毒液種 [ Venom_Mucous ] No.48
エリクシル系統/糸吐女子
スキル:戦闘力:3、生命力:4、魔力総数:5、危険度:4
他種族との関係:(苦手)牛蛙種、妖蛙種、尾蛙種、暗潜種 (友好)毒液種
吸精する獲物:(好)モンスター、魔力性植物、(好)モンスター娘、人間
ライフサイクル:卵期:16、童期:26、娘期:28、卵数:2、大人になるまで・・・約70日
◆基本情報
集団で生活して、毒粘液を周囲に撒き散らすモンスター娘です。粘着質な毒液を使った雫は、不用心な獲物を強力に捕縛します。また、下半身の虫身は柔らかい素材と柔軟性を持っていて、前方に反らしたりもでき、全方位に毒液の口を向けることができます。
▶粘りの毒液
長い虫身には毒液を貯めてあり、先端から出すことができます。自身の保有魔力に応じて毎時生産されます。出したての毒液はゆるい液状ですが、外に出されて外気の魔力に触れると、少し硬化されて、強い粘りが出るようになります。
▶粘着雫のひみつ
毒液を上手く使うには、自然物や洞窟の壁を伝い、まずは高い場所に身を置きます。それと、いくつか対になった短い脚先はものを掴むための手があり、自然物をしっかり掴んで登って行くことができます。高所から、しなやかな虫身を反らせて毒液の雫を作ります。適度に硬化させて粘着性を持たせて、そのまま床に落として設置したり、空中でぶら下がらせたままにしておきます。床に落とせば、粘液が広がって地面を歩く相手へのトラップになります。または、滴状を維持するなら、下にいる相手を狙って、虫身を揺らして当てることもできます。勢いよく振れば飛ばすこともできたりします。そして、粘液は長い時間をかけないと完全には硬化せず、出して、しばらくは獲物を捕らえる罠として働きます。不幸にもこの粘着液にあたった獲物は、驚いて剥がそうとしますが、あらゆる所に粘りついて、身動きがとれなくなります。
▶追いうちぶっかけ
粘着性の毒液は直接に噴射する事もできます。動けなくなった獲物の頭上から追加で液を掛けたり、獲物にゆっくりと近づいて噴射して、追加の毒と束縛を与えます。毒の効果は固有種族によって異なっていて、弱らせるためのダメージ毒や、麻痺や混乱といった、束縛を補助するものがあり、単一か複合の効果がある、1つだけの毒をもちます。
▶小悪魔な捕獲
外敵に出会った時は虫身の先端を相手に向けて、とろとろの毒液を噴射して身を守ります。外敵は驚いて逃げてしまうか、追いかけて来るなら、逃げながら更に毒液を噴射して嫌がらせをします。絡みつく毒液で外敵が弱ってきたら、逆に吸精対象とすることもあります。体が柔らかくて、弱そうな見た目から、ナメてかかる相手は、いい獲物です。
◆種族関係
同じ場所で同種と過ごすことが多く、その場合なら交流相手には困りません。一方で、他の種族と交流することは珍しいことで、毒液を持っているため、周囲からは警戒されやすいでしょう。
▶粘ついた巣(毒液種)
同種が近くにいれば、近くにトラップが多く設置され、それだけ獲物を捕まえやすくなるので、協力の関係です。獲物が罠にかかるまでの間、おしゃべりをしたりします。そして、安全で入り組んだ場所に密集していることもあり、小さな洞窟が彼女たちの巣窟だったりします。
苦手な種族はいくつかいます。毒に耐性のある相手が襲ってきたとして、毒液の効果がいまいちなら、追撃を止める方法が、粘液だけになります。しっかりと足止め出来るくらいの粘度を持つためには硬化の時間が必要で、噴射してもすぐには防衛しにくいことがあります。妖蛙種、牛蛙種、尾蛙種の3種族たちは、毒の保護粘液を身体にまとわせていて、毒への耐性と、ついでに粘液の適性も持ちます。毒液を放ったとしても、絡みついたり、毒が効くことはなく、すぐに接近されて、吸精を受けてしまいます。暗潜種も毒の耐性があり、暗器を飛ばして攻撃してくるため、危険と見ている相手です。飛び道具は防ぎようがなく、一方的なマトになってしまいます。自分の周囲に毒液を配置するなどして身を守っても、構わず突破して、吸い付いてきます。
▶人間との関わり
人間には警戒されており、生息地に立ち入らないようにしています。冒険者などが、知恵のないまま洞窟に入ると、彼女たちの巣窟である場合があります。入り込むと出口を毒液で塞がれたりされて、簡単には帰してくれません。
◆吸精
口で吸い付いて吸精を行います。トラップに掛かった相手を獲物とするので、モンスターやモンスター娘などの動く相手をよく吸精します。虫身は丈夫でなく、攻撃を受けてしまえば大きな損傷になってしまうため、獲物を吸精するときは、毒粘液をしっかりと絡みつかせて、反撃されないくらいまで弱らせて吸い付きます。モンスター娘を獲物とするときは、なるべく魔力総数の低い相手を選びます。毒は魔力総数の低い相手のほうが効きやすいからです。しかし、罠を利用した狩りをするので、自分から獲物を選べる状況は、あまり多くありません。
▶逆襲吸精
自身の移動速度は遅く、逃げる相手を追いかけるのは難しいです。しかし、追いかけてくる相手を弱らせることは得意です。相手に背を向けて逃げるとき、相手には粘液の噴射口が向いていることになるため、そのまま毒液を撒き散らしながら逃げることで、追いかける相手に粘着と毒を与えることができます。十分に弱ったら、次はこちらが向かっていって、吸精してしまいます。
▶群がり吸精
周りに仲間の同種がいる場合は、仲間も一緒に獲物の吸精に加わることがあります。トラップは周辺の同種であれば共通のもの、という認識をとっていて、どの粘液が誰のものかわからないので、掛かった獲物は我先に吸おうとします。また、環境内の同種が増えすぎると、獲物から得られる魔力量が少なくなっていって、弱い仲間を吸精対象とすることもあります。
▶人間への吸精
人間に対しても、毒液トラップにかかった場合は容赦なく獲物として認識します。鎧や服にも粘着は有効で、気が付かずに引っ付いてしまえば、脚を取られたり、もがくことになります。そうしているうちに追加の毒液を浴びせ掛けて、弱ったところを吸精します。
◆繁殖と成長
毒粘液がしっかりと生成できて、罠がたくさんある快適な環境があって、安全が長く保たれていると、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
人間の男性を見つけると、誘惑して一夜限りの関係になります。拒まれたり、警戒されたときは、粘液を噴射して捕まえて、強制的に子種をもらうこともあるようです。そのあとは、吸精対象としてしまうことがあります。また、付近に同種の仲間がいる場合は、仲間に男性を受け渡して、生息地内での繁殖を促すことがあります。
▶大人になるまで(卵期:16、童期:26、娘期:28)
妊娠すると、最大で2つの卵が体内に生成されます。卵は自然物のある高所に産み付けることができて、粘着性の保護液が張り付いています。子供は卵にある母親からもらった魔力を吸収して成長していき、童期になると殻から出てきます。しばらくは付近の魔力性植物を吸精しながら成長するか、同種が多い場所では、大人の個体が捕らえた獲物に吸い付きます。粘液は滴にすることで高い粘着性と幅広い用途を得られますが、雫を作るのは難しいことで、子供の頃は何度も失敗します。体が未熟なうちは毒液の生成が少なかったり、あまり貯めておけなかったりするので、防衛力が極めて低く、他のモンスター娘たちや、飢えた同種にも狙われやすいです。うまく生き延びた個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。
▶家出少女
同種がたくさん住む場所で生活するか、単独で暮らすかは個体差があります。群れていれば獲物は定期的に取れて、外敵に怯えなくて済みます。しかし、増えすぎると仲間の養分にされてしまったりもするため、単独生活を選ぶこともあります。娘期を終えた頃に、巣から離れる個体が一定数います。
◆固有種族