こちらは下記記事の続きになります。
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1日が終わり 就寝前のひと時。 特に何をするでもなく ベッドで横になりながら スマートフォンを触っていた。 “〜♪” 通知が鳴って 画面にはメッセージがポップアップされる。 “明日から室内プールだよ” 先輩からのメッセージ── ただの事務連絡でも 気に掛けて貰えることに心が踊る。 (室内プールか……) 気温も下がり 雨の日が増えてきた今、室内は有り難い。 苛烈な日差しを懐かしむと 先輩と過ごした夏を思い出す。 海辺で見た、先輩の水着姿 白と小麦色のコントラスト── あの日から ユニフォームから覗く、2色の境界線は エロティックな出来事を連想させた。 “日焼け跡、消えちゃいますね……” 率直に、思ったことを書いて送信ボタンを押す。 軽率な内容かもしれないが 駆け引きや上辺の関係なんて 先輩も望んでいないだろう。 まっすぐに気持ちを表現してくれる先輩に 本音を隠す方が失礼だとさえ思う。 “〜♪” そんなこと考えていると すぐにスマートフォンが鳴る。 “ちょっと待ってね💙” …………? なんだろうか。 こちらは返事が遅くても気にしないし 明日も会うのだから、それまで放置されても 構わないぐらいなのだ。 しかし、先輩の貴重な “待て” とりあえず眠ってしまわないよう 気を付けながら待機することにした── ・ ・ ・ ・ ・ “〜♪” 10分程して、再び通知がなり メッセージ欄が更新される。
(!!!!!) 画面にはメッセージの代わりに 画像が表示されていた。 (──先輩の自撮り写真!?) それも、あの海で見たビーチバレーコスの姿だ。 “〜♪” 思考が止まり、目が泳いでいるうちに また通知が鳴る。 “夏の思い出…… これで忘れないよね?💙” ようやく、先輩の意図を理解した。 (そうか……僕の気持ちを察して あの日と同じ格好を……) 一回のメッセージだけで そこまで理解されてしまうのは 気恥ずかしいところもあるが 素直にお礼のメッセージを送ろうとする。 ──が、またメッセージ欄が更新されて 画面が上にスライドされる。
「ええっ!?」 今度の写真は、あの日のように 水着をたくし上げ 色白の乳房があらわになっていた。 思わず、部屋を見渡して 誰かに見られたりしていないか確認してしまう。 “こっちの方がちゃんと思い出せるかな? ……誰にも見せちゃダメだよ💙” 生々しいオッパイに 顔をうずめた感触を思い出して どぎまぎしてしまう。 待たせる方が失礼だろうと とにかく急いでメッセージを送信する。 “有難うございます!嬉しいです! 絶対に誰にも見せません!” もっと大げさな表現も出来るけど 明日、会って直接話す方が良い気がした。 “喜んでもらえてよかった おやすみなさい💙” 着替えたり、髪型を作るのも大変だったはずなのに メッセージはあっさり終わってしまった。 もっとも、その方が都合が良い。 こんな写真を見せられたら 下半身がそれどころではないのだ。 (ん……? これって、気を使われたのか……) これほど察しが良い先輩のことだ。 充分にありうる。 肌が触れ合っていても、いなくても 言葉無しに僕を甘やかす素敵な先輩── 胸いっぱいの幸福感を 欲望で吐き出すのは気が引けるが 遠慮しないことが 唯一、僕に出来ることなのだ。 (また、先輩に甘えさせてもらうか……) そう思い、就寝前の重い体を起こして 机へと向かうのだった。
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2021-09-17 00:19:26 +0000 UTCみなっくす
2021-09-16 22:51:54 +0000 UTC