個人的な文章の書き方(3)
Added 2020-08-24 17:11:45 +0000 UTC・書かなくても伝わることは省く プレバトという番組をご存知だろうか。俳句の添削で有名だが、ここで結構出てくるポイントに「省略する」というものがある。 17文字に詰め込むゆえの技術でもあるが、個人的にはssを書くときも参考にしている。 具体的には 「俺は~~~~~」 と彼は言った。 という文があったとして、2行目の情報はかなり余計な要素が多いことが伝わるだろうか。 基本、一人称や口調でキャラの誰が発言したかは分かるようになっているのに、2行目は「誰が言ったか」のみの情報しかない。要するに繰り返しているだけなのだ。 もちろんこれが絶対に悪いというわけではないが、自分は極力避けるようにしている。例えば 「俺は~~~~~」 彼は覚悟を決めたようだった。 のように、2行目にも意味のある情報を入れることで解決を図ったりする。こうすることで新たに彼の表情や状況が読み取れるようになる。 他にも 僕は両手で自分の胸を揉んだ と書きかけて「揉むのは両手だから、書く必要ないじゃん!」と省略したこともある。くわえて「僕」「自分」も微妙に重なっている。 自分の胸を揉んだ で伝わるわけだ。ここまで省略すると味気ないので、「柔らかい肉の感触とともに指が沈み込んでいく」みたいな視覚・触覚の情報をつけ加えて文章としてエッチにみえるものへ推敲していくことになる。 慌てて胸に手を当てると、ムニュリとした柔肉の感触とともに自分の指が沈み込んでいく。 みたいな文章になると、HNZMのssらしくなったのではないだろうか。 省略する⇒他の文章と組み合わせる のような手順の組み合わせで書いているつもりだ。 俳句ほど省略しているわけではないが、自分なりに読みやすくエッチな文章になるよう工夫しているつもりだ。 (終)