少し冷たい空気が、鼻を通って体に流れ込む。 部屋には朝焼けが差し込み、シーツの色が眩しく見えた。 「起きたかな?もっと寝てても良いのに」 枕元では先輩が僕の顔を覗き込んでいた。 乱れた髪に、首周りの広い部屋着。
普段以上に隙だらけだが だらしなさより、大人の色気を漂わせている。
「おはよ。昨日は、すっごく可愛かったよ💕」 顔を近づけて、唇を絡めた濃いめのキスをくれる先輩。 サラサラとボリュームのある髪の毛に包まれた後 「チュッ」と水音を立てて唇が離れていく。
「おはよう御座います……先輩……」
キスが名残惜しくて手を伸ばすと、自然と先輩も手を重ねてくれた。 唇と指先の感触が、昨晩の出来事に現実感を取り戻していく。 「何だか、まだ体がフワフワします。」 先輩は僕の頬に手を沿わせて、うっとりとした表情で見つめる。 「フフフ。そういう言い方も、なんだか可愛いね💕」
ニッコリと微笑む瞳に、昨夜の肉食系じみた先輩を思い出していた。 「えい、えい💕」 脇腹を小突かれ、思わず体が跳ねる。
「ほんと敏感だねぇ💕 コーヒーでも入れようと思ったけど……
……後の方がいいかな」 その眼光は僕の生理的反応を見逃してはいなかった。 やっぱり肉食なのかな。
喉の乾きと空腹、下腹部の欲求全てを感じながら 僕はコクリと頷く。
両腕を立てて僕に覆い被さる先輩。
ベットがギシリと軋み、体がシーツに沈みこむ。
僕を見下ろす先輩の表情はとても満足そうで
また、仔ウサギに成ってでも、
期待に応えたいと思ってしまうのだった。
ヤルノ
2021-07-01 12:48:33 +0000 UTCジェット
2021-04-16 10:45:38 +0000 UTCtrbksi
2021-04-15 22:38:51 +0000 UTC