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[全体公開]巨根デブの日2024 おじさんバイオラバー化(SS付き)




仕事から帰宅した私はまず真っ暗な部屋の明かりをつけた。私とルームシェアをしている男は今日も帰っていないらしい。


私の友人でもあるその男は珍奇な科学者で、ふらふらと外出したまま帰ってこなかったり、大学の研究室に引きこもり研究に熱中して数日間留守にしたりするのはしょっちゅうなので、普段であれば私も特に心配したりしないのだが、LINEのメッセージすら返ってこないのは珍しい。


事故にでも遭ったのだろうか…

落ち着かない気持ちのまま着替え終わってうろつく私の目に、友人の代わりに居間の隅に鎮座する見慣れないソファが映った。

磨き上げたばかりと主張するかのようにつやつやと明かりを反射する、新品であろう黒いソファだ。

革貼りかと思ったが、皺の少なく異様に滑らな表面は鼻を近付けるとうっすらとゴム質の匂いがして、その座面にはメモが乗っかっていた。


『俺の開発した新素材で作ったソファだ。 座って感想を聞かせてくれ』


簡単なメッセージの文末に添えられた友人のサインを見て私は鼻を鳴らした。

どうやら無事らしい。 心配をして損した。


友人の希望通り、私はテレビをつけてソファに腰を下ろした。

ゴム質の軋む音が響くが、その音は何故か私に生き物が漏らす快感のため息に似たものを感じさせた。

腰は深く沈み込んでいくが、適度な弾力性が私の体重を押し返し、自然と楽な角度で身体が支えられる。

しばらくテレビを見ながら肘掛に体重をかけたり、身体を斜めにしたりと姿勢を変えていたのだが、そのたびにゴムの軋む音とともに座面や肘掛、背もたれの柔らかさや角度が適度に変形し、無理のない快適なフィット感を与えてくれる。


機械が仕込まれているようには思えないが、これが新素材とやらの特性なのだろうか?

「うん、こりゃすごいな。 大した発明じゃないか」

友人が帰ってきたら大層褒めないとな、と考えつつ肘掛を軽くさする。 素肌で触れるとずっと撫でていたくなるような心地よい感触…。


そのとき、脈を打つように肘掛の表面がどくんと跳ねた。

そして私の動きとは関係なしに黒いソファは蠢き、私の身体を飲み込むかのようにさらに深く沈み込ませる。

「な、なんだなんだ!?」

ソファはさらにダイナミックに変形していく。膨張した肘掛が変形し、元の形状を一切無視して伸ばされ、拡張し、私の腕や膝、胴に覆いかぶさり包み込んでくる。

ソファらしき形状の黒い塊に半ば身体が埋め込まれたようなかたちになり、私は一瞬恐怖した… が、次に訪れた感触は私を恍惚に導いた。


私を包んだ黒い物質は微弱な振動とともに各部位を程よい力強さで揉み、撫で始め、さらには衣服の下にまで潜り込み、わずかに体温の移った程よい冷たさの滑らかなゴム質が私の身体をもてあそぶ。

突如始まった思わぬマッサージに全身の疲労が解きほぐされていくのを感じ、私はその気持ちよさに声を漏らしてしまう。


だが、その黒いゴム質が私の下着の中にまで入り込み、熱を帯び硬くなり始めたペニスまで奉仕を始めようとしているのに気付いた時、私は慌ててもがいた。

「そ、そこはいい! もうマッサージは終わりでいいから!」

四肢をじたばたと動かすとそこまでがっちりと固定されていたわけではなく、黒いゴム質がぐにょぐにょと引き伸ばされつつも抜け出せる感じはしない。 何かスイッチのようなものはないかとゴムを引き伸ばし両手の指であちこちをつついたり触れたりする。


するとまたしても変形が起こり、私の開いた両脚の間で、座面がむちりと柱のように盛り上がり……変形して出来上がったそれに、私は抵抗するのも忘れあんぐりと大口を開けて呆然とした。


先端がぷっくりとキノコ状に盛り上がり、中央には穴が開いている。 私の太腿ほどの太さがあり眼前にまで高く伸びるそれはどう見ても生き物のペニスだ。


一瞬びくんと黒いゴム質のペニスが震えると、ごぶっと音をたてるほどの勢いで穴から黒い粘液が迸り、天井に叩きつけられる。

なんだこれは? まともに考えることもできない私はその粘液の行方を呆気にとられたまま見るしかできずにいる。

黒い粘液は天井から垂れ下がることもなく、天井に貼り付いたままひとりでに動き中央に集まり、黒いゴムボールのように固まるとようやく床に落ち、そしてまたもひとりでにソファの足元に転がると黒いゴム質の中に溶け融合していった。


そうして私はようやくソファの動きが既に停止しているのに気付いた。 身体を包みこもうとしていたゴム質も、今はもう何の抵抗もなくするりと抜け出すことができた。

「な、ななな、な…」

私はソファから後ずさりし、よたよたと離れ床に尻もちをついた。 その眼前でまたも黒いソファが蠢き、変形していく。

黒い物質が液体のように流動しうねる。 ソファの底部が渦巻きながら2本の太い柱になり、床についたそれぞれの先端から丸っこい5本指が生え、足の形状が出来ていく。

座面が幅の広い腰とぽっちゃりとした腹に、生えたままのペニスはそのサイズ感のまま股間に収まり、3本目の太腿かのようにぶら下がる。

肘掛と背もたれがねじれながら膨らみ、丸っこいシルエットの胸部と両肩になると、そこから球体が生え、人間の頭部らしいディティールが出来上がっていく。


黒いゴム質のソファの形はすっかりとなくなり、その代わりに立っていたのはシルエットだけが見慣れ、実質は全く異なる全身が黒いゴム質で出来た友人の姿だ。

真っ黒いツヤツヤとしたゴム質で出来た顔面が光沢を揺らしながら見慣れた笑顔になり、僅かにゴム質の軋みの混ざった聞き慣れた声で言った。


「うーん、悪い悪い。 まさか座られるとこんな気持ちよくなっちゃうとは思わなかったぜ」

「……あ…… あーー、つまり君は…」

私は何を言っていいのか分からずとりあえず友人の名を呼ぶと、友人の形状をした黒いゴム質の存在は意外なことを聞かれたという表情になった。

「もちろん! あ、ひょっとして結構カタチが違っちゃってるかな…」

と言いながら、それは顎に手をやりつつ、人間とは異なるメカニズムを感じさせる流動体じみた動作で身体を軽くひねって自分の肥えた肉体を見下ろした。


運動不足で脂肪のたまった太く膨らんだ腕や脚、たるんだ胸や腹は、黒いゴム質で出来ているせいかややハリを感じさせ、体毛のなくなった滑らかすぎる表面に光沢をうねらせている。

丸っこい童顔も見慣れた友人のものだが、黒くつやめく肌のせいで印象は変わるし、細かいシワや無精ヒゲもなくなり若返っているようにも見える。

白髪交じりでぼさぼさだった髪はゴム質の太い房のあつまりのようになって頭部から生えていて、まるでなにか漫画やアニメのフィギュアの髪のようだ。

太腿の間でぶらぶらと揺れている太いペニスはやや落ち着いたサイズになっていたが、それでも普通の人間よりずっと大きい。


一応友人のカタチに見える。 大体合っている。 だが…

「問題なのはそこじゃないだろう!」

私は叫んだ。 異様な存在だが、細かい癖や喋り方、表情は確かに友人のもので、ようやく私はこの黒いゴム状の何かが私の友人であると呑み込めてきた。

「しばらく音信不通になったと思ったら、何でそんな… こんなゴムみたいな身体になってるんだ!?」

友人は合点がいったという表情で首を振った。 彼は自分が理解していることは他人もすぐ気付くだろうと早合点する癖がある。

「ああ、えーとな、バイオラバーっていう新素材の実験をしてたんだけど、ミスッて俺がバイオラバーそのものになっちゃったってわけ。 いやぁー死ぬかと思ったぜ。ははは。」

バイオラバーとやらになった友人はこれで分かっただろう、という調子で腰に手をあてあっけらかんと笑い、そして私は頭を抱えた。


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友人はバイオラバーという新物質を開発していたそうだ。

内部に神経系を持ち、外部からの信号等で自在に変形させることができるバイオラバーの研究に没頭し…

寝不足のまま何かの触媒に混ぜ、手を滑らせて自らの身体に浴びせてしまった。


突然変異か何かか、そのバイオラバーは友人を着衣ごと侵食し、溶かし始めていった。

「痛くはなかったっていうか気持ち良かったんだけどさ、チンコがめっちゃでかくなってさ、もう射精が止まんなくなっちゃって。 でチンコからバイオラバーが出てきやんの。ありゃびびったわ」


そうして完全に溶けた友人だがその意識は失われず、バイオラバーと同一化していたというのだ。

粘土の塊のようになった状態のまま彼は必死で動こうとするも、最初はただ痙攣することしかできなかったらしい。

やがて強く集中することでバイオラバーの神経に接続し変形できるようになったというのだが、そうすると今度はたがが外れたように、頭に浮かんだものに次々と勝手に身体が変形してしまうようになったのだと言う。


私は友人の体験を聞きながらぞっとした。 常人なら気が触れそうな感覚に違いない。 心配する私に友人は「めっちゃ楽しかったしめっちゃ興奮した」と返した。


そうして数日間、彼はバイオラバーそのものとなった自分のコントロールを学び、ようやくかつての自分の形状を取り戻すことができたらしい。 そしてどうにか帰って来て……早速私にドッキリを仕掛けてきたというわけだ。

「君はアホなのか」

「ははは」


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夜、私はくたびれた足取りでスーツケースを転がし、ビジネスホテルの自室に辿り着く。

出張は上手くいったが、今日はもうくたくただ。 私はスーツを脱いでハンガーに掛けながら友人に呼びかける。

「スーツケースはどうだった?」

「あんまり面白くないな。 包むならやっぱり生き物の方がいいなぁ」

スーツケースがぐにょりと変形して、相変わらず黒いゴム質のままのふっくらとした全裸の友人の姿になって立ち上がる。

そうして当たり前のように腹を窓のようにがばりと開くと、中から私の荷物を取り出し室内のデスクの上に置いた。


あれから数週間が過ぎた。

友人の身体は元に戻ることもなく、相変わらずバイオラバー製のままだ。

何にでも変形でき、傷を受けてもすぐに再生する肉体を活かしてスーパーヒーローになりたい! ……などと言い出すこともなく、悪事を働いてスーパーヴィランになるわけでもなかった。


思ったより平穏な生活のままだが…やはり変化は確実にあった。


シャワーを浴びて部屋に戻ると、友人の姿はなく、その代わりベッドマットの上にさらに真っ黒く艶のあるゴム製のマットが乗っかっていた。

私の姿を確認したのか、マットの一部が盛り上がると水面から頭を出すように友人の笑顔が浮かび、隣にぷっくりとした腕が生え手招きをした。

まだ水滴のついた裸のまま、私は黒いマットに乱暴に飛び乗る。 ゴムマットがぎちぎちと軋み、大きくマットがバウンドする。

横たわるとすぐにスポンジ状に密度が操作された柔らかい手がいくつも生え、私の濡れた身体を優しく舐めるように拭いていく。


あれ以来、友人は道具として使われる… さらに言えば、寝具や椅子などになって誰かに乗られたり、密着され、体重をかけられることにハマってしまったらしい。

それがバイオラバーになってしまったせいで発生したものなのか、元々彼の中に潜在的に眠っていた性癖なのかは分からないが、痛覚もなく、自在に変形し、触れられると気持ちのよいらしいその肉体は彼の欲求を増長させているようだった。

羞恥心やモラルも薄らいでいるのか、家の中で人間の形状をしている時はいつも全裸のままペニスを丸出しにしていたりもする。


だが人間の形状をしている時間は日に日に短くなっていて、大体カーペットになったり、仕事用の椅子になったりしている。 だが本人曰く、ソファやベッドになるのが今のところ一番いいらしい。

そうして今日も私の仕事についてきてまでベッドマットになっているが、これは別に彼だけの都合というわけではない。


今、私の首から下はもうマット内部に呑み込まれ、全身で友人の心地良いマッサージを愉しんでいる。

このまま眠ってしまっても友人は私の体重を受け止めつつ、理想的な睡眠姿勢の維持と体温調整をしてくれるだろう。


マット内に生えた濡れたように滑らかな舌が、私の勃起したペニスの裏筋を舐める。

私はくすぐったい嬌声をあげながら、お返しとばかりにマットの中で膝を立てて体重をかけ、両手でぎゅうとベッドの内部を握り圧迫する。

するとマット表面に見慣れたモノが生え、びゅるると快感を吐き出した。

自在に変形はできても、これは我慢ができないらしい。


そう、私ももうこの数週間で、友人以外のマットやソファで満足できない体になりつつあった。


おしまい

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巨根デブの日2024 参加イラストになります。

企画目録(ふぇちょ巧太さん) ->https://www.pixiv.net/artworks/124374832


珍しくヒト形状のままTF… ちょっと色々詰め込みすぎて

企画からずれてしまったかなと反省しております。


以下はおまけ色替え差分 + ボツラフ。





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Comments

ああぁ~♪良いですねー!

K.S//スコフィールド

こんなのになりたい♡

緑翼


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