菌姫種 [ Mold_Princess ] No.29
アルリトラ系統/生菌乙女
スキル:戦闘力:5、生命力:7、魔力総数:5、危険度:3
他種族との関係:(苦手)濃粘種、貝背種 (友好)特になし
吸精する獲物:モンスター、魔力回収、(除)魔力性植物、モンスター娘、(除)アルリトラ系統、人間
ライフサイクル:芽期:36、童期:25、娘期:44、芽数:2、大人になるまで・・・約105日
◆基本情報
魔力で出来た菌体を操るモンスター娘です。頭にあるティアラには、菌体の母菌が宿っていて、菌体を増やすことができます。いくつかの種類があり、それぞれの菌体を使いわけることで、あらゆる状況に対応することができます。
▶ティアラのひみつ
操ることのできる、菌体は娘種の特徴である「従者の生命体」です。それらはティアラから、自身の魔力を与えて増殖させることができて、生存には娘本体の魔力を利用して生きています。そして、頭にあるティアラには、種類ごとに母菌と呼ばれる生命体の司令塔がいます。複数の母菌はティアラで共存していて、使える魔力は共有されています。そのため、特定の母菌を多く使う必要があれば、他の菌体が減らされ、消費魔力を一定に保たれます。これは、菌体が攻撃などによって全滅しても、ある程度の体力を残しておくための安全装置の役割を果たしているのです。
▶菌体の構成
菌体の種類は大きく分けて、風に乗って外敵の体内に侵入する放散型や、寄り集まって糸を形成し、魔力形質を侵食する菌糸型、固まって主の体を守ろうとする密集型があります。放散型は呼吸を行っているモンスター娘に入り込んで、菌体特有の効果を与えます。菌体の種類によって毒や催眠効果、心理的効果などがあります。次に菌糸型は、這う糸のようで、娘の身体を伝って、増殖によって伸びていきます。獲物を捕まえたり、侵食したりします。3つ目の密集型は身体を守ることに適しています。娘の身体にまとわりつくことで、外敵の攻撃から守ってあげます。これら、特定の種類を増やすことにより、攻撃性を高くしたり、防御が得意な構成にして、必要に応じて能力を自在に変化させることができます。
▶自立した菌体
菌体は独立させることもできます。魔力が余分にある時は、菌体を必要以上に増殖させて、自由にさせます。自由になった菌体は、ティアラの魔力制限がなくなり、いくらでも増殖できますが、娘でなく母菌の命令によって行動します。菌糸型であれば、周囲の魔力形質をひたすらに侵食して増殖したり、放散型や密集型は主の周りをうろつき守ったりします。娘の意識で命令を下して操れる菌体には限度があり、ティアラ内の魔力が足りないときは、母菌に操縦を任せざるを得ないこともあります。反逆してくるなどといったことはなく、もし、宿主がロストすれば、母菌も魔力源を失ってロストするため、従順に宿主を守ります。
▶自滅の還元
従者たちは乾燥に弱く、日光の熱でダメージを受けます。生命体ひとつひとつは、とても脆い存在で、ロストすれば、再生産の魔力が浪費されてしまいます。生息地は菌体の好む、水気の多い場所で、日陰がたくさんあるところを好みます。どうしても日照りの強い場所や、温度の差が激しい場所に行かなければならないときは、一時的に菌体を魔力に還元することもできます。ただし、その間は身を守るものがなくなります。
◆種族関係
汎用性の高い能力を持っているため、他種族との協力は必要ないことが多く、むしろ交流を持てば、吸精源にできる対象を狭めてしまうので、一人でいる事が多いです。アルリトラ系統であれば吸精対象としないので、友人を作るかもしれせん。
苦手な種族は少ないです。掴みどころのない攻撃方法をもっていて、知恵のない相手であれば一方的に攻撃できてしまうでしょう。しかし、そもそも従者の生命体が無効化されてしまうような体質をもつ種族がいて、攻撃されることもあります。濃粘種と貝背種は濡れた軟身をもっていて、体を守る粘液が滴っています。その粘液に従者が絡め取られると、あっけなくロストさせられます。生息地もじめじめした場所を好み、遭遇しやすい危険な相手になります。じわじわ追い詰められて、柔らかな身体で蹂躙されてしまうでしょう。
▶人間との関わり
人間からは警戒される種族です。暗い場所で一休みしようとした冒険者をよく襲います。密集型の菌体は、量が増えると人間の武器攻撃であっても防げるくらいの防御性能を発揮します。そのほか、菌糸型で捕縛して、侵食によって防具を損傷させたり、放散型は呼吸を通してダメージを与えることができます。
◆吸精
口で吸い付くことによって吸精します。他には、菌糸型の従者がいれば侵食を行うこともできます。本来なら、侵食することで環境の残留魔力形質を分解して、魔力を使える形に戻すことが種族の使命でしたが、それだけでは生命維持の魔力が足らずに、モンスターやモンスター娘、人間を吸精するようになりました。なお、モンスター娘を対象とするときは、戦闘によって勝利できそうな相手を選びます。
▶半自動の侵食回収
菌糸型の母菌は、近くにある魔力形質を見つけると、自由な菌体を操って侵食を行う習性を持っています。これを利用して、意識の範囲外であっても、継続的に魔力を得られる状態にすることができます。特に丈夫で頑丈な魔力形質は、完全に侵食しきるまで時間がかかることがあるため、この能力を利用します。
▶禁忌の吸精源
アルリトラ系統や魔力性植物は吸精対象として見ません。基本として、同じ系統や近しい種族の魔力を吸精するのは敬遠されています。アルリトラ系統は特にその傾向が強くあり、本種もそれに準じます。しかし、拒絶が起こるわけではないため、無理に吸精しようとすれば、魔力を吸うことは出来ます。
▶人間への吸精
人間は敵対に関係なく見かけると襲いかかります。菌糸を絡みつけて捕縛したあと、口で吸い付きます。また、武器や防具に、菌体を絡みつけることで耐久値を減らすことができますが、その分の魔力は得られないため、無駄な行動になることがあります。
◆繁殖と成長
不自由しないほど菌体がたくさんいて、安全が長く保たれていると、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
男性を見かけると誘惑を行って、一夜限りの関係になります。警戒されたり、拒まれた場合は、従者の菌糸で捕まえて、強引に子種をもらうこともあるようです。
▶大人になるまで(芽期:36、童期:25、娘期:44)
妊娠すると最大で2つの娘芽が母親の体に生成されます。娘芽はティアラのような形をし、母親はそれに必要な菌体をいくらか与えて、適切な場所に隠します。菌体たちは自主的に周りから魔力を集めていき、娘芽を成長させていきます。そうして童期になったら、ティアラはちいさな菌姫種に生まれ変わります。子供には自分のティアラが頭について、菌体はそこに宿るようになります。そして、子供は菌体に自分の魔力を与えて、母菌へと成長させます。これは契約の儀式のようなものです。また、ティアラは成長段階に合わせて徐々に大きくなっていき、扱える菌体の量や割ける魔力の量が多くなっていきます。未熟で小さいうちは、菌体の扱いも慣れていなく、様々な大人のモンスター娘にあっけなく吸精されてしまいます。うまく生き残った個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。
◆固有種族
不明