『グリザイユ技法』というのは、まずモノクロの絵を描き、その上にオーバーレイレイヤーを上に重ねて色をつけていく技法です。
元は絵画で使われるやりかたで、影の色使いが苦手な人、色彩知識が十分でない人には使いやすい塗りかたになります。
1.モノクロで描く。
2.オーバーレイレイヤーで色をつける。
3.レイヤー統合し、さらにオーバーレイレイヤーを重ねて整えていく。
しかしこのやりかたは「一度モノクロ絵を仕上げる」という性質上、最初から色つきの絵を描くのと比較して、作業工程がかかってしまう(=時間がかかる)欠点があります。
そこでグリザイユ技法を見直し、まず影のない色つきの絵を仕上げ、上から影レイヤー、オーバーレイレイヤーをつけ、整えていく方式に変更しました。グリザイユというよりは、ほぼほぼ「アニメ塗り」ですね。
1.線画+色つきの絵を描く。
2.影レイヤーで着彩。
3.上からオーバーレイレイヤーで色味を整える。
4.レイヤーを統合して描きこむ。
上記の絵はベース絵のデッサンがいい加減であったため、手直しの工数が増えましたが、これまでのグリザイユと比べると、半分近くの時間短縮が実現しました。
最初に載せた女子高生ちゃん(単体)だと3時間ぐらいかかっていましたが、今回の女の子の絵は1時間30分ぐらいですからね。
自分は昔のように毎日描くわけではありませんし、まだまだ発展途上で、日々試行錯誤しています。
限定記事では、こういった「陰ながらの努力」や「ボツ絵・試し描き」「絵描きさん向けのお役立ち記事」をブロマガとして発信していけたらいいなと思います。