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ザ・ドッグトレーナー #25『腕降ろし我慢・トライ一回目』(⇔24)

#25 「では、スタートします」  リサの背後に回ったソフィアはその様に告げると彼女のワキの横から右手を出し、目の前に用意しておいた脚の高いテーブルの方へと手を伸ばしていった。テーブルの上には目覚まし時計型のストップウォッチが置いてあり、ソフィアはその時計に向かって手を向かわせ、カウントを始めるボタンを軽くタッチして見せる。  すると、時計のデジタルがゼロから動き始め1,2,3と秒を刻み始める様子をリサは見る事となる。  カウントが順調に進み始める様子に目を奪われたリサは、そのボタンを押したソフィアの手が時計から引いていく途中で指の形を変え、くすぐりの形になった事に気付かなかった。ソフィアはリサが時計に気を取られている隙を突くように逆の手の指もくすぐりの形に変え、彼女のワキ目がけてその手達を同時に近づけさせて行った。  そして、万歳しているために伸びきってしまっているリサの腋の肌に指先が触れ始めると同時に、人差し指から順番にドミノ倒しのように折れていき…… ――コチョ♥ コチョコチョ♥  と、肌に爪が掠る刺激が連続するよう繰り返し触って、その部位へのくすぐりを開始した。  その刺激を受けたリサは身体を大きくビクつかせて…… 「ギャハッッッハッ!? ちょ、やっ!! いきなりぃひぃィぃィっ!? くすぐりィヒヒヒヒヒぃぃぃ!?」  と引き攣った笑いと悲鳴を吐き出すと共に、吊り革の根元をガシャガシャ言わせる程に腕を左右に振る動きをさせて刺激を嫌がり始めた。 「あがぁははははははははははははははははは、ヤバぁぁはははははイぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、くすぐったぃひひひひひ! ワキぃめっちゃくすぐったいぃィヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、んぁははははははははははははははははははははは!!」  優しくさすったかと思えば、ワキのど真ん中を鷲摑みにする様に激しくガシャガシャとくすぐったり、親指以外の指でその窪みを愛撫するように撫で回し始めたり……  ワキの中心から外側に向けて爪先を立ててなぞり始めたかと思えば、腋の端を二本の指で摘まんでムニムニと軽くマッサージして見せたり…… 「おぁははははははははははははははははははははははは、だ、ダメっへへへへへへへへへへへへへへへへ!! それ、こそばぃひひひひひひひひひひひひひひひひ、あ、やめっ! ソコなぞるの反則ぅふふふふふふふふふふふふふ、だは~~~っははははははは、ソレも駄目ぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  ワキの肌をこねくり回すかのように力を込めて肌を揉みしごいて見せたり……  くすぐりが開始されて短い時間しか経っていないが、ソフィアはワキという部位に対して様々な刺激を送り込んでリサの反応を伺う責めを行った。 「ほら、そんなに暴れてしまっては手を放してしまいますよぉ? 笑うのは構いませんが身体の方はもっと大人しくしてください。暴れたら私がくすぐり辛くなっちゃうじゃないですか~。ほらほらぁ♥」 「ギャハッッッ!? はひゃああぁぁぁぁああぁぁ!!! やめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いきなり強くしないでぇへへへへへへへへへへへへへへへ!! 耐えられないぃィひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  暴れられたらくすぐり辛くなるとソフィアは言っているが、縄によって雁字搦めにされているリサがくすぐりから逃げる為に暴れようとしても出来ることはたかが知れている。  せいぜい足をモジモジさせたり、顔を嫌がるように左右に振ったり、腰を反らせるくらいに突き出して少しでもソフィアの手から逃れようとしてみたり……  吊り革を握らされている範囲で出来ることはその程度しか許されていない故、結局背後に密着しているソフィアの手から逃れるなどという事は一切出来ていない。いかに身体を振って逃げようとしても、ソフィアの手が常にワキに接触している為逃げても逃げても彼女の手はくっ付いてきてしまう。 暴れても少しだけくすぐられる位置が変化するだけで……くすぐったいのには変わりがない為なんの解決にもならない。むしろ暴れている分体力を消耗してしまうのだから不利にしかならない…… 「ひゃはぁ~~はははははははははははははははははははは、うひゃはははははははははははははははははははは、苦しいぃひ、いひいひいひィィィィヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ! もう苦しいぃぃひひひひひひひひひひひひひ!! 笑うの苦しくなってきたぁはははははははははは!!」  体力を消耗するのが良くない事はリサ自身が一番良く分かっている筈だが、ソフィアのくすぐり方があまりに容赦がない為どうしても暴れずにはいられない。  くすぐったい刺激があまりに辛すぎて……少しでも身体を動かしていないと僅かな気すら紛らわす事も出来ないのだ。 「柔らかくて張りも良くスベスベした……良いワキですね♥ くすぐっているこちらも、指触りが良すぎて気持ち良くなってしまいます」  目の前で暴れているリサに対して、ソフィアは冷静そのもので両手だけを動かし彼女のワキを責め立てている。顔は彼女の耳横に口を近づけるように突き出し、メイド服から僅かに膨らんだ胸は今にも彼女の背中についてしまいそうなほど接近している。ソフィア自身はくすぐっている自分の手を見て確認しようとはしていないが、その代わり彼女の視線はずっとリサの笑い狂う横顔を興味深そうに観察している。  まるで、苦しんでいるリサの反応を分析しているかのようにじっくりと……時折口の端を自分の舌で舐める仕草を見せながら、リサの必死な笑い顔に涼しい視線を向けている。  その静と動がくっきり分かれた調教の光景は、モニター越しから見ていても倒錯的なエロティシズムを生み……それを見ているあなたやエリナの頬に熱を宿し始める。 「にゃがぁははははははははははははははははははは、こんなのッっムリぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ! こんなの5分だって耐えられるわけがないぃぃひひひひひひひひひひひひひ!!」  責める側の静から生み出されるくすぐられる側の爆発的な笑いの動……このギャップの差は責めの手技がいかに優れているかを如実に表すバロメーターにもなっている。 「まだ1分と30秒程しか経ってませんよ? そんな弱音を吐いてもらっては困りますねぇ~~先が思いやられます」  目で見て確認しているわけでもないのに的確に奴隷の笑いのツボを探り当て、そのツボが一番効果的に笑わせられるよう刺激を徐々に誘導し……そして、最適なタイミングでそのツボを一気にくすぐり犯して確実に笑わせる……  そういう技術を言葉数少なくやりこなせるソフィアは、まさに責め手のお手本と呼ぶにふさわしい人材だと確信している。  人を技術で笑わせる天才だとあなたは評しているほどだ。  それほどにソフィアの責めはいつでも冷静で……そして冷酷なのだ。 「はぁはぁ、もうダメ! もう無理ぃぃひひひひひひひ! お腹痛くてぇへへへへへへ、笑い過ぎて吐き気がぁははははははははははははははははははははははは、酸欠で頭も痛いぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「そうですか……では、そろそろ手を放して貰いましょうか……」  リサはそのように零すと、激しく動かしていた手をピタリと止め手を少しだけ腋から離す仕草を取った。 「ハァハァハァ……はへ?」  くすぐっていた指の形はそのままに残し腋から距離を取った手は、リサのボディラインを舐めるように下へさがっていく。 「最初のトライですから、あまり長く頑張らせても……可愛そうですもんね?」  下がっていった手はやがてリサの腹部の括れへと移動を完了して止まった。そしてそのまま手が肌に近づいていき…… 「あっ……ひっ!? ちょ、手、手が……わ、わ、脇腹を……狙ってる!?」 「最初はコレでトドメを差してあげます。あまりの刺激の強さに……驚かないで下さいね?」  脇腹の括れに最初に触れた指は人差し指だった。その指は肌に触れるとすぐに押しの力がこもり始め…… 「いっ……ヒっ!? 人差し指が……脇腹の肌に……めり込んで……ひっ!? ひぃぃぃっ!!」   「ちなみにこの“脇腹のツボ”は……死ぬほどくすぐったいので……覚悟してください?」 「えっ!? ちょ、指が肌の奥の方まで……へひっっ!? いひっ!! や、やめ……」 「エリナは私のこの責めの事を“ツボ殺し”と呼んで恐れてますが……まぁ、エリナは元々脇腹が弱いから過剰に恐れていると言っても過言ではありません……」 「あっっはっっ! や、だっっはは、も、も、もう……くすぐったい!! 指がめり込んでるだけで……もう……堪らなく……くすぐったく感じて来たぁぁははははは!!」 「エリナはこれで発狂するくらい笑ってくれましたけど……貴女は……どうですかねぇ? 耐えられますか? この……ツボ殺しに……」 「あ、あ、あ、っはっっっ、や、だ……め……指が脇腹の奥で……蠢き……はじめ……っへ!!」 「さぁ、遠慮なく笑ってください? 私が……貴女の脇腹の奥に眠っている笑いの神経をほぐして差し上げますから……」 「ッっっ……はっっ!!?」 ――モニョモニョモニョモニョモニョモニョ! モニョモニョモニョモニョモニョ!! 「っィぇぁ!!!? ヂィあ゛ばッっ!!? いっっっっっぎゃああああぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!?!!」  それが始まった瞬間、リサの身体は……不自由であったにもかかわらず激しく腰を突き上げ、身体を弓なりに反らして甲高い悲鳴を上げ始めた。  そして、その身体が重力に負けて定位置にまた戻ってくると…… 「ぃっっぎゃああぁあぁぁあぁははははははははははははははははははははははははははははは、何コレぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! お腹の中ぁ弄られてるみたいぃィヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、ヤバイぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、こんなの耐えられる訳ないぃひひひひひひひひひひひ、フギャアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、ヒィィっっ!!!!!」  再び身体を突き出すほどの悲鳴を上げながら、堪らず激しい笑い声を吐き出す事となった。 「ギャアアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! やばっっははははははははははははははははははははは、手ぇへへへへへへ、掴めないぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! もう掴めないぃぃひひひひひひひひひひ、んあっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」  二度三度と身体を跳ねあがらせたリサだったが、足が浮くほどの暴れっぷりをそう何度も繰り替えせる程の体力を彼女が残せている訳もなく……丁度四度目の跳ね上がりのタイミングで、その手を吊り革から放してしまう事となってしまった。 「おっと……もう駄目でしたか? 案外あっけないものですね」  手を放すと身体はバランスを失い床に倒れ込みそうになるが、そこはソフィアがすかさず身体を支え床に激突するという事態は避けさせてもらえた。しかし、ソフィアはリサの身体を起こそうとはせずそのままゆっくり床に寝かせる様に置き、床から自力では立ち上がれないよう横たわらせる格好を強いた。 「ハァハァハァ……や、や、ヤバかった……今の……。人差し指、グリグリされただけなのに……ハァハァ……ゲホゲホ!」  身体を寝かせて貰え、くすぐりからも解放された事に安堵している様子のリサだが、ソフィアはそんな彼女に向かって取り出した新しい縄をすかさず近づけさせて行く。 「ハァハァ、え? 何? 縄?? また……手に縄??」  困惑するリサの、両手揃いで縛っている縄の間に新たな縄を絡め、その縄が解けないよう頑丈に結び目を作ったかと思えば、その縄を上に引っ張って彼女の腕を力づくで頭上高く上げさせる格好を強い始める。そして、高く万歳させた腕を今度は肘の所から曲げさせ首の裏まで手首を降ろさせたら、その手首に繋いだ縄をすぐさま背中に作っておいた結び目と合流させ限界まで縄を引っ張って固定を始める。 「ちょ、え? 腕が……動かせなく……なった!?」  腕の拘束を終えると、次は足首の縄の方にも同じように新しい縄を結び、腕同様に膝の部分を曲げさせカカトを尻に付けるくらいまで引っ張り上げてからその縄を腰の結び目へと繋いでいった。  腕は万歳しつつ手首は首の裏まで引っ張られ縄で固定された格好。そして、脚も膝から後ろに折るように曲げさせられ尻の所で固定された格好……となったリサの身体は、まるで胸を付き出すように曲げられた弓矢の“弓”の様な格好を床に寝そべったまま強いられている。  手も足も拘束された状態になってしまったリサは当然……自分の足で床を踏んで立つ事も、手を床について起き上がる事も……身体を方向転換させる事も叶わなくなってしまった。  まさに芋虫の様に地べたを這いずる事くらいしか許されない……この一瞬の間にそんな惨めな姿に変えられてしまったのだ。 「これは“ワキ晒し”という拘束の仕方で……その名の通り、万歳させたあと肘を折って手首を引っ張って固定させているから、これ以上腕を降ろせなくなります。その名の通り腋を晒すような格好を強いられるのでこう呼ばれていますが、くすぐりの罰を与えるには絶好の拘束方法だと思いませんか?」  縄を結び終えたソフィアは、よっこいしょ……と声を漏らしつつ、横たわるリサの背中側に腰を落として胡坐をかいて座った。  そして、横向きのままモジモジする事しか出来ていないリサの胸を鷲掴みにして、僅かに離れていた彼女の身体を自分の足元へと引き寄せて行った。  胡坐をかいて座ったソフィアの膝先にリサの背中と尻が当たる。丁度目の前に、拘束によって晒された彼女の“ワキ”がまな板の上に乗った魚のようにソフィアに調理される事を待っている。  ソフィアはそんな彼女の震えるワキに冷酷な視線を落としながら、ピアノ演奏者が演奏に入る直前に手を掲げるように両手を構え……そしてその手を一気にワキのラインへ運んでくすぐりを開始した。 「ちょっっはっっ!? やっっはっっっひゃああぁぁぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、やっっめっっっへひ!? またくすぐりィひひひ!? ちょ、やめてぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! 私動けない~ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、クヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、だぁ~っははははははははははははははははははははははははは!!」  まるでピアノを弾くかのように……リサの横になった腋のラインに手を次々に這わせて容赦のないくすぐりを披露するソフィア……。彼女の顔はその責めを楽しんでいる様子も見せず、淡々と『物から無理やり音を搾取している』という表情を作ってリサをくすぐっていく。 「ダァハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、やっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、逃げられないぃィひひひひひひひひひ!! 手足が動かせないからぁははははははは、逃げられないぃひひひひひひひひひひひひひ!!」  ワキの肌をくすぐる“コチョコチョ”という音が、リサの笑い声の激しさと混じって……一種の音楽を奏でているようにも聞こえる。  ソフィアの手はリサのワキという敏感な鍵盤を楽譜通りに撫でたり押したり弄ったりしているだけだ。それだけでリサからはピアノ以上の甲高い笑いの組曲が奏でられている。  この笑いは途切れることがない。ソフィアの演奏が終わるまで、譜面通りの笑いを吐き出し続けるのが、笑い楽器に成り果てた彼女の運命なのだ。  それを承知でソフィアは手を動かし続けている。抵抗できないリサの身体を逃がさないよう自分の足元に置き続けて、腋を……脇腹を……脇の下を……背中を……首筋を……。良い音色(笑い)が奏でられる箇所を探りつつ、目の前で指を動かし続ける。 「貴女が耐えられたのはたったの3分です。3分ですよ? 3分! 確かにトドメを刺すと言ったのは私ですが……それでもあんなに簡単に手を放してしまうとは……情けなさすぎてうんざりさせられましたよ」 「ハギャ~~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、やぁははははははははははははははははは、そんにゃこと言ったてぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、あんな事されたらぁははははははははははは、耐えられる訳ないぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「耐えられなくても耐えるのが奴隷です。我慢するのが忍耐であり奉仕です。貴女はそれが分かっていない! だから、こんな情けない時間で手を放してしまうんです」 「ひぃひぃ! やめでぇへへへへへへへへへへへへへへへへ、苦しいぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、お腹痛いぃぃひひひひひひひひひひひ!! くすぐるのやめでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「良いですか? 命令に背いて良いのはご主人様がそうしろと言った時のみです! あなたの判断で勝手に命令に背いてはなりません! ご主人様が笑えと言えば笑いなさい。苦しめと言われれば苦しみなさい。我慢しろと言われたら……死ぬ気で我慢なさい! それが出来なければ……貴女は奴隷失格です」 「ひゃはぁぁはははははははははははははははははははははは、我慢なんて出来る訳ないぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! そんなの普通の人間が出来る訳がっっははははははははははははははははははは!!」 「普通の人間という尺度を持つのもやめなさい! 貴女はもう……普通の人間として扱われないのですよ? 奴隷としての自覚を持ちなさい! 奴隷としての立ち振る舞いを学びなさい!」 「ひぃぃっひひひひひひひひ、やだぁぁはははははははははははははははははははははは、こんなのやだぁはははははははははははははははははははははは!! もう嫌ぁはははははははははははははははははははははははは、苦しいのも辛いのももう嫌ぁははははははははは!!」 「貴女はくすぐり奴隷になるんです! ご主人様の為にくすぐられて……ご主人様の為に笑い……ご主人様の為に尽くすんです! それが出来ないのならば、もっと悲惨な奴隷に成り下がりますよ? それで良いのですか?」 「はひひひひひひひひひひひひ、ぃえぁははははははははははははははは、これ以上悲惨ってなにぃ? コレよりも悲惨な事ってあるのぉほほほほほほほ? くぁはははははははははははははははははははははははははは!!」 「貴女には伝えていませんでしたが、この二日目の吊り革掴みの試験……これをもし成功させられなかったら、適正無しと判断して貴女の調教はキャンセルする事になっています」 「ひひひっ!? キャンセルぅふふふふふ?? コレ……終わるの? 失敗したらぁははははは??」 「喜ばないで下さい? 調教しても意味無しと烙印を押されて奴隷商の元へ送り返する事になるのですよ? そうなれば、貴女にはもっと悲惨な奴隷人生が幕を開けることになるのです」 「悲惨?? なんでぇへへへへへへへへへへへへへ? 何で悲惨な事になるのぉほほほほ??」 「調教を受け入れられなかった奴隷は『調教してもお金と時間が無駄になる』と判断され、より高額な値が付け直されて性奴隷の深部の市場に堕とされる事になります」 「ハァハァ、せ、性奴隷の……深部の市場?」 「そこでは、高値を払ってでも違法なプレイを強要したいと願っている買い手が、深部に落とされる女が現れるのを待ち構えているのです」 「違法な……プレイ?? 待ち構えている?」 「そこに居るのは……奴隷を道具以下の消耗品と考えている……サイコパスな買い手が殆どです」 「サイコパス……?」 「動物と交配させて妊娠させたいと考えている輩や……手足を切断して見世物小屋を作りたいと思っている輩……単に人形のコレクションの一つとして命を奪ってしまう輩もそこには居ると聞きます……」 「な、な、なにそれ? そんなの違法……っていうか、ヤバすぎじゃない! そんな世界が……まだ……あるって言うの? この下に?」 「ありますよ? 下を見ればキリがない程に……」 「こ、怖い……。そんなの……人間が住める世界じゃ……ない……」 「不幸な奴隷は最初からその地獄に堕とされる子も居るんです。貴女はラッキーな方なのですよ? そうはならなかったのだから……」 「わ、私が……ラッキー? こんなに……苦しんでいるのに?」 「しかし、そのラッキーも……適性が無いのであれば話は変わります……」 「つ、つまり……その……あの、吊り革を掴むヤツをクリア出来なければ……私は……」 「調教の適正無し……奴隷としての成長は見込めない……として、廃棄処分扱いでその地獄の底へ落とされる事になるでしょう」 「ちょ、え? う、嘘……よね?」 「嘘ではありません。あなたに与えられたチャンスは後二回です。これをクリア出来なければ……貴女は奴隷とすら扱われない……高額な粗大ごみとして売りに出される事になります」 「ひっ!? い、いや! そんなの……嫌……」 「私がいうのもなんですが……ルルシア様に見入られて……買って頂けたというのは、とても運が良い事だと思いますよ? 彼女は……奴隷をモノとして扱いませんし……気に入られれば愛しても下さるのですから……」 「奴隷を……愛して……くれる? ルルシアって……そんな人なの?」 「あくまで私の見て感じた感想です……実際の所は……分かりかねます」 「うぅ……。私……耐えなくちゃ……駄目?」 「耐えた方が……身の為ではあります」 「で、でも……さっきの……全然……耐えられる気がしなかった……けど?」 「耐えられなくても……意地でも耐えて見せなさい! それくらいも出来ないのであれば、ただの根性なしです」 「で、でも……私……ほんとにくすぐられるの……駄目で……」 「駄目でも、無理でも……チャンスは後二回……。せいぜい後悔しないよう試験を受けて下さい?」 「む、無理よ……私に……アレを我慢する事なんて……」 「ほら! お喋りタイムは終わりです! 罰は罰として最後まで受けて頂きますよ? 後15分! 今のうちに私のくすぐりに慣れておきなさい? そうしたら、次のトライは少しは頑張れるかもしれませんから……」 「ひっ!? 後15分もこの罰とかいうの受けるの!? う、嘘でしょ?」 「貴女は3分しか耐えられなかったのですから、罰が長くなって当然です!」 「ま、待って! もうちょっと……休ませて! お願っっはッ!? もう少しだけっへへへへへ!!」 「駄目です♥ お喋りした分も休憩したとみなしますからプラス2分させて頂きますよ? ほら、これに懲りたらしっかり笑って反省なさい! 自分の不甲斐なさを!」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥ 「ギャッッッはっ!? ひぎゃああぁぁははははははははははははははははははははははははははははははははは、そんなの酷いぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、2分くらいオマケしてよぉほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ!!」 「オマケなんてするわけ無いでしょ? この私がっ! いい加減学びなさいよ!」 「ひっっひぃぃぃっっひゃあぁぁぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、イギャアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! 死ぬぅぅふふふふうっふふふふふふふふふふふ、これだけで死んじゃうぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、くすぐり殺されちゃうぅぅ!!」 「馬鹿も休み休み言いなさい。殺すなんて事するわけがないでしょう? 死ぬ寸前までは笑わせますが死ぬには至らせませんよ! ほら、戯言はいいですからもっと笑って反省なさい! もっともっとお腹が捩れるくらい笑うんです! ほらぁ!」 「ぎゃっっはぁぁっっだぁははははははははははははははははははははははは、うぁはははははははははははははははははははははははははははははは、し、死ぬぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、いへひぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ」  何だかんだ言っても結局ソフィアは優しい。  罰を与えると言っていたのに、途中で呼吸を整えられる時間を設けてあげているのだ……その時点で、リサに対する情が見え隠れしている。  本当に徹底的な罰を貫くなら、手を止めて喋る事などしない。酸欠で死にかける程の負荷を加えて次の挑戦に挑ませるべきなのだ。  それに……かけてあげた言葉も優しい。  廃棄処分だの地獄の底だの怖い言葉を並べたが……結局はそこに堕としたくないという念があるからこそ、敢えてその情報を彼女に伝え奮起を促したと捉えられる。  何も知らなければ……きっと、彼女は“奴隷になる努力”などせずに、調教失敗として戻される事になっていただろう。しかし、戻された後が地獄だと知ったならば……少なくとも今日はこの試験をクリアしようと躍起にはなってくれるだろう。  これが……奴隷調教を受け入れるきっかけになってくれればいいのだけど……  ソフィアの言葉を救いの言葉だと変に捉えて、意図しない奴隷に成り下がらないことを祈るばかりだ。本来なら自分でその事に気付いて、考え方を改めていくのが当たり前なのに……時間が無い事でその促しも雑になってしまう。  時間が無いというのは……調教師からして天敵なのだとつくづく思い知らされる。 「ほら、もっと笑いなさい! 身体をジタバタさせて……もっと嫌がりながら笑いなさい! ココはどうです? 脇の下もくすぐったいでしょう? ほら、ほらぁ!」 「アガァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ひゃめへぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、死にゅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、クァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  しかし、時間が無いと言って文句も言っていられない。  文句を言っている時間すら勿体ないくらいなのだから……。  あなたやソフィアは調教を行いつつも短い時間で精査しなくてはならない。  リサが……本当にくすぐり奴隷としての成長が望めるかどうかの判断を……  その為には手を抜く事は許されない。  調教失敗になると分かっていても、徹底的に彼女への責め手は緩める訳に行かない。  ここが……この二日目こそが……リサが奴隷としての道を自分で歩みだすか、自我を捨てきれず我を通し続けてしまう道を選んでしまうかの分岐点だ……  それはソフィアも痛い程に理解している。  だから彼女も手を緩めない。  リサを失格に誘おうと……本気の責めを行ってくれる事だろう。  リサの適性は、それくらい追い詰める状況に置かないと炙り出せない。  だから可哀想だから手を抜くという考えはもってのほかなのだ。 「あっっっはははははははは、助けてぇへへへへへへへへへへへへ、誰か助けてよぉほほほほほ、ひはっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは」  あなたはソフィアに指示を出さなければならない。  二回目のトライ……リサに対してどのような責め方をして彼女を“失敗”に誘ってやるかの筋書きを……  そう、二回目のトライもリサにはクリアなどさせるつもりはない。本当に大事なのは三回目のトライの時なのだ。  もう後がなく……追い込まれた時……リサがどのように奮起して見せるか? それを見れるのは三回目であり二回目ではない。  だから、次の二回目のトライは……リサに更なるトラウマを植え付けてやるつもりだ。  どのようなトラウマにするか……そこが考えどころだ。  最初から激しく責め立てて、本当に自分の力じゃ耐えられないじゃないかと悟らせるトラウマが良いか……それとも、あと少しでクリアできたのに、結局耐えられなかった……という後悔のトラウマの方が良いか……  あなたはそれを選んでソフィアに行わせる事が出来る。  まぁ、どちらも絶望を植え付けられる事には変わりがないだろうが……その絶望の匙加減は慎重に選んだ方が良い要素だと思っている。  なにせ……三回目のトライの時のモチベーションにも関わる事なのだから……。  すぐに耐えられなくなったという圧倒的な絶望の後に長めの罰を与えるという鬼畜なコースを味合わせてやるのが良いか……  もう少しだったという儚い希望を持たせて、短い罰の後に最後の奮起を促してやるのが良いか……  あなたはリサの笑い苦しみ歪む顔を眺めながら、ソフィアに与える指示をどちらにするか考えた。  リサにとってどちらの方がより良い選択になり得るか…… 「ひぃひぃひぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひ、いひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっはははははははははははははは、ぅはははははははははははははは」  あなたは、ソフィアの罰が終わる頃合いを見計らって、彼女に二回目のトライに際しての指示を送ることにした。  あなたは彼女に…… A:『序盤はねちっこく焦らしを入れて我慢させ、後半になったら一気に本気の責めで落とせ』と指示した。→#26へ B:『序盤から本気で責め立てて短い時間で手を放させ、罰の時間が長くなる様仕向けろ』と指示した。→#27へ


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