魅殻種 [ Charm_Chell ] No.16
ポセリシア系統/殻鎧娘
スキル:戦闘力:2、生命力:6、魔力総数:6、危険度:4
他種族との関係:(苦手)海蛇種、大羽種、香液種 (友好)刺腕種
吸精する獲物:(好)モンスター、モンスター娘、(好)人間
ライフサイクル:卵期:11、童期:34、娘期:46、卵数:2、大人になるまで・・・約91日
◆基本情報
体から放たれる香りによって、特定の種族をおびき寄せるモンスター娘です。香りはフェロモンのように作用して、遠くの相手をこちらへ引き寄せ、魅了の効果をかけます。また、ものに巻き付いて身体を固定できる下半身をもっています。
▶誘香の殻
殻に魔力を通すことで香りが生成され、獲物としている特定の種族を近くにおびき寄せることができます。殻は月光によって層が厚くなっていき、そうなると香りを発しにくくなります。この状態でいると、天敵の魔力感知に見つかりにくい利点があったりもします。一方で、脱皮をすることで、抑制されていた強い香りを開放する事ができます。この2つの状態を使い分けて、任意で殻を脱ぎ、状況を選んで香りの強さを開放することで獲物をおびき寄せます。
▶香り生成のひみつ
生成する香りは種族固有ではなく、ある程度のコントロールができ、イメージしたものに近い香りが出てきます。香りの種類を増やすためにはアルリトラ系統のもつ魔力花粉が参考になり、他のあらゆる香りも嗅いでヒントを得たりします。特定の固有種族に対して強く有効な香りもありますが、詳細が不明だったりすれば、もっと大きな枠組みで香りを生成することもできます。系統・娘種・種族上科の好む香りが存在していて、嗅覚の魔力感知によって興味を惹かせます。ですが、対象の範囲が広いほど、おびき寄せの効果は薄れます。また、魔力総数の低いモンスターや人間がこの香りを嗅ぐと、ほぼ確実に魅了に陥ります。モンスター娘にも魅了は有効ですが、高い魔力総数をもっていれば魅了しにくく、おびき寄せる作用だけが働くこともあります。
▶巻き付き固定
下半身の長い体は、先端に行くにつれて柔らかくできています。一番先の内側は、摩擦の強い形質で作られ、水流の強い場所など、一休みしたいときに自然物に巻き付く事ができます。そこそこの力を込めることができ、吸精する獲物を束縛するときにも利用します。また、殻でできた小さなヒレで泳ぐことができますが、生み出す推進力は少なく、水流をうまく受けたり、流されてる物に巻き付いたりして、自分の行きたいところに進みます。なお、陸での移動は、地面を蹴って進み、自然物に体を巻きつけることによって、目的地へ向かいます。
▶風に乗せて
香りを撒くときは陸に上がって放つこともあります。風に乗せて香りが広範囲に広がるために、不特定の相手に効果を与えやすい利点があります。しかし、範囲が広すぎると、意図しない天敵をおびき寄せることにも繋がってしまいます。一方で、水中であれば水の流れにしたがって広がるため、ある程度のコントロールができるのが利点です。特定の狙った相手に対してうまく香りを掛けることができます。
◆種族関係
いつでも、基本的には好ましい香りを放っていて、周囲の種族からは、すこし気になる存在です。どの種族とも交流をすることがあり、親しい仲になれば、友人のために香りの能力を使用することもあります。
▶援護射撃(刺腕種)
なかでも刺腕種とは協力関係になることがあります。本種が獲物を寄せる香りを放つと、魔力感知が活発な、招かれざる外敵も寄ってくることがあります。その相手に対して刺腕種は毒を使って仕留めることができるので、余計な来客を獲物にしてくれます。また、この刺腕種は海底や陸地をゆっくりとしか移動できず、獲物に逃げられてしまうことが多い種族です。本種のおびき寄せの効果によって獲物を捕まえやすくなって、お互いが利益をもつ関係が生まれやすいのです。
直接的な攻撃手段が少ないため、モンスター娘には襲われやすいです。香りを扱えば不特定多数のモンスター娘に存在が気付かれる危険があって、相手が友好関係でなければ、狙ってくる確率は高いです。特に大羽種や香液種は、陸地で放つ香りを敏感に察知して寄ってくることがあります。相手は飛行していて、複数でやってくるために、大きな危険があります。触覚によって高い魔力感知能力を有していて、遠くからでも香りを感知します。また、海蛇種は水域に棲み、こちらも魔力感知が優れていて、よく襲いかかってきます。彼女たちは蛇身で素早く泳ぎ回り、牙には麻痺毒が仕込まれているため、身動きを封じられて、魔力を吸われてしまいます。そのほか、いろいろな種族に攻撃される可能性があります。殻がしっかり硬くないときは、動き回ることを控えるようにして警戒します。
▶人間との関わり
人間からは警戒されています。本種が生息していることが分かると、付近に行かないように注意喚起がされます。人間を吸精対象として見ており、効果のある誘香も生成することができるため、冒険者やたまたま近くにいた市民などを誘って襲うことがあります。
◆吸精
魅了に掛かった相手に、口で吸い付いて吸精を行います。モンスターや人間は魔力総数が低く、魅了にかかりやすいので、好んで獲物にする傾向があります。狩りの方法は、狙った種族のフェロモンを放ち、しばらく待つと獲物の方からやってきます。獲物が魅了にかかれば、そのままいいように精気を吸うことができます。さらに、魅了状態にある獲物を下半身で巻き付け、途中で魅了が解けても、弱った獲物は簡単に逃げられません。魅了にかかった獲物から吸精する場合は、普通に吸うよりも抵抗がなく、一度にとても多くの魔力を吸うことができて、とても美味しいようです。また、モンスター娘を対象とするときは、専用の誘香を知っている上で、魔力総数の低い相手を選びます。自分よりも魔力総数が低い相手は、魅了にさせやすいためです。
▶香りに必要な魔力要素
誘う対象とする獲物は、生成する香りで任意で決めることが出来ます。体にめぐる循環魔力は吸精によって色々な系統の魔力が混ざっていて、それらを消費して香りを生成することができます。しかし、効果の強い、限定的な香りは特定の系統の魔力が必ず必要となる場合があります。なので、不足している魔力の種類があれば、その魔力をもつ獲物を優先的に選んで吸精します。また、人間を吸精して得られる精気は、どの系統にも属さない魔力の元であり、香りを作る時に存在していれば、どの魔力としても利用できる、変幻自在の性質を持っています。そのため、人間を積極的に吸精したいと考える傾向にあります。
▶人間への吸精
人間には敵対しているか、武装しているか関係なく、通行人や冒険者を狙って香りを撒き散らして、魅了状態にさせて精気を吸います。女性よりも男性のほうが、魅了や引き寄せの効果を受けやすいです。
◆繁殖と成長
いろいろな獲物の誘香を覚えていて、目立った外傷がなく、しばらく安全が保たれていると、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
人間を呼び寄せるためのフェロモンを放って、人間の男性が来るまで続けます。こちらにやってくるときにはもう魅了の作用が働いていますが、逃さないために、また強く香りを嗅がせて、確実に魅了状態に陥らせます。誘惑は簡単で、一夜限りの関係を持ちます。
▶大人になるまで(卵期:11、童期:34、娘期:46)
妊娠すると体内で最大2つの卵が生成され、隠し場所に産み付けて、孵化するまでしばらく世話をします。子供は卵にある母親からもらった魔力や、水中の魔力を吸収して大きくなっていきます。そして、卵期が終わり孵化すると、母親に巻き付いて一緒に行動します。母親はその状態のまま香りを放つことで、香りを覚えさせます。また、子供は母親の獲物を一緒に吸精して育っていきます。子供は母親と同じ香りを出すことに挑戦しますが、最初はイメージが掴めず、うまくいきません。そのとき、思わぬ相手を呼び寄せてしまうこともあって、母親も危険と隣り合わせです。しばらくして、香りの生成が上達した子供は、自分でモンスターなどを呼び寄せて、狩ることができるようになります。そうなれば親元を離れていって、各自で生活を始めます。その後も、うまく生き残った個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。
◆固有種族
不明