲しいわねぇ?お金以外に、まだ差し出せるものあるんじゃない?」 そう言ってユナの答えを待つメリナに、彼女は震える手で“アイテムボックス”を取り出し、その中からチート装備“くまセット”を取り出した。そのくまセットを持つ手は震え、ユナもコレを渡したら異世界でのんびり生きるどころか、死が待っているのではないかと、差し出す勇気を出せずにいる。 「これっ……この装備……私の規格外の力の源で……神様から貰ったもので………これがなかったら私、お金なんて稼げないし……金貨100枚なんて一生かかっても払えなくて……!」 普段はクールビューティーといっても過言ではない、自信満々で頼りになる、みんなの綺麗な姉貴分であったユナはおどおどと力なく、「この装備がないと借金を返すことができない」ということを、力のない声量で伝える。 「ふ~ん、じゃあこうしましょう?その装備は担保としてアタシがもらうわぁ。その代わり、アナタが自分をより無様に魅せつけて、アタシを満足させられたらこのくまセットを“貸してあげる”。」 そう言うと、メリナは魔導契約書に先程ユナに提示した契約を書き込んで、自分の指紋を印として押し付けた。この魔導契約書は、契約を不履行、反故にしたものの命を奪う特殊な契約書。 この契約書にサインをすれば、ユナはもうメリナの手から逃げることはできない。ユナもそれを理解しており指を差し出すのをためらう。そんな彼女の震える手をメリナは勢いよく「えい♡」と契約書に押し付けた。 魔導契約書が紫に光だし文字が赤く光り、契約が締結したことを2人に示していた。 ぱくぱくと口を動かし、しかし驚きのあまり声も出せないユナに対して、メリナは笑顔でこう告げる。 「ほら、そこにうちの店の宴会芸用の小道具一式があるから、早くアタシを喜ばせなさい♪グズにはこの“くまセット”は貸さないわよ!」 メリナがそう言って圧をかけると、ユナは大急ぎで宴会芸のアイテムを選び始めた。 少ししてメリナの前に姿を現したユナは、顔には鼻フックをつけ、その端正な顔を見にくく、まさに豚のように歪めていた。それだけではなく、頭には豚耳、アナルにはぶたのしっぽ型のディルド。そしてそのスレンダーな身体にはマイクロビキニをつけており、乳首とクリの3点には洗濯バサミが取り付けられ、彼女の美しかった姿を無様に彩っていた。 「ぶぅぶぅ!メス豚のユナです!今からご主人さまに無様芸を披露させていただきます!」 そういうとユナはがに股で腰を落とし、ほっ♡ほっ♡と声を上げながらカクカクと腰を立てに揺らし、淫靡なダンスを踊り始めた。ユナが日本にいた頃の女芸人でもしなかったような無様な有様に、ユナの目からは涙がこぼれ、同時に彼女の股間はヌラヌラと激しく湿り気を帯びていた。 「ぶぅぶぅ!メリナさまっ!ほっ!このメス豚のユナにっ!どうかお慈悲をっ!……あいたぁッ!」 腰を揺らしてダンスを踊っていたユナの胸とクリについていた洗濯ばさみが、その振動でズレていき、ついには空中に弾けとんだ。ユナは性感帯に走った強烈な痛みに涙を流し、苦痛の声を上げながらも、その下品なダンスを辞めることはない。それどころか、マゾ豚のユナは洗濯ばさみの衝撃で小さく絶頂し、その身体をブルブルと震わせていた。 その愚かな様子を鑑賞していたメリナは腹を抱えて笑いながら、ダンスをしているユナに望み通り“くまセット”を差し出した。 「っぅふふぅっ!……いいわ、笑わせて貰ったし、この“くまセット”は貸してあげる。……ただし、アンタ今のダンスで絶頂しちゃったわよね?だから今の借金は金貨200枚よ。……ほらさっさと稼いできなさい。」 こうして5日目の夜、ユナはたった2回の絶頂で全てを失い、金策に駆られる羽目になった。 ◆ その夜から1週間、ユナは各地の大型な討伐依頼をまさに“チート”と呼べる速さでこなし続け、300枚以上の金貨を稼ぎこんだ。 そうして夜の繁華街、再びユナはあの娼館の目の前に立っていた。案内されるままにユナはメリナの部屋を訪れると、ユナはすぐさま金貨の入った袋を差し出し、身体を床に放おり出して土下座をした。 「その袋に300枚の金貨が入ってます……!それで借金を返したら100枚金貨が残るから、最後に1回、1回だけマゾアクメさせてください!」 力強く、そして情けのない内容の要求を叫ぶユナ。もちろんメリナにはユナこうなってしまうことはお見通しだった。一度マゾアクメを味わってしまったユナ、誰かに敗北する甘美な快楽を味わってしまったマゾ豚は、もはやこの沼から抜け出すことはできないのだ。 「しょうがないわねぇ……!ちょっとだけよ、かわいいメス豚ちゃん♡」 そう言ったメリナは獲物を見据えた猛禽類のように鋭く尖った視線をユナに向ける。その力強い、捕食者の目線を、自分よりも弱いはずの風俗嬢から向けられただけで、ブルブルと快楽に震え、軽い絶頂を迎えてしまうユナ。 もちろん、メリナはその一回の小さなマゾアクメすらも見逃していないが、あえてそのことに追求しないまま、ユナの小さな身体を攻め立てた。 この日は、ユナが娼館に訪れた日の中でも、最も長い夜となった。 メリナはユナの来ていた服の胸のあたりを器用に切り裂くと、その突起をギューッ♡とつまみ上げる。それだけで今のユナが雑魚乳首マゾアクメをしてしまうことは火を見るよりも明らかであった。しかしメリナが「メス豚ちゃん?もしかしていっちゃったぁ?」と尋ねると、ユナは絶頂で朦朧とした思考で(バレていないのかも……)などと浅ましいことを考えながら、「イッてましぇん♡ イッてないれしゅ♡」とわかりきった嘘をつく。それを聴いたメリナは「そう~?イッてないのねぇ。」とニヤニヤと底意地の悪い笑みを浮かべながら今度は股間に手を突っ込み、クリトリスをシコシコ♡と扱き上げる。ユナはたまらず「う゛おお゛お゛ッ!♡」と雄たけびを上げて絶頂をするが、それでも「……イッてましぇん♡ イッてましぇ~ん♡」とうわ言のようにつぶやく。 そんなことを繰り返しているうちに責め苦はどんどんと手ひどくなっていった。メリナはいたずらにユナの長い髪をツインテールに結んでその姿を嘲ったり、休憩の椅子にしたり、身体にSMプレイ用の低温ろうそくを落としてあげたり、鞭でそのきれいな背中に赤い痕を残したり。 最初の晩にユナが元々メリナにしてほしかったであろうプレイを、全てコンプリートしたのではないかというほどに多彩に、多芸に、気の向くままに施していった。 そしてそのたびに絶頂し、しかしようやく訪れたこの至福の時間を終わらせたくないユナは「イッてない♡」と嘯き、メリナから与えられる悦びを受け入れ続けた。 そして── 仰向けに力なく寝転んだユナに、覆いかぶさるようにメリナも寝転んでいた。その目の前に彼女は手のひらに収まるくらいの、小さな魔道具を取り出してこういった。 「メス豚ちゃ~ん?これな~んだ?」 ニヤニヤと尋ねるメリナ、その魔道具には67という数字が刻み込まれていた。度重なる絶頂と酸欠で頭の回らないユナは、弱々しい声で尋ねる。 「……ごしゅじんさまぁ、なんですか、それぇ?」 弱々しいユナのその問いに、メリナは意気揚々と答えた。 「これはねぇ、“魔力自動カウンター”っていうの。魔力を込めたら何でも数を自動で数えてくれるんだけど───今回はこれで、“メス豚ちゃんの絶頂回数”を数えていたの♡」 そういって底意地の悪い笑みを浮かべたメリナの顔を、ハッとした表情で見つめるユナ。その表情は困惑、絶望、恐れ、不安、様々な色に二転三転と変わっていき、その顔色はみるみるうちに青くなっていった。 「……ねぇメス豚ちゃん?この、『67』って数字はなーに?もしかしてぇ、アタシに嘘をついていたの?ご主人さまは悲しいなぁ、信じていたかわいいメス豚ちゃんに裏切られたんですもの……。」 よよよ、とウソ泣きをし始めたメリナに、慌ててユナは言い訳をする。 「これはっ、その、違うくて、いや違わないんですけれど、私っ、おぼえてないけどっ、たぶん67回もイッてなくてぇ……そのぉ…………えへへっ♡」 結局どうすることもできずに、最後は笑ってごまかすことにしたユナに、メリナは冷徹な追求をする。 「いいえ、メス豚ちゃん、このカウンターは正常よぉ。アンタは今晩だけで67回も絶頂しちゃったの。……それで?どうやってこの金貨6600枚の借金を、返してくれるのかしらぁ?」 肉食獣のようなギラギラとした目を向けるメリナに、焦ったユナは答える。 「それはっ……また“くまセット”をお借りして……依頼をいっぱいこなして……っ、商売も頑張るし……」 どもりながら答えるユナに、冷たくメリナが言い下す。 「そーんな世迷い言、たった半月で全財産とかしちゃって、金貨6600枚も借金しちゃう愚かなメス豚ちゃんのことを、どうやって信用しろって言うのかしらぁ。」 そうバッサリと切り捨てられたユナは返す言葉もない。それでもメリナに捨てられたくないユナは必死に食い下がった。 「……じゃあ私っ、どうしたら……?……捨てないでくださいっ、まだ私、マゾアクメしたい……。」 怯えた表情でおどおどと尋ねるユナに、メリナは対照的な笑顔で答えた。 「ほら、あるでしょ、今の一文無しのメス豚ちゃんにも、もう1つだけ差し出せるもの。……ユナちゃんの“人権”♡ 今日からユナちゃんはメス豚奴隷になるのよ♡ 毎朝『くまセットかしてくださ~い』って無様なダンスを踊って、依頼をこなして、それで一日働いて必死に稼いできた大事な大事なお賃金、家に帰ってきたらぜ~んぶ、アタシに差し出すの♡ どう、幸せでしょう?アンタはこれから私の“幸せ貢ぎマゾペット”になるのよっ♡」 その提案を聴いた瞬間、鮮明な映像のように、ユナの脳裏にメリナの提示した過酷な未来が浮かび、走馬灯のように瞬く間に過ぎ去っていった。ユナはそのあまりにも惨めな自分の将来に最高潮の幸福を覚え、腰と膝をガクガク♡と震えさせ、股間からは液体をブシュッ♡ブシュッ♡と吹き出し、激しい絶頂を迎え続けていた。 「……なりゅっ♡ なりましゅっ♡ 貢ぎマゾペットになりましゅっ!♡ んお゛ッ♡ おお゛~ッ♡ ああっ、人生ごと全部貢いじゃった~っ♡ もう戻れないところまでっ……大切なもの全部貢いじゃったッ♡ んぁああ゛♡ まぞあくめしゅるっ、まぞあくめさいこう゛~~~ッ♡」 情けなく貢ぎマゾペット堕ちを宣言するユナを満足気に見つめながら、メリナも本音を話し始めた。 「……まあ私もそろそろこの仕事はおしまいかなぁって思ってたし、こんなかわいいメス豚ちゃんができたんだもの、一生搾り取ってあげてそのお金で遊んで暮らすのも悪くないわよねぇ。……これからもた~ぷり、アタシに貢いでちょうだいね♡」 ◆ ───こうしてユナの自宅、くまハウスに新たな住人が加わった。表向きはユナと意気投合した居候のお姉さんとして過ごしているが、彼女の夜の顔は……。 「んぉ゛ッ……マゾアクメしゅるっ♡ い゛くッ……! あ゛~~あ゛、ッ〜〜あ゛〜ッッ♡ ん゛ぉ゛おおお……まだイグッ~~♡♡♡」 くまハウスには毎晩、ユナの情けないマゾアクメ声が、響き渡るのであった……。