127.王宮の夜にマリエーヌと……
Added 2023-06-21 08:00:00 +0000 UTC俺はマリエーヌの部屋を訪れた。 疲れているだろうから、ウザがられたら退室しよう。 「マリエーヌ様、失礼します」 個室の雰囲気は他の部屋と同様、威厳や品位を感じさせるものだ。 装飾が施された絨毯と柔らかそうなソファーが置いてあるぞ。 そして、奥のほうには大きなベッドがある。 マリエーヌは紫色のブーツを脱いでベッドの上に座っていた。 「あ、ケンジ。なんか……すぐ会うことになったわね」 「そうですね!」 俺はマリエーヌに近づきながら返事をした。 再会は2週間後という話だったが、翌日に会うことができたぞ。 「私もケンジ達の計画に協力したい気持ちはあるけど、やっぱり里の外でパートナーを探したいわ。会議が終わったらまた旅に出ようと思う。魔女隊に入隊させられてしまったのが気がかりだけど。……もう王宮に来るのは最後にしたいわ。嫌な気持ちにしかならないの」 マリエーヌ……さっきまでとは違って不安そうだ。 「今はストマイドが死刑になるのかどうか……考えてしまうのよね。本当は私が殺したかったわ……。まぁ、その話はアダマーリカで戦ったときに話が付いたからいいんだけど」 めちゃめちゃ心の内を喋ってくれる! 自分の弱いところを打ち明けてくれるなんて! 俺……マリエーヌに信頼されているんだな。 一方で、今日は会議で何も言えなくって申し訳ない気持ちが生じてくる……。 「マリエーヌ様……大丈夫ですか?」 ベッドの前まで来たぞ。 彼女はベッドの上で胡座をかいている。 「え……大丈夫よ。ぜんぜん大丈夫。心配させちゃったね。あんな会議に出席させられてケンジも不安なのに」 「いえいえ……! 目標達成のために必要なことですよ! 最終目標の人物を直に見れましたからね」 「目標……そうよね、私たちの関係のために頑張ってくれてるんだよね。ケンジは魔女王様に意見までして……」 ん? ああ……ディストーマの減刑をお願いしたことか。 俺の意見がどこまで影響を与えたかは不明だが、ディストーマが解放されて仲間にすることはできた。 「今、私がケンジにできることは……」 「え?」 マリエーヌがベッドに手招きする。 「ケンジ……寝る前にヤルわよ!」 「え!? ええぇっ!?」 な、なんだって!? なんて積極的なマリエーヌだ!! お疲れなんじゃないのか? 勝手に部屋に来てウザがれるどころか、王宮内でエッチ!? 一昨日は『私のことを思い出してオナニーしてて』とか言っていたのに!! 「魔女王様はもちろん、魔女隊も強敵だと分かったでしょ? 魔女の世界では強くなきゃ偉くなれないのよ! 私と魔力を交換して少しでも強くなって!」 あ……なるほど! そういうことか! 俺の計画が成功することを願ってエッチしてくれるんだな!! でも…… 「マ、マリエーヌ様! 大丈夫ですか? こんな王宮内で!?」 王宮だよ? 格式高い場所じゃないの? 建物内に偉い魔女がいっぱいいるし! 「王宮内でも全く問題ないわ。まだケンジはミルフィーヌの奴隷じゃないでしょ?」 そっちの方が問題になるんだな。 俺が真面目に考え過ぎているのか……!? あ、ミルフィーヌの奴隷については申請が通ってしまった! 「その……ミルフィーヌ様が申請書を出して、今日審査が通ったのですが……」 「え、そうなの? じゃあ……儀式は?」 「あ、儀式はまだですね」 法務隊の隊員の人は、儀式はまた後日……って言っていたな。 「じゃあ問題ないわよ! さぁ、来なさい!!」 「え、ええぇっ!?」 問題ないの!? それにしてもマリエーヌ……疲れているはずなのに、今後のことを考えてくれている! 正直なところ、今日は会議でショッキングなことが色々あり過ぎて俺の性欲は…… 「どうしたの? 早く来てよ」 あれ……マリエーヌがエッチな感じだ。 ベッドの上で女の子座りをしながら手招きしている。 あ、紫色のマントを脱ぎ始めたぞ。 インナーは懐かしの白い絹のベアトップで、下は紫色のミニスカートじゃないか! 今は少し瞼が下がってきて、お疲れギャルって感じだが……それはそれで可愛いな。 明るめのブラウンカラーでセミロングの髪。 少しウェーブがかかっているんだよね。 今日はギャルメイクでネコみたいな目が強調されている。 ちょっと厚めの唇にピンクのリップを塗って明るい印象にしている。 健康的でハリのある白い肌も素晴らしい。 おっぱいはもちろんベアトップからはみ出るほどのGカップ。 そして、そこのツヤのある紫色のミニスカートが、マリエーヌって感じだよな。 そこから伸びている脚が綺麗で、しかも……あ、網タイツじゃないかぁ! な、なんか久し振りだ……!! この紫のスカートに網タイツ……!! 懐かしいエッチな記憶が! 蘇る! 性欲があぁっ!! 蘇るうぅっ!!! 「初期装備のマリエーヌさまあぁっ!! お久しぶりですうううぅっ!!」 「えっ!? 初期装備って何よ!? しかも、久しぶり……!? 一昨日エッチしたでしょ? ちょ、ちょっと……ケンジ……?」 「大好きですうぅっ!!」 俺は正面から彼女に飛び乗った。 そのまま後ろに倒れるマリエーヌ。 ベッドに押し倒した形になってしまった。 「あ、あぁっ……ちょっとケンジ……」 「え……すみません……」 あれ? 俺に飛び乗られたぐらいで倒れるなんて……。 疲れているためかマリエーヌは踏ん張りが利かず、表情も弱気な感じだ。 少しだけ抵抗して俺の腕の中で後ろ向いた。 つまり、うつ伏せの状態である。 「昨日今日と歩きっ放しで疲れてるのよ……」 うつ伏せのまま喋るマリエーヌ。 可愛い。 って、そっちの疲れなの? 本当かな……。 会議の気疲れのような気がするけど。 「でも、私はヤルわよ」 マリエーヌが顔だけこちらに向けて、ちょっと眠たそうな顔で宣言する。 「はい……! いきますよ?」 俺はうつ伏せになったマリエーヌのお尻に顔をうずめる。 始めはお気に入りの紫色のミニスカートの上からね……スベスベの生地が心地良い。 奥にある彼女のお尻の弾力も感じるぞ。 顔をこすりつけ、さらにヒップを堪能する。 「ちょっ! ちょっと、ケンジ……」 マリエーヌが脚をバタバタさせているが、それ以上は抵抗しない。 第三者から見たら俺は変態に見えるかもしれない。 けど、俺は止まる気はないぜ……!! ミニスカートを捲り上げ、白いパンツとご対面だ。 よし……脱がすぞ。 俺はパンツに手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。 「えっ!? ちょっと! パンツから脱がすの?」 「そうですよ、マリエーヌ様」 マリエーヌが慌てている。 正確にはパンツだけ脱がすんだよ、マリエーヌ。 スカートは履いたままでセックスするという俺のフェティシズムを悟られないようにしよう。 いや、そういう性癖が以前からあったわけではなく、今そうしたいと思っただけなんだけどね。 「あ……恥ずかしいかも……。お股がスースーする」 パンツを脱がされたマリエーヌが顔をこちらに向けている。 眉毛が八の字になっており、本当に恥ずかしそうだ。 俺は構わずスカートの中に手を入れ、クリトリスを探す。 「あっ!」 反応するマリエーヌ。 再び向こう側を向いてしまったので可愛い顔が見えなくなった。 右手の中指でクリトリスを優しく優しく触る。 疲れている彼女に優しさを届けなくてはならない。 「んっ! いきなりそんなとこを……あ……気持ち……良い」 うつ伏せだったマリエーヌが、徐々に四つん這いの体勢になっていく。 お、おお……! お疲れのマリエーヌは完全に受け身である!! あ、網タイツがエロい……! 「それでは指を挿れますね」 吹き飛びそうな理性を呼び寄せ、完全に四つん這いになったマリエーヌの膣口に右手を近づける。 そして俺の右手の人差し指が膣内部に入っていく……。 すでに充分濡れているが、ゆっくりゆっくり挿れていくぞ。 俺の中で荒れ狂う興奮を抑えて優しさを忘れないようにする。 「うっ……あっ! あんっ……」 マリエーヌの感度が良い。 ここまでされるがままなら、今日はバックで挿入できるんじゃないかと思ってきたぞ。 「ケンジ……そろそろ挿れてよ……」 マリエーヌが四つん這いのまま後ろを振り向いてお願いしてきた! ちょっと媚びている感じだ。 こんなマリエーヌが見られるなんて! この姿を拝めただけで感無量である……。 「分かりました。じゃあ少し待っていてくださいね」 俺は彼女のアソコからゆっくり指を抜いた。 そして素早く全裸になり、自分のペニスがギンギンになっていることを確認する。 マリエーヌを見ているだけで反応するが、今日は彼女が受け身なので余計に男の本能を刺激していた。 「マリエーヌ様、もっとお尻を上げてください」 「え!? こ、こうかしら……?」 そう言いながら、四つん這いのままお尻を突き上げるマリエーヌ。 ベッドの上にしっかりと両肘と両膝をつき、お尻を上げているぞ。 マリエーヌがバックの体位で俺のペニスを受け入れる体勢になったんだ……。 またしても思う。 こ、こんな姿の彼女を拝めるなんて……! 「マリエーヌ様……挿れますね」 俺はマリエーヌの膣口に向かって、自分のフル勃起したペニスを後ろから近づける。 「あっ」 俺は片手で彼女の紫色のミニスカートを捲り上げ、もう一方の手で肉棒をつかみ、その先端の方向をコントロールして挿入する。 「あっ! う……」 彼女の体がビクンと動く。 「入りましたね? このまま奥まで挿れていきますよ」 「あっ! う……」 どんどん奥に挿れる。 マリエーヌの声が漏れる。 恥ずかしくて声を抑えようとしているようなので、その喘ぎ声は小さい。 「あ、ああんっ……」 感度が良いマリエーヌ。 ペニスが奥に進む度に彼女の体が反応するので、嬉しくなってくる。 俺のフルボッキチンコがマリエーヌの膣内を突き進んでいく……! 「んん! ああぁっ……! ケンジ……ケンジのが……完全に入ったわ……」 彼女の言うとおり、完全に入った。 俺は両手でマリエーヌの腰をつかむ。 「あ、ちょっと……そんなところをつかんで……」 そのままゆっくりと腰を前後に振り始めた。 マリエーヌの体も小刻みに動く。 「ん……んんっ! ちょ、ちょっと……うぅっ……」 必死になって四つん這いの体勢を維持しているようだ。 俺はどんどん腰を振るスピードを早める。 「ケ、ケンジ……すごい……」 突く度に揺れるマリエーヌの体。 俺は両手を前に伸ばしてマリエーヌの白いベアトップに忍び寄せる。 両手でベアトップを掴み、完全に脱がすことなく彼女の腰のほうに寄せた。 そして姿を現したのは白いブラジャーだ。 続けてブラジャーも外すと、その弾力のある巨乳の一部が後ろからも確認できた。 もちろん後ろから両手で鷲掴みにして揉む。 「あ、そこも……ううんっ!!」 胸を揉みくちゃにされながら、何度も何度も俺のペニスで突かれるマリエーヌ。 されるがままのマリエーヌだ。 彼女は相変わらずベッドに肘と膝をつき、俺が腰を振る衝撃に合わせて踏ん張っている。 その状態のままマリエーヌが振り向き、俺に言葉を投げかける。 「ちょ、ちょっと……なんかいつもよりすごい奥まで入ってる気がするわ……すごい感じちゃう……こ、こんなこと……初めてかも……」 バックのほうが奥まで入るのだろうか? マリエーヌの淫らな表情を見て、俺の腰の振りはどんどん速くなる。 「あっ! えっ! ケ、ケンジ……こんなに速くできるのね……うっ! うぅんっ……」 そう言いながら再び前を向くマリエーヌ。 こ、こんなマリエーヌも素敵だ……。 俺は必死で腰を振り続ける。 後ろから突かれているマリエーヌも綺麗である。 肩肌が狭く白い素肌。 そこにゆるふわウェーブの髪の毛が乗っている。 引き締まったウェスト……を包む俺に脱がされた白いベアトップ。 そして紫色のミニスカート……続いて網タイツの美脚。 すべてが美しく、ずっと見ていたい! そんなマリエーヌと一体化したことを実感して、どんどん興奮してきた。 「ケ、ケンジ……! ケンジ……!」 下を向きながら俺の名前を呼んでいる。 こんなに俺を求めるマリエーヌは初めて見たかもしれない! 「あ、ああん! んんんっ……!!」 俺の腰振りでマリエーヌが体を揺らされているのが驚きだ。 そして、ちゃんと感じている。 確実にマリエーヌが感じているぞ。 ここまで感じているマリエーヌの姿は初めて見た。 当然のことではあるが、まだ俺の知らないマリエーヌの姿があるんだな……。 「マリエーヌ様! マリエーヌ……様!!」 俺の腰の振りが一定の速度で安定してきた! かなり速く突いており、俺とマリエーヌの体がぶつかる音が響いている。 「うっ! いいわ、ケンジ……すごいぃ……」 マリエーヌの綺麗な声が聞こえる……。 き、気持ち良い……マリエーヌの中……。 ああっ!! しゃ、射精感が高まっていく……! 「……で、出る! マリエーヌさまッ! 出ます!!」 「ケンジ、出して! ケンジッ!!」 マリエーヌが俺を呼んでいる! 彼女の声を聞きながら、彼女の後ろ姿を見ながらイキたい!! 「本当に出ます! うわっ! うわああぁっーー!!」 「あ、あんっ……ケ……ケンジ……出た……の?」 は、発射した……! 発射したぞ!! 四つん這いのマリエーヌの中に……! 「あんっ……ケンジ……イッたのね……」 マリエーヌの体から力が抜け、前に倒れていく。 あ……俺のチンコが抜けてしまった。 しばらく挿れておいたほうが喜ばれるかもしれなかったが、仕方ない……。 「マリエーヌ様……!」 射精後に挿れ直すわけにもいかないので、すかさずマリエーヌの横に寄り添う。 「はぁっ……はぁっ……。き……気持ちよかったわ。……ケンジ……すごいわね」 マリエーヌの頬が少し赤い。 そして珍しく息が切れているぞ。 「喜んでもらえて僕も嬉しいです」 俺は寝転んでいるマリエーヌに抱きつく。 「う……なんか余裕ね。そ、そんな寄り添ってきて! どうしよう……疲れてたから、終始受け身になっちゃったわ」 照れているぞ。 か、可愛い……。 「珍しかったですね」 受け身なのは、マリエーヌと初めてセックスしたとき以来かな。 あのときは正常位だったよね。 「しかもあり得ない体位のセックスだったわ! こ、これは……由々しき事態だわ!」 「な、何がですか!?」 由々しき事態!? 魔女は普通、バックでセックスしないということか……? 「くっ! ケンジ! 次は見てなさいよ……!」 「へ!? だから何がですか!?」 明らかに悔しがっているぞ……。 「私が上なんだからね!」 そ、そうか……。 魔女は基本的に騎乗位っぽいもんな。 マリエーヌったら、ムキになって可愛いんだから。 「なにニヤニヤしてんのよ、もう」 「いえいえ! 元気になって良かったです」 「……まあね。もう寝るわ」 ぐっすり寝て、疲れを取ってくれマリエーヌ。 ……あ、もう寝た。 寝息を立てているぞ。 マリエーヌ……本当にお疲れさまだ。 俺もこのまま横でこっそり寝てしまおうかな。 うん、そうしよう。 明日の会議が不安ではあるが、マリエーヌと一緒に寝て幸せをチャージして乗り切ろう。 --- 夜が明けた。本日は雨である。 けっこう土砂降りじゃないか……。 会議への憂鬱感が増すぞ。 俺たちは朝食後、すぐに会議室に集合した。 現在、朝9時になったところだ。 会議室の席に座っているメンバーは昨日と同じだ。 隣にミルフィーヌ、そのさらに隣にマリエーヌがいる。 お! 今日のマリエーヌは珍しく白いTシャツだな。 おそらく綿製だろう。 紫色のミニスカートとマント、そして網タイツに紫色のブーツは昨日と同じである。 さらに横にはジャスミーナ先生、ウォルグリア学長だ。 前には4名の隊長たちが並んで座っているぞ。 マリエーヌは昨日より元気そうで顔色が良い。 俺は昨日、こっそりマリエーヌの隣で寝て、明け方、彼女が起きる前に自分の部屋に戻った。 今日もマリエーヌにとって特にしんどい会議だろう。 朝はナーバスになるかもしれなかったから、じつは気を使って出て行ったのだ。 じつは夜中に寝ぼけたマリエーヌが俺を抱きしめてきたので、俺の気分が上がっている。 寝ぼけていたから力が強くて痛かったけど……。 とにかく幸せな気分でいっぱいだ。 そう言えばディストーマがいないな。 昨日でディストーマの件は話がついたし、さすがに出席はしないのかな? まだストマイドもいないぞ。 おそらく魔女王が連れて来るのだろう。 そして肝心の魔女王がまだ来ておらず、ちょっとザワザワしてきた。 昨日、彼女は俺達に遅刻するなと言っていたような気がするけども。 「魔女王様が来ませんねー」 ナイリッシユ隊長がボヤく。 「昨日、遊び過ぎて寝てんのかな……」 オルダンテ隊長の暗い顔をしながら呟く。 魔女王の遊び……ヤバいんだろうな。 この部屋にいる人の中で、おそらく彼だけが明確に想像できているのだろう。 「あ、今……ミランダ様が探しています。なんでも自分の部屋にはいないそうで……」 レブリナート隊長がヒソヒソと話す。 こ、この距離だと全員に聞こえているので内容は丸分かりなのだが……。 そうか、あの魔法生命体の子が探しているのであれば心配ないか。 「……」 メディアン隊長は喋らずに考えごとをしている。 朝が弱いのか、研究のことを考えているのか……。 「お待たせしましタ」 あ……ミランダさんが部屋に入って来て、昨日魔女王が座っていた席の近くまで移動したぞ。 なんだなんだ? 魔女王の姿は見当たらないぞ? ミランダさんは席には座らずに喋り始める。 「皆さんにお伝えしなくてはならないことがありマス。アインベルト様が……亡くなりましタ」