泳虫種 [ Aquatic_Sickle ] No.42
エリクシル系統/甲虫女子
スキル:戦闘力:7、生命力:5、魔力総数:4、危険度:4
他種族との関係:(苦手)吸腕種、泳虫種、泳翼種
吸精する獲物:(好)モンスター、魔力性植物、(好)モンスター娘、人間
ライフサイクル:卵期:16、童期:26、娘期:31、卵数:4、大人になるまで・・・約73日
◆基本情報
左右に伸びるアームと短い毒針で水中の獲物を捕らえるモンスター娘です。背中にある呼吸官を利用して、息継ぎをせずに、自然物の陰に隠れて獲物を待ち伏せします。また、長い補助脚は月光の強化層をもち、硬い形質をもっています。
▶するどい爪先
腰にある二つの長い補助脚は、先が爪のような形状の外骨格です。また、月光によって強化層を持つことが出来て、硬質な部位になっています。水中で身体を隠している時も、爪先だけは月光を浴びせるために、陰から出すこともあります。振り回すことで外敵をひっかいたり、または突き刺して、攻撃することができ、堅い爪先から放たれる鋭い一撃は、鋼の斬撃のようです。さらに、内側に抱え込むように関節が曲がるため、獲物を爪で囲い込むことができます。そして、腰から伸びた短い毒針を獲物に突き刺します。
▶日陰好きなひみつ
補助脚を使って水泳の補助をします。泳ぎは遅いほうで、ヒレを持つ相手には敵いません。そのため、水棲の獲物に毒針を突き刺すためには、油断している時に素早く近づいて、捕まえる方法が最も良い選択です。本種は、自然物や特定の種族が生成する植物の陰でじっと過ごす習性があります。それは、一休みしたくなったモンスターやモンスター娘を襲うためや、余計な敵から見つかりにくくするためです。呼吸のために水面にいることが多く、陸地や空の相手でも攻撃が届く範囲で暮らしています。
▶濃縮ポイズン
背面から伸びる毒針は、とても短いため、対象を刺すために至近距離まで近づく必要があります。普段からじっと動かずに隠れて、油断して近くにいる獲物に急接近して、補助脚で囲い込みながら毒針を刺します。なお、毒の効果は固有種族ごとにそれぞれ違っていますが、基本は麻痺や睡眠、混乱などの、泳ぎや動きを阻害するものが基本です。それらの効果が単体か複合した、一つだけの毒液をもちます。凝縮されて強い効果を持っていて、即効性があります。刺した瞬間に毒液が体内にすばやく広がって、獲物はすぐに毒の効果を受けます。しかし、連続して毒液を打ち込むことはできず、一度使うと、しばらくは毒液を凝縮する時間が必要です。
▶水遁の術
体は水中に浸けていますが、水中呼吸はできないため、背中に伸びた長い管で空気を取り入れる必要があります。なお、管が完全に水中に隠れてしまうと、一般的なモンスター娘と同じく、息継ぎが必要になるため、深い場所に長くいることはできません。
◆種族関係
鋭い爪と強い毒をもっていて、周囲の種族からは恐れられているでしょう。獲物の待ち伏せには静かである必要があり、おしゃべりしていると、獲物に気づかれてしまいます。そのため、モンスター娘と交流を行うことはあまりないです。
強力な毒をもっていて、月光の強化層により防御性も高いので、襲ってくる相手は少ないです。また、水中でも陸地でも、移動が苦手なことが弱点になります。天敵に見つかってしまえば、ほぼ確実に吸精を受けてしまうでしょう。硬い装甲を包み込むことが出来る吸腕種は、吸い付く触手で水中に深く引きずり込んでしまうので、危険な相手として見ています。呼吸するための管が水中に沈むと、呼吸困難に陥って、冷静な判断ができなくなります。泳翼種は水上に棲む、翼を持つ種族です。彼女たちの翼は泳ぐことに特化したもので、防御力の高い羽根が並び、毒針を通しません。生息区域が似通っているために、出会いやすい種族です。同種も嫌う傾向にあります。生息地に数が多くなってくると、隠れ場所に複数の本種がいるようなことになります。場所や獲物の取り合いになったりして、喧嘩をしたり、お互いを吸精対象として見るようになります。
▶人間との関わり
人間には警戒されており、生息地は注意喚起されます。被害の例としては、水辺で休憩しようとした冒険者を毒針を刺してしまうことがあります。人間に対しても毒は有効です。獲物として見ており、吸精しようとする傾向があります。
◆吸精
口で吸い付くことで吸精を行います。狩りの手順は、水中の水面付近で待ち伏せながら、モンスターやモンスター娘を、長い補助脚で軽く捕らえて、すばやく毒針を打ち込みます。毒針で一度だけ獲物を刺してしまえば、少し動きが鈍ります。そのあとは、さらなる追撃や吸精をしやすくなります。そして、十分に動きを封じたあと、補助脚で捕まえて、呼吸できる水面まで持ってきて吸い付きます。モンスター娘を獲物とするときは、毒のより効きやすい魔力総数の低い相手を狙います。とはいえ、毒は凝縮されたものを使うため、多少は強気に襲っても成功するようです。
▶ともぐい吸精
環境が適していて、繁殖がうまくいって、同種が多くなってくると、次第に獲物が少なくなっていき、隠れる場所を取り合って戦いが起こります。長距離を移動する能力は持っていないため、新しい場所を見つけられず、同種であっても吸精対象として襲いかかることがあります。なお、一般的なモンスター娘であれば、近い種族の魔力を吸精することは敬遠されることですが、エリクシル系統は魔力を貪欲に求める意思があるため、同種や親戚でも関係なく襲ってしまいます。
▶人間への吸精
人間には、敵対に関係なく襲いかかります。水棲のアルリトラ系統の放つ魔力花粉につられた人間を水辺に見かけると、水面から飛びかかって、補助脚で捕まえて、吸精します。毒も有効なため、暴れる相手には毒針も突き刺して弱らせます。
◆繁殖と成長
周りに十分な隠れ場所があり、安全がある程度保たれていると、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
人間の男性を見つけると、誘惑して一夜限りの関係になります。拒まれたり、警戒されているようなら、長い補助脚で捕獲したり、毒針を打ち込んで、子種を強引にもらうこともあるようです。そのあとは、吸精対象としてしまうことがあります。
▶大人になるまで(卵期:16、童期:26、娘期:31)
妊娠すると最大で4つの卵が体内に生成され、水面付近の水中にある自然物に産み付けられます。子供は卵にある母親からもらった魔力で成長していき、童期になると卵の殻を破って出てきます。そして、近くの自然物などに隠れながら毒針を使って、付近のモンスターを狩って成長していきます。また、大人の同種に出くわしたときは注意です。隠れ場所を探しているときは、追い出されるか、吸精されることもあります。なお、体の成長には月光を浴びることも重要で、堅い外骨格をつくるには欠かせません。ただし、その間は身を潜めることができなくなってしまうので、相応の危険があります。うまく生き残れた個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。
◆固有種族
不明