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現実改変インタビューで変えられていく剣道少女【FANBOX限定作品】

 剣道少女、舞鶴 凛(まいづる りん)。高校2年生にして剣道全国総体で優勝した彼女は、その実力だけではなく、華やかでそして名前通りに凛としたその容姿から、”美人すぎる剣道少女”として、地元ニュース、スポーツ雑誌、はたまた匿名掲示板の画像スレッドなどで何度も話題となり、その知名度は高い。  彼女の艶やかで長い黒髪はポニーテールに、アーモンド型のちょっとツリ目で胡桃色の瞳は彼女の曲がることのない芯の強さが表れている。鼻筋はスッキリとしていて、小鼻には毛穴の一つも見えない。唇は薄く爽やかな印象を与え、とてもシャープなラインを描く小顔だ。全体で見ればどこか中性的なかっこいいとかわいいの中間地点、と言った場所にいる。  運動をしているため、全く贅肉のないスレンダーな身体つき。胸とお尻にはちょこんとではあるが確かな膨らみがあり、腰はしなやかな動きを連想させる細さと腹筋を兼ね備えたくびれだ。170cmに近い身長、ボーイッシュな顔立ち、美しく機能的な身体。  そんな彼女は同じ学校の男女両方から高い人気を誇り、女子から見れば王子様、男子から見れば高嶺の花といったところか。    本日はそんな彼女に、普通のインタビューという名目のアポイントを取っている。時間もないようなので早速お邪魔してみよう。  用意された部屋に入ると、凛は背筋を伸ばして、姿勢正しく椅子に座り、インタビューアーを待ち構えていた。彼女は今日は学校の制服を着ていて、剣道着ではない、ナチュラルな彼女といったところだろうか。他の女の子たちと比べると少し丈の長いスカートの下に、カモシカのような魅惑のほっそり曲線美をさらけ出している。日焼けのない白の生足が眩しい。 「こんにちは、本日はインタビューを受けていくださりありがとうございます。」 「いえ、剣道の発展のためですので、このくらいのことは致します。今日はこの後部活の外せない用事があるので、予定通り1時間以内でお願いしますね。」  静かな笑顔で礼儀正しくお辞儀をする凛、2人はそのままインタビューに用意された椅子に座り、机を挟んで対面に座った。  そうしてインタビューが始まった。 「それでは剣道を始めたきっかけからお願いします。」  そう言うと凛はくすぐったそうに微笑んだ。世間にイメージされる彼女とは少し違った趣のかわいらしい笑顔に思わず感嘆のため息が漏れる。 「はい、ボクは小さな頃から祖父が大好きで、もちろん今も大好きなんですけれど、その祖父が剣道道場をやっていたのが始まりです。初めて面を打った時の快感と、逆に打たれた時の衝撃は今でも忘れられない思い出です。」  照れくさそうにそういった凛についに現実改変インタビューの魔の手が迫った。 「なるほど、つまり『凛さんの男性の好みはおじいさんくらいの年齢の老人で、実の祖父に今もガチ恋』。それから、『初めて面を打たれた時には気持ち良すぎて絶頂、以来ドMに目覚めて剣道の道へ』……貴重なお話を聞かせていただきましたね。」  神妙な面持ちで、凛の言ったこととは全く違う内容をメモ書きしていくインタビューアーに、凛は待ったをかけようと身体を乗り出す。 「いやっちがっ……ぼくはっ……あれ?なにがおかしいんだっけ…………???」  しかし止めようとした矢先、凛の頭の中はインタビュー通りに書き換えられていき、何がおかしかったのかを忘れてしまった。  否、凛の頭の中だけではない。このインタビューの内容は、世界全体、そして過去にまで遡り、『凛は昔から今まで実のおじいちゃんにガチ恋』という現実と『初めて面を打たれた時に絶頂、ドMに目覚めてに目覚める』という過去が挿入され、本来の微笑ましい思い出は消え去ってしまった。 「……あれ?ボクが『おじいちゃんが大好き』なのはいつものことだし、『面を打たれるたびに絶頂するドM』だし……なにもおかしくはないのかな?」  かわいそうに、『おじいちゃんが大好き』という言葉は、インタビューの前後で大きく意味を変えられてしまった。しかしその事に気づけず、大きく過去を書き換えられた凛の脳内は混乱し、しかしなんとか整合をつけようと必死に動いている。インタビューアーはそこに畳み掛けるように次の質問へと移行した。 「しかしさすがは”美人すぎる剣道少女”とても美しくて惚れ惚れしてしまいます。」 「いやぁ、そんなことは……。」 「それだけの美しさだと男女問わずにモテるんじゃないですか?」 「……自慢をするわけは決してないのですが、何度か告白されたことはあります。その度に剣道が忙しいからと断ってはいるのですが……。」  そう言って顔をうつむかせ、恥ずかしげに頬を染めて困った表情をする凛。しかしそんな魅力的な凛だからこそ、汚したくなるというものだ。 「そうなんですね、毎回『50歳以上が恋愛対象のドMだからと断っていたら、恋人ができるどころか友達にすら距離を置かれてしまったと』。」 「そうなんですよ、『10代なんて恋愛対象じゃないのに、それを告げたら友達も居なくなっちゃいましたね』……んんっ???」  輝かしい学校生活から、友達も1人も居ない、それどころか枯れ専のドMと裏で罵られる生活に改変された凛。それでも彼女はこのインタビューの改変に気がつくことは出来なかった。 「それにお顔だけじゃなくて身体もとってもお綺麗で、あっこれセクハラになっちゃいますかね(笑)」 「構いませんよ。毎日剣道で鍛えているので肌の下は少し筋肉質というか……胸とかも女の子っぽくないし周りから褒めていただけるのは嬉しいのですが、1人の女の子としては少し気にしてしまいますね。」  そう言って、少し陰のある表情をする凛。(そんなに気になるなら、いますぐに変えてあげよう。)とインタビューアーはほくそ笑む。 「なるほど。『どれだけ運動しても筋肉がつかずに贅肉だらけで困っている』んですね~。それに『特にオッパイは女性らしすぎるほど大きすぎて運動の邪魔だ』と。」  インタビューアーがそういうと、凛の細かった身体があっという間に膨らんでいく。唯それだけでなく、現実が改変されることで彼女の服や下着も合わせて大きくなっていき、服が弾けるということはない  それでも制服を持ち上げて乳のカーテンを作るオッパイは、服の中にバスケットボールでも入れたのかと言うほどに大きい。乳カーテンのせいでチラ見えするへそ周りは、腹筋で美しかったくびれの面影はなく、少しだるんっとしている。お尻はスカートを持ち上げてしまうほどに大きく、後ろからはパンツが見えそうになっているだろう。  今の舞鶴 凛はブヨブヨの身体で剣道をする枯れ専のドM、しかし全国大会で優勝という、おかしな経歴にネジ曲げられてしまっていた。 「そうなんですよ、「こんなブヨブヨな身体で剣道ができるか!」とおじいちゃんにもよく叱られていて、でも本当に筋肉がつかないんですよねぇ。それに周りの男子からも女子からもオッパイをずーっと凝視されてるし……。あっ、なんだか暑くなってきましたね、窓を開けてもいいですか?」  そう言って、額に脂汗を浮かべながら窓を開ける凛。別段室温は上昇していないのだが、肉のバリアで守られた彼女の今の身体は激しい熱を帯びていた。 「ところで毎日剣道をされているということですが、毎日何時間ほど練習なさっているのですか?」 「大体6時間くらいですかね……。家の隣におじいちゃんの道場があるので、部活が終わって帰ってからもずっとこもりきりです。」 「ほうほう、『毎日6時間はオナニーをしていて家に帰ったら部屋にこもりきり』ですか。思春期らしい性欲の強さですね。」  インタビューアーがそう言うと、ただ汗ばんでいるだけだった凛のドスケベボディから、男を誘うような、むせ返るようなメスの匂いが溢れ出す。オナニーを毎日6時間するオナ猿に書き換えられた事によって、ホルモンバランスなどが大きく崩れたのだろう。ムチムチに変えられた身体も、心なしか更にボリュームを増した。 「そうなんです、いつもオナニーばっかりしていてメスくさいから女子には嫌われちゃってて……。女子トイレでオナってたら水をぶっかけられたこともあります。」  悲惨に改造され尽くす、楽しいものだったはずの凛の学校生活。だんだんとその内容はイジメの範疇に達しつつあった。 「『剣道部に入ったのは竹刀をディルド代わりにしてオマンコを鍛えるため』とニュースでお聞きしましたが本当でしょうか?」  インタビューアーはそんな凛にお構いなしに、どんどんと話を進めていく。斜面を転がりだした石のように、もう止まることはない。重力に従うように、堕ちるところまで堕ちるのみだ。 「本当です。女子剣道部員からはそのせいで軽蔑されていて、剣道部の恥って呼ばれてますね……。」  たはは、と言った感じでさみしげに頭を撫でる仕草をする凛。かつては剣道部の誇りであった凛は、剣道部の恥へと落とされてしまった。 「ふぅむ、それは『凛さんが他の部員の防具の汗臭い匂いをかぐ匂いフェチの変態』だからというのも関係してそうですね。剣道部の恥に成り下がるまでに、さぞ研鑽をつんだのだと想像に固くありません。」  追い打ちをかけるように改変を進め、凛のなけなしの尊厳をぶち壊しにしていく。 「あぁ、そうですね。思い出します、初めて女子の使用済みの防具をかぎながら竹刀オナニーをしていた日のことを……。当然見つかって顧問の先生に「あの変態を部活から追放しろ」という嘆願がいっぱい言ったそうですよ。ボクは部活に残ることを選択しましたが。」 「決して楽な道のりではなかったでしょうね。ところで将来の夢を教えていただけますか?」 「はい、私の将来の夢は、男女の壁を超えて剣道の発展に寄与できるような選手になることです。このインタビューもその一環ですね。」  キラキラとした瞳で夢について語る凛、もはやその性癖と肉体ではその夢は叶いそうもないが、最後にトドメの一撃が放たれた。 「なるほど。『老若男女構わず身体を売るAV女優になること』が将来の夢なのですね。素晴らしい夢です、ぜひ叶えましょうっ!」 「ええっ、絶対に史上最高のAV女優になってみせます!」  凛は強い口調でそう宣言した。以前と変わらぬキラキラとした夢への希望に満ちた瞳。しかし肝心の夢は、大きく道を違え自らの品位を貶めるものとなってしまった。 「ところで凛さんはAV女優になるのになにかコネはお持ちですか?私でよろしければ今スグにでも知り合いのAV監督を紹介できるのですが。」  凛はその提案に眼を輝かせると、その重厚な身を乗り出し、眼をキラキラさせて一も二もなく返事をした。 「本当ですかっ!ぜひ今スグに紹介してくださいっ、コレで夢にぐっと近づけるっ!」 「あれ?この後部活の外せない用事があったようですが……?」 「いえっ、そんなもの、ボクには必要ありません。そんなくだらないことでこのチャンスを逃すわけには行きませんから!」  大事だった部活を捨て去り、AV女優を目指す意志を固めた凛。その意思には一点の曇もない。 「ちなみにNGなしのエグい作風で有名な監督ですが……まあ凛さんのような変態女なら大丈夫でしょう、ダメだったらその都度また都合よく改変してあげますよ。それと紹介料ですが、『これからの出演料を凛さんと私で1:9の分配でいただけたらそれだけで結構ですので』。」  強制的に搾取的な契約を結ばされてしまう凛。しかしそのあまりにも理不尽な契約内容にも、凛は否を唱えられない。 「ええっお安い御用です。お金なんかなくてもボクはAV女優としてセックスができればいいのでっ!さっそく行きましょう!」  こうして、将来有望であった剣道少女の人生が、簡単にブチ壊された。その後彼女は「身体がだらしなさすぎるAV女優」、「元最強剣道少女」として売り出され、AV出演回数のギネス記録を達成するのだが、それはまた別のお話──── 「それではこれにて現実改変インタビューを終わります、ありがとうございました。」

現実改変インタビューで変えられていく剣道少女【FANBOX限定作品】

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