キャットサバイバーズ製作の裏側をじっくりと振り返る「making of CAT SURVIVORS」。
今夜は前回のメイキング集の続きをお届けします。
おやすみ前の読み物として、お楽しみ頂ければと思います.*
背後から攻められるメメちゃん。
このシーンはメメちゃんにとって、シリウス君との絆を強めるための大事なシーンだと思っていました。「彼のおかげで逆転できた」という事実を作ってあげることで、パートナーとしての距離が縮まったと思います。
メメちゃん逆転のシーン。
降り注ぐシャワー、びしょ濡れになりながら戦う二人の濡れ感、水を含んだコスチュームの密着した質感、いろいろ意識しました。
反撃を受ける差分絵。
1枚目の線画を見てもらえればわかる通り、前の絵の一部を消しゴムで消して描き直しています。アナログ時代ならではの事ではあるのですが、後から修正すべきポイントを見つけてもやり直しが利かないので結構ギャンブルなんですよね。。
クライマックス。口にタオルを突っ込み返され、両腕の自由が利かないまま好き放題にされ、ボロボロと悔し気に泣きながら果てるみずきのカット。
メメちゃんにとって初勝利の瞬間でもあるので、先輩には敗者にふさわしい無様な負け顔になってもらいました。
必殺武器・ヒガンバナセイバーの初召喚シーン絵。
これを描いた一ヶ月後くらいに某ライダーの新番組としてセイバー(聖刃)という名前が商標登録されたとネットニュースで目にして「えっ、嘘だろ?当て字めちゃくちゃ被ってるじゃん!」と焦ったのも今ではいい思い出です。笑
「くらえ、必殺の……歴史修正スラッシュ!」
初の必殺技発動シーン絵。エッチなキャットファイト作品ではありますが、変身ヒロイン物としてのかっこよさも同じくらい強調したい要素なので、このシーンはとても気に入っています。爆発による逆光と陰影、発光部の光表現がこだわりポイントです
みずきとの戦いを終え、第1話の朝と同じ時間軸に戻ったメメちゃんがミヤビちゃんと合流するシーン。第1話の時点では描き方がやや手探りだったミヤビちゃんでしたが、このシーンで彼女の作画のベースが固まった感じがします。
正直この段階で早くこの子も変身させたい!ブルーフレイムを早く出したい!と作者ミニラはウズウズしておりました笑
メメちゃんの表情を映さず、溜めて溜めて……
からの恋する乙女顔。
初恋を知ったメメちゃんの火照った顔も大切なチャームポイントだと思っています。
ラストの交差点シーンは、前回お話した通り「もはや工作」というべき物になりました。
まずメメちゃん達が交差点の向こう側へ歩いて行った絵を描き、別紙にトラックの絵を描いて切り取り、最後に交差点の絵に乗せるという仕組みです。
実際にカメラ撮影した際の線画がこちら。
ブロック塀の切れ目とトラックの切れ目をぴったり合わせて、ズレないように注意しながら撮りました。地道な作業ですが楽しかったです。
完成絵。
お察しかと思いますが、このトラックは第1話でメメちゃんを轢くはずだったトラックです。シリウス君のおかげで死の運命を免れ、元よりも早い時間にミヤビちゃんちゃんと合流したことで、交通事故を回避しています。
ただし、この横断歩道を超えるということは彼女にとって後戻りのできない猫闘サバイバーとしての日々の始まりを意味しています。横断歩道の手前にあるマークの意味まで意識してくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
というわけで、現存する撮影写真と原画を元にepisode:3を振り返りました。
次回のepisode:4からはペンタブを使用したデジタルイラスト製作に完全シフトするので、このepisode:3話が私にとって最後のアナログ製作となりました。やり直しが効かず何かと不便でしたが、シャーペンの鉛の匂い、紙を折らないように気をつけながら消しゴムのカスを掃う作業、そしてそれでも折れてしまう紙。あの煩わしさも、あれはあれで思い出深く感じます。
さて、急ですが本日10月15日は私ミニラの誕生日です。
今日は自分へのご馳走を買って、久々にゆったり過ごしたいと思います.*
ミニラ
2022-10-15 16:06:22 +0000 UTCミニラ
2022-10-15 01:17:54 +0000 UTCミニラ
2022-10-15 01:15:07 +0000 UTCrin
2022-10-14 18:27:51 +0000 UTCYukikaze
2022-10-14 17:25:18 +0000 UTC