※こちらは敗北ルートを想定したバッドエンド差分となります。
ゲームなどにあるifシナリオとしてお楽しみください。
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マズリムの腹部が大きく開き、そこから管状の器官が飛び出した。
「なッ!?」
その先端から、勢いよく黄金色のガスが飛び出し、ルージュを包み込む。一瞬のことにルージュは反応しきれない。
「きゃぁあッ!!」
「へへっ、どうだァ?」
「ごほ、ごほっい……! う、うぅ……なに、これ……」
ルージュは瞬間的に飛び退いてはいたが、肺腑にはガスが十分入り込んでしまっている。
(これは、絶対に吸っちゃいけないものだった――!)
予感に背筋が凍る。
「くくくっ! 吸ったなあ? 吸っちゃったなぁ!」
マズリムが高笑いする。
「なに……これ、なんか、体が熱く……」
ルージュの頰が紅潮していく。ガスが内からルージュの身体に染み込み、熱を発しているかのようだ。
「こいつはなあ、俺様の催淫ガスなんだよ。どうだ?」
「さいい、ん……?」
「そうだ。力が入らなくなってきただろう。 そらあっ!」
マズリムが反撃に転じる。装甲に包まれた拳を繰り出し鋏尾でルージュを斬りつける。ルージュは光剣で受けるが、その抵抗は弱々しいものだった。
(だ、めっ……力、が……)
ガスの毒に冒されつつあるのか、手足が重く痺れるような感覚がある。
そして、猛攻を受けてふらりとルージュの体勢が崩れた。
どちゅんっ!
「うっ!!」
脇腹に鈍い痛み。見ると、鋏尾の中央から生えた針が、脇に突き刺さっている。
「あうぅ、ああぁ……」
どくん、と脈が跳ねる。熱がじわっと腹部から全身に広がり――
「だ、め……キョウちゃ……ごめ、ん……」
どさり、とルージュの身体は崩折れたのだった。
「っ……!」
「よし……入ったな。動くぞ」
「ん……」
マズリムの言葉に、ルージュは小さく頷く。ずぶぶ、と股間の装甲の隙間から伸びたペニスが、ルージュの中へ埋没していく。
「あ、うぅっ……くぅ」
ルージュはガスと体内に注入された麻痺毒によって身体の自由を奪われた上、スーツも胴体部分は全て剥ぎ取られてしまっていた。抵抗する力を全て失ってしまっては、マズリムの暴虐にも成すがままだ。
(ああ……)
体が熱い。体内に入り込んだペニスに触れた膣肉がじんじんと熱い。
(キョウちゃん……ゴメンね)
自分を行かせてくれたアズールに面目が立たない。じわりと涙が滲むのが自分でもわかった。
「おら、もっと絞めろッ」
マズリムの怒鳴り声にルージュの意識が引き戻される。
「ううぅ……」
言われるがままに力を込め、ペニスを締め上げる。するとマズリムの腰の律動のピッチも上がってきた。
「はっ……ああぁ……! あぅうっ!!」
揺さぶられるたび、麻痺毒で感覚を鈍らされた身体の奥に、じんわりとした快感が生まれる。
(こんな……こんなのって……)
悔しさに唇を噛み締める。しかし、その唇から漏れる声には甘い響きがあった。
「へへっ、どうしたぁ? もう抵抗しねえのか?」
「く、う……うっ……」
ぐちゅつ! ずちゅっ!
「んあぁっ!♥ はぁ、あぁんっ!♥」
マズリムが大きなグラインドでルージュを責め立てる。
「くくくくっ。どうだぁ? 気持ちいいだろお?」
悔しいが、その言葉をルージュは否定できなかった。子宮がキュンキュンと疼いて、子種を欲して降りてくる。
マズリムのピストン運動が激しくなるにつれ、段々とその間隔も狭まっていく。そして――
「おらッ出すぞォ!」
「いやッ! いやぁああぁ!! だめ、いま出されたら……っ! イクっ!」
どびゅっ! どぽっ! どくんっ、どくんっ!
「ひ、あっ……あ、あぁあっ! イクッ! イクぅううううううっ!!♥」
ぶびゅるるっ!!
「おほおうっ! 出る出るっ! こんな出るのは久しぶりだぜっ!」
(出されてる……っ!! こんな濃厚な精子……赤ちゃんできちゃうっ……♥)
ドクンドクンと脈打つたび、ルージュの子宮に子種が注ぎ込まれる。下腹部にずっしりと質量を感じる。
「あ……ぁ♥ あっ!?♥」
その時、ルージュの子宮から、ぴりっと電気が全身に走った。それは、種としては喜びの信号だったろう。しかし、今のルージュにとっては違う。
(できちゃっ……た……)
そう直感している。受精のシグナル。普段ならば感じぬであろうそれを、セラフになって敏感になったルージュは感じ取ってしまった。
今まで何度も怪人に中出しされてきたが、ついにこの時が来てしまった。
「へへっ……気持ち良すぎて声も出ないか?」
マズリムは呑気にせせら笑っている。
「はう……あぁぁ……」
ルージュは絶望に打ちひしがれ、ただ震えている。
「さて、とりあえずは楽しんだし、あとは連れ帰って楽しむとするか♥」
マズリムは満足そうに腰をひこうとして――
「やっぱもう一回♥」
「あぁっ!♥」
またピストンし始めるのだった。
望まぬ子を宿したルージュ。彼女をこれから待ち受けている運命はどんなものなのか。
それを知るものはまだいない――。