狩脚種 [ Hunt_Leg ] No.45
エリクシル系統/羽虫女子
スキル:戦闘力:7、生命力:7、魔力総数:8、危険度:3
他種族との関係:(苦手)曲爪種、茸傘種、菌姫種、巻絞種、網吐種
吸精する獲物:(好)モンスター、魔力性植物、(好)モンスター娘、人間
ライフサイクル:卵期:24、童期:26、娘期:32、卵数:2、大人になるまで・・・約82日
◆基本情報
カマキリのような下半身を持ち、鋭いカマで獲物を捕らえるモンスター娘です。前方にある大きなカマは、ギザギザした表面をもち、飛行している獲物であっても強力に捕らえます。また、獲物を求めて魔力の多い土地に移動する習性があり、普段は格納している翅を展開することで空を飛ぶことができます。
▶反射の捕獲
自然物などに隠れつつ、通りがかった獲物をカマで捕らえます。また、頭にある、2つの魔力感知器官は、近くにいる魔力生命体の魔力を素早く感知して、獲物を捕まえるための強い補正をします。全方位に対して反応の速い感知を行うことが出来て、すぐに構えをとることができます。また、素早く通りかかろうとした魔力生命体は、反射的に捕まえてしまうことがあります。研ぎ澄まされた反射神経が裏目に出てしまい、捕まえようと思っていない相手を捕らえてしまうこともあります。
▶キャッチアンドホールド
カマのあわせ面は鋭くギザギザしていて、一度捕まると逃げにくい構造になっています。また、普段は折りたたんだ状態ですが、伸ばすと遠くにいる獲物をとらえることもできて、飛行している相手でも捕らえることができます。さらに、下半身にある補助脚は、身体をしっかり支える事ができ、バランスを崩しにくいです。木の上など、環境の高所にある不安定な足場でも、複数の脚で体重を分散させて、身体を固定します。そのため、カマで捕らえた獲物が暴れても、バランスを崩しにくく、しっかりと捕まえることができるのです。
▶狩り場移動のひみつ
魔力の多い場所を求めて空を飛んで、長期的に滞在するような生活をします。遠くの環境にある、全体の魔力量が増えてくると、翅を展開して獲物の豊富な、魔力のある地域へと飛び立ちます。また、体は重たいため、頻繁に空を飛ぶことはできません。飛んだあとは魔力を激しく消費してしまうため、魔力生乳をしっかり蓄えておく必要があります。羽ばたくよりも歩いたり、じっとしているほうが得意です。
◆種族関係
待ち伏せの狩りを得意としているため、静かなことを好み、交流はあまりしない傾向にあります。友人関係をつくってしまえば、その種族を吸精しにくくなってしまうため、一人でいることが好ましいようです。
魔力の高くなった環境を求めて移動する時以外は、自然物の入り組んだ場所に身を潜めています。そのため、相手は視覚でこちらを見つけることができず、攻撃されることがあまりありません。しかし、有利な能力をもつ苦手種族はいくつかいます。飛び立って新しい地域に来た時、気をつけるべき相手が曲爪種です。環境の上部に身を潜めて、下を通りかかった相手に、いきなり抱きついて吸精してきます。噛みつき吸精を行うので、反撃する間もなく魔力を持っていかれてしまうでしょう。また、魔力形質を侵食して破壊する胞子をもっている菌姫種と茸傘種は、飛行用の薄い羽などを簡単に破壊してしまうため、できれば会いたくない種族です。胞子は周囲に撒くため、見つかっていなくても、二次被害としてそれらの害を受けることもあります。また、隠れている魔力生命体を簡単に見つけられる種族もいます。巻絞種は魔力を目で見る能力を持っていて、隠れている本種に不意打ちしてくることもあります。彼女は蛇のような身体を持っていて、鱗はカマが通じにくい特性です。捕らえたとしても、こちらが巻き付かれてしまうでしょう。ほかには、網吐種はよく動き回るため、こちらが捕まえようとして飛びかかることが多いです。しかし、反応速度の勝負で、こちらのカマを回避して、糸状の粘着ネットを掛けられてしまうことがあります。うまくカマが入れば、こちらが吸精できることもあるので、お互いに天敵同士になります。
▶人間との関わり
人間からは警戒されています。入り組んだ環境に踏み入った冒険者などは、探索していると獲物としてカマで捕らえます。人間は対策として、ひらけた場所を歩いたり、武器を構えながら行動するなどします。また、魔力感知の機能を逆手に取られて、魔力性の物体を投げつけられると、それを捕まえてしまうことがあります。魔力果実や、モンスターを反射的に捕まえてしまえば、逃げる隙を与えてしまいます。
◆吸精
口で吸い付いて吸精を行います。待ち伏せを得意として、モンスターやモンスター娘などの、動き回る対象を好んで吸精します。見つかりにくい場所に隠れて、カマで素早く捕らえて、暴れる獲物にそのまま吸い付いて魔力を奪います。下半身の虫身は重量があり、安定した補助脚があるので、暴れても無理やり吸精することができます。また、自然物に登ったりして、飛行しているモンスター娘なども捕獲できます。カマはギザギザの表面をもち、捕らえた獲物を強く挟み付けて捕獲します。なお、モンスター娘を獲物とするときは、戦闘によって勝利できそうな相手を好みます。しかし、待ち伏せて飛びかかる捕獲を行うため、意図しない相手と戦闘に発展することもあるようです。
▶同族狩り
現在の環境にある魔力量が減ってくると、翅を展開して、魔力のある地域へと飛び立ちます。この習性は本種の属する娘種の、羽虫女子にある習性であり、大翅種と香液種の姉妹種たちも、似たような習性をもちます。本種にとっては、それらの姉妹種は狩りやすい獲物です。同じ娘種でありながら、天敵として恐れられています。普通は、魔力の性質が近い相手への吸精は嫌うものですが、貪欲なエリクシル系統はその認識が薄く、近しい種族であっても積極的に吸精しようとします。
▶カマキリ娘のミルク
胸に魔力生乳を蓄えることができます。活動に十分な魔力をもっていて、さらに吸精して余った魔力は、いざというときに還元可能な生乳に変えて、胸に蓄える事ができます。環境を移動して、滞在を開始したときから徐々に貯めておき、次の長距離移動に使うという明確な理由があります。生乳は搾ることもでき、あらゆる種族において価値の高いものです。吸精されすぎたモンスター娘や人間は、無気力状態になってしまいますが、生乳を飲むと、それを回復する効能があります。さらに健康なモンスター娘が飲むと、魔力に一時的な強化がされます。しかし、それらは本来の使用方法とは異なっているため、進んで他個体へ渡すことはないようです。
▶人間への吸精
人間に対しても、他の獲物と同様にカマで捕らえて、抵抗しても無理矢理に吸い付きます。なお、魔力の集まる、人間にとっては危険な、奥まった場所に隠れているため、通りがかった市民や商人よりも、探索に来た冒険者などを獲物とすることが多いです。
◆繁殖と成長
魔力生乳の蓄えが十分にあり、安全が長く続くと、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
人間の男性を見かけると、誘惑して一夜限りの関係をもちます。拒まれたり、逃げられたときは、カマで捕まえて、強引に子種を奪うこともあるようです。そのあとは、吸精対象としてしまうことがあります。
▶マユ作り
下半身の虫身にある、翅に隠れた長い尻の部位は、卵を生成したり、繭のための粘液を蓄える場所でもあります。滞在している場所で十分な魔力を満たしていれば、繁殖欲求が高まるにつれて、繭の粘液が作られて、繁殖するための準備が行われます。
▶大人になるまで(卵期:24、童期:26、娘期:32)
妊娠すると最大で2つの卵が体内に生成されます。自然物に産み付けますが、その時に頑丈な繭を作ります。子供はその中で、母親からもらった魔力を使って成長し、自力で繭を破ります。その後は繭をきれいに食べて魔力を蓄え、飛び立つための力にします。まだ柔らかい翅は、月光を浴びせることで硬化させていきます。準備が整ったら、魔力の多い地域を探して飛びます。未熟な身体であるため、苦手でないモンスター娘からも吸精されてしまうことがあります。また、モンスターならば、カマで簡単に捕まえる事ができるので、吸精して成長していきます。そうして生き残った個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。
◆固有種族