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吸腕種のひみつ資料



吸腕種 [ Scylla ] No.19

ポセリシア系統/触手娘

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スキル:戦闘力:9、生命力:7、魔力総数:8、危険度:2

他種族との関係:(苦手)舐熊種、粘絡種、海蛇種、鳶脚種

吸精する獲物:(好)モンスター、(好)モンスター娘、人間

ライフサイクル:卵期:8、童期:34、娘期:65、子数:2、大人になるまで・・・約107日



◆基本情報

 吸盤のある触手をもっていて、貪欲に吸精を行うモンスター娘です。触手は吸盤で吸い付くことができて、獲物を掴んで離しません。さらに、触手の中心部には噛みついて吸精できる器官があって、強引に獲物から体力を吸い尽くすことができます。


▶凶暴性のひみつ

 強力な触手は、日常的な行動にも大きな消費魔力を伴います。所持している魔力は触手を維持するためにほとんどが消費されて、たくさんの魔力を補給する必要があります。そのために、狡猾に獲物から魔力を奪おうとします。また、にゅるにゅるとした触手で必要以上に獲物を叩きつけたり、絞めつけたりして、弱らせることがあります。種族特性として攻撃的な気質を持つことが多く、獲物を弱らせることに本能的な快感を得ています。


▶強力な触手

 太くて大きな触手は丈夫で強力です。触手には吸盤も備わっていて、ツルツルした形質のものでも強く捕らえることができ、岩などの自然物に捕まることで、強い水流でも逆らって移動することができます。また、触手の間にある膜は、水中を泳いだりすることにも使えて、泳ぐ相手を追いかけることができます。なお、陸地では自然物に触手を絡めて体を移動するため、入り組んだ場所ほど簡単に移動できます。筋肉質にできた触手は、簡単に体を引っ張ることができます。湿地や沼地などは相性が良く、実は水中よりも活動しやすいことがあるようです。


▶煙幕噴射

 背中にスミを吐く事ができる器官をもちます。ここで作られた液体は、魔力性であり、水中に撒いたり、空気中には強く吹き付けて散布することで使用します。視界を悪くさせる効果と、魔力の性質をもつので、魔力感知を邪魔させる効果があります。このスミは天敵から逃げる時に使うよりも、獲物を逃さない時に利用することがほとんどのようです。視界不良になった相手は混乱して、こちらを見失います。パニックになった獲物は、簡単に触手を絡ませられます。さらに、スミには付加効果が付いている固有種族もいます。毒性などの効果があれば、より獲物を捕らえるための補助になります。散布量や濃さも固有種族で異なっていて、生息地や習性に基づいた効果をもちます。


▶恐怖の巣穴

 魔力を節約するために、巣穴で待機することがあります。自然物を利用して自分の巣穴を、水底に作ったり、湿地などであれば水に面して入り組んだ場所に作ります。この巣穴の前を通ったモンスターやモンスター娘を触手で引っ張って捕まえれば、体力を温存しながら、魔力を補給できるようになります。しかし、獲物の悲鳴が聞こえたりすると警戒されて、誰も寄り付かなくなります。定期的に巣を作り直す必要があります。



◆種族関係

 周囲のモンスター娘を手当たり次第に吸精相手にする、凶暴な種族特性があるため、楽しい交流を行えることは稀でしょう。また、相手と友好関係を持ってしまうと、吸精しにくくなってしまうため、基本的には一人でいます。


▶苦手種族(海蛇種粘絡種鳶脚種舐熊種

 高い攻撃性があって、大抵のモンスター娘に恐れられています。しかし、実は弱点もあり、それは痛覚が敏感なことです。鋭い攻撃や電気などに弱い性質があって、そのような攻撃を得意とする種族が苦手です。海蛇種は鋭い牙で噛みついて麻痺性の毒を注入してきます。彼女に柔らかい触手を思い切り噛みつかれると、ひるんでしまい、さらに麻痺が回ってくると、動けなくなってしまいます。粘絡種の放つ、電気ショックも苦手です。ヌルヌルとした粘液をまとっていて、もともと捕まえにくい上、手間取っていると強力な電気ショックを放たれてしまいます。強烈な痛みを瞬時に受けてしまうと、以降は獲物から除外するようになります。そのほか、湿地や水辺など、陸地に近い場所で生活するときにも、苦手種族がいます。空から襲いかかってくる鳶脚種は、飛行が得意なため、鈎爪で一方的な攻撃をされやすく、苦手な相手です。それと、吸盤の吸い付きが効かない毛皮で覆われた、舐熊種も危険と見ています。厚い毛皮は、触手基部にある牙での噛みつき吸精も効きにくいほど分厚く、苦手な相手です。彼女は舐めることで吸精することができ、触手のような防御性の低い性質から、効率よく魔力を奪うことができます。


▶人間との関わり

 人間には凶暴な種族として知られていますが、近寄らなければ襲われないため、特別な敵対視はされていません。また、冒険者が討伐に向かえば、ほとんどは返り討ちにあってしまいます。そのほか、湿地や水辺などでは、うっかり巣穴の近くを通った冒険者や商人が餌食になります。



◆吸精

 触手の基部には、特殊な牙が備わってあり、そこで噛みついて獲物を吸精します。触手で強引に捕まえた相手を、基部の牙まで運んで、魔力を吸い尽くします。牙での噛みつき吸精は、一般的な吸精よりも、一気に大量の魔力や精気を奪うことができ、獲物は魔力をたくさん持っていかれすぎて、抵抗の意思をなくしてしまうことがあります。また、触手で掴みにくかったり、何らかの理由で牙での吸精が難しいときは、口で吸い付くことでも通常の吸精ができます。拘束の難しい相手を弱らせる時は、追いかけながら、ついばむこともあります。獲物とするモンスター娘は、自分よりも弱そうな相手を好んで攻撃する傾向があります。


▶獲物あそび

 捕らえた獲物が弱っていくことに快感を覚えて、気分が乗ってくると、吸精して弱った獲物を必要以上に触手で苦しめたり、わざわざ牙でなく、娘の口で細かく魔力を吸ったりするなど、嗜虐的な一面をもっています。こういった攻撃性があるのは、魔力を他種族からたくさん奪わなければならないため、非道な気質を持つ必要があるからとされています。


▶スキュラのミルク

 たくさん吸精して体の魔力が余ってくると、胸に魔力生乳を蓄えるようになります。獲物が一時的に捕れないときや、深く痛手を負ってしまったときに還元されて、魔力に戻すことができるものです。搾り出すこともできて、吸精されすぎて衰弱した人間やモンスター娘に飲ませると、急回復させる効果や、健康なモンスター娘が飲むと、身体能力の強化を起こす効果があります。しかし、いざというときの蓄えのため、そういった使い方をすることは珍しいようです。


▶人間への吸精

 通りかかった人間は、敵対であるか、武装しているか関係なく襲いかかります。しかし、人間を積極的に獲物とすることはあまりなく、手の届く範囲にいれば襲うくらいです。人間よりも、モンスター娘のほうが、魔力を多く吸うことができるようです。



◆繁殖と成長

 安全で快適な巣穴があり、魔力生乳が蓄えられた状態が保たれていると、繁殖欲求が高くなります。


▶子種の入手

 男性をみつけると、誘惑して一夜限りの関係をもちます。相手が拒んできたり、警戒していたりする場合は、触手で捕まえて、強制的に子種を奪うようなこともあるようです。そのあとは、吸精対象としてしまうことがあります。なお、人間と遭遇が少ない場合は、魔力花粉の多い地域に移動することで、出会いの確率を上げたりします。魔力花粉は、人間を呼び寄せる効果があるものです。


▶大人になるまで(卵期:8、童期:34、娘期:65)

 妊娠すると体内に最大で2つの卵が生成され、それらは隠れ家に産み付けます。母親は孵るまで、卵にときどき水流をあたえて、清潔に保ってあげます。子供は卵にある母親からもらった魔力を吸収して育っていきます。そして、卵期が終わると膜を破ってでてきて、子供は母親についてまわるようになります。モンスターの捕まえ方や、スミの吐き方を、母親の近くで見て教わり、真似してみます。母親は弱らせた獲物を子供に吸精させてあげたりして、成長させていきます。しばらくして童期を終えると、子供はモンスターを狩れるくらいに成長し、親離れをします。その後は一人で成長していって、うまく生き残った個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。



◆固有種族

ロクトリエ

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