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コミッションss『3匹目の勇者』(2)

「あら、きたわね」 大浴場と同じく巨大で豪奢なベッドの上で、魔王は待っていた。 勇者は警戒しつつ、しかし反抗の意思はないことを示すようにあえて無防備な体勢でベッドの縁まで歩く。 彼女が身に着けていたのは、先ほどまでの淫魔らしい衣装とは趣がまったく異なる性行為のための下着……ともすれば全裸よりも性的にみえる。 あられもない姿だが、そもそも普段から全裸に近い衣装なので羞恥心を覚えることもないのだろう。 「なーんだ、服を着てるの。裸のままでよかったのに」 わざわざ服を着てきたことが気に召さなかったのか、不満げな声をあげる魔王。 少し前まで剣を向けていた相手と、よくヤる気になるな……と内心では思うものの、決して表には出さない。 これは、無事にここを脱出するために必要なことなのだ。 「裸のまま廊下を歩いて来いと?」 「すぐ脱がすんだもの、別にいいじゃない」 めちゃくちゃなことを言っている魔王だが、悪びれもせずに身を乗り出し、勇者の胸元へと手を伸ばして—— ビリィッ 「!?」 勇者の上着を破きながら脱がしはじめた。 驚きはしたものの、抵抗はしないよう意識して硬直する勇者。その肌はどんどん露わになり、湯からあがったばかりの肌が晒されていく。 魔王は勢いのまま勇者の腰を掴み、ズボンに手をかけて一気にずり降ろした。 ブルンッ! 「精力剤もしっかり効いてるわ」 窮屈そうにテントを張っていたズボン、その内側から解放されるように勃起していた男性器がまろび出る。 これから何をされるのか……魔王の性癖など理解したくもないが、それが自分の身に降りかかってくるとなるとやはり恐怖心は湧いてくる。 ぎゅっと全身に緊張が走り、何をされても抵抗しないよう自分に言い聞かせていると── 「ほら、犯してくれる?」 魔王はベッドに無防備な体勢で仰向けになった。 こんな姿勢を取るなんて予想だにしておらず、唖然として固まる勇者。 「え……?」 「何してるのよ、早く責めてちょうだい」 ポンポンとベッドを叩きながら勇者を急かしてくる魔王。 自分が受けに回るという意思表示と、勇者のそそり立った男性器を挿入させろとばかりにM字開脚で秘所を見せつけている。 普段は魔王として君臨しているがゆえに、夜はこういう趣向が好みなのか……? 「少々手荒になるが、いいのか?」 「プレイの一貫なら存分にヤってちょうだい♡」 本気で言っているのか念のため確認を取ってから、彼女の上に四つん這いになる。 マウントを取る形で組み敷いたが、それでも抵抗する様子はなく妖しい笑みでこちらを誘っている。 そのまま、ゆっくりと下半身を近づけていく勇者。 抑えている腕から、なめらかな手触りと柔らかな雌肉の感触が返ってくる。 肉の詰まった太腿が、自分の腰まわりに触れる。 精力剤のお陰でガチガチに怒張した男性器が、真っ先に彼女の股間と接触する。 粘膜の感触とともに陰唇が咥えこむように刺激してきて、たまらず腰を押しこんだ。 ズブブッ! 「うっ……」 挿入した瞬間、腰が砕けそうになる。 何しろ相手は淫魔なのだ。精を搾り取るために特化した存在であり、どんな極上の娼婦であっても与えることはできないだろう圧倒的な快楽が男性器に押し寄せる。 「ぐっ、このっ……!」 グチュ、ヌチュ、バチュッ! 勇者は魅了されてもいけないと、できるだけ機械的に動くよう意識しながら腰を前後させていく。 しかし精力剤による勃起にくわえて淫魔の女性器から与えられてくる凄まじい快感は誤魔化しようがなく、あっという間に限界を迎え—― 「射精るっ……あぁっ!」 ドブルルルッ! 1分もしないうちに、勇者は大きく腰を突き込みながら達した。 ポンプのように脈打ちながら、魔王の体内へ熱い精液が迸る。 さらにうねる彼女の膣はこれでは足りないと言わんばかりに、追加の射精をねだるようにイったばかりの陰茎に刺激を加えてくる。 ビュルッ、ドププッ、ビュルググ……ッ! 何発も、求められるまま魔王の体内に精を放っていく。 精力剤の効果だろう、勇者の男性器はいくら射精しても萎えることはなく、膣のうねりにあわせてオーガズムを繰り返す。 「はぁっ、ふっ、はぁっ……!」 射精にも体力を使うもので、一方的に責めているにも関わらず勇者の方が息が上がっていく。 対して寝そべったままの魔王は、喘ぎ声の一つも上げずに勇者を見上げながらその様子を眺めていた。 淫魔という種族の性質ゆえか、むしろ今の方が余裕があるようにすら見える。 そんな交わりがしばらく続き……勇者はピストンしながらも彼女を見下ろしているうちに、ふと違和感に気づいた。 (腕が……細い?) 体格については男子の平均以上にあるうえ、度重なる戦闘で培ってきた太く逞しい勇者の腕。 いつもなら自然と目に入ってくるはずの筋肉の凹凸が、なだらかな肌となって消えている。 それどころか、目の前でより細くなっていくような…… シュルルッ…… 「っ!?」 腕だけじゃない。 ベッドの上にある脚は細く、視界に映る胸板が薄く……全身がしぼむように、骨格ごと華奢なものへと変わりつつあった。 鍛え上げてきた肉体が、一気に失われていく。 「ちょ、ちょっと待て、なんだこれ……」 自分の身体を見つめながら愕然とする勇者。 パニックになりながらも、まずは身体を離そうとしたのだが—― ガシッ 「だーめ、ちゃんと最後まで射精して」 「あぁっ!?」 魔王は自身の太腿を勇者の腰に回して、抱きしめるように引き寄せた。 同時に根元まで挿入される男性器と、生き物のようにうねる魔王の膣。 肉棒全体をねっとりと舐めまわすような蠕動は、今まではまだ手加減していたのだと思い知らされる。 「あぁぁっ!?」 ビュルルルッ…… 必死に抵抗する勇者だったが、体躯に合わせて弱まった力のせいで子供が暴れている程度にしかなっていない。 そして挿入による快楽と絶頂の波も押し寄せて、ついにガクガクと全身を震わせるのみとなった。 魔王の思うがままに身体を押し付け合うことになり、股間も密着して男性器は最奥まで挿入され……。 ビュルルッ 何度目かも分からない射精へと至る。 絶頂が終わるインターバルすらもなくなり、ドクドクと精液を彼女の中に垂れ流しているような状態。 そして吐精するたび、全身から何かが抜け落ちていくような感覚が広がっていく。 「んぁっ、うっ、あぁ……」 シュルルルルゥッ…… それらと連動して、勇者としての体格がみるみる小さくなっていく。 見た目にも男性的な要素が失われ、喘ぎ声すらも高く中性的なものに変質していく。 容姿もあわせて、二次性徴の前まで戻されたような……。 「可愛くなったじゃない♡」 勇者の顔を見つめつつ、彼の上半身を抱え上げるようにして笑みを浮かべる魔王。 下半身の密着は続いており、挿入はされたままだ。 「そろそろ出し切ったかしら」 勇者の男性器は膣内でねっとりと嬲られながら、ひくひくと空撃ちを繰り返している。 頃合いとばかりに魔王の両脚が緩められ、拘束からようやく解放された。 反動で後ろに尻もちをつき、ベッドの上にへたり込む勇者。 「う、うそだ、そんな……!」 その身体は、別人としか思えないほどに変わり果てていた。 先ほどまで魔王の女性器に挿入していたはずのペニスは、子供のようなサイズに。 くわえて起伏のない、なめらかな全身の輪郭。 男らしさといった要素がまったく感じられない中性的な肉体は、顔も含めてまるで少女のようだ。 自分の身体を見つめて愕然とする勇者へ、魔王が笑いながら告げる。 「あの精力剤ね、あなたの男らしさの成分をぜんぶ精液にして排出させちゃうの」 部屋に入る前に飲まされた小瓶の中身を思い出す。 強制的に勃起させられたあの怪しい白濁液……その恐ろしい効果を知らされて、ただ呆然とすることしかできない勇者。 もちろん淫魔の長たる魔王とベッドの上で、射精を防げるはずもない。 すべては魔王の策略通り。 ただ一夜を共にする、そんな甘い話があるわけなかったのだ。 「まだ少し残ってるわね」 勇者の子供ペニスを凝視しながら顔を近づけてくる魔王。 残ってる……という言い方からして、勇者の背筋を嫌な予感が這い上がる。 「や、やめてくれっ……!」 後ずさるように足をばたつかせるが、すぐに腰を掴まれて身動きが取れなくなる。 ただでさえ実力差があったのに、さらに今は大人と子供のような体格差もある。 魔王にとっては赤子を押さえつけるようなものであり、勇者は身体をよじることもままならなかった。 「んっ……ちゅっ」 彼女は小さな亀頭にキスをするように唇を触れさせ、すぐに細い肉棒ごと一気に咥えこんだ。 「じゅるっ、じゅぷっ、んちゅ……」 フェラチオと呼ぶのも躊躇いたくなるような、未熟な肉棒へのオーラルセックス。 しかし子供サイズの肉棒でありながら、淫魔の口淫が的確に責め立てていく。 勇者は飲まされた精力剤の効果で勃起も収まらず、何度も射精した敏感チンポが耐えきれるわけなく—― 「あぁっ!」 ぴゅるるっ! 30秒ほどであえなく果ててしまった。 空撃ち気味のペニスから、すべてを出し切るように薄い精液が迸る。 魔王は口腔を使ってそれを吸い出しながら、さらに舌先が刺激を加えて残っていたものすべてを吐き出させていく。 射精をするのがまずいと分かっている勇者だが、わかっていてもなお止められない。 畳み掛けるような絶頂の連続に、ただイくことしかできなかった。 ちゅぱっ 「ん~、ごちそうさま♡」 魔王の唇が離れたときには、そこにあったはずの男性器は完全に消失していた。 「素敵なおまんこができたわね」 「そんな……」 代わりに股間についていたのは、縦に走る一本の割れ目。これが女性の象徴だということは一目でわかる。 体躯は子供のように小さく薄いまま、今の勇者はどうみても二次性徴前の少女だ。 「じゃあ、次は私の番ね♪」 「え……うわっ!?」 ドサッ! 魔王は固まっていた勇者を押し倒し、完全に体勢が逆転する。 同時に股間からムクムクと持ち上がっていく、淫魔のふたなりちんぽ。 今の勇者の腕くらいあるだろう太さと長さをしたそれは、血管がとぐろを巻くように肉竿に絡みつき、亀頭もパンパンに張り詰めている。 その性欲は、すべて勇者の股間に向けられていた。 彼女がずっとベッドの上で受けに回っていたのはこのときのためだったのかとようやく理解したが、もう遅い。 「や、やめっ……あぁっ!」 パニックと恐怖心で、全力で暴れようとする勇者。 しかしマウントを取られ、抑えつけられた腕は微動だにしなかった。 純粋な力でも勝てるわけがないこの体格差。 舌なめずりをしながら迫ってくるふたなり魔王に、勇者は今まで抱いたことのない恐怖を覚えた。 「出来立てマンコの初めて、美味しくいただくわ♡」 熱く張り詰めた亀頭が、勇者の股間にできた割れ目に触れる。 小柄な少女のような体躯では、そこも腕ほどの巨根を受け入れるようなサイズにはなっていない。 しかし魔王はお構いなしとばかりに、ギチギチと押し拡げながら強引に押し込んだ。 ズブブリュッ! 「んごぁっ!?」 途中から一気に突き込まれ、呻くような声を上げる勇者。 内側から押し上げられたために、ボコリと下腹部が盛り上がる。 お腹の中をかき回されるような感覚とともに引き抜かれて、また挿入。 ズブッ、ブチュッ、バチュッ! 「んっ、ぐっ、うぅっ……あひっ♡」 強引にもほどがある、蹂躙ともいえるピストン。 しかし苦悶に満ちていたはずの勇者の声が、徐々に艶めいていく。 淫魔の体液、鈴口からよだれのように溢れだす先走りによって、その女陰は強制的にふたなりチンポに慣らされつつあった。 こんな状況でこんな犯され方をして、それでもなお快楽を覚えてしまっているのが気持ち悪くて仕方ない。 勇者も頭では分かっているのだが、どうすることもできず喘ぐしかなかった。 「射精すわっ♡」 ドビュルルルル……ッ! 魔王の絶頂とともに、ひときわ膨れ上がった肉棒が脈打ちながら熱くドロドロとしたものが体内に注ぎ込まれてる。 「いっ、あっ……あぁっ♡」 そして、勇者も絶頂を迎えていた。 射精をしているわけでないのに、全身がガクガクと痙攣して止まらない。 下腹部から全身に広がっていく、圧倒的な快楽の濁流。 「女の絶頂、すごいでしょ」 「ひっ……あっ、うぁ……♡」 ビクビクと余韻に震わせている勇者。 小柄な身体には収まりきらないのではないかと思えるほどに大量の精液が注がれ、腹部が妊娠でもしているかのように盛り上がる。 下腹部の精を放たれた器官……膣と子宮だろう場所が、勝手にキュンキュンと収縮を繰り返している。 「……あ~、気持ちよかった♡」 ジュポッ 長い射精が続いたのちに股間から魔王のペニスが引き抜かれ、割れ目からわずかに白濁液が溢れだす。 作られたばかりの女性器、その子宮をなみなみと満たすように注ぎ込まれた魔王の精液。 男としてのすべてを失った肉体に、魔王の力が染み渡っていく。 それを吸収した勇者の肉体に、さらなる変化が現れた。 ムクッ 唐突に、薄くなった胸が盛り上がる。 胸板が厚みを増したのではなく、左右に形成されていくのは柔らかな膨らみ。 くわえて小柄だった身体がどんどん大きく、大人のものへと変わっていく。 失われたものを取り戻すように、急速に成長していく身体。 ……しかし、本来の勇者としての肉体とはかけ離れた方向だった。 ムグッ、ググッ、ムチッ! 「え、あっ、ちょっと……」 両手を押し返すように、指の間からも溢れだしていく乳肌。 膨らんでいくそれを抑えるのに躍起になっているうちに、全身の変化はほとんど終わってしまった。 「立派な巨乳じゃない」 勇者の胸を見つめて笑みを浮かべる魔王。 彼女やメイドほどではないが、平均の女性の胸をはるかに上回ったサイズの乳房ができあがっていた。 腰にはくびれも形成され、太腿と尻がベッドの上で柔らかそうにたわむ。 どうみても成熟した女性……それも、今まで勇者が旅の中で目にしたことがないほどの極上の女体だった。 ぶるんっ! さらに女性器の上あたりから、ずるんと伸びあがった肉の棒。 それは、勇者にとってよく見慣れたものだった。 「ち、ちんぽが……?」 先ほど魔王によって失われたばかりのものが、その股間に戻ってきている。 しかし見慣れた自分のものとは、どこか印象が違うようにもみえた。 女体についていることが前提のような、どこかむっちりと肉感のある見た目。 そして萎えているにも関わらず、太さも長さも男としての勃起時よりも大きい。 まるで、ふたなり淫魔たる魔王の逸物のような……。 「ぐっ、今度は何がっ……!」 立て続けに起こる肉体の変化は、観察する時間を与えてはくれなかった。 勇者の頭や背中、尻と腰の境目あたりに、何かが蠢いているような、出口を求めているような強烈な違和感が生まれて一気に膨れ上がっていく。 自らの身体を抱きしめながら苦悶に歪む勇者。そして—― ビリッ、ズリュ……ブワァッ! 「あああぁぁっ!」 皮膚を破るようにして生えてきたのは、本来、人間には存在しないはずの器官……翼と尻尾だった。 「え……」 理解ができずに、生えたてのものを触る。 乳房、羽、尻尾、ふたなりペニス……人間にはあり得ない器官の数々が、鮮明な感覚をもって自分の肉体についている。 頭に手をやると、側頭部からは一対の角さえ生えていた。 それはどうみても、魔王と同じふたなり淫魔の肉体。 人類の希望たる勇者が、魔物に成り果ててしまった。 「そんな、どうして……っ!?」 あまりのショックに呼吸が浅くなる。 理解が追いつかず、叫びたくなるような衝動が全身を包み込む。 しかし、身体はそれに応えるだけの余裕がなかった。 「あ……」 フラッ 「あらら、眠っちゃった」 絶頂による体力の消耗、連続する肉体の変化、そして強烈な精神的負荷……。 勇者の心身は限界を迎え、崩れ落ちるようにベッドに倒れ込み、そのまま気を失ってしまった。


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