大尾種 [ Big_Tale ] No.01
ロルガイア系統/小獣娘
スキル:戦闘力:3、生命力:7、魔力総数:3、危険度:1
他種族との関係:(苦手)狩脚種、罠巣種、毒液種、濃粘種、柔虫種 (友好)大尾種、恋兎種、飛皮種
吸精する獲物:(好)魔力性植物、モンスター、(好)魔力果実、アルリトラ系統、敵対した人間
ライフサイクル:卵期:5、童期:31、娘期:40、子数:1、大人になるまで・・・約76日
◆基本情報
汎用力の高い獣身を利用して、各地を探索できるモンスター娘です。姉妹種で構成される群れの「団結グループ」の一員として所属します。特定の魔力を敏感にとらえるヒゲと、2つの移動形態を使った探索によって、仲間たちの魔力源を調達したりします。
▶もふもふ尻尾
しなやかに曲がる尻尾は、あらゆる向きに対して身体の重力を分散させることに適しています。バランスを保ちやすくすることで、高所での探索や、重たい荷物を持つ時に体勢が崩れません。また、尻尾は魔力を微量に放出する性質をもっているため、尻尾に魔法を付与させる事ができます。例えば氷の魔法を使うなら、尻尾を凍らせて武器のように使ったり、暑いときの対策にも使うことがあります。そのほか、自分の尻尾をこよなく愛しています。これは種族上科共通の気質であり、ストレスを感じたときは尻尾を抱きしめることで安心します。長期的な探索によって周りに仲間がいない時に、寂しさを紛らわせることがあります。
▶移動形態のひみつ
下半身の獣身には二種類の移動形態があります。いろいろな場所を探索するには、柔軟な移動形態の切り替えが重要です。一つ目は便利な立ち形態です。後ろ足2本を使うことで立って、尻尾でもバランスを取ります。前足を自由に使うことができるため、たくさんの物を持つことができます。さらに、背も高くできるため、取りにくい場所にある採取物を取るときや、辺りを見回すときはこの形態です。そして、二つ目は伏せ形態です。前足と後ろ足を地面につけることで四足歩行になって、とても走りやすくなります。移動に特化した形態であり、全力疾走で走るときに取る形態です。この形態では細い道などを器用に歩くことができます。尻尾が自由になってバランスをしっかり取れるため、高所にいるときに自身が落下する危険を減らすのに役立ち、そろり、そろり、足音を立てないように動くことができます。
▶素材集めと製作
探索のついでに、そこら辺の石や枝木、魔力性でない植物などの素材を集めることがあります。これらを使った道具や物品を作るのが得意で、カゴやロープを作ることで、たくさん採取した採取物を団結グループの仲間に持っていくことができます。ブローチや小物をつくることもあり、これは単純な好みで作っています。友好的な種族に渡したり、人間にあげたりすることで、交流関係をより良い状態にします。
▶アイテム交換
物と物を交換する、交易のような交流をすることもあります。人間たちと便利なものを交換したりして、自分たちの生活をより良いものにしたり、冒険者のアイテムをもらって、探索に活用したりします。
◆種族関係
団結グループの所属しているメンバーたちとの交流の他にも、様々な種族と友好的な関係を持つことがあります。手作りのアクセサリーや、採取で入手した珍しいものをモンスター娘や人間に与えて、仲を深めることが得意です。友好度を高めることは、天敵を減らすことに繋がります。種族や性格にもよりますが、友好的であったり有益な能力を持っている相手には、攻撃を行わないのが一般的です。
同種と恋兎種、飛皮種には初対面であっても友好的に接します。これらは団結グループの構成種族であるため、お互いに強い協力関係にあります。拠点を作って共に暮らしていて、仲間が受けた痛みは自分の痛みのように感じ、喜びはみんなで分かち合います。
温和な気質が基本にあって、攻撃や防衛が苦手なため、周囲のモンスター娘からは吸精対象として見られやすいです。さらに、広い地域で探索を行い、天敵の多い危険な場所にも入ってしまうこともあります。このときに気をつけなければいけないのは、罠巣種、濃粘種、毒液種が張る粘着性のトラップです。毛皮は粘着が絡みやすく、少し触れただけでも強力に捕えられて、暴れるほどに逃げられなってしまいます。その中でも毒液種のトラップは毒を持っていて、運よく逃げられたとしても、身体を動かすほどに毒が浸透していき、探索ができなくなってしまいます。トラップにかかれば、徐々に弱ってしまって、吸精されてしまうでしょう。また、交易によって得た冒険者の使うアイテムなどがあれば、これらの危険を回避することもできます。冒険者の使う剥離剤は、粘着性のトラップをうまく剥がすことができます。ほかには、地面に潜む柔虫種や、物陰に隠れる狩脚種は、あちこち探索していると、急に襲いかかってくる危険な相手です。待ち伏せを得意としていて、地面を歩く時や入り組んだ場所に注意しなければ、彼女たちに魔力を吸われてしまいます。
▶人間との関わり
モンスター娘の種族では珍しく、人間とは友好的な関係を築きやすいです。物々交換や贈り物などによってコミュニケーションを取るため、村や街などの単位で関係を築くことができます。ですが、積極的に討伐などを行うような敵対的な思想の人間たちであれば、身を守るための攻撃をしたりもします。友好か敵対かは地域によって異なるものです。
◆吸精
口で吸い付くことで吸精を行います。モンスターなどを捕まえて吸精することはあまり得意ではなく、魔力性植物などの反撃してこないものを吸精したがる傾向があります。仲の良いアルリトラ系統の種族がいれば、魔力果実をもらったりします。基本的に温厚な種族ですが、魔力が枯渇していて、長時間探索を行う時は、アルリトラ系統のモンスター娘を相手に吸精を行うこともあります。魔力果実をもっているようなら、盗ってしまうこともあるでしょう。
▶ヒゲの感知
頬にあるヒゲにはアルリトラ系統の魔力に敏感に反応する能力があります。団結グループ内で魔力源の調達を担う理由にもなっていて、魔力性植物に反応を示します。この能力を使って、仲間のためにたくさんの魔力資源を集めて、手作りのカゴなどを利用して持って帰ります。
▶人間への吸精
人間とは関係を崩したくないため、罪のない人民を襲って吸精はしません。ですが、開拓などの理由で団結グループの拠点を侵攻しようとしたり、討伐しようと武器を構えてくる冒険者や兵士には攻撃的な対応を行います。また、人間への吸精自体は好きなので、仲の良い人間がいるなら、了承の上で吸わせてもらうこともあるようです。
◆繁殖と成長
団結グループの拠点が大きく、安全に魔力源が採れる探索場所があって、安全を長く維持できていると、繁殖欲求が高くなります。子供が増えると団結グループの規模が大きくなるので、仲間とよく相談して繁殖を決めます。
▶子種の入手
交流している人里があるなら、気に入った人間の男性にアプローチを仕掛けます。手作りの作品をプレゼントしたり、喜ぶようなことを言って誘惑します。長いあいだ親密な関係を作り上げていって、人間同士が行うような恋愛をします。うまく子種が入手できたあとも問題がない限りは関係を続けて、子どもを作っていきます。こうした恋愛を続けるうちに、相手の男性が所属している人里は、モンスター娘に対する警戒心を大きく解くことがあります。そうすると、団結グループや種族単位での評価が上がり、より強い協力関係を結ぶことができます。
▶大人になるまで(卵期:5、童期:31、娘期:40)
妊娠をすると1人の子どもを身ごもります。母親は胎内で子供に魔力をあたえて成長させ、卵期を終えると出産をします。子供はまだ未熟な体で、団結グループの仲間に守られながら過ごし、母親からは一時的に魔力生乳が出るようになって、それをもらって成長していきます。童期に入ってしばらくすると、母親と一緒に探索に出るようになります。尻尾の使い方や、ヒゲを使った魔力性植物の見つけ方などを教えられます。この時期は迷子になりやすく、他種族のモンスター娘に襲われる前に、見つけてあげる必要があります。娘期を終えるころには、体が成熟して大人になります。そのままグループの一員として認められ、仲間たちと共に生活をしていきます。
◆固有種族