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【或る高校教師の苦悩12】教師の特権

(前話「思わぬ幸運②」の続きです。) その日は、午後から授業が入っていた。 みなさんお忘れかもしれないが、俺の本分は長身好きおじさんではなく数学の教師だ。 心の中は変態でも、表向きは教育熱心な教師を演じている。 5限目のチャイムと同時に、俺は教室の引き戸を開けて中に入る。 学校でよくある、少し大きめの引き戸。 高さは、190cm前後ありそうだ。 154cmの俺が手を思いっきり伸ばして、ようやく上の柱に手が届くくらいの高さだ。 だが、昨日岩倉はこの扉を大きくくぐって教室に入ってきた。 何ならしゃがみ込むくらいの勢いだった。 どんだけデカいんだ? こういうところでも、岩倉の大きさを実感できる。 俺が教卓の前に立つと、学級委員の男子が号令をかける。 学級委員「起立。礼。」 生徒たち「お願いしまーす。」 相変わらず、礼儀正しい子たちだ。 だが、もちろん俺の目線は、窓際の一番後ろにそびえ立つ巨大女子高生に向けられていた。 生徒たちの頭が並ぶ中、文字通り上半身が飛び出している。 もっとも、154cmの俺からしたら、一番前の列の生徒ですら結構見上げなければならない。 多分、一番前の生徒は身長170cm前後あるだろう。 だが、その生徒の頭上に目を向けると、遥か後ろから岩倉の顔がしっかりと覗いている。 それはまるで、高層ビルのさらに上空から余裕で顔を出す東京スカイツリーのようだ。 俺から見ると、それほどまで迫力を感じられる。 逆に岩倉から俺はどう見えているのだろう。 ただでさえ小さい同級生達の向こうに、もっと小さくてモヤシみたいにヒョロヒョロなおじさん教師がいるのだ。 本当に虫けらのように見えていることだろう。 もしかすると、視界にすら入っていないかもしれない。 当たり前だが、俺がどんなに本気で説教しても、彼女にとっては全然怖くないはずだ。 それどころか、こんなに小さな虫けらが怒鳴っていることを小馬鹿にするかもしれない。 俺と岩倉には、それほどの上下関係があるのだ。 自分の小ささをこの上なく情けなく感じると同時に、強烈に興奮を覚える。 とりあえず、俺は授業を始める。 授業といっても、今日は二学期最初の授業ということで、適当にプリントを配って復習をさせる予定だ。 俺「じゃあ、今日は一学期の復習プリントをやります。授業が終わる10分前に解説するからねー。」 そう言って、プリントを配る。 教室が少し騒がしくなった後、生徒達は真面目にプリントの問題を解き始めた。 静まり返る教室内。 それと同時に、俺は教卓の上で別の事務作業を始める。 そしてしばらくすると、俺は立ち上がり生徒たちの机の間を巡回し始めた。 生徒たちは、俺がちゃんとプリントを解いているか確認しに来たと思っているだろう。 もちろん、そうではない。 みなさんお察しの通り、俺の一番の目的は彼女に近づくことだ。 俺は怪しまれないように、岩倉と離れた列から巡回を始める。 そしてあたかも、生徒たちのプリントの進捗を確認するような仕草を見せる。 もちろん、生徒たちの様子なんて目に入っていない。 岩倉のことで頭がいっぱいだ。 男子生徒「先生、この問題…」 そうこうしていると、ある生徒から声を掛けられ、プリントについて質問された。 鬱陶しく思ったが、怪しまれないように丁寧に質問に答える。 だが、岩倉のことで頭がいっぱいだったからか、頭がうまく回らず、なんだかぎこちない感じになってしまった。 俺「あっ、えっとー、うん、、これでいいから。。」 何とかその場は切り抜けたが、額から汗が噴き出す。 俺「…ふぅー。。」 俺は、深呼吸をして気持ちを落ち着ける。 やっとの思いで、教室の一番後ろまで到達した。 そして、窓側に目を向けると、窮屈そうに机に座る彼女が目に入った。 彼女は特注の机に座っているはずだが、それでもやっとこさ机の下に脚が収まるくらいに窮屈そうだ。 膝の位置が高すぎるのだ。 確かあの机の天板は、俺の胸くらいの高さがあるはずだが、、 (手提げ https://nao-tall.fanbox.cc/posts/5244990 を参照。) 岩倉の斜め後ろ4mくらいの位置。 ここからなら、彼女の横顔がはっきりと見える。 水泳部と思えないほど色白で、シミ一つない横顔だ。 加えて、前も言ったように、乃木坂46にいてもおかしくないような、透明感のある顔だちをしている。 俺「か、かわいい。。」 俺は、意図せず、岩倉の顔に釘付けになってしまった。 いけない、いけない。 こんなことをしていたら、生徒に怪しまれてしまう。 そう思った俺は、教室の後ろの掲示物を眺め始める。 俺「ごほん…。。」 わざとらしく咳払いをする俺。 俺「…」 だが、我慢できるはずはない。 すぐに振り向き、また岩倉の方を凝視してしまう。 さっきまで眺めていたアイドルのように美しい顔。 だが、そこから目線を下にやると、そのとんでもない巨体が目に入る。 顔の大きさは普通の女子生徒とあまり変わらないようで、その分巨体とのバランスがおかしなことになっている。 例えが古いが、ガンダムやキャプテン翼みたいな感じだ。 だが、かといって変な感じは全くなく、逆にそのアンバランスさが彼女の美しさを生み出しているようにも感じた。 体のパーツも、何から何までけた違いだ。 俺の短い腕では抱き着くことさえできないであろう、とんでもないサイズの肩幅。 そこから下に広がる少し丸まった広大な背中。 肩からは、程よく筋肉のついたムチムチの腕が伸びる。 程よくなんて生ぬるい表現を使ったが、それは岩倉の巨体と比べてという意味だ。 おそらく二の腕は俺の太ももなんかより余裕で太いはずだ。 腕の長さも俺の脚より長いかもしれない。 その腕の先には、これまた巨大な手。 30cm、いや、35cmくらいあってもおかしくない。 握っているシャーペンがまるで爪楊枝のように小さく見える。 そして手の少し上には、ふっくらと膨らんだ胸。 胸はめちゃめちゃ大きいわけではなく、Cカップといったところか。 だが、もちろんこれも岩倉の巨体と比べてという意味だ。 この胸が普通サイズの女子生徒に付いていたなら、とんでもないことになることは間違いない。 と、こんな感じでなめ回すように岩倉を眺める俺。 今思うと、明らかに様子がおかしかったはずだ。 だが、当の本人は全く気付く気配がない。 相当集中して問題を解いているのだろう。 なんと素晴らしいことだ。 俺はそれだけでは飽き足らず、岩倉にゆっくりと近づく。 何事も無いように、彼女のすぐ後ろ1mくらいの位置まで忍び寄ることができた。 俺がここまで彼女に近づいたのは初めてかもしれない。 ここまで近づくと、彼女の大きさをより一層感じられる。 座っていても、俺より背が高そうだ。 俺の目線の高さには、広大な背中とそこに垂れるサラサラの長髪があるのだ。 しばらくそこに佇んでいると、フワッとなんとも言えないいい香りが漂ってきた。 美しい花のような、甘酸っぱくて、すべてを包み込んでくれそうな香りだ。 俺は、無意識に鼻の穴を広げて、空気をいっぱいに吸い込む。 俺「すーっ、すーっ、、はぁ、、」 はたから見たら、相当な間抜けづらをしていただろう。 だが、それほどまでいい匂いなのだ。 その匂いだけで、俺の股間はパンパンになり、今にも絶頂してしまいそうだった。 その香りの出所は、もちろん彼女だ。 可愛くて、背が高くて、頭が良くて(聞くところによると医学部を狙える成績らしい)、さらにはこんなにいい香りがするなんて。。 どれだけ完璧な女の子なのだろう。 それに引き換え俺は、不細工チビガリ陰キャのおじさんで、頭もそんなに良くない。もちろん、体臭もいい匂いではない。 俺と何もかも次元が違うのだ。 俺は絶望すら感じた。 そして俺は岩倉の足元への目を向ける。 そう。彼女は俺に上履きを隠されて、今裸足で過ごしているのだ。 (思わぬ幸運 https://nao-tall.fanbox.cc/posts/6658585 を参照。) その素足を拝ませてもらうというわけだ。 岩倉の言葉が正しければ、54cmの素足だ。 彼女は、行儀よく机の下で両足を揃えて座っていた。 それを彼女の真後ろから覗き込む。 今朝も見た、色白ですべすべな巨大な素足がそこにはあった。 だが、この距離で見ると、その迫力はけた違いだ。 その足のサイズは、大きいというより、もはや怖いといった方が正しいかもしれない。 ゾウやサイなどの大きな動物を間近で見ると、大きいというより先に怖いという感情になるだろう。 そういう感覚だ。 化け物のように巨大な足を見て、身を守るために本能的に怖いと感じてしまうのだろう。 加えて、この距離から見ると、その異常なまでの足指の長さに目が行く。 俺の手の指より長いくらいだ。 もちろん、足指の太さも半端ではないため、バランスが悪いわけではないが、すごい見た目をしている。 また、その足指の上に乗っている爪も異様なサイズだ。 そういえば、成長ホルモンは、体の先端部分に強く作用すると聞いたことがある。 だから巨人症の人は、手足や鼻、唇などが大きいそうだ。 岩倉の場合、鼻や唇は全然大きくないが、手足は体のサイズと比べても明らかにデカい。 おそらく、成長ホルモンが関係しているのだろう。 当たり前かもしれないが、大量の成長ホルモンによって、彼女の巨体は作られたのだ。 「成長ホルモンが大量に分泌される女子高生」 なんとも、興奮する言い回しだ。 そうこうしていると、岩倉はモソモソと動き始めた。 俺は、一瞬ヤバいと感じたが、どうすることもできない。 そのまま、気配を消してその場にとどまる。 すると、どうやら足の置き場がしっくりきていなかったらしく、彼女は椅子の下で足を組み、また問題を解き始めた。 俺はホッとすると同時に、恐る恐る再度目線を彼女の足元に向ける。 すると、衝撃の光景が広がっていた。 巨大な足の裏がこちら側を向いているではないか。 俺「うっわ、、!!ひっろ。。」 俺は、声にならない声を上げる。 その足の裏は、デカすぎてもはや広大だ。 加えて、ずっと裸足で過ごしているからだろう。 その足の裏は真っ黒に汚れている。 汚れによって、さらにその迫力が増していた。 「あんたなんかいつでも踏みつぶせるんだよ」とでも言いたげなその足裏の貫禄。 だが、これは比喩ではなく、俺の上半身くらいなら、余裕で覆いつくしてしまうほどのサイズなのだ。 もし、仰向けに寝る俺の上半身に岩倉がこの巨足を乗せ、少しでも体重をかけたら、、 内臓が破裂し、あばら骨が砕け散り、間違いなく即死だろう。 想像するだけでも身震いがする。 それだけ恐ろしい足裏を彼女は持っているのだ。 恐ろしいと言いつつ、俺の股間はそれを間違いなく望んでいる。 この時点で、俺の股間は痛いほどに膨らんでいた。 まあ、こんな風に間近で岩倉にストーカーできるのも、教師の特権といえるだろう。 だが、ずっとこうしているわけにはいかない。 ひとまず満足した俺は、何事もなかったかのように、教卓への戻っていくのだった。 つづく…


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