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9.美脚の賢者に絡まれました【宿屋に泊まったらパーティの女賢者に魔法責めされて、超絶イキ地獄を味わいHPが0になった】

 夜の海を一晩中、全裸で泳いでいた。 泳ぎ切り、陸地にたどり着くことができたぞ。 海の魔物とも遭遇したけど、奴らは雷の魔法が弱点だから何とか倒すことができた。 俺のレベルが低い状態なのでヒヤヒヤしたが……。 噛み付いてサンダーストライク……という、対ルー戦で編み出した荒技でなんとか乗り超えたぞ。 奥義を使えれば、この辺の魔物なんて取るに足らない。 本来サンダーストライクは剣に雷を纏わせるのだが、歯でも放てるということが分かった。 ……歯に雷を纏わせたので、口の中を火傷してしまった。 しかも、少し欠けてしまった。 そんなボロボロの状況ではあるが、しっかり泳ぎ切ったぞ。 わりとすぐに灯台の光が見えて、陸地を確認できたのでモチベーションを保ててよかった。  で……ここは、どこだ? 砂浜であることは分かる。 もう……夜が明けている。 夜明け……か。 太陽がまぶしいぞ……。 俺はヨロヨロと立ち上がり、砂浜を歩く……。 砂に足をとられてしまう。 こ、これは……体力的にキツいな。 「あ……いたいた!」  ……ん? 誰だ? 女の声がするぞ。 ま、まさか……ルーか!? ……ではないな。 じゃあ、助けを求めないと! 事情を話して助けを求め、魔法屋に行ければ……俺は自由だ! 「あなた、雷の勇者よね? って……全裸!? まぁ、服を着たまま夜通し泳いでいたら死んじゃうか」  明るく……元気な人だ。 なぜか俺の状況を知っているぞ!? この子の身長は170センチぐらい。 手足が長そうだ。 年齢はルーぐらいで、20代前半だろう。 大きな赤い瞳で高い鼻、美白な肌で、綺麗な赤髪セミロング……という見た目だ。 その赤い瞳でこちらを見ている。 黒いローブを着て、革製の袋を持っている。 く、黒いローブ!? 高級そうな生地で、金色の刺繍が入っている……。 この威厳あふれる刺繍は……ルーのマントとデザインがそっくりだ! まさか……賢者!? 「私の名前はレイン。賢者よ。しかも超エリート貴族の賢者なの。雷の勇者リット……あなたを待っていたわ!」 「な、なにぃ……!?」  やはり賢者だ……!! ルーの仲間……ってことだよな? なんということだ! 待ち伏せされていたのか……!! エリート!? 貴族!? 同じ賢者でも、何やら階級みたいなものがあるのか……? 「船から飛び出したとして、たどり着くのは本来の目的地か、近くにあるこの浜辺ぐらいだもの。私は先回りして待っていたってわけ。ルーから里に連絡が来たからね」  ルーが里に連絡した……だと!? 里と連絡を取る手段があったのか! 「そうか……キミも賢者か……。里と連絡を取る手段があるんだね?」 「そうよ。ルーから聞いていないのね。賢者は、水晶玉を使って連絡を取るの。あなたは私たちから逃げることはできないわ。……さぁ、おとなしく私と来なさい。ここから歩けば、すぐに近くの町に着くから。私もその町に滞在していたから、もう宿屋は取ってあるわよ。あ、そうそう……ルーが乗った船もその町に到着するわ!」  い、色々と情報をもらったぞ! 口の軽い子だ……。 近くにマカロウンがあるってことだな!? 「じゃあ……お疲れのところ悪いけど、一緒に町に向かいましょうか」  彼女が近づいてくるぞ!? つ……捕まるわけにはいかない! 俺は、やっとルーから逃げ出すことができたんだ! 「くっ!」  俺は慌てて身構える。 状況は分かった……。 このレインという女性は、ルーの仲間である。 ……ここで同行してしまったら、俺のこの絶望的な状況は変わらない。 幸い、すぐ近くにマカロウンがあるという情報を得ることができた。 この子を倒して1人で町に向かおう。 そして町の魔法屋に行けば、呪いのリングを外してもらえる。 ……俺は自由だ! プランは完璧だ!! 問題は…… 「……あら? 抵抗するつもり? 大きな体だけど、そんなヘトヘトじゃ、超絶エリートの私には勝てないわよ?」  そう、この女賢者に勝てるのかどうか……だ。 俺の身長は180センチあり、彼女の言う通り大きい。 体格的には有利だが、この疲労困憊の状態で勝てるのだろうか? しかも、呪いのリングを装備した状態で。 相手は魔法が得意だろうし。 「……やってみなきゃ、分からないだろ?」  それでも俺は構える。 相手の出方を見て、対策を練る余裕はない。 体力が限界である。 先手必勝! 踏み込むぞ!! 砂浜は非常に動きづらいけども……! 「あら? 本当にやる気なの? 正気? その腕……呪いのリングを装備しているじゃない。しかも2つも。ルーにやられたのね? 思ったとおり、雷の勇者はたいしたことなさそうだわ……」 「こ、このっ! 言わせておけば!」  俺は両足に力を入れて、前方に向かってタックルをする! 全裸で剣なしの俺にできるのは、これくらいだ……! 賢者は手に持っていた袋を置いて、身構える。 俺と彼女の体がぶつかり、全身に衝撃が走る!! 俺のタックルを……受け止めた!? 「あら……この程度の力? やっぱり私に勝つなんて無理ね」  ……くっ!? 想像以上にフィジカルが強いな! 彼女と組み合っているが、全く動かない! 明らかにルーより身体能力が高いぞ!! 体幹が強いんだ! け、賢者なのに……!! 「ほら、今度はこっちの番よ」  うっ……!? 俺の体に大きな力がかかる!! け、賢者に押し返されている……!? 「うっ! あああぁっ!?」  押し倒された……だと!? 俺は砂浜に倒れ込み、上には彼女が覆いかぶさっている。 覆いかぶさりながら、何やらモソモソと動いている! ま、まさか……寝技か……!? い、いや……違う! 馬乗りになるつもりだ!! そのまま俺の顔面を殴りつけるつもりか!? 賢者なんだから……魔法じゃないのか!? さっきは俺の体格を気にしていたし、体術が得意なのか!? 「……たいしたことはないのね。レベルが下がっている上に疲れ切っているのなら、こんなもんか。魔法を使うまでもないわ」  魔法を使うまでもない……!? その発言は、やはり格闘もできるってことだな!? う……! それにしても、女と密着した状態は……マ、マズい……! ローブの中の、柔らかい体の感触が伝わってくる! 時折、彼女の胸のところでローブが膨らむので、おっぱいも大きいようだ……。 すごい良い香り……。 美形の顔でこちらを見ながら、必死に動いているぞ。 あ、ああ……!! 興奮してきてしまう! 俺が賢者から逃げ切れるかどうかの、こんな大切な戦いなのに……! 「うっ……ぐふぅっ!」  ちょっ!? この女……俺の首のところに座り込んだぞ!? 俺の胴体に馬乗りになるんじゃなくて、首のところに座り込む……だと!? 「観念しなさい。あなた、ぜんぜん力が入っていないわよ? このまま呼吸を止めて気絶させちゃおうかしら?」  く、苦しい……!! ん? 彼女がローブを脱ぐぞ!? 俺の首の上に座ったまま! そして、ローブを砂浜に放り投げた。 あ、ああ……!! な、なんて……素晴らしいスタイルなんだ! 細くて長い腕と脚、それなのに胸が大きく、美形で……美白!! しかも着ているのは……み、水着……!? 彼女の髪の毛の色に合わせて、赤色の水着を着ている!! 水着の見た目って……たいして下着と変わらないぞ!! 「……なによ? ジロジロ見過ぎじゃない? 水着姿で悪いかしら? あなたが来るまで、海で遊ぼうと思っていたのよ」  な、なにぃっ!? なんて呑気なんだ! くっ! そんな女に、どうしても見惚れてしまう! しかし……見惚れている場合ではない! ……俺は諦めないぞ! 自由になる!! 両手で彼女のお尻をつかんで力を込め、精一杯押し上げる。 「キャッ! ちょっと!?」  その隙に魔法を唱える! 早口で!! 「雷の精霊よ、その魂の一部を我に譲ることを許したまわん!」  う、腕がプルプルしてきている! 決して彼女の体が重いわけではない! 俺のスタミナが尽きかけているんだ! ……い、急げ! 「……我が手にその魂を集めたまえ! サンダー!!」  よし! 唱え終えた!! 「えっ? いきなり魔法……!?」  彼女が立ち上がり、後ろに下がる。 しかし……何も起こらなかった!! 「なっ!? 雷が……出ない!?」  魔法を封じられたとか……何か特別なことをされた様子はなかった……。 まさか……俺のMPが0になってしまったのか!? 海の魔物たちを相手に魔法を使い過ぎてしまった……!! 「……驚かさないでよ。あなたの魔力は尽きているみたいね」  ……安心しているようだ。 ただ、彼女は姿勢よく立ち、こちらを警戒している。 俺に対して油断はしていないな……。 「さて……いくわよ!」  くっ! これはマズい!! 魔法を放つことができればチャンスはあったのに!! 彼女はルーと違って、雷のネックレスを装備していないから! 「……覚悟しなさい!」  水着姿のレインが、またタックルしてくるぞ! 俺は急いで立ち上がり、腰を低くする。 くっ!? 砂浜だからな……足をとられて動きにくい! 相手も同じ条件なのに、なかなか動きがいいぞ! 「甘いわね。タックルはフェイントよ」  あ、ああっ!? タックルと見せかけて右手で俺の肩を、左手で股間の辺りをつかまれた! こ、この技はなんだ……!? 「な、何を……!?」  そのまま肩を入れて持ち上げてきた! 俺の体を持ち上げた……だと!? まさか……な、投げ技……か!? 「とりゃあぁっ!!」  ぶ、ぶん投げられた……!? 体は細いのに、なんて力技!! 「う、うわあああっー!?」  ぐぅっ……!? 木の幹に叩きつけられた……!! そのまま地面に落ちる。 か、体の芯から痛みが広がっていく……。 俺は木の根本に座り込んでしまった。 く、くそう……まさか投げてくるとは……! 賢者の攻撃方法じゃないだろ……!! 「どう? 効くでしょ?」  効いた……。 効いてしまった……。 彼女が近づいてくるぞ。 「え……? おちんちんを勃たせているの? まったく意味がわからないわね……」  え……勃っている!? 彼女と体をくっつけてしまったからな……。 投げられるときは、股間を触られた。 彼女の肌がスベスベであることも分かった。 水着姿も美しいし……。 「全裸だから、勃っているのが丸わかりよ。確かに投げるときに触ったけど……」  うっ! 彼女は俺の目の前まで来て、俺の股間を右足で踏みつけてきた。 「まったく……そんな雑念だらけで戦っているクセに勇者を名乗っているの? 信じられないわ」  くっ! そう言われても、仕方がないぐらいに勃ってしまっている。 この女賢者は今、裸足である。 彼女の素足……砂でジャリジャリしている。 ちょっと痛いけど、そんなところを踏みつけられたら……やっぱり……あ、あぁ……気持ち良くなってしまう……! こ、興奮してしまう!! 「え? なによ、その目? もしかしてあなた……イキたいとか思っている?」 「お、思っていない……!!」 「こんなビンビンにさせているのに、そんなことを言っても説得力がないわ。ほら」  あぁっ!! 彼女が俺の肉棒を右足の親指と人差し指の間に挟んだ! そのまま上下に動かし、俺の性器を刺激していく……!! 長くて綺麗な細い脚を動かし……お……俺のチンコを!! 「う、う、ううぅっ!! あはああぁっ!!」   「……抵抗しないみたいね? ほら、こういうことをしてもらいたかったんじゃない。このままイカせてあげれば、抵抗しなくなるんじゃない?」  彼女は、嗜虐的な表情を浮かべる。 わ、笑っているぞ……。 「抵抗しないのね? もしかして……嬉しいんじゃない?」  くっ!? こ、興奮してしまう! こんなスタイル抜群の若い子に……あ、足で……!! 下から見る大きなおっぱいのアングルも……た、たまらない!! けど俺は……こんな誘惑に負けてはいけないんだ! 「もっと速くするわ。早くイカせないと、私も疲れちゃうから」  う、うわあああっ!? す、すごい勢いだ! やはり身体能力が高い! バランスを崩すことなく、片足でしっかり立ちながら、俺の肉棒を足コキしている! 砂がジャリジャリしている少々の痛みにも慣れてきた……。 そ、それも刺激になって……うぅ……き、気持ち良いっ!! こんな状態では……て、抵抗できない……!! 「うあああぁっ!! で、出るぅっ!! 出ちゃうぅっー!!」 「あっ! 出た! キャッ!!」  しゃ、射精してしまった! あまりにも……足コキが気持ち良かった……! 白濁した液体が飛び上がる!! そして精液が……俺の精液が、彼女の足にかかってしまった! 彼女はチンコから足をどけた。 「ちょっと〜、私の足にかかったじゃない!」  お、怒っている! 自分で足コキしておいて……! けど、精液をかけられて怯んでいるぞ! 彼女の美貌と足コキのスピードに負けて抵抗できなかったけど……これはチャンスだ!! 「うぅっ……ま、負けるか!!」  俺は賢者に屈してはならない! 必死で立ち上がろうとする。 それを見て、彼女は瞬時に身構える。 「あら、まだやるつもり? もっとヒドい目に遭わせるわよ?」  なんだ? 後ろを振り向いた!? 俺が立ち上がる前に彼女が次の行動に移った。 「な? なな!? そ、そ、そんなぁ!!」  彼女のお尻が俺の顔に迫ってくる! ……ヒ、ヒップアタック!? 「あ、あ、うあああっー!?」  赤い水着で纏われた彼女のお尻が……俺の顔を押しつぶす! 顔が……お尻と木の幹の間に挟まれてしまっている! 頭がクラクラしてきた……。 や、柔らかいお尻が……俺の顔に…!! 「あははっ!! 情けないわね!! 私のお尻に潰されて!!」  彼女が後ろを振り向き、俺のことを嘲笑っている。 お尻をグリグリさせながら……。 「ほら、もう1発! あなたみたいな勇者、お尻で充分倒せるわ!」  彼女は俺から少し距離を取り、もう1発ヒップアタックを放った……! 「ぐふううぅっ……!?」    あ、頭がおかしくなる……。 物理的な衝撃に加えて、こんな美人賢者のお尻に押しつぶされているという快感……。 しかも水着姿だ。 こ、攻撃されているのに理性が……。 ああ、ダメだ……!! こんな危機的な状況なのに、射精した直後なのに、勃起が……おさまらない! 「え、まだ勃っているの? ちょっと、気持ち悪いわね。さすがに……」  彼女が再び距離を取り、座り込んでいる俺を見下ろした。 腕を組んで、堂々と立っているぞ。 おっぱいが盛り上がっている。 「う、うぅっ……」 「それに、なんだか可哀想になってきたわ」 「こ、このぉ……」  意気込み、力を入れてみるが、もう……力が入らない。 疲労が頂点になり、限界を迎えた。  彼女は砂浜に放り投げた自分の黒いローブ、そして袋を拾いに行く。 「ほら、私のローブを貸してあげるから、近くの町まで一緒に行くわよ。そこでルーと合流するわ。サンダルも貸してあげる」  く、くそうっ!! ……完敗である。


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