「おはよ❤️ ちゃんと起きられたね
偉い♪ 偉い♪」
甘い香りに目を覚ますと
視界いっぱいの先輩が指先だけを合わせるように小さく拍手をしていた。
「はうっッッツ!」
――朝からの襲撃
慈愛の微笑みと大人びた色気に狼狽しながらも、窓から流れ込む朝の気配と空気に状況を理解した。
ドッドッドッドッと、鼓動が耳に響く中、さらなる分析の為に頭をフル回転させる。
このタイミング……このパターン……
先輩のことだ、これから僕を良いように弄び、翻弄し、そして僕は何ら答えを得ないまま取り残されるのだ。
同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
夜這いならぬ、朝這い……これは好機なのだ!
――――エッッッッッツ!
視線を落とすと、冷静を取り戻し掛けた
僕の劣情を更に煽る光景があった。
剥き出しの白い肩と鎖骨をまたぐ機能美の曲線が、胸元へ視線を導き、彼女のふくよか過ぎる乳房を持ち上げていた。
競泳水着――――っ!?
な、ななななな、何をしてるんだ、この人は!?
この格好でベランダを伝ってきたのか?
いやいやいや、流石にそれはない。だとしたら、この部屋で着替えたのか?俺が寝ている前で……?
彼女の着替え姿が脳裏をよぎり、思考が霧散する。
「あ、朝練ですよね!そんな格好で誘いに来なくても、サボったりしませんよ!」
脳内の一部が暴走して、とっさに言葉を発してしまう。
しまった!朝練などと口走っている場合ではない。
目的の物がここにあるのに、やる気を見せてどうするのだ!
もしも先輩がこの場を離れれば、いつもの1日が始まってしまうではないか!
「ん〜、それもあるけどね♥️」
後悔も束の間、モゾモゾと距離を詰める先輩。
胸の奥まで絞られるような緊張にゴクリと喉を鳴らす。
「今朝作ったから、まだ固まってないね」
何かを頬張り、いたずらっ娘のような表情で微笑み掛けてくる。
この顔をするときは容赦がない。
反射的に体と顔が強ばり、先輩に委ねてしまう。
「ふふふっ♥️」
満足した表情で微笑む先輩。
顎先に指を這わされ、思わず目を閉じる僕。
少し間を置いて、首筋をすり抜けた指先が頭の後ろを捕らえ
抱え込むように僕を抱き寄せる。
ベットが軋む音と同時に柔らかな唇の熱を感じた。
――ブチュリ♥️
吐息と同時に押し込まれる微圧
無抵抗にも口を開いてしまう。
いつもより滑らかで粘度の高い舌先。
口に広がる――――イチゴ?
「ん……っ♥️ ん……っ♥️」
先輩の舌先は息継ぎをしながら、深く深く侵入し僕の口内をまさぐる。
唐突な味覚が空腹感を刺激し
本能のままに喉を開くと
彼女の吐息も唾液も丸ごと取り込んでいく。
ゴクゴクと喉を鳴らしながらも
舌先は先輩を求め、更に取り込もうと交差する。
「あむっ……♥️ はむっ……♥️」
先輩は頭全体を振り乱すように前後左右に上下動作を繰り返す。しかし、柔らかい唇は決して離れぬように僕をなぞり続けていた。
チュパッ……♥️ チュパッ……♥️
水音と息継ぎを漏らしながら、唾液と口内の熱気を交換していく。
ストロベリーが溶けて消えても、ざらついた感触を求めて舌を絡める。
「あむ……♥️ ん……っ♥️ ん……っ♥️」
それに答えるように先輩はすぼませた唇で僕の舌を激しく吸い上げる。
何度も何度も。
ジュポッッ♥️ ジュポッッ♥️ ジュポッッ♥️
その間も先輩の指先は小動物を可愛がるように僕の髪をかき回し続けていた。
粘着音とシーツを擦れる音が部屋を満たし、焦燥感を書き消していく。
酸欠ぎみの頭がチカチカと電気を発し
息苦しさに似た快楽が心地よい赤信号を灯している。
――このまま目を閉じていたら、舌先から先輩と混ざりあってしまうんじゃないだろうか……
そんな感覚と現実を窓からの気配と頭上の秒針が辛うじて繋いでいる。
カチ、カチ、カチ
ふと頭をよぎる疑問。
目覚ましは鳴ったのだろうか
――先輩が止めた?
――それともこれから鳴るのか?
時間が問題なのではない。
目覚ましが鳴れば、この甘い時間は中断され
「さあ、朝練へGO! GO!」
なんて、いつもの空気に変えることは容易だ。
そうなれば、何ら状況は変わらぬまま、今日も悶々と練習に付き合うのだ。
そんな訳にはいかない。
僕は普段は微動だにしない右手にも意識を分け、次への一手を見い出だしていた。
唇を重ね先輩を求めながらも、手先をスルスルとシーツの上を這わせ、何とか自分の胸元に収める。
そして、気付かれぬよう手首を返し、先輩のおおおおぱぱぱいいいへのアクセスを試みたのだ――
しかし、ここからが動かない。
指先が震えて微動だにしない。
そう、現状の打開とは現状の破壊を意味する。
年上の女性に可愛がられ、あまつさえ性的な愛撫に満足することが悪いことであるはずがない……
いや、むしろ贅沢というものだ。
こうやって大人しくしているからこそ、先輩の愛辱を受けられるならば、オモチャ扱いであろうと受け入れるべきではないか。
-ッッッッツ!!!
氷付いた右手を先輩の指先が捕らえていた。
その葛藤を溶かすような暖かい手は
徐々に光指す方向へ導き、優しくそっと、目的地へ――
気が付けば、ざらついた生地とマシュマロのごとく弾力に満ちた乳房を手中にしていた。
「あん♥️ ん……っ!♥️ ん……っ!♥️ 」
なおも続く、舌先の攻防。
しかし、胸元では第二戦が同時に展開されようとしている。
しばし、脳裏に焼き付いた光景を思いだす。
先輩の乳房、おっぱい、パイオツ…
白い肌に青筋の血管が透き通り、先端にはあんなにも可愛いらしいものが付いてることを僕は知ってしまっていたのだ…
しかし、未だその感触は知らず
未知の戦場であった。
僕が何もできずにいると、先輩が少し体を強ばらせ、左手を大きく動かすのを感じた。
――水着から左腕を抜いたのだ。
先輩の左手は僕の指先に再び舞い戻り
そっと抱き寄せるように胸元に引き寄せていく。
ピタリと触れる弾力
少し冷たい肌に触れると指先が貼り付くように沈み込んでいく。
せ、先輩の生オッパイの感触!!!!
――もう迷うな。行くところまで行くのだ。
指先に決意を込めて、円を描くようにゆっくりと先輩の乳房の感触を確かめていった。
柔らかく張りのある肌は指先でなぞれば、さらさらと滑り
手のひらで包み込もうとすれば溢れるようにプルプルと変形した。
「あ……っ❤️ あ……っ♥️ あん……っ♥️」
甘い吐息混じりの息使い。
先輩は少し体重をこちらに移し
更にオッパイを押し付けるような姿勢になる。
手先に流れ込む乳房を今度はしっかりと揉みしだく。
「あん……っ♥️ こうふぁいくん……っっ♥️ ああんっ……っ♥️」
唇を重ねながらも反応を見せてくれる先輩にジリジリと脳が焦げるような感覚を覚える。
いや、きっと本当に焼き焦げているに違いない。
僕の手のひらは僅かな突起を捕らえ、攻撃手段を親指に集中する。
なぞるような動作は彼女のとても可愛い部分をかすめている。
目標を定めた僕は人差し指も参戦させて局所的な攻めを試みる。
「やぁん……♥️ んふぅ……♥️ あ……っ♥️ ああん……っ♥️」
唇同士を密着させたまま、先輩の動きが止まる。
僕の指先は的確に先輩の乳首を捕らえていた。
詰まんでは転がし、押し込むように少し力を入れるとブリンと弾けるように跳ね返る。
「あっ……❤️ やっ……♥️ やぁん……♥️」
突然、ビクンッと体を震わせた先輩は
今度は硬直し、深い呼吸を繰り返している。
「はあっ……♥️ はあっ……♥️ はあっ……♥️」
唇同士の隙間から吐息を漏らした後
先輩がゴクリと唾液を飲むのが伝わる。
何呼吸かの後、再び僕を抱き寄せ、舌先を奥へ奥へとかき回す。
ひとしきり動き回った後は僕の唇を咥えつつ後退し、ブルンッとした弾力を残して、ついには離れていった……
「はあっ!はあっ!♥️もうっ!♥️後輩君のエッチ〜♥️」
微笑みながらも紅潮し、熱気を帯びた先輩の顔は普段の色気とは異なる、淫靡な魅力を発していた。
「ハッピーバレンタイン♥️ 美味しそうに食べてくれて嬉しいな♥️」
満面の笑みだった。
良く笑う人だが、普段は何と言うか落ち着き払った大人の笑みではあったが
あどけない少女の笑顔がそこにあった。
「ご、ごちそうさまです」
またも反射的に言葉が出てしまうが
不安や後悔はない
「ごちそうさまなのー? ふふふ♥️」
ふるふると首を小刻みに揺らす僕
「……全部♥️ ……全部、後輩君に食べて欲しいな♥️」
再び大人びた表情で微笑む先輩。
――――全部?全部とは?
浮かび上がる疑問符に
もはや意味などなかった。
答えがどうであれ、僕が確かめるのだから……
先輩は体を起こし、今度は僕の上に覆い被さるように股がった
汗と熱気を帯びつつ見下ろす先輩。
朝焼けの光に照らされ、はっきりと見える乳房。
それは情欲を駆り立てる形をしながらも神々しさを、はらんでいた。
先輩の乳首を見つめると
可愛らしい薄ピンクに先程のストロベリーが蘇る。
「チョコ…… まだあるから……♥️」
先輩はまた一つ取り出したチョコを頬張り
前屈みになりながら、距離を詰めてくる。
全部って、チョコのことじゃないよな……
早くも揺らぐ決意を伏せるように
僕は目を閉じそのときを待った。
カチ、カチ、カチ
頭上の秒針はまだ現実を繋いでいる
流れ落ちてくる髪と乳房
先輩の両腕と沈み込むシーツに包まれ、落ちていくような感覚。
それは、甘く……そして、あまい彼女に溶けていくようだった――
続く
ヤルノ
2021-07-01 13:02:34 +0000 UTCジェット
2021-02-13 02:20:46 +0000 UTC